レントゲンとかMRIとかフリーズドライとかを活用して、タンパク質を読む

すっかり話が逸れてミネラルやらビタミンの話が続いていましたが、その派生元であったタンパク質ネタに戻りましょう。 どこからの続きかというと、田中耕一さんが重要テクニックを開発したことでおなじみ、質量分析(マス解析)の話をしていまして、「もう1…

ビタミン界最強の効果を誇るビタミンDと、その他脂溶性ビタミン

ビタミンB群とビタミンCに触れ、水溶性ビタミンの話を終えていました。 続いてはアルファベットの順番的にビタミンDですが、実はこいつも以前、サプリについてちょいちょい見ていたときに、「サプリ大国アメリカで圧倒的断トツ人気(全米サプリランキングNo.…

ビタミン界の代表・ビタミンC

前回まででビタミンB群について、欠番含めB1~12まで見終えていましたが、続いてはビタミンC……何気に水溶性ビタミンとして知られているものはビタミンB群とビタミンCのみなので、これで水溶性ビタミンは全て出尽くすことになりますね。 ただ、ビタミンCはB群…

ビタミンB(後半6つ)と、飲んでた思い出

前回はビタミンB1~B6まで、ごく簡単に構造や多く含まれる食品なんかを見ていました。 続き、残る6つ(半分は欠番ですが)についても、ごく浅~い紹介で、とっとと終わらせちゃいましょう。 ・ビタミンB7 ビオチン:生化学実験でもめっちゃ使う! https://ja…

ビタミンB!!(前半6つ)

唐突に始まっていたビタミンシリーズ、光と色の感知に役立つビタミンAを終え、続いてはビタミンBにいってみましょう。 しかし、ビタミンB群と称されるこいつら、無駄に数が多いんですよね…。 今でも必ずビタBとして分類されるものが8種類(以前の記事で、医…

せっかくだから目についてもう少し

前回の記事では、目が光を認識する仕組みについて、網膜>視細胞(桿体と錐体の2種類)>視物質ロドプシン(オプシン+レチナール)と、順番に細かいものを見ていました。 そして最後に「このネタがふと思いつきました」と、盲点についておもむろにドラえも…

物を見るとは

前回はビタミンAの素(もと)となるカロテノイドの構造なんかに触れていましたが、こいつらが実際、現実世界でどうやって働いているのかを、ごくごく簡単に、高校生物の範囲内ぐらいの話で見ていくとしましょう。 何度も書いている通り、ビタミンAすなわちレチ…

β-カロテン\ベジータベータ/

ビタミンAは光・色の認識に重要な栄養素であるという点から光の話に派生しており、もうどこまでいってどこから再開だったかまったく覚えていませんが、途中になっていたビタAの話の続きに戻るといたしましょう。 簡単に振り返ると、ビタミンAというのは、ま…

最後の光

前回は余談でCDのレーザーとかの話をしていましたが、余談の本題である光としてのレーザーに戻っていきましょう。 暗闇で色とりどりの光が線となって現れるあのレーザー光の画像を見ると、やはりコンサート会場とかが思い浮かぶのではないかと思います。 先…

CDとか、リモコンとかの話

前回はレーザー光について、さわり程度の浅い話を繰り広げていましたが、最後、これまた今まで見てきたものとは微妙に違う仕組み、具体的には電気を使わないで光るものを見て有終の美を飾るとしましょう。 …とその前に、前回の記事を自分で読み直してて思っ…

レーザー光、蛍光・蓄光、サイリウム!

ビタミンAから派生した色と光の話、まぁ正直ビタミンとかミネラルについて語るよりよっぽど面白かったんじゃない?って書いてて思いましたが(笑)、残る大したことないネタに触れて光については一区切りとしましょう。 LEDを使った製品…とは厳密には違うので…

明るいのと暖かいの、どちらがお好き…?

前回は光の歴史として、たいまつに始まり白熱球、蛍光灯ときてLEDの話をしていましたが(…ってそれよりむしろ、メインはテスラさんの話だったかもですが)、ついでなのでもうちょいその辺の発光物の話を見てみるとしましょう。 まず「LED電球はメリットしか…

発光!!そもそも物はどうやって光るのか…

光と色に関していただいていたご質問から1つ、ネタを膨らませられそうなものを取り上げさせていただきましょう。 Q9. 紫色の懐中電灯……そんなのあるの?! A9. まぁ紫色は視認性が悪いので、そんなものが市販されているとは思えませんが、理論上は普通に可能…

良い日傘とは…

前回はビタミンAの話から広がった光と色の話がさらに広がって、紫外線について見ていました。 ちょうど似たような身近な題材で、もう一つとても面白いご質問もいただいていたので、そちらにも触れてみるといたしましょう。 (なお、質問をいただいていたのは…

紫外線について

引き続き、光のご質問(聖なる質問みたいですが(笑))に触れさせていただくとしましょう。 Q6. 波長が短いほど光のエネルギーは大きく、波長が長くなるほどエネルギーは小さくなるとのことだが、じゃあ紫色に見える400nmの光は、色のあるものの中では1番エネ…

光の吸収とは?混ざるとは??

光と色に関する話でいただいていた質問、続きにいってみましょう。 (一部自分の作った想定質問も交えています。) Q3. (「光線の成分には色の他に強度もあり…」とか書いていたが)光の強さと波長は無関係なの? A3. 完全に無関係です。 顕微鏡を用いて分子…

光についてもうちょい:意外と脳はバカと思える錯覚画像

ビタミンAの話から唐突に横道に逸れて始まった光と色についての話、何だかんだせっかくならもうちょい丁寧に触れた方がいいかなと思えたこともあり、追加でいただいたご質問も交え、今一度まとめてみようかと思います。 ビタミンとか分子レベルの話より、も…

光と色の話、補足

前回の記事でビタミンAについてちょろっと触れるとともに、色と光についてツラツラと語っていました。 何気に説明が冗長で下手だったため(あまりにも回りくどい書きまわしが多かったこともあり、アップ後、微妙に修正しましたが、それでも全体的にやや分か…

ビタミンA:光を吸収して色をもたらす、とても大切な栄養

五大栄養素の内、三大栄養素以外のサブキャラであるビタミン・ミネラルについて、ここ何回かの記事でミネラルについては一通り見終え、前回からビタミンの話を始めていました。 ビタミンについても、我らが厚労省監修の日本人の食事摂取基準(2020年版)を参…

ビタミンについて見ていこう

ミネラルについて一通り見終えた所で、続いては五大栄養素の最後の一角、ビタミンについて簡単に見ていきたく存じます。 まぁ、例によって日本人の食事摂取基準(2020年版)に体系的にまとめられていますし、Wikipediaでも網羅的に詳しい情報がばっちり載っ…

ミネラルまとめ

日本人の食事摂取基準(2020年版)で取り上げられている13種のミネラルについて、ここ何回かにわたる記事で一通り触れ終えていました。 冗長ですが、各ミネラルについて、改めて一言まとめ・摂取基準(数値データ)の表・多く含まれる食品の例などなどを簡潔…

意外と重要だった、超マイナーミネラル3種

ようやく終わりを迎えつつある、日本人の食事摂取基準(2020年版)で取り上げられているミネラルを見ていこうシリーズ、残すは超ド級にマイナーな元素3つとなりました。 サクッと終わらせちゃいましょう。 11. セレン(Se) https://ja.wikipedia.org/wiki/…

ヨウ素について見てみよう

引き続き日本人の食事摂取基準(2020年版)で取り上げられているミネラルを見ていきましょう。 既に多量ミネラルは終え、微量ミネラルの話になっており、前回はマンガンを見ていました。 もうクソドマイナー元素に突入しつつありますから、書くことは何もな…

♪二酸化マンガン

改めて日本人の食事摂取基準(2020年版)で取り上げられているミネラルについて、前回は微量(マイナー)ミネラルの亜鉛と銅まで見ていました。 いよいよマイナー感も拍車をかけ、最早語ることも残っていないことでしょう、最後5種類を一気に片付けちゃいた…

亜鉛!銅!!偉大なる金属・ミネラル

前回に引き続き、日本人の食事摂取基準(2020年版)で挙げられているマイナーミネラルを順番に見ていきましょう。 多分、掲載されているのは、人体に含まれている量の順番ですね。 (…と思ったら全然違いました。でもまぁ元素の大きさも違いますしね(ナトリ…

マイナーミネラルも順に見ていこう

前回・前々回で、日本人の食事摂取基準(2020年版)で挙げられているミネラルの内、メジャー5種(Na、K、Ca、Mg、P)まで触れ終えていました。 (1点、上記資料を改めて読んでいて気付いたんですが、前回、リンは「摂取の推奨量が掲げられていません」と書い…

メジャーミネラル続き、カルシウム・マグネシウム・リン!

めちゃくちゃ中途半端な形になっていたミネラルの話について、前回は最重要ともいえるミネラルのキング&クイーンこと、ナトリウムとカリウムについてちらっと触れていましたが、早速続きに参りましょう。 なお、取り上げるミネラルは、日本人の食事摂取基準…

ミネラルについて

また1つ、前回書こうと思ってて書き忘れてた点があったのでそれから触れようかと思いますが、ナトリウムやカルシウムといったあんまり金属っぽくない金属の話をしていたのが前回だったんですけど、こいつらは、栄養学的な話ではミネラルと総称されるやつらで…

ソーダとか、カルシウムとか、合金とかのお話

なんだか毎度「前回書き忘れていた点の補足です」で始めている気もしますが、前回、金属の話をしたついでに触れようと思って忘れていた点があったので、本題に入る前に、簡単にまたその金属ネタに戻らせていただくとしましょう。 まぁ大した話じゃないんです…

金属を読めなかった思い出

ここ最近の記事で、有機物の特に高分子であれば、「それが何物か?」まで頑張れば分析できるという話をしていました。 加熱してみたときのカラメル化反応(糖)とか、タンパク質に反応するニンヒドリン反応とかそういった古典的な呈色反応にはじまり、もし核…