注射を怖がる子への対処法

前々回に触れていた「歯科治療不安への対処法」という記事の中から、前回は「赤髪の人が麻酔を多く必要な理由」なる話を見ていましたけど、前回冒頭で触れていた通り、その歯科治療不安記事には、他に目ぼしい話題としてもう2つ、「歯科恐怖症」と「注射を怖がる子供の不安を和らげる方法」という記事へのリンクも張られていました。

 

このうち前者は、よりお堅い感じのHEALTH LIBRARY記事で、無駄に長かったこともあり、流石にもう似たような話しかないでしょう…とも思えますからこれはスキップするとしまして、一方後者の記事は、より読み物的な感じのhealth essentials記事でしたけど、かなり短い!

 

まぁ、「記事が短くて喜んでるぐらいなら、もう読むのやめちまえよ」って話ではあるんですけど(笑)、まあまあせっかく続けていますしネタが尽きるまでは1日1クリ・クリ記事を見ていこうかなとしたい所で、とはいえ正直実際内容的には、

「いやいや、相手が子供とはいえ、本当に怖がって泣き叫んでる子に、こんな子供騙しの話が通用するか…?むしろ、こんなのも言われないと気付かないような人は、あんまり子育て向いてないんじゃ…」

という浅いものでしかないんじゃないかという気がビンビンするので、本当に「短いから読む」でしかないのが申し訳ないんですけれども(笑)、とはいえまぁ世界最大規模の医療機関による、子供のあやし方ってのを見ておくのも乙なものといえましょう。

 

ということで、今回はその、注射不安キッズを安心させてあげる方法まとめ記事を、サクッと参考にさせていただこうと思います(↓)。

 

health.clevelandclinic.org

 

子供の注射への不安感を取り除いてあげるには(Helping Your Child Get Over Shot Anxiety)

COVID-19の予防接種や小児科受診をスムーズに行うために、やるべきこと・やってはいけないこと

 

 

子供が注射針を怖がる場合、COVID-19予防接種や注射を伴う健康診断の受診に向かうことは、すぐに大泣きのメルトダウンに発展してしまいがちです。

COVID-19という新興ウイルスや、麻疹、水痘、破傷風といった長く存在している病気から、追加のドラマなしに子どもを守るには、どうすれば良いのでしょうか?

親として、あるいは世話係として、大人には重要な役割があります。受診前、受診中、そして受診後に私たちが何をするかによって、子どもの恐怖心を和らげることが可能となるのです―特に、現在5歳以上の子どもが接種可能なCOVID-19ワクチンについてはそう言えましょう。

まず、お子様に受診時の注意事項と、何が起こると予想されるかを伝えることから始めましょう、と小児科の看護師であるケイティ・クリーガーCNP(認定臨床看護師)がおっしゃっています:「針でワクチンを接種すること、小さなチクリとした痛みがあること、でもそれは健康を保つためであることをお子様に説明してあげてください。」

以下、お子様のCOVID-19の予防接種または医療受診のためのガイダンスをご紹介します。

 

子供が注射を怖がらないようにする7つの方法

  1. 正直に話す。ワクチンは一瞬チクリとするけれど、それは長くは続かないこと、そして病気にならないようにするものであることをお子様に説明してあげてください。
  2. 家から安心グッズを持参する。幼児のお子様であれば、診察中に抱っこできるテディベアや、注射を受けている間に眺められる本などがいいかもしれませんね。学齢期のお子様には、ゲームやビデオ鑑賞が可能な携帯電話が使えるでしょう。
  3. 事前に「練習」しておく。小さなお子様には、家でおもちゃの医療セットで遊ぶことで、医師が使う道具や器具に慣れさせることが可能です。
  4. 親御さんご自身も落ち着くように。お子様が不安にしているのを見るのは辛いものです。しかし、診察中に親自身が不安になることで、子供は更にナーバスになる可能性があるということが、複数の研究によって示されています。「親が怖がったり不快に思ったりすると、その感情が子どもに伝わってしまうんです」とクリーガー看護師が語っています。
  5. 小さな子は膝の上に抱っこする。そうすることで、安心させてあげることが可能です。
  6. 深呼吸を3回してみる。注射針を刺すことそれ自体よりも、予期することの方がより悪いことが多いのです。お子様が何が起こっているのか気付いていて、痛みを心配しているような場合は、リラックスするために大きく3回呼吸させてみてください。「咳のトリック」も、定期的な予防接種の際に、子供の痛みに対する認識を軽減することが示されています: ウォーミングアップとして咳をさせて、針を刺すときにもう一度咳をさせるというものです。
  7. 積極的に褒めてあげる。予防接種が終わったら、よく頑張ったね、凄いよと褒めてあげましょう。ご褒美にステッカーをあげたり、帰りに公園に寄ってタイヤブランコに乗って遊んだりしてみるのはいかがでしょうか。お子様がその日にまつわるポジティブな思い出を作れるように手助けしてあげてみてください。

 

避けるべき3つの行動

  1. 嘘をつかない。お子様がワクチンを接種することを知っている場合、そうでないことを伝えてしまうと、お二人の信頼関係が損なわれる可能性があります。同様に、「少しも痛くないよ!」というのも控えましょう。
  2. 怖い言葉は使わない。刺すや痛いといったきつい言葉を使うと、恐怖心を悪化させてしまい得ます。代わりに、ワクチンやチクリといった言葉を選び、また、これをするのは健康でいられようにするためなんだよ、と強調することを忘れないようにしてください。
  3. 脅したり叱ったりしない。たとえ叫んだり泣いたりすることがあっても、お子様を批判してはいけません。その代わり、お子様のそばにいて、すぐに終わるからねと安心させてあげてください。

それでもどう対処していいか分からない場合は、かかりつけの小児科医や看護師に、お子様が怖がっていることを前もって伝えておくと良いでしょう。小児科医や看護師は、自分なりの対処法を知っているはずです。(結局のところ、仕事でいつもしていることですから。)

複数の研究から、3分の2もの子供たちが注射針を怖がっていることが分かっています。しかし良いニュースもあります: 年齢が上がるにつれて、恐怖心は減少するという研究結果もあるのです。

だから、頑張りましょう―これもすぐに終わるものです。

 

まさにあまりにも予想通りの内容すぎて逆に驚きを禁じ得ないぐらいでしたが、本当に子供が泣き叫んで「嫌だ、行くなら舌を噛み切って死ぬ!」とか言い出したらどうすればいいのか……まぁ僕は子供を持っていないこともあり、また自分自身は泣き叫んで逃げようとするタイプでもなかったため、案外難しい気もしますね。

 

こういうことも試練として子供の成長につながるのではないか、という気もしますし、いずれにせよ泣き叫んで注射せずに済むゴネ得なんて絶対ありませんから(笑)、テコでも動きそうにない時はもう、本人が泣き疲れて電池が切れるまで待つのがいいのかもしれませんね(笑)。

 

それはそれとして、たまにほぼ完全無痛の予防接種とかもありますし、技術の発展で「より痛くない注射」の開発も期待したい限りに思えます。

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