前回の歯磨き記事に引き続きまして、今回は、「自分にとってベストな、ペーストこと歯磨き粉の選び方」という記事を参考にさせていただきましょう。
…まぁ、前回の記事で「正味どれも同じ。唯一、フッ素入りのを選べ、それ以外は大差なし」とロス歯科医が述べておられ、正直、「それで終わりぢゃん…?」って気もするわけですが(笑)、一応、短めではあるものの独立記事が存在していたので、せっかくなので見てみようかなと思います。
最高の歯磨き粉とはいかに…?!
最も合う歯磨き粉の選び方(How to Choose the Best Toothpaste for You)
本当に効果のある歯磨き粉を見つけるコツ
お店の棚に並んだカラフルな歯磨き粉の箱を眺めながら、どれが自分に一番合っているのか迷ったことはありませんか?あることでしょう、それではここで、より良く歯磨き粉を選ぶ際に役立つポイントについて、いくつかご紹介していこうと思います。
歯磨き粉を探していると、虫歯予防、歯肉炎、歯垢、知覚過敏、歯石、ホワイトニング、口臭予防など、様々な効能を謳っていることに気が付くのではないでしょうか。ご自身に合った歯磨き粉を選ぶために、歯科医のネイサン・ヤノヴィッツDMD(歯科医師)が、いくつかの秘訣を共有してくださいます。
「最高の保護効果を得るためには、少なくとも1000 ppm(※百万分率、この場合0.1%のこと)のフッ化物と、アメリカ歯科医師会(ADA)の承認スタンプの付いた歯磨き粉を見つけることです。それ以外のあらゆることは、個人の好みの問題です」とヤノヴィッツ歯科医が話しています。
歯磨き粉がどれだけ歯を綺麗にしてくれるか、そしてどれだけ口の中を爽やかに感じさせてくれるかということに帰着するわけですね、とヤノヴィッツ歯科医がおっしゃいます。もちろん、特定の歯磨き粉ブランドは、様々な効能を謳っています。混乱させられてしまうものかもしれませんね。
ホワイトニング歯磨き粉は本当に効果があるの?
「ホワイトニング歯磨き粉は、効きはしますが、短期的に顕著な効果を得るには、十分なホワイトニング成分が含まれていないことがほとんどです」とヤノヴィッツ歯科医が語っています。「しかし、長期間の使用は、知覚過敏を引き起こしてしまうかもしれません。」
市販の知覚過敏用歯磨き粉は、処方された歯磨き粉と同じように効果があるの?
知覚過敏の場合、いくつかの選択肢があります。市販(OTC)の知覚過敏用歯磨き粉は、少しお手頃な価格となっています。あるいは、もっとお金を払って、歯科医から処方される知覚過敏用歯磨き粉を手に取ることも可能です。
「OTCの知覚過敏用歯磨き粉は非常に効果的であることが証明されています」とヤノヴィッツ歯科医が語っている通りです。「私は、まずは市販品を出発点として使うことをお勧めしています。しかし、望む結果が得られない場合は、処方薬強度の歯磨き粉に切り替えることについて、歯科医に相談してみてください。」
歯磨きの後、水ですすぐべきではないの?
知覚過敏用の歯磨き粉を含め、どのような歯磨き粉でも、成分が歯と歯茎に十分に吸収されることを可能にするため、ブラッシング後には口をすすがない方がより効果的と言えます。とはいえ、普通はすすぎたくなるものですよね。さらに言えば、一般的に知覚過敏用の歯磨き粉は、通常の歯磨き粉よりも味が良くありません。
「どんな歯磨き粉でも、歯磨き後にすすいでしまうと、歯の再石灰化を助け、知覚過敏を軽減するフッ化物を洗い流してしまいますから、効果は最小限のものになってしまいます」と語るのはヤノヴィッツ歯科医。「実用的な指針としては、歯磨きの30分後までは、口をすすがず、飲食も控えるのがよいでしょう。私は、寝る直前の歯磨きを推奨しています。」
歯磨き粉は本当にエナメル質を修復できるの?
多くの市販の歯磨き粉ブランドが、エナメル質を修復できると宣伝しています。実際の所、それは可能ですが、歯の状態によるものとなっています。
「フッ素入りの歯磨き粉であれば、まだ虫歯になっていない歯のエナメル質の修復に役立ちます」とヤノヴィッツ歯科医が話す通りです。「しかし、ひとたび虫歯になってしまうと、全ては水泡に帰してしまいます。」
アロエベラ入りの歯磨き粉を試すべき?
歯磨き粉にアロエベラが配合されていると宣伝しているブランドを見かけることもあることでしょう。ここでもまた、それは意味があるのか、あるいは口腔の健康にメリットはあるのか、疑問に思われるかもしれません。
「アロエベラが従来の歯磨き粉よりも歯垢や歯肉炎を減少させたり、撃退したりするのに役立つという証拠はほとんどありません」とヤノヴィッツ歯科医が話します。「さらに、そのタイプの製品の中には、歯磨き粉の必須成分であるフッ素が含まれていないものもあります。」
活性炭や炭パウダー入りの歯磨き粉はどう?
比較的新しく市場に登場した活性炭入り歯磨き粉は、お店の棚やインターネット販売キャンペーンを賑わす最新のトレンドとなっています。一般的に、炭入りの製品を歯につけるのは避けるべきです。
「活性炭は研磨剤であり、炭を使用するメリットがあることを示す証拠はほとんどあるいは全くありません」とヤノヴィッツ歯科医が語っている通りです。「どちらかというと、活性炭は歯のエナメル層を傷つけ、長期的に知覚過敏を引き起こす可能性があります。」
フロスを使うことと並んで、良い歯磨き粉を使うことは、毎日のデンタルケアに欠かせないものだということを忘れないようにしてください。ペースト状、ジェル状、パウダー状のものは、歯ブラシのブラッシング力と洗浄力を高めてくれます。食後、歯茎や歯に付着する細菌の膜である歯垢を効果的に除去するために、歯磨き粉にはフッ素が含まれていることをしっかり確認するようにしましょう。
結局フッ素化合物以外どうでもいいんじゃないか(呆れ)……(笑)。
まぁ、「歯磨き後、口をすすがない方がいい」というのは、流石に全くすすがないと、何かフッ素化合物を飲んで摂取しすぎることになって身体に良くないとかないのぉ~?って気がするといいますか、それ以上に、アワアワの口でそのまま生活を続けるとかアタオカな気もしてなかなかできませんけど(笑)、完全に泡感ゼロになるまですすぎまくることはしなくても良さそうなのかな、というのは面白い点かもしれませんね。
僕は、最近何度か貼っている以前書いたこの記事(↓)で触れていた通り…
…日本にいた頃はサンスターのGUMを使ってましたけど、「あれ、日本って、規制でフッ化物は使えないんじゃなかったっけ…?」とか思って調べてみたら、ちゃんと薬用成分にフッ化ナトリウムが入っていました(↓)。
…あぁ、「規制でどうこう」は、「水道水にごく微量のフッ素を入れてる国もあるけど、日本は入れられない」って話でしたね!
ちなみに↑の記事で書いていた通り、日本から持ってきたGUMがなくなったらどうしようかと考えつつ、飛行機内に持ち込める小型サイズで一度試してみた、高めのCrestの歯磨き粉が地味に良かった、なんて経験があり、その後、ちょうどスーパーのクーポンで歯磨き粉が安くなる際、確か「10ドル以上で~」とかの条件だったため、10ドル以上する高めのをまた買ってみまして、今現在進行形で使っているのがこれなんですけど(↓)…
なんと2種類のペーストを使う2段階タイプで、説明にもある通り、1番ペーストで1分磨き、唾を吐き捨てて2番ペーストをつけてもう1分…という形でブリリアントなホワイトニングを達成するというもののようで、
「面倒そうだけど、成分を分けることで、これまで1チューブの従来品では実現不可能だった驚くべき効果があるかもしれないな、これは面白そうだ」
と思い試してみたわけですけど、「2液で磨き終わった瞬間、真っ白ピカー!」なんてこたぁなく、ぶっちゃけ、ヤノヴィッツ歯科医がおっしゃっていた通り、体感できる違いはありませんでした(まぁ当たり前ですけどね(笑))。
とはいえまぁ、もしかしたら多少の効果はあるのかもしれないものの、1液と2液の内容量が全然違っていて、「これ同時に使い切るの難しくない…?」と思いながら、まさに今毎日ペッと吐いた後、何となく1液2液の容量比ぐらいの差で2液を出して使ってますけど、上手く歩調を合わせられているかは不明ですし、2液は単なる透明ジェルで正直あってもなくてもよぉ違いが分かりませんから、
「こんな面倒な思いをするぐらいなら、とっとと2液を使い切ってもいいのでは…」
と心を痛め始めている状況です(いやそんなしょうもないことで心は痛んでませんけど(笑))。
ということで、結論は「フッ素が入ってれば問題なし」でいいのかな、って気がしますね(笑)。