分裂しよう!

前回の記事では……正直一体何を語っていたのかよぉ分からない内容でしたが(笑)、DNAが合成される様子(まぁ「DNAの合成」と書くと、何というか何もない所からDNAが産み出されるという印象を持たれるかもしれないものの、ヌクレオチドという構成単位が1つずつ…

詳しい仕組みはややこしい…でもそれが生命の神秘!

そういえば時間もなかったので触れていませんでしたが、ついに先日の日曜日(=3月第2日曜)から暗黒の冬時間は終わりを告げ、明るく楽しくみんな大好きなサマータイムがやってきました! そんなわけで日米の時差はまたまた13時間に縮まり、とはいえ無駄に時…

どうやってつながるの…?

前回の記事では、生命の本質といえるDNAについて、細胞の中では染色体と呼ばれる構造を(主にヒストンと一緒に)形成しており、こいつは教科書でよく見る「X」字型の物体なわけですが、より細かく見ていけば、ヌクレオソームと呼ばれる「ヒストンに巻き付い…

改めて、DNAやら遺伝子やら染色体やらについてなるべく分かりやすく…

おもむろに見始めていたDNAの構造全般の話…主に、細胞内においてメチャ長分子であるDNAをコンパクトにまとめている「ヒストン」というタンパク質と絡めて、少し細かい話に入っている形ですね。 まぁ僕自身の研究対象そのものズバリ…ってわけではないのですが…

そもそもヒストンとはどういう意味なんだろう?

前回から、DNAの沈殿(エタ沈)に端を発し、「DNAは別に塩水で溶けやすくなるわけではないと思うけれど、細胞の中で構成している『めちゃくちゃギュッと締った強固な構造体』はほどけやすくなる」という話から触れる必要のあった「ヒストン」について、少し…

ヒストン!

前回はDNA抽出実験における塩の役割について一人で勝手にお気持ちを表明していましたが、「塩水の方がDNAは溶けやすい」というちょっと不適切さを感じる記述において、「塩水の方がDNAは自由になる」という意味ならそれは正しいですね…などと言い、それに関…

塩の本当の役割は…?

DNAを沈殿させるためのとても便利な手段・エタノール沈殿について、誰にも聞かれていない細かな豆知識的なものをツラツラと書き連ねていました。 前回は関連して、「エタノールより遥かに比誘電率が低かった酢酸は、DNAの沈殿には使われないものの、兄弟分子…

お酢の意外な性質

水に溶けたDNAを目に見える形に抽出する手法・エタノール沈殿について、ポイントは塩と酒(アルコール)を加えるという点にあるわけですが、そこで使う物質は結構色々なものがあります…なんてことをここ何回かの記事で見ており…… とはいえ前回の記事では、「…

なぜメタ沈はないんだろう…?

ザ・細かすぎて面白くないエタ沈シリーズを続けていますが、ネタ不足・時間不足に悩む日々が続いているため、使えそうなものは使っていこうの貧乏性精神のもと、細かすぎるネタを続けさせていただきましょう。 「水に溶けたDNAを、目に見える白いカタマリに…

優秀な酢酸、無能なアンモニア

ここ何回かの記事では、水に溶けているDNAを目に見えるカタマリとして沈殿させる手法・エタノール沈殿(通称エタ沈)について見ている感じです。 まぁ今さらですけど、エタ沈ってのは何のためにやられるのかと言いますと、これは別にDNAを可視化して「これが…

塩も色々、アルコールも色々

前回の記事から久々に途中保留状態だったネタに戻っており、生命科学実験で汎用されるDNA精製手法「フェノクロ・エタ沈」の補足という、物理学的な小ネタよりよっぽど面白くも何ともない話をしていました。 とはいえ、何気に僕自身も知らなかった話が目に付…

塩とアルコールは順番も大事

ひたすら脱線に脱線を重ねて何記事もネタ出しを助けてくれた物理小話シリーズも、ここ最近の面白錯覚画像でついに在庫が尽きてしまいました。 もう一回ぐらい有名所の錯覚ネタに触れてお茶を濁そうかとも思ったのですが、まぁあまりにもワンパターンなのでや…

やっぱりこれが一番スゴイ!うねうね~

前回の記事では有名な錯視画像・動画をお借りして、実際はどうなってるのかを検証してみるという、実質ただ面白錯視ネタをお借りしてペタリと貼っただけの省エネ記事でしたが、味をしめてもう一回だけ、「有名な錯視ネタ、これは凄い!」というだけの小学生…

錯視画像を検証してみよう

ここ最近の記事で「面白い錯視画像」を紹介していた形でしたが、錯視画像と言えばずーっと前、「光」について見ていたシリーズ記事で、例のこないだ見ていたドレスの色の話と同じような、「チェッカーシャドー錯視」という、これまたネットで極めて有名な、…

色が消えてしまう…!スゴくて楽しい錯視画像

前回の記事(↓)では、「青黒・白金ドレス問題」という、ちょっと前に世界中で話題になっていた大論争を分かりやすく示してくれている画像を紹介していましたが…… con-cats.hatenablog.com …小さなサムネイル画像でも分かる通り…というか全く同じには見えない…

ドレスの謎がついに解けた…!

前々回、そして前回までの記事(↓)で、「鏡が左右にだけ反転するのはなぜなのか?」という疑問について、僕なりの考え(という程でもなく、そこそこ多くの方が似たような考えを持っている感じでしたが)をまとめていましたが…… con-cats.hatenablog.com …おし…

鏡は前後を入れ替えてるだけなんだろうか…?

前回の記事では、「鏡はなぜ左右だけ反転するのか?」という点について、個人的にはそこそこ分かりやすく、また納得もいく気のする説明、「左右反転するように映したんだから、左右反転しますよね」(ダイソーの店員が言うように(笑)(参考:↓))という話を…

なぜ鏡は左右だけを反対にするの?

引き続き、自分の専門分野でもなければ得意分野でも何でもない「物理学」の面白小ネタについて、また1つ脱線話を見繕ってみようかと思います。 これはそもそも、↓の「分子・原子」を見ていた一連のシリーズ記事で、「素粒子」について見ていた時に脱線しよう…

斜めの部屋がイイ!

身近で面白い物理現象なんかをおもむろに見始めていたシリーズですが、一つまたチョイネタとして浮かんだものがありましたので、慢性的なネタ不足時間不足が悩み所な現状、藁にも縋る思いで今回はそちらに触れることでお茶を濁してみようかなと思います。 元…

トイレの渦は逆になるのか…?

前回の記事では、脱線ネタとして「コリオリの力」を取り上げていました。 その冒頭で、「一つ真偽の怪しげなネタを…」というようなことを書いていたのですが、その「真偽が怪しい」のは前回話に出していた偏西風(からの、飛行機の移動速度違い)では決して…

行きと帰り、どっちが楽?

前回は、「生きてるヒヨコをすり潰すと、何がなくなる?」とかいう、「そんなことするオメェの『人の心』が一番ねぇよ」と思えるしょうもない哲学的問答を紹介していました。 遠心機の遠心力に端を発するこの辺の「気になる話・有名な問答」に触れている形で…

ヒヨコをすり潰したら…

「鳥かごの中の鳥の重さ」問題について、一通り個人的に昔気になった点については触れてみた感じでしたが、まぁ何というか、今さらそんなこと書くのも何なのですが、こういう思考実験みたいな話、僕はそこそこ面白いとは思えるんですけど、圧倒的大多数の方…

逃げ道があれば軽くなる

それでは前回やや途中状態で終わってしまっていた「鳥かごの中の鳥の重さ」問題について、もうちょい気になる点を深追いしていこうかと思います。 「秤の上に置いた密閉した箱の中に、鳥が一羽、地面の上で羽根を休めている。 この鳥が地面(箱の底面)から…

鳥かごの鳥が羽ばたくと…

遠心力に端を発した面白物理問題ネタ、エレベータージャンプに続き、車内に浮かぶ風船の動きなんかをここ最近の記事では見ていたわけですが、ちょっと欲を出してもう少しだけ、関連する話としてふと頭に浮かんだ、(もうあんまり本題の遠心力とは関係ないけ…

風船はどちらへ動く?

前回の記事では、遠心力から派生して、慣性の力について触れていましたが… (あんまり慣性という程でもなく、単に相対速度の話だったかもしれませんけど… (=時速200 kmで走る電車の屋根の上に立っている人は、そのままトンネルの壁に激突したら時速200 km…

エレベーターが墜落する瞬間にジャンプすれば助かるのか…?

フェノクロ・エタ沈といった生命科学系実験でよく使われる遠心機の話から脱線した「回転・遠心」の話を終え、また途中状態だった所へ戻っていこうと思っていたのですが…… 例によって時間不足から来るネタ不足は慢性的なものであり、何か簡単に見れる脱線ネタ…

世界一速く回るものは?

まず訂正から入りたいのですが、前々回の記事で見ていた回転アトラクション「トンデミーナ」でかかる遠心力(G)について、大きなミスを見つけてしまいました。 前回の記事を書いた時点でも気付かずそのまま「重力の13倍以上!」と書いてしまっていたものの…

体重はどこで測るのがオススメ?

遠心ネタで無駄に脱線を続けており、前回は遊園地のアトラクションでかかる「G」なんかを見ていました(我らが富士急ハイランドにある「トンデミーナ」の最高速でかかるGは、重力の6.5倍以上!)。 いきなり何のこっちゃという話でしたが、何気に遠心機とか…

トンデミーナでかかる重力は…?

ここ何回かの記事で、分速15万回転という凄まじい高速遠心機など、回る機械について色々と見ていました。 今回脱線ネタの本題は、記事タイトルにもした通り、「果たして世界一速く回るものは何で、どれぐらいの速さか?」というものなのですが、その前にもう…

1秒で2500回まわると…?

前回の記事では、遠心機のローターには大きく分けて2種類、アングルローターとスイングローターというものがあり、機械的にはアングルローターの方が高速回転させるのも当然余裕ではあるものの(全てが固定されている安定した物体なので)、実験の都合で、「…