青い花・同人誌翻訳
今回から英語版第二巻に触れていくパートですが、ちょうどせっかくなので(今回触れるセクションは区切り的に短めなこともありますし)、巻が切り替わるこのタイミングで、第二巻の表紙画像の掲載がてら、ちょうど手元に届いたばかりの英語版青い花『Sweet B…
今回で英語版第一巻パートのおしまいですね。 3セクションとも、タイトルが非常に凝っているようです。 -----Frankさんによる今回の章のタイトル解説・訳----- "Yasuko Acts Out":「X acts out」という英熟語を使った言葉遊びで、「ヤスコが悪さをする」と…
内容の区切り的に、今回2セクション、次回3セクションで、英語版第一巻パートを終えるといたしましょう。 今回もタイトルに関する補足をいただいていました。 -----Frankさんによる今回の章のタイトル解説・訳----- "The melancholy of Kyoko Ikumi":これは…
今回は3セクションほど進めてみましょう。 どれも、サブタイトルに関する補足をいただいていました。 -----Frankさんによる今回の章のタイトル解説・訳----- "Abusive Relations":ここで「relations(関係)」という言葉は、「二人の間の関係」という意味と…
一節がそれなりに短めで、中身も古典的思想家の難しい話とは違いかなり分かりやすく読みやすい内容である感じなので、2セクション一気に参りましょう。 1つ目はタイトルに関する補足はありませんでしたが、2つ目の方は補足もいただいていました。 -----Frank…
今回も、Frankさんご本人からいただいた節タイトルに関する補足から参りましょう。 -----Frankさんによる今回の章のタイトル解説・訳----- "Commuting is Rough":先刻ご承知だと思われるが、これは英語版第一話17ページ(右下のコマ)であきらがふみに語り…
今回から、ついに『青い花』漫画本編の考察へ入っていく感じですね。 今節のサブタイトルも、補足説明がありました。 まずはそちらから触れておきましょう。 -----Frankさんによる今回の章のタイトル解説・訳----- "A Rude Awakening":これは英語の慣用句で…
今回はついに前置き編のラスト、最後のセクションは翻訳版での敬称表現について触れられているようですね。 前回同様、サブタイトルの解説を著者のFrankさんからいただいていたので、まずはそちらから見ておきましょう。 -----Frankさんによる今回の章のタイ…
前回の章のサブタイトルは『Loving Hierarchy』だったのですが、当初『愛のヒエラルキー(階層)』という訳にしていたんですけれど、どうもイマイチしっくり来なかったのです。 なので、念のためFrankさんに質問してみたところ、「Lovingという形には現在分…
前回の記事の翻訳部をPDF化する際にFrankさんは記事の部分も(自動翻訳で)ご覧になったようで、「ところで、記事の中で、私が『rose tribe (barazoku)』という言葉を知っているかという質問があったが……実際、私は知っているのだ。なお、『百合族』が『薔薇…
今回は「百合族」という、アメリカ人のくせして「薔薇族」のことをご存知なのかな?…とか思えるナイスなタイトルですが(笑)、色々な名作の数々・レジェンドたちの名前がたくさん出て来そうです。 翻訳版に関する補足も最後ちょろっと触れましたが、大したこ…
今回は記事内に画像があるため、表紙画像シリーズはスキップいたしましょう。 パッと流し見した限り、付録以外の本文中では唯一の図なのかな…? 基本的に絵のない同人誌というのも、硬派でオツなものです。 なお、図は国立社会保障・人口問題研究所の資料で…
2セクションは流石に長すぎる気もしたので(笑)、分量によっては1セクションのみを読み進める形にしようかと思います。 急ぐものでもないし、のんびりいかせていただきましょう。 今回は偉大なるエス小説家・吉屋信子さんについてのセクションですが、故人で…
2セクションのみでも地味にめちゃくちゃ長かったので、無駄口を叩くことなく早速本編に参りましょう。 序文も終わり、とうとう本格的なアメリカ人による『青い花』考察の幕開けです! 英語版『青い花』1巻表紙、https://www.amazon.com/dp/1421592983/より #…
志村貴子さんの傑作漫画『青い花』の骨太同人誌『That Type of Girl』の本編に早速参りたいところですが、イントロ的な内容の前回の記事に対し、なんとまさか、著者であるFrank Heckerさんからの反応をいただけました。 (まぁ、自分でFrankさんご本人にリプ…
田島列島さんの作品紹介から派生して、唐突に不倫ネタを語っていた所から、不倫遺伝子という面白そうなネタに脱線しつつ、そこから更に話が逸れて最先端の生命科学技術CRISPR(クリスパー)なるものを浅く紹介しており、ちょうどまだまだその話の続きだった…