青い花の同人誌『That Type of Girl』を読んでみよう!

田島列島さんの作品紹介から派生して、唐突に不倫ネタを語っていた所から、不倫遺伝子という面白そうなネタに脱線しつつ、そこから更に話が逸れて最先端の生命科学技術CRISPR(クリスパー)なるものを浅く紹介しており、ちょうどまだまだその話の続きだったわけですが…!

お昼休みにいつものようにTwitterを覗いていたら、志村貴子さんが、めちゃんこ面白いツイートをされていたのです。

うおぉ~、青い花の鈍器系同人誌(分厚いということ)、読んでみてぇ~と思ったら、何とこちら、作者Frank Heckerさん (@Hecker) のサイト(That Type of Girl - FrankHecker.com)にて、PDFファイルとして全編公開されているではありませんか!

しかも、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスに則り、SA(継承)の条項まで付与されており、これは「同じ条件を継承するのであれば、改変(翻訳)等を加えての頒布を許容」というものでして、自由に翻訳&公開が可能!!


志村さんご自身が「中身も読んでみたい」的なことをおっしゃられていたこともあり、これはもう、全編翻訳して公開するしかねぇ…!と思い立ち、予定を変更して、これからしばらくの間、青い花の同人誌『That Type of Girl』の翻訳版を製作し、順次公開させていただこうかと思います。

途中になってるクリスパーうんちゃらネタは、ぶっちゃけただでさえ少ないアクセス数がダダ下がりでしたし、書いてる僕自身含め、恐らくこの世で誰からも期待されてない内容でしたから(笑)、まぁ後回しにしましょう。
(でも、翻訳が終わったらまたそちらに戻ろうと思っています。)


…と、僕のブログ事情などはどうでもいいので、早速同人誌についてですが、まずこちら、まさかの285ページという巨大長編でして、これは本当に読み応えがありそうですよ…!

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『That Type of Girl』表紙イメージ(作者Frank Heckerさんのウェブサイトより)


…あぁ、っていうかその前に、「お前は一体誰なんだよ」という話かもしれませんが、こないだ志村さんの作品への愛を1万文字ぐらいで語っていたただのしょうもない漫画好きなんですけれども…

con-cats.hatenablog.com

アメリカで働いてはいるけれど、プロの翻訳家ではないので、自分がしゃしゃり出るのってどうなんだ…?とも一瞬思ったんですけど、でも逆にプロの翻訳家の方であれば無償で翻訳文を作成するのも難しいか…とも思えましたから、恐らく同じぐらいの熱量をもつファンとして、ちょうど自分がいいのではないかと思い立った次第ですね。


そして実際に公開するに先立ち、とても重要な点として、CC BY-SAライセンスを明記する必要があるわけですけど、話としては聞いたことがあるものの自分は使ったことないのでどうすりゃいいのかよぉ分からなかったんですが、とりあえず公式サイトからロゴを貼っておけばひとまずいいのかな…?

-----CC.orgで発行されたロゴ-----

クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
この 作品 は クリエイティブ・コモンズ 表示 - 継承 4.0 国際 ライセンスの下に提供されています。

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何か問題があったらどなたでもご指摘いただけると助かりますし、上述の通り僕はプロの翻訳家ではないので、おかしな表現・誤訳とかがありましたら、ぜひお伝えいただけるとありがたいです。


改変等自由なフリーカルチャー・コンテンツとして、みんなの力でより良いものが出来上がれば幸いに存じます。

 

なお、Frankさんご本人からは、「Gitlabのソースを使えば、本の形式で出力できるよ」という旨のメッセージもいただきましたが…

とりあえずはここで普通にブログ記事(HTML)で公開して、まとまったら最後PDFに変換なりしてもいいかもしれませんね。

(…っていうかむしろ、勝手にブログで公開するより、最初からGitlabで作成した方がいいのかな…?
 でもGitには触れたことがないのでパッとはやり方が分からないですし、後から変換も可能のようですから、とりあえずやっぱり中身だけこちらで公開していこうかと思います。)


なお、このブログは無料版はてなブログなので、広告が表示されるかもしれませんがそれははてなブログ運営によって挿入されたもので、僕自身に広告収入その他一切の収益・報酬・褒賞は発生しない形になっているので(一応Frankさんは、商用利用を禁止はされていないようですが)、どうかご安心ください、という旨も明記させていただこうかと思います。

(というか、大好きな漫画家さん(志村さんご本人)に「ありがとうございます!」というメッセージをいただけるなど、既にもう最高レベルの褒賞をいただけたも同然といえるんですけどね…!)


前置きで長くなりましたが、そもそもタイトルである『That Type of Girl』とはどういう意味なのでしょうか…?

こちら、同人誌本文を見たらヒントがありまして(PDFファイル144ページ)、どうやらこれは『青い花』英語版の作中のセリフの一節みたいですね。

今手元に英語版の青い花がないので(せっかくなので、これはしっかり手元に用意しないといけませんね!近い内に入手しようと思います)確認できないのですが、恐らく、本文の記述から推測するに、英語版vol. 3=日本語版第5巻の、「ふみちゃんは そっち側のひとに なっちゃったか」の、「そっち側の人」がそれに当たると思われます。
(改めて、勝手な推測なので、もしかしたら違うかもしれません。そこに触れるまでに、英語版を用意しておきたいです。)

つまり、強いて書けば「あっちのタイプの女の子」ってのが、このFrankさんによる同人誌『That Type of Girl』の邦題になるのかな、って感じですね。


…と、これだけでは何なので、本編ではなく、ひとまずFrankさんのウェブサイトの方を日本語にしておくことで、彼のこの同人誌に対する姿勢的なものを垣間見ておくといたしましょう。

以下、https://frankhecker.com/that-type-of-girl/の本文を日本語訳した形です。


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※追記:当初こちらで日本語訳を公開していましたが、Frankさんがご自身のサイトで公開される形になったため、上記の導入・紹介ページの和訳版はそちらをご覧いただければと思います。

日本語版ページのリンクはこちら(↓)

frankhecker.com


なお、当初、先ほど上の方で「『あっちのタイプの女の子』かな?」と思っていたタイトルですが、次回以降の記事で触れる通り、こちらは原作のセリフ由来のフレーズでした。

また次回以降、追ってその辺にも触れていたはずなので、続く記事も適宜ご覧いただけたら幸いです。

-----(追記終わり)-----

 

では、次回から、同人誌本編を順番に翻訳して見ていこうかと思います。

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