少しずつ保留状態だったネタに戻っていくといたしましょう。
まぁ、最早あえて触れる意味も価値もなさそうなネタなんですけど、もう何度も「次回はキノコ!」といいつつ一向に触れることがなかったので、今回はこちらを消化していこうかと思います。
そもそもどういう流れでそんな話になったんだっけ…と思ったら、DNA・タンパク質うんぬんの分子生物学入門→オルガネラの話→オルガンは器官って意味があるんだぜ。ちなみに組織はティッシュな→キムワイプ→トイペとか紙とかからトイレネタ色々→糞便でエキノコックス→野生動物・絶滅危惧種など…の流れで、ふと、英語名が面白いモノとしては、シイタケもあるね…などとこの記事で触れていたのが始まりでした。
いやぁ~、我ながら、随分無節操に話題を広げたものです。
まぁ、正直、分子生物学入門や有機化学初歩講座とかより、全然関係ないトイレとか未来技術とか事故ネタとかの方が書いてても全然楽しかった気もしますけど、順番にいつかまた、完全途中放置なままのソーマチンうんぬんの話にも戻りたい限りです。
キノコといえば、触れようと思っていた本題ではなかったんですが、この記事(→男子の夢を壊すな😡)で、マツタケが絶滅危惧種である、なんてことに触れていました。
そこではもう記事が長すぎたので触れませんでしたが、 貼っていた環境省レッドリストの項目、マツタケの他(上下)に、バカマツタケとかニセマツタケとかマツタケモドキとか、めっちゃオモロイ名前のやつがいて笑っちゃいましたね。
ニセとモドキはWikipedia単独ページは存在しませんでしたが、マツタケページによると、どちらも「マツタケ特有の香りを持たない」だそうで、「香りマツタケ」などと称されて、ぶっちゃけ香りしかない、美味しくもなんともないマツタケから香りがないって、それもうマツタケじゃなくてマッタ・クエネエヨモウじゃねーか(笑)と、全然上手くなさすぎる言い換えに我ながら笑えてしまいましたが、一方、バカさんはというと!
松林ではなく雑木林に生えることや、やや発生時期も早いので馬鹿なマツタケということからこの名がある。
…
香りはマツタケよりも強い。食用。
…とのことで、まさかの、バカにしているにも程がある名前でありながら、しかし、香りは王者マツタケ以上ということで、バカはやっぱり強かった!
とはいえこちらも準絶滅危惧種に認定されていますから、貴重なことには変わりありませんね。
「バカマツタケ 値段」で検索したら出てきた日テレニュースの記事…
マツタケ似で値段10分の1 どんなキノコ - 日テレNEWS
「すわっ?1パック500円って、じゃあもう全部バカマツタケでいいじゃん!」と思いきや、バカマツタケは記事内で「そういうのもある」と触れられていただけで、1パックマツタケの10分の1程度の値段なのは、「松きのこ」という改良キノコだそうです。
しかし、その「松きのこ」も(「松タケコ」みたいな商品名にすればもっと面白そうですが(笑)、まぁ流石にそれは問題がありますかね)、安く作れるけれど生産が追いつかないぐらいだそうで、マツタケがお役御免になるほどには、中々そうは問屋がおろさないものなのかもですね。
でもバカマツタケの方も、加古川の企業が人工栽培に成功、3年後の安定供給を目指す…というニュースが3年以上前の2018年の上記ニュースで触れられていましたから、もしかしたら近いうちにバカマツタケが食卓に並ぶ日も夢ではないかもしれません。
まぁ、僕はマツタケの良さが1ミリも分からないので、多分買わないと思いますが…(マーケティング的にも、「バカマツタケ」は名前が悪すぎるので、商品名は何か別の、ネオマッタケとかそういうちょっと違うものに変えた方が良さそうな気がします。余計なお世話かもしれないですけど…)。
…と、マツタケの話はその辺にして、そもそもこのキノコネタで触れようと思っていたのは、絶滅危惧種の話からの流れで、生命の神秘・キノコの凄さについてだったんですけど、まぁ結局有名ネタ頼りというかネット民の間ではよく知られたネタの紹介にすぎないのですが、キノコの成長GIF動画を見てスゲェと感嘆したい、というそれだけですね(笑)。
普通にいくらでもまとめサイトによるまとめが見つかりましたが、毎度おなじみ暇速さんからGIF動画をいただくとしましょう。
「キノコ雲」って、本当まさにその通りなんだなぁと思えるこれとか…
マリオ・キノピオのモデルだけあって何だか馴染み深く愛着を感じるベニテングタケ…
大量の生命が爆発する様子に畏怖すら覚えるこれ…
そして何より、キノコGIF動画の王者といえばこれでしょう、「スゲー!」と思わずにはおれない、コイツ!!
いやぁ~、キノコは、もしも部屋から生えてきたとかなると勘弁して欲しい感じではありますが、まさに生命の不思議というか、本当に神々しさすらありますね。
あとは、GIF動画ではないですが、このスイーツみたいなキノコ(↓)も「はぇ~、こんなのもおるんだね」と感心しきりでしたし…
(人によってはちょっとグロく感じてしまう…?
集合体恐怖症の方には、やや閲覧注意かも…?
ということで大きい画像貼付は避けましたが、リンクカードの大きさの画像程度なら問題ないでしょうか(↓)。)
d0us0ku.blog.jp
記事内のレスによると、こちらブリーディング・トゥース(血を流す歯)という名のキノコ、ヨーグルトやフルーチェみたいな見た目とは裏腹に、(当たり前ですが)そんな甘さはなく、毒はないけど苦味が凄いとのことで、赤い液体には抗菌作用があるものの、その詳しい役割はまだ分かっていないようですから、何とも不思議なキノッピですねぇ~。
他にも「美しいキノコ」を調べてみたらYoutubeにいくつもまとめ動画がありましたが、この辺(↓)が短くまとまっておりクオリティも高かったですけど、自然界に青い生物は存在しない、ってよく聞いた気がするものの、流石はキノコ先生、めっちゃんこ青い輩がいらっしゃるじゃないですか!
美しさでいえば上の動画が素晴らしいですが、神秘的なのといえばやはり先ほどGIFアニメでも貼りましたが成長のタイムラプス動画、こちらさんも、Youtubeにも中々スゲェのがありましたね。
www.youtube.com
2:00ぐらいからの、ジャガイモみたいなヤツから出てきたアレ、思わず「うおぉ~」と感嘆の声を漏らしてしまいましたよ。
先ほどのブリーディング・トゥース含め、こちらの記事に解説がありましたが…
natgeo.nikkeibp.co.jp
こいつは「タコスッポンタケ」と呼ばれる奴のようですね。
まさに何がどうなったらこんなのが生まれるんだ…?と思えるわけですが……
そういえば、アンさんから以前のコメントで『動物と違って植物は(え?キノコって植物??)それほど守られるものでもないっていうか、なくなったらなくなった時みたいなことなんじゃろかね』との話がありましたが、そもそもマジで謎なんですよね、キノコという生き物は。
まぁ、もちろん理科の知識ではキノコは「菌類」であり、動物でも植物でもない第3のグループなんですけど、素人目にはどうしてもキノコなんて野菜・山菜の仲間みたいなもんに感じますし、どう考えても植物でしょ、とは思えるものの、マジで生態・分子レベルでは何もかもが違う、ファージやウイルス、それから昆虫と並んで、本当に宇宙から来たエイリアンなのでは…?という気すらしてしまう、UMA(Unidentified Mysterious Animal=未確認謎動物ならぬ、Unidentified Mysterious Alien=未確認不思議エイリアン)といって然るべき生命体ですね。
キノコの姿では明らかに植物に思えれど、しかし、この辺(↓)の胞子を飛ばして空中をうようよ飛び回る様子を見ると、「確かに動物ともいえる…?」とも思えますし、とにかく、キノコは神秘ですね。
(↑雨粒が落ちるごとに、その衝撃で胞子をバンバンぶっ放す…賢すぎぃ!
↓そもそも普通のキノコも、見やすい状況でしっかり見れば、信じられないぐらいに胞子を飛ばしまくっているということで、カビもキノコの仲間ですけど、カビの生えた食品は、見た目まだカビが付いていない所も絶対に食べてはいけないということが、こういうのを見れば明らかに分かるのではないかと思います。)
一方キノコといえば毒があることでもおなじみですが、触っただけで皮膚が焼けタダれるのみならず下手したら死ぬ可能性もあるカエンタケとか…
「呼吸を忘れるほどの愉快な気分・幻覚作用」という、正直どんな感じか興味も湧いてしまうワライタケ…
…などが有名ですけど、結局毒というのはほとんどが化学物質であり、そういう物質を体内で合成し、たまたま人間が摂取すると中毒作用を呈するというだけなので、毒キノコも体にいい1UPキノコもどちらもそれぞれただ普通に生きているだけの生命であり、人間が勝手に自分の都合で分類しているだけであるとはいえるわけですが、やはりそんなものを体内合成できるという時点で謎が謎を呼ぶ、面白生物といえそうですね。
僕はキノコの判別もつきませんし、万に一つでも間違えて毒キノコを食べちゃう可能性も怖いのでキノコ狩りとかは微塵も興味が湧かないものの、そういうのに魅せられる方が多くいるのも納得の、本当に奥の深い神秘的UMAだと思います。
あと、キノコネタで触れようと思ってたネタとしては、特にシイタケを筆頭に、「小学生や子供に忌み嫌われている食感である」なんてことも否定できない事実ですね。
小学生の頃、これも初めての引越し直後=小学校低学年のクラスの話ですけど今でも鮮明に覚えているんですが、給食で結構でかいシイタケも混じったスープが出てきたのです(まぁ、割と良くあるメニューでしょう)。
そのクラスには、つーくんと呼ばれる子がクラスにいたんですけど(仮名;ただ、男女どちらも使える名前(例えば、ツカサとかツバサみたいな感じですね)でした(実際は、ツで始まる名前じゃないんで適当な仮名ですけど、まぁユウキでゆーくんとかヒロミでひーくんとかそういう感じですね))、ご多分に漏れずつーくんもシイタケがダメな子で、あるときの給食で、あまりにもでかいシイタケ入りの配膳に当たってしまったのか、食事も佳境に差し迫り、(残してはいけないルールだったので)最後どうしても嫌なシイタケを食べずにはおれない境地に追い立たされた結果、まさかの、思いっきりリバース!!
それが割ととんでもない量の逆流だったようで、そもそもちょっと襟足だけが長く、小太りで、何か全体的に赤っぽい顔をしていた(そしてかなり大人しい感じ)という、子供社会ではイジられやすい感じだったこともあり、結構普段からも「男女(おとこおんな)~」的な感じでからかわれることの多かったつーくんですが、もちろん吐瀉物なんてニオイも相当きついですから、それがきっかけでマジ避けする女子とか、男子からの「ゲロつーくん」「キモつーくん」的なからかいもより多くなってしまい、かなり可哀想ではあったんですけど、まぁ別につーくんを貶めるためにこの話を出したわけではなく、つーくんに限らず子供にとってシイタケが鬼門なのは割と普通のことで(僕も、デカイやつだとかなりきつかったです。幸いリバースはなかったですが…)、結構似たような悲劇はどこの小学校でもあったのではないかと推察されますから、安くて栄養もそれなりでしょうし採用されやすいのはまぁ仕方なしとはいえ、調理される方やセンターには、もうちょい食べやすいサイズに切るなり、子供のことを考えて欲しいなぁ、と思えてやみません、って話ですね。
(ちなみに僕は学年途中の転入で、まだそれほどクラスの全員と親しくはしていなかったこともあり、つーくんとの接触もほぼ皆無(帰る方向も真逆でしたし、背の順や席も近くにならなかったこともあり。吐いた事件のときも、机が一番遠くのグループで、掃除後にちょっと残ったニオイ以外、直接的な被害はなかった感じでした)だったので、積極的にからかったことはもちろん一度もありませんでしたが、特にからかいから守ってあげたということも全くなかったので、今思えばもうちょい、影で仲良くしてあげても良かったなぁ…とも思える感じですね。
…ってまぁ、そこまで深刻ないじめではなく、小学校低学年によくある、弱い子がからかわれの対象になりがちという程度なので(普段みんなと仲良くする場面ももちろん沢山ありました)、別に帰り道が一緒でもなく、大の親友でもないクラスメイトがいきなり話しかけて仲良くするのも、それはどうなんだ、何というか勝手に可哀想と見下してバカにしとるのでは…?とも思えますし、難しい所ではありますが…。
なお、つーくんはその学年が終わるとき=春休みに引っ越してしまったので(からかいを苦にして、とかではなく、親の仕事の都合で)、その後どうなったかは全く知らないのですが、成長とともに体格の良さは憧れにもなりますし、新しい学校では元気に楽しく日々を過ごしていってくれたことを願ってやみません。
記憶力に自信のある僕でも、流石に小学校以来クラスメイト全員のフルネームを覚えてはいませんが、つーくんは漢字含めフルネームで覚えているので何となくネット検索してみた所、残念ながらヒットはしませんでしたが、まぁ普通の人はネットでヒットするわけないですし、幸せに生きていることを期待したい限りですね。)
あと何かキノコでネタないかなぁ~、と検索してみたら、まさかの、CanCamが、「好きなきのこ」アンケートを実施してくれていました!
cancam.jp
「んなアホな(笑)、どんだけネタ切れしたら、CanCam女子に好きなきのこをアンケートするのよ(笑)」と笑えましたけど、せっかくなので新年最初に「年越しジャンプ」のアンケートを見た以来、改めて約1ヶ月ぶり2度目のCanCamアンケート結果を参照させていただくといたしましょう。
結果はなんと!
1位 マツタケ(17票)
…という、クソつまんねぇ~(笑)、こんなん有名所の名前挙げただけちゃいまんのん?そもそもCanCamガールズに、好きなきのこなんてある?(笑)…とも思えた感じですが、おっとなんと、スクロールすると、1位がまさかの同率でもう1つ!
1位 マイタケ(17票)
おっ、CanCamガールズさん方も、結構いい趣味してるじゃないの!
僕も、キノコではマイタケが一番好きかもしれないですね。
ブログで書いたことあったかは覚えてませんが、僕は子供の頃野菜全般がマジでダメで、先ほどのシイタケはもちろん、シメジとかも、野菜っぽい不味さが苦痛で味噌汁に入ってたら残すぐらいまであったんですが、初めてマイタケが入った味噌汁を食べたとき(なぜか、小学校中学年ぐらいまで食卓で出たことがなかったので、初めて食べたときは最近出始めた新種のキノコかと思ってたぐらいでしたが)、「あぁっ!このキノコは美味しい!これなら僕でもいけるよ!!」と感動したことを覚えています。
あぁ、味噌汁といえばシメジよりナメコが使われることが多く(僕が残してたからかもしれませんけど)、ナメコだけは野菜・植物嫌いの僕でもまぁ全然OKの偏食キッズの友でしたが、別にまぁナメコは好きという程でもなかったけれど、マイタケは積極的に美味しいと思えた初めての植物タイプの食品(まぁキノコは植物ではないですけど)だった、って感じですね。
(まぁ、その感動が大きかっただけで、冷静に考えると別にそこまでめっちゃ好き、ってわけでもなく、ぶっちゃけナメコと同格ですけど(笑))
上記Wikipediaによると名前の由来は2説あるらしいですが、「野生のマイタケを山で発見すると舞い踊りたくなるほど嬉しい気持ちになることからきているという説」が僕は好きですねぇ~。
…まぁ多分そんな訳はないので、カサの形がひらひら舞い踊っているかのように見える、の方が有力に思いますが(笑)。
最後、キノコに関して豆知識といえば、世の中には「~タケ」と「~ダケ」と呼ばれる食品というか品種がありますけど、実は、キノコに分類されるものは全て「~タケ」であり、「~ダケ」というのは全てタケノコの仲間になるんですよね。
唯一、「~ダケ」で終わるキノコは、以下の金沢大学のキノコ日記にもある通り、キハツダケとカヤネダケのみで……
www.adm.kanazawa-u.ac.jp
その他のキノコの正式名は、全て「~タケ」で終わるのです。
ところが、この日記の翌年には、どうやらカヤネダケの正式名称が「スナジホウライタケ」に変更になったようで…
blog.goo.ne.jp
キノコなのに「ダケ」は、本当に唯一になったキハツダケと、それからよくネタとして挙げられるのは、あとドコモダケの2つのみになったという感じでしょうか(笑)。
まぁ、「得意げに『ダケ』で終わるのはタケノコのみ」と書きましたが、これは普通にQuiz Knockで知った豆知識なんですけどね(↓)。
せっかくならキハツダケもクイズに出して伊沢さんに一泡吹かせてやってもよかったのに…と思いましたが、まぁそれはともかく、「きのこ・たけのこ」論争は、いやぁ~これは、気軽に「○○派」と書いてしまって、こんなしょうもないことで「私は××派。あなたには失望しました、結婚相手に立候補しようと思ったけど、やめときます」となってしまってもアホくさいので、保留としておきましょう…。
…って、そんなみみっちい奴の方が失望するわ、何やそれ(笑)という話なので、まぁ情報開示しておきますと、僕はやっぱりタケノコ派ですねぇ~。
2020年の大本営・明治による調査結果(↓)を紐解いてみると、意外とめっちゃ丁寧な調査・分析がなされていて笑っちゃいましたが、要点としては…
やはり47都道府県中、福島県を除く46都道府県でタケノコ勝利と、ま、こんなもんは分かりきっていた結果ですね。
どう考えても、お菓子としての完成度は、タケノコの方が上でしょう。
ビスケットよりクッキーの方が、誰がどう考えても美味しいですから…。
タケノコ派は賢い・センスがある・優秀で有能・オシャレで楽しくてみんな仲が良くて……
…と、あんまり煽ってキノコ派の方を悪くいうのも良くないですけど、まぁやっぱりそこは好みかもしれませんね。
むしろ多数派に入ってしまうことは、レア好きな人間としては忸怩たる思いもありますが、やはり日本人にはタケノコでしょう…という、キノコ記事らしからぬ〆で終わらせていただくといたしましょう。
でも、キノコを食べれば元気の子、タケノコを食べればタケダケしい勇気満点の子、という感じで、両方良さがある、って感じですね…!