前回、「ペータ(ペーパータオル)は神だ、紙だけにな」というクソ寒ギャグとともに、紙について触れていました。
記事内で引用させてもらっていたネタ元のアンさんのコメントの続きにもまだ触れておこうと思っていた話があったのですが、前回の記事を受けてまた改めて追加で面白いコメントをいただいていたので、まずはそちらから触れさせてもらうといたしましょう。
改めて、コメントを適宜改変引用です。
私も、アメリカでは空港のトイレでのペーパータオルが印象に残っとるけど、日本のトイレだとローラータイプのやつじゃなくってティッシュのように1枚ずつ取れるタイプの方がよく見る気がするのぅ。
そのまま(BOXなんかに入れて)置いてあるか、壁にセットされてる場合でも、
こんなやつが多いんちゃうかな?
レバーもなく、ローラーより簡単に取れるので、断然こっち派!(そうだったらラッキーくらいだけど笑)
レバーの衛生面もめっちゃわかるけど(日本ではあまり見かけないけれど…)、トイレのドアノブ!!https://takeiteasyinamerica.com/アメリカでトイレに入る/
↑この記事に書いてあるやつな。
まぁ、自分はそこまでは気にならないけど、よく考えてみたら日本の公衆トイレはドアが無い場合も多いような気がするわね。
あ、でもアメリカでも空港なんかはドアは無いよな。スペースが取れれば(直接中が見えないような間取りの)、ドア無しって感じなんかね…?
日本の公衆トイレはドライヤー系のが多くて、今はコロナでほぼ使えなくなっているので、親切にペーパータオルを置いてあることも少なく、マイハンカチを使用しなくちゃいけない感じになっちゃっとるのぅ~。職場のトイレも同じなんやが、私は職場にあるペーパータオルを2枚持ってトイレに行くぜ。トイレにはペーパータオルは置いとらんのよね、なぜか。
いや、ハンカチ持ってけよ!って話かもだが…持っとるんだけどね、ハンカチも。(タオルハンカチが好き笑)
でもまぁ、どっちもあってどっち持ってく?ってなったら、やっぱり衛生的な使い捨ての方でしょ?笑
あ、あと、トイレットペーパーを三角折りしてあるのをたまに見かけるわけだが、、見た目としてはぶっちぎられてるよりキレイに見えるけど、あれ、用を足した後に(もちろん手を洗う前に)次の人が使う部分を触っちゃってるってことじゃんね??なんとなく、自分はやらんなぁ。気持ちの問題だけどね。潔癖症では全くないので、自分がトイレに入ってそうなっていても、まぁ特に問題なく使えはするけどな笑
そう、アメリカのトイレットペーパーって…こんなのが多いじゃんね?
壁に対してその角度でその場所にビロビロされてると、取りにくくない…??
ロールが大きいから重くて引っ張っても出てこなかったりすぐ切れちゃったり、これを畳みながら適量まで出すのが至難の技で…笑
話の広がる面白いコメント、毎度ありがとうございます!順に触れさせていただきましょう。
まず、最初の画像のタイプ(壁掛けティッシュ箱タイプ)のペータオ、いいですねぇ~。
日本ではやっぱり、備品代が高くつくのか、滅多にない(これがあるのはかなり高級なトイレの印象)のが残念ですね。
(あれ、でも、トイペはどこにでも備え付けられてるわけですし、それを考えたら、ペータも用意してくれても良くない?って気もしますね、冷静に考えたら…。)
持ち逃げとかがあるんかな…?とも思いましたけど、それだってトイペと同じですしね。
しかし持ち逃げといえば、コロナ禍直後のニュースで、この世紀末感あふれる画像には笑わせてもらった記憶がありますねぇ~。
これもうマッドマックスだろ pic.twitter.com/TX4fcP3rJY
— 繁殖牝馬 (@uraka5) 2020年3月1日
いや笑い事じゃないかもしれないんですけど、ちょうど1つ覚えてる関連エピソードに、大学入った直後、そんな話(施設のトイペを持って帰る学生がいる的な)になることがあって、普段あまり積極的に会話に入ってくることはしないタイプの級友が発した「まぁ大学のトイペとか、クオリティ低すぎて家で使おうなんて思えんよね。俺はトイペにはこだわりがあるんだ」というのが唐突ながらも確かにと思えた意見で、その場にいた全員全会一致で同意して笑った記憶もあります。
(ただ、そのクラスメイトは実家暮らしの裕福なおぼっちゃんで、その時にいたのもそういえば全員実家暮らしでした。
そして、それとは別件で、しばらく後、他の級友の話ですが、講義前にワイワイ雑談しているとき、隣に座っていたその彼がリュックを開けて筆記用具とかを取り出す際、市販品とは明らかにサイズの違う、明らかに大学施設のトイペが2ロールぐらい裸で入っているのがついついチラッと目に入っちゃったんですが、まぁ彼は困窮一人暮らしを送ってましたし、それもやむなしか、悪いのは彼じゃない、彼にそこまでのことをさせてしまった、この国の経済格差なんや……と、見なかったことにしておいたちょっと悲しい記憶も蘇ってきました…。
僕は純粋にちょっとバッチィ気がするからトイペを持って帰るなんてしないというかできませんけど、違法ではなく、モラルの問題でしかないもの(他人に迷惑をかけていない;もちろんこの場合は、大学には迷惑をかけてるともいえますけど)なら、生活に困ってるレベルの学生のことだし、多少は大目に見てやってちょんまげ…といいたくなってしまうのは、ちょっと甘いというかモラルに欠けてる感じですかね…。
ま、これを許容しちゃうと、結局際限なく、牛丼屋の割り箸とかしょうがを一人で大量消費(お持ち帰り)するとか、モラルと違法の境界線も薄れていってそのうち置き傘パクリに手を染めるとか、果てはエスカレートして会社の金庫からチョロッと余剰金をひとつまみ……とかそういうのに発展してしまうかもしれないので、「結局迷惑見るのは真面目にやってる人なんだぞ。お前はそれでもいいのか?」といわれると返す言葉もないんですけど、でもまぁやっぱ大学のトイペぐらいは……授業料払ってんだし、実際その場で使うのはどれだけ使うのも認められてんだし……と、擁護したくなっちゃう気もします。
(実際、バカにしてるわけではないんですけど、リュックにトイペが入ってるのを見たとき、悲しくなるよりも正直、「あぁっ!トイペお持ち帰りする人、本当にいたんだ!」と、面白いとか笑えたとかいっちゃうと言葉が悪いですが、新鮮な驚きがあって、咎めるより擁護したくなる気持ちの方が大きかった記憶がありますね。)
もちろん万引き窃盗とかになると流石にどんな事情でも擁護は中々できませんけど、特定の人に明白な損害を与えるものでもないなら、多少モラルに欠けるぐらいの行為なら大目に見るようなゆとりある社会だと嬉しいなぁ、などと思えてしまいます。
まぁ、これまで幸いにしてあまりにもモラルに欠け過ぎた人が周りにいなかっただけの、世間知らずの甘ちゃん意見なのかもしれませんが…。)
…と、ペーパータオルの話に戻ると、でも実際治安最悪大国アメリカで公衆トイペどころかペータオすら問題なく運用がされているわけですから、治安最高大国日本でも、メリットが見直されれば普及していくのかもしれませんね。
今回はその点(ペーパータオルは本当に良いのか?)に触れようと思っていますが、とりあえずコメントの方をまずは進めていきましょう。
(どうも余白の分量的に無理そうなので、またその辺の話は次回持ち越しですね。)
トイレのドアは……もちろん僕もドアノブはペータをかまして開けるタイプですが(笑)、実際、ドアなしトイレの方が圧倒的に嬉しいですね。
っていうか、トイレのドアって基本「入るときに押す・出るときに引く」のパターン(=内開き)が多い気がするんですけど、まぁトイレのドアが廊下側に出るのも邪魔臭いかもしれないので設計上そうなっているだけなのかもしれないものの、公衆トイレの場合、「出るときに押す」(外開き)の方が足で押して出れて衛生上良さそうですし(まぁ、ドアノブのないタイプに限りますけど)、居酒屋とか家庭の個室トイレでも、最悪中で人が倒れた場合に、ドアを開けられなくなる恐れがあるので、いずれの場合も絶対外開きの方がいいのでは……と思ったんですが、調べてみたら、よっぽど古い作りの家でもない限り、普通は家庭の個室トイレは外開きになってるみたいですね。
日本時代の記憶を呼び起こしても、正直覚えていませんが……ってそれは多分、僕は一人暮らしのとき、トイレのドアは常に、利用中も非利用中も、そういえば永久開けっぱだったからでした(笑)。
もちろん、家族がいる場合はそんなこたぁしないのでご安心ください(笑)。
All Aboutの記事に、その辺のドア事情がまとまっていましたね。
news.line.me
とても面白かったので、興味ある方はご覧いただけると楽しめるように思います。
そしてそもそも一番優れていると思える「ドアなしお手洗い」ですが、空港の場合だと、荷物が多いから、世界中であえて無理をしてでもそういう設計になっている…って理由がありそうですけど、確かに、記憶を辿ると、一般的に日本の方がドアなし公衆トイレが多い気がします。
(って、アメリカの公衆トイレなんてそもそもほとんど知りませんが、スーパー、レストラン、図書館、そして大学と、空港以外でドアなしは1つもなかった気が…と思いきや、1つ確実にありました。コストコはドアなしですね!)
また、公衆トイレでいうと、トイレ自体のドア(トイレ空間・バスルーム全体の入り口)以外に、トイレ個室の扉がどうなってるかも興味深いといえましょう。
大学のトイレがどうなってるのか、今早速確認してみたところ、トイレ入り口のドアは内開き(毎度、利用後トイペを使って引いて開けてるので(入るときはキック(笑))、これは明らかというか覚えていました)で、各個室の方は、これまた内開きになっていました。
これはAll Aboutの記事にもありましたが、まぁ公衆トイレの個室が内開きなのは、自然なことかもしれないですね(空室の際にドアを開け放しておくと通行のジャマになる、勢いよくドアを開けると外にいる人にぶつかってケガをする恐れがある、鍵のかけ忘れで誤って開けられてしまうと、外開きだとドアが遠くにいってしまうので一切対処できない、など)。
そう、外開きだと、こういう悲劇があり得るのです。
トイレ内で男同士の激しい喧嘩が勃発 → 使用中のトイレのドアを破壊し乱入してしまうpic.twitter.com/qBUrkCu3tI
— 錆兎 (@animenetabot) 2020年9月24日
このツイートはオリジナル動画の投稿者によるものではないですが、オリジナルツイートは既に削除されていたので、こちらを紹介させていただきましたけど、色々なまとめサイトでまとめられていたこの動画、「今年一番声出して笑った」「元気が出た」など、絶対に見ておいて損はない、クソ面白動画ですね。
(…って、件の個室は、よく見たら内開きでしたか(笑))
ぶっちゃけこの動画を貼っておきたかったので無理やり個室ドアの話につなげた感じまであります(笑)。体育館でスポーツしてるみたいな「キュッキュッ」って音も、何かシュールで面白いです(笑)。
ちなみに脱線ついでにこれまたあんまり関係ない話ですが、アメリカのトイレは、必ず、これも「法律でそう決まってるのかな?」ってぐらいに、個室スペースのついたてが上から下まで伸びておらず、下部(もちろん上部も)に大きなスペースが開いています。
個人的には、何か落ち着かねぇ~、勘弁してよぉ~と思えるので、それもあって個室利用の際(男は、小用の際は個室が不要なのが便利!)は、常に完全個室部屋タイプ・多目的トイレみたいなやつを普段は使わせてもろてるわけですけど(最初期のトイレ記事で触れていた話です)、その「謎の下部スペース」の理由については、調べたら色々述べている記事が見つかりました。
www.mentalfloss.com
Google検索トップで出てきたこの記事(↑)によると、安全(倒れている人の発見)・防犯(これは明らか)・利用状況が一目で分かって、次の利用者に便利(いや、それが嫌なんですが…)・製造コスト(高さを測ることなく、常にどこでも同じサイズのついたてを使える)・ニオイがこもらない……などなどが挙げられていましたが、まぁどれも一理はあるものの、個人的にはそれよりもプライバシーを優先してくれた方が嬉しいけどなぁ、の一言で全部なぎ倒せる感じでしょうか。
また、余談ついでにちょっとトイレからも離れて、外開き内開きに関しまして、アメリカの家の玄関は、ほぼ必ず内開きになっています。
逆に、日本の玄関は、ほぼ必ず外開きのはずです。
これはなぜでしょうか…?
それは、(先ほどのAll Aboutの記事でも似たような話が触れられていましたが)日本は玄関で靴を脱ぐから、内開きだと邪魔になる・逆にアメリカでは、靴を玄関で脱ぐ習慣もないし、防犯上、暴漢がいきなり家に入ろうとしてきても、内開きであればドアを全力で押せば追い出せるからその意味で確実に優れている……ということが挙げられるようです。
実際僕のいるシェアハウスも、周り近所全ての家を見ても、マジで全戸内開きですね。
その辺の違いも面白いです。
…ってな所でコメントをさらに進めると、トイペの三角折もアンさんに完全同意ですが、幸い男子トイレにそんなことをするやつは地球上どこにも存在しないので、公衆トイレで出会ったことが一度もないのは幸いかもしれません(笑)。
あとまだ少し触れていなかった話題(のみならず、もうちょい突っ込んでおきたかった話題)が残っていますが、いつの間にか異様に長くなってしまったので、また改めて、続き他は次回にまわさせていただくといたしましょう。