前回の記事では昆虫ネタのまとめとして、忌み嫌われがちな…というか僕自身忌み嫌っている虫の中にあって、「こいつはまぁ許せるぞ」と思えるやつらを挙げていくことでもうちょっと記事を水増ししようともがいた結果、一番身近な「大丈夫な虫」として思い浮かんだアリさんから、「ワイルドなガキンチョの中には食べる子もいますよね」という話に飛び…
(ちなみに、アリはギ酸を多く含むので酸っぱい…と思いきや、どうやら全てのアリがギ酸を持つわけではなく、日本のアリはギ酸を含まないタイプが多いとのことで、むしろ甘いことが多い…なんて話も知恵袋先生で目にしましたが…(↓)
…経験者である元ワイルドキッズの方の意見もぜひ聞いてみたいですね(笑)。)
…そこから古のネットネタである(軽く検索しても、やっぱり元ネタは分かりませんでした。何かの漫画なのかな?とも思いましたが…)「トンボからシーチキン」「ラジコンとんぼ」などが描かれた、例のイラストへと脱線していました。
そんなわけで今回も「良い虫」について触れることで一記事こさえてみようかと思います。
まぁパッと浮かぶのですと、英語では「Ladybug」(レディー・バグ=淑女の虫)と呼ばれることも多い、見た目の可愛さ&農作物の天敵アブラムシを食べてくれる益虫であることから、世界中どこでも好かれているテントウムシ(↓のWikiの記述より)や…
…テントウムシはカラーリングが鮮やか&サイズも小ぶりなのがまぁ許せるだけで、腹側は普通に虫で、若干虫嫌い民には危ない気もするんですけど(笑)、より好かれる要素満載の王者に相応しいものとしては、造形から動きの優雅さから非の打ち所のない(ことの多い…模様や色合いによってはアカンのもいますけどね(笑))チョウチョなんかがパッと思いつきますが……
…まぁチョウチョも一歩間違えば蛾ですし(笑)、今回はせっかくなので、マイナーだけど本当に可愛いすぎる虫を取り上げてみようと思います。
とはいえ僕は特に虫博士でもなく、単に「インターネッツで見た」という、ネットのまとめサイトとかでずっと前に見て記憶にあっただけという、ネット大好き民からしたらそこそこ有名でそないマイナーでもない可能性もありますけど、まぁ僕もたまたまそのまとめ記事を見てなかったら知らなかったと思いますし、したり顔で紹介させていただくといたしましょう。
まず1つ目は、白いモフモフとつぶらな瞳があまりにも可愛らしいこちら、トラツリアブ!
…と思いきや、「君なんか昔話題になってた写真と違わな~い?」と思えるといいますか(笑)、まぁ一口に「ヒト」と言っても個体差で美醜はあるの同じように、ツリアブさんの方も単に、こちらのウィ記事サムネ画像ではちょっと写りの悪い子が使われてしまったのでしょう(笑)。
僕の記憶にある、奇跡の一枚(って程ではなく、普通に白い毛に覆われている状態はどれも可愛いですが)を探るべく検索してみても、何か著作権管理が厳しく引用拝借すらしづらい印象のあるPinterestの記事ばかりが出てきたので、英語名である「Bee fly」(ハチハエって感じなんですね)で検索したら、自然を愛する方の個人ブログやアメリカの2ちゃんねることRedditでヒットしてきました、激カワアブタンの写真数点を、そちらからチョロッとお借りさせていただきましょう。
…う~んこれはまさしく、「可愛い」の擬虫化!(←「擬人化」のつもりですが、そんな言葉ないだろ(笑))
大変可愛らしいこの虫ですが、上記ウィ記事にも記述されていた通り、何気に近年数が減っているようで、特に日本では岡山県のみで確認される…って情報を見た記憶がありますけれども、これも簡単に検索したらまさに岡山県図書館のレファレンス依頼でその旨が調べられており…
digioka.libnet.pref.okayama.jp
資料②『岡山県版レッドデータブック 2020 動物編』、資料③『岡山県のレッドデータ生物 2020』によると、近年での生息確認は岡山県だけとあり、2008年に採集された標本が紹介されている。
…とあるように、やはりどうもなぜか岡山限定でしか見ることのできないレア虫みたいですね…!
(のみならず、岡山でもなかなか見れないぐらいのようですが…)
まぁ見た目の可愛さ儚さに関わらず、絶滅するってのは悲しいことですから、人間に見つからずにこっそりとでもいいので、岡山の片隅で元気に暮らしていて欲しいと思えてなりません。
一方、もう一つ昔見て「そんなバカな!」と思えた衝撃の幼虫がいまして、「胴体はイモムシみたいな感じなのに、頭だけ可愛い猫みたいな感じになっている」という、文字だけ見たら「いてたまるか、そんな空想上の生物!(笑)」と思えるのが、どうやら実際にこの世に存在するらしいんですよね……
名前は憶えていませんでしたが、「ネコの頭 幼虫」で検索したらすぐに見つかりました、まずは生物名ですが、ズバリ、ヒメジャノメ!!
まぁあくまで大変レアなフォルムをしているのは「幼虫」なので、成体は正直普通のチョウチョ…むしろ「蛇の目」とあるように、一点の目玉模様みたいなのが禍々しくもある感じですけど、僕の記憶にあったニャンコヘッドイモムシは個人ブログが由来だったようです……ズバリ、こちらの記事(↓)で写真が公開されてますこの幼虫が、虫グループ屈指の、指折りの可愛さだといえましょう!
ナイスショットをいくつかお借りしますと……
…凄すぎる、そんなバカな!(笑)
イモムシ胴体の部分も、何かちょっとモフっとしておりかつシュッとしてる感じで、気持ち悪さが全然ないのも素晴らしいですね。
まぁチョウも悪くないですけど、一生幼虫でいてくれればいいのに…と思えてなりません(笑)。
ということで、今回も単にネットネタを紹介しただけという感じでしたが、個人的にはこの2種が昆虫グループの大正義癒し系に思えてなりません、虫にも愛せるやつはいるんですね…という虫上げの記事でした。
特にもうネタもない気がするので、虫ネタともサヨナラになりそうですが、また追って「門」ネタに戻っていこうかなと思います。