暴言ランキング:意外!「ファッキン」より汚い言葉があっただなんて…!

おもむろに見始めていた英語のダーティーワードシリーズ、前回は個人的にタブー度No. 1に思える、禁断のNワードに触れていました。


個人的にはそれ以上の禁句はないと思うのですが、後学のためにその他マイナーな英語卑語・暴言にはどんなものがあるのか、ランキング形式で一覧になっている物をちょっくら垣間見させていただくといたしやしょう。

 

検索したら、決定版ランキング(definitive ranking)というタイトルの記事(↓)がヒットしてきました。

www.joe.co.uk
「決定版」ならこれを見るっきゃない!ということで、まずはこちらを参考にさせてもらおうかと思います。


しかし、見てみたらなんと40語もの大量の言葉を挙げてくれており、これはかなりのボリュームになりそうですから、まぁ特に序盤・ランキング下位のどうでもいいショボ語なんかは日本語訳を併記するだけに留め、説明は省略させていただきましょう。

(元記事では全ての語に結構丁寧な解説がついていましたが、正直、非英語話者的には何か読んでも全く面白くないタイプのネタ・ジョーク交じりのものだったので、執筆者の方には申し訳ないですけどガン無視させてもらおうと思います(笑)。

 一応、一部、適宜自分なりに多少のコメントを加えるものもある形です。)

 

では、ズラーッといってみましょう!

 

40. Cow(ウシ)

まぁ日本語だと「ブタ」の方が罵倒語ですが、英語だと「ウシ野郎」って感じなのかもしれませんね。

 

39. Damn(ガッデム!のデム(ダム))

こちらは以前「青い花で学ぶ英語」(↓) の最初にチラッと触れたことがありましたが…

con-cats.hatenablog.com
ガッデム=God damn (it)! とかでも耳にするこちら、まさに「チクショー」に近い感じですけど、これは結構、そんなに下品・低俗ではない普通の人でも気軽に使いがちな言葉に思えますし、特に「God」がなければそんなに酷い暴言にもならない感じのようで、このぐらいの順位なのも納得といえましょう。

(なお、God付きの方はランクインしていませんでしたが、Godをつけると口の悪さは一気に増すように思います。)

 

38. Crap(クソ)

 

37. Bloody(血塗られた・血に汚れた)

 

36. Sod(芝、スラング的には、主に男性をからかう際に使われがちな言葉)

イギリス英語で、「ばっきゃろう」的な軽いからかいのニュアンスで使われる言葉のようです。

 

35. Bugger(ちぇっ・クッソ!)

こちらもイギリス英語で(オーストラリアでも使われるようですが)、アメリカでは使わない気がしますね。

 

34. Git(マヌケ・愚か者・クソッタレ)

 

33. Arse(ケツ・バカ)

Assの別スペルですね。

今さらですが、こちらはイギリスの記事だったので、この単語もイギリス英語でよく使われがちなものかと思います。

 

32. Bint((軽蔑的に)女・アマ)

 

31. Munter(ブサイク)

 

30. Minger(ダサい・キモい人)

 

29. Balls(タマタマ)

まさに、男性の持つ二個のボールのことですね(笑)。

 

28. Arsehole(ケツアナ)

 

27. Bullshit(ウシのフン)

この辺からは英単語としてめっちゃよく聞く気もする有名ワードですね。

「ブルシット」で、普通の「クソ」に「牛」がつくことでまさに「クソ」の糞度をワンランク上げて使われる表現……と思いきや、素の「シット」はすぐ下にいたので、意外にもむしろこちらの方が「ダーティーランキング」的にはマイルドな感じといえるようです。

牛糞は堆肥にも使えるなど有用ですからね、その序列も納得のものといえるかもしれません(笑)。

 

26. Pissed(本来の字義的には「小便をする」、スラング的には「苛立たしい・うんざりだ・激オコ」的なニュアンス)

 

25. Shit(クソ)

 

24. Jesus Christ(ジーザス・クライスト!)

イエス・キリストのことですね。

こないだもチラッと見ていた通り(↓)…

con-cats.hatenablog.com

…「オーマイガー」的な、衝撃や落胆の気持ちを込めて吐き捨てられるフレーズですね。

 

23. Bitch(ビッチ・アバズレ・ヤリマン・オカマ野郎)

 

22. Son of a bitch(直訳では「ビッチの息子」、サノバビッチ!)

これもメジャー所の暴言ですね。

「ビッチ」に関しては、追ってまた1つ気になる点を見てみようと思っています。

 

21. Bollocks(本来の字義的には「睾丸」、スラング的には「ナンセンス・バカバカしい・嘘だ!」など罵倒する感じで使う)

 

20. Bellend(字義的には「男性器の先端」、スラング的には「無能の馬鹿野郎」)

 

19. Tit(乳首)

 

18. Fanny(尻・女性器)

もちろん先ほどのベルエンド同様、字義的にはそういう意味でも、実際には誰かに向けて罵倒の意味で使われることがほとんどなのは言うまでもない感じでしょう(以下、特に明記せずとも、どれも同様ですね)。

 

17. Snatch(本来の意味は「ひったくる・強奪する」、スラング的に女性器)

こちらは女性器の意味でも使われるスラングのようで、そのニュアンスで罵倒的に使われたらダーティーな言葉ではありますが、以前、こないだのスラングシリーズ(↓)で出てきていた通り…

con-cats.hatenablog.com
(こちらは特に「snatched」の形でしたが)「完璧・イケてる!」という、ポジティブな意味でも使われる単語ですね。


正直「ファッキン」も「ファッキン・グッド!」とかポジティブにも使われますし、ダーティーワードが良い方にも使われるのは、そんなに珍しいことでもない気がします。

 

16. Clunge(肛門・女性器)

「しがみつく・ピタリとくっついて離れない」という意味の一般動詞「cling」の過去分詞から派生して使われているスラングのようですが(正しい過去分詞は「clung」とはいえ)、そんな「(ニオイや汚れなどが)まとわりついた」というニュアンスからも、女性のプライベートパーツを意味する下品な言い回しということは推測がつく感じといえましょう。

こちらもほぼイギリスのみで使われるようです。

 

15. Gash(「深い切り傷・割れ目」という本来の意味から発展して、女性器・女性・性交)

 

14. Prick(「刺す・突く」という本来の意味から発展して、男性器)

この辺も、言われればそうなる流れは想像できる感じですね。

もちろん、他人をガッシュやプリック呼ばわりすれば「肉便器」「下衆野郎」などと罵倒する感じだといえましょう。

 

13. Twat(女性器、嫌なヤツ・馬鹿)

 

12. Punani(女性器、ジャマイカ系の言葉で、プッシーと同義)

 

11. Pussy(本来の意味は「子猫」、一般的なスラングとしては女性器)

これもまぁ何となくよく聞く気のする単語ですが、例えば子供が「A pussy cat!」みたいに言ったとしたら普通に「あ、可愛い猫ちゃん!」という意味になるので、そこまでダーディーではない印象もあるものの、大人がそういう文脈で使ったら確実にダーティーな表現になる感じではありますね。

日本語だと……パッとは浮かびませんが、あぁ分かりやすい英語でいえば、「性別」というちゃんとした意味もある「sex」にも近い感じだといえるかもしれません。

 

10. Minge(女性の陰毛・性器)

30位のMingerとは似て非なる表現ですね。

どちらもイギリス英語のようです。

 

9. Cock(本来の意味は「雄鶏」、転じて男性器)

 

8. Knob(本来の意味は「ドアノブ・突起状のつまみ」、転じて男性器)

 

7. Dickhead(男性器の先端)

 

6. Dick(男性器)

怒涛の男性器シリーズでしたが(笑)、まぁどの国でもその辺の「シモ」系のスラングは枚挙に暇がない感じだといえましょう。


なお、この「ディック」は、面白いことに男性名である「Richard」のニックネームでもあるんですよね。

それを初めて聞いたとき、「いやいくら何でも酷すぎないか?なぜ?」と思えたものの、まぁ「リチャード→リック→ディック」と音が似ていることから派生したんだと思いますけれども、日本語だと……(日本人の名前ではほぼないですが)例えばTimくんのあだ名を「珍坊」とでも呼ぶような感じなんでしょうかね?

(あるいは「コウガ」くんを「コウガン」というニックネームで呼んだり、「鬼頭」くんをそっちの発音の「キトー」と呼んだり、「ダン」くんを「ダンコン」とかいうあだ名で呼ぶ(あぁあと有名アニメ作品ですが、「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」の安城鳴子ちゃんが、子供たち同士でつけたニックネームが「あなる」だった、とかも一例ですかね(笑))…みたいなのは、まぁ冷静に考えたらちょっとアレだけど一応コミュニティ内で糾弾はされなさそうな気がする……というのと、似たような感じなのかもしれません。)


いずれにせよ、リチャードのディック呼びは(人によっては嫌がるリチャードさんもいるようですが)許容されているものの、一般男性をディック呼びするのは、大変侮辱的な表現になっているという感じですね。

 

5. Bastard(元々の意味は「非嫡出子、私生児」、そこから派生して、「ろくでなし・不快なクソ野郎」という意のかなり強烈なスラング

こちらが、前回の記事で書いていた、レンドン選手が放った暴言として当初日本語記事でそう書かれていた気がする罵倒語ですが、実は僕は(先にこの記事をチラ見していたのでここで知っていましたが)この単語にそんなネガティブな意味があるのを全く知りませんでした。


ゲーム好きからすると「バスタード」なんて、かなり強い類の武器である「バスタードソード」とかでおなじみですし、「討伐する・ぶちのめす」みたいなニュアンスなのかな?と思っていたのですが、本来の意味は婚外子のことを指す言葉だったんですねぇ。


漫画の「BASTARD!!」も極めて有名ですが、スーパー漫画読みの僕としては珍しく……というかこの手のダークファンタジー・バトルものが野郎にしては珍しくあまり好みではないので、持ってるけど未読という例の積ん読状態なんですけれども、そうこうしている内に作者も鬼籍に入られてしまったので、そろそろ読んでおきたい限りですが……と思ったら、作者が最近お亡くなりになられたのは、「ベルセルク」でしたか…!

名前も、ジャンルも、完結が危ぶまれている所までそっくりなのでついつい混乱してしまったという(もちろんベルセルクも同じダークファンタジーの大傑作で、同様に積ん読状態です)、漫画好きの風上にも置けない失態で恐縮のしきりですけれども、いずれにせよバスタードという単語がそういう意味だったとは全く知らなかったです、という話でした。

 

いつの間にか5位にまで来ていたことからも分かる通り、これは相当の「言ってはいけないタブー語」だと思われます。

そもそもの由来も差別的な意味合いが若干ある感じですし(親が結婚してるかしてないかなんて、人間が勝手に定めたただの法律上の差異でしかなく、本来生物学的には一切何の違いもないと断言できますから、そもそも区別すること自体がおかしく感じます)、これは気をつけるべき単語だといえましょう。

まさに僕がそうだったように、言葉の響き的には(特にゲーム少年にとっては)むしろカッコいい感じがありますから、そこで誤解をしないように要注意ですね!

 

4. Fuck(ファック)

 

3. Motherfucker(マザーファッカー、意味的には「母親を犯す野郎」)

ダーティーワードの王者「ファック」がまさかのベスト3選外だったということで、一体何があるのかと思いきや、堂々の第3位は、その「ファック」に「マザー」がついた、要はファックのファッキンパワーアップ版が来ていた感じですね。

正直、長ったらしくなることで、むしろ暴言としての「キレ」は鈍ってるだけのような…?…と思えたものの、まぁ「豚野郎」が「マザコン豚野郎」に変わったと考えれば、罵倒レベルが格段とアップしているというのも納得できる気がしますね(そうかぁ?(笑))。

 

しかし、ダーティーワード本命であるファッキン兄弟の更に上を行くものが存在していました。

残る二語は、果たして…?

 

2. Wanker(自慰野郎)

ワンカーとか、知らねぇ~(笑)。

意味としては、まぁ日本語にすると途端に恥ずかしい感じがして書き辛いのですが、若干文語的な響きの表現を借りれば「マスかき野郎」で、もう1つの、よりメジャーなカタカナ表記は控えさせていただきますけど(都営三田線の駅「御成門(おなりもん)」に近いやつですね(笑))、まぁ実際日本語で書くのも憚られる感じなのからも明らかな通り、これは結構ダーティーな言葉といえますね!


元々は完全にイギリス英語だったようですが、使われがちなスラングだけに、今ではアメリカでもまま使われることがあるようです。

とはいえ幸い僕は全く聞いたことがありませんでしたが、普通に絶対使いたくも言われたくもない言葉といえちゃいますね(笑)。

 

1. Cunt(女性器の、最高級(最低級)に下品な言い回し)

栄えある(全然栄えてなんかないですが(笑))栄光の第一位は、なんと、「カント」!


これまた、知らねぇ~!


…っていうか、カントって何か偉い哲学者だかでそんなおっさんいなかった?…と思ったら、そちらのイマヌエルさん(↓)は、スペルが半分も違う「Kant」でした。

ja.wikipedia.org

超激烈ダーティーワードと勘違いしてしまい、こりゃどうもすまんこってす(笑)。


そんなわけで、途中怒涛の男性器ワードが続いたものの、No. 1は女性器の極めて下品な呼び名が来ていたということで、まぁ冷静に考えてみたら、日本語でも放送禁止用語をランク付けした場合、実際似たような感じかもしれませんね。

 

…と、説明不要な言葉(というか日本語でも書き辛い感じですね、例によって(笑))なので特に話も広がらないためそそくさと総評に参りますと、なんと、Nワードはランクインしていませんでしたねぇ~。

 

そもそものこの記事が「swear word」のまとめだったわけですけど、swearというのは面白い単語で、本来の意味としては裁判所などで「偽りのない真実のみを語ることを誓いますか?」という意味の、「誓う」的な意味合いの語であり……

(僕も実際に裁判所でそう聞かれて、Yesと宣言したものの実際適当なことを言ってしまっていたのは以前の記事で触れていた通りで↓……

con-cats.hatenablog.com

…案外重みのない「swear(スウェア)」をするクズ野郎もいるものですが(笑)、実際にも日常会話で、結構カジュアルに「命賭けて、マジで!」という感じの「I swear!」なんかも使われる形ですね)

…とちょっと話が脱線しましたが、そんな「神に誓う」的な神聖な語が、非常に面白いことに、「swear word」という形だと「暴言・悪口・不適切な言葉」という真逆な感じに思える意味合いになるんですね!


まぁこれは、「God damn it!」とか「ジーザス・クライスト!」とか、暴言の類には案外神様関連の言葉が使われることも多いことから、そういう意味合いの利用法が派生してきたのかもしれません。

 

…とそれはともかく、「swear word」はあくまで「暴言・悪口」という感じの意味なので、差別語であるNワードは選外だったのかもしれないですね。

(でも、「バスタード」なんかは差別語でもある気もするわけですが……

…とはいえそちらは最早本来の意味よりも「ロクデナシ・ゴミカス野郎」の意味しかなくなっているといえる感じでしょうか…?)

 

そもそもイギリス英語のまとめ記事だったこともあり、見知らぬ単語が大量にあったのもそのせいなのかもしれないため、せっかくならアメリカ英語の方も見てみよう……と思って、そちらは短い記事だったこともあって当初一気に見てしまう予定だったのですが、またしても結構長くなってしまい時間切れだったため、(全く引っ張るレベルでもないものの)もう一回だけ、続きは次回へと引き延ばさせていただこうかと思います。


果たして順位の変動は?!

やっぱりNワードも出てくる…??

乞うご期待!

(マジで、大して楽しみにするような話でも何でもないですけどね(笑))

 

おっと、アイキャッチ画像がなかったので(これも正直、別になきゃないで何も問題ないですが(笑)。初期は画像なしの記事も普通にアップしてましたし)、何か見繕ってみると……あぁ、この記事で初めて知ることのできた「バスタード」から、相手を切りつける言葉になっているというダブルミーニング込みで、バスタードソードのいらすとをお借りするといたしましょう。


(ぶっちゃけ「バスタードソード」の定義もよく分かりませんが、一応Wikipediaにも項目があったぐらいで、読んでみたらこれは「片手両手両用の剣」ということですね……↓

ja.wikipedia.org

…正直、どの剣も普通にそうじゃないの?って気もしちゃいますが(笑)。)

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