人工の涙…?

一連のアイシリーズ、白目赤目から、直近では翼状片(よくじょうへん)および瞼裂斑(けんれつはん)という、主に紫外線が原因の加齢症状を見ていました。

 

目に関するネタは何気に個人的にも気になりますし、一連の記事で登場していた用語以外にも、「eyes」でHEALTH LIBRARY記事を検索したら面白そうなのがごまんと出てきたため、しばらく目にまつわるエトセトラを見ていこうかなと思います。

 

白目・赤目と来て、こないだどこかで出て来ていた「ピンク・アイ」というのも気になる所でしたが、まぁこれは結膜炎のことで、病気を専門とするクリーブランド・クリニックなので当然ですけど、妙に長い記事だったので読む気がおきず、ちょっと横に置いておくとして(笑)…


あまりにも時間がない日が続いていることから、もう少し短めの記事をピックさせてもらう形で、今回は、人工涙液(るいえき)という、目薬マニアの僕としては非常に気になる記事を参考にさせてもらうといたしやしょう。

 

my.clevelandclinic.org

 

目薬よりも涙に近いということで、どういった用途で使われるものなのか、クリ・クリさんの見解を早速見て行こうと思います。

 

人工涙液(Artificial Tears)

乾燥した環境、煙の多い環境、風の強い環境、または疲労から目に炎症がある場合は、人工涙液に頼ってみるとよいかもしれません。人工涙液を頻繁に使用する必要がある場合は、眼科医の診療予約を取ることを検討してください。

 

概要

人工涙液とは何?

人工涙液は、ドライアイに潤いを与えてくれる、目薬、ジェル、あるいは軟膏です。人工涙液は処方箋なしで購入できます。

人工涙液は通常、2種類の内いずれか1つの方法で機能します: 涙の水(水性)部分か、涙の脂肪酸(脂質)部分かの、どちらかに影響を及ぼす形です。粘液、水、そして脂質の層が涙液膜を構成しており、これは涙器または涙系とも呼ばれる、涙を作る機構の一部です。

 

人工涙液はどんな症状を管理してくれるの?

人工涙液は以下の目的で使用可能です:

  • 潤いを与えることで、乾燥を治療する。
  • 目の「窓」である角膜の摩擦を、潤滑剤を加えることで減らす。
  • 炎症を鎮める。
  • 充血や腫れを抑える。

時には以下のような理由で人工涙液を使用する必要があるかもしれません:

  • 風の強い場所、煙の多い場所、乾燥した場所にいる。
  • 疲れや長時間のコンピューターの使用による眼精疲労がある。
  • アレルギー薬や抗うつ薬など、特定の薬を服用している。
  • (加齢は目の水分レベルに影響を与える可能性があるため)年を取っている。

目がいつも乾燥して炎症を起こしているようであれば、眼科医に相談し、何が起こっているのか、またどのような治療が必要かもしれないのかを教えてもらってください。

 

人工涙液はどのくらい一般的に使われてるの?

アメリカでは、50歳以上の約500万人が重度のドライアイです。さらに約2000万人が、重症とはみなされないながら、ドライアイ問題を抱えています。

ドライアイは、女性や出生時に女性に割り当てられた方々(AFAB)のほうが、男性や出生時に男性に割り当てられた方々(AMAB)より2倍高い頻度で起こります。

 

人工涙液の目薬の例にはどんなものがある?

人工涙液製品は全て同じではありません。人工涙液の中には、涙の水(水分)成分に作用するものもあれば、涙の油性成分(脂質)に作用するものもあります。

人工涙液の中には、保存期間が長くなるように防腐剤が配合されているものもあります。しかし、このタイプの製品の欠点は、防腐剤が目に入ってしまうことです。いずれにせよ、開封済みの人工涙液は、3~4ヶ月経ったら廃棄するべきです。

コンタクトレンズを使用している場合は、防腐剤が入った特定の類の人工涙液は使用しない方がよいかもしれません。コンタクトレンズ装用者のために作られた特別な製品もあります。コンタクトレンズ装用時の使用に関する情報は、パッケージを確認してください。

防腐剤フリーの製品は、1回使い切りの容器に入っていることが多いです。24時間経ったら捨てるべきといえる、小さなチューブ入りです。

人工涙液の種類とブランドについては、眼科の専門医にお尋ねください。

 

手順の詳細

人工涙液はどうやって使うの?

通常、人工涙液は液剤、ゲル剤、軟膏剤に応じた形の、ボトルやチューブに入っています。

  • 目に何かする前に、必ず手をよく洗うことを心がけてください。誰かに手伝ってもらう場合は、まずその人に手を洗ってもらいましょう。
  • 頭を後ろに倒し、上を向き、指で下まぶたを引き下げます。
  • もう片方の手で、開けた目の上にボトルを配置し、正しい数の滴またはジェル状ドロップを絞り出します。パッケージに記載されている、またはかかりつけの医療従事者に指示された使用方法に従ってください。
  • ボトルの先端を触ったり、目に触れさせたりしてはいけません。汚染を避けましょう。
  • 目を閉じ、しばらくそのまま閉じた状態を保ちます。鼻に近い目の部分に指を当てると、薬が目に入ったままにすることが可能です。
  • 人工涙液を使用した直後は、目をこすることは避けてください。
  • とろみのあるジェルや軟膏の場合、時間の大小はありますが、しばらく視界がぼやけることがあります。

 

人工涙液はどのくらいの頻度で使えるの?

人工涙液を使用できる頻度や連続使用できる期間については、医療機関にご確認ください。人工涙液を頻繁に使う必要がある場合は、より重篤な疾患をお抱えでないかどうかを調べるために、医療機関の助けが必要な場合があるかもしれません。

防腐剤を含む人工涙液を使用する場合は、1日4~6回に抑える必要があります。それ以上の頻度で使用する必要がある場合は、防腐剤を含まない製品を使用すべきです。

 

リスク/メリット

人工涙液を使用することの潜在的なメリットは何?

人工涙液は、ドライアイのかゆみやほてりを和らげてくれます。人工涙液の種類によっては、目の組織の回復を助けてくれるものもあるかもしれません。

時に、人工涙液は、毛、埃、刺激物または目に入る可能性のあるその他の物質を洗い流すのに役立つこともあります。

 

人工涙液を使用することでのリスクや合併症はある?

人工涙液、特に防腐剤を含む人工涙液は、以下を含む好ましくない副作用を引き起こす方がいらっしゃるかもしれません:

  • 目のかすみ: これが起きた場合、運転や機械の操作などをする前に、視界がクリアになっていることを確認してください。
  • 目の炎症: これはほてりやかゆみなどが感じられるものであり、目をこすりたくなることがあるかもしれません。(ただし、目をこすると炎症が悪化したり、目の表面を傷つけたりすることがあるので、こすらないようにしましょう。)
  • アレルギー症状: 目のみならず、他の部位に症状が出ることもあるかもしれません。症状には、かゆみ、腫れ、呼吸困難、およびめまいが含まれます。こういった重篤なアレルギー反応(アナフィラキシー)を起こした場合は、直ちに医療機関を受診してください。
  • 眼疾患の治療を遅らせてしまう: 人工涙液を最近使用した場合、担当の眼科医が特定の眼科治療を延期する必要があるかもしれません。

 

回復と見通し

良くなるのにどのくらいの時間がかかる?

人工涙液は通常、すぐに目の調子を良くします。

 

医師に連絡する時

ドライアイや人工涙液の使用について、いつ医療機関に連絡すべき?

以下のいずれかに該当する場合は、できるだけ早く医療機関に連絡するか、受診の予約を取ることをお勧めします:

  • 医療機関から人工涙液を毎日使用するように言われておらず、毎日または推奨されている以上に人工涙液を使っている場合。
  • 人工涙液が目の状態や症状に役立っていない場合。
  • 人工涙液の使用に対する反応が乏しい場合や、副作用がある場合。

視力の低下や極端な反応、特に上記のようなアレルギー反応がある場合は、今すぐ医療機関を受診してください。呼吸困難などの症状がある場合は、直ちに911番にお電話ください。

 

その他のよくある質問

人工涙液 vs 目薬: 違いは何?

人工涙液は通常市販(OTC)されており、目に潤いを与えたり保持したりします。目薬は処方箋が必要なことが多いですが、市販されているものもあり得ます。目薬には以下のような薬が含まれていることがあります:

  • 目の充血を治療する目薬に含まれる、充血除去剤。このタイプの目薬を頻繁に利用しすぎると、リバウンドで充血が発症することがあるかもしれません。
  • アレルギーを治療する目薬に含まれている、抗ヒスタミン薬や非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)。
  • 手術後に処方されることがあり得る、ステロイド剤。
  • 感染症の治療や予防のための抗生物質
  • 緑内障の治療薬。

 

コンタクトをしていても人工涙液は使用可能?

いくつかの種類の人工涙液は、コンタクトレンズとともに用いることが可能です。リウェッティング・ドロップ(再湿性液滴)と呼ばれる製品のパッケージをご覧になったことがあるかもしれません。一般的に、防腐剤を含む人工涙液は、担当医に指示された場合を除き、コンタクトレンズとの併用は避けてください。

とろみのある製品(ジェルや軟膏)はコンタクトに付着する可能性があるので、ジェルや軟膏を使用している間はコンタクトの装用を避けるべきです。

 

クリーブランド・クリニックからのメモ

体の他の部分と同じように、目にも最良の結果を得るために連動して機能している部分があります。単に外で風に吹かれたり、煙の多いキャンプファイヤーの近くにいたために、目が乾いてしまうこともあり得るでしょう。そういった問題を緩和するために、目薬をさして目を休めてあげるのはよいことです。しかし、定期的に目が乾いて炎症を起こしている場合は、医療機関に相談してください。他の症状がないか調べてくれますし、どのタイプの人工涙液が最も適しているかを教えてくれますよ。

 

まさかの、「まず、上を向いて目を開けます…」みたいな、この年になって目薬の差し方のレクチャーを受けるという、ある意味屈辱的なしょうもねぇ記事でした(笑)。

 

とはいえまぁ、「特に医師から指示もされていないのに、バカみたいに目薬を差しまくるのはよくありません」という、個人的には耳が痛いアドバイスもあった感じですね。

 

画像はなかったので、アイキャッチ用に、例によって検索してどんな市販品があるかをチェックしてみました。

https://www.google.com/search?q=Artificial+tearsより

ん?何か見覚えがあるなぁ…と思ったら、こないだの記事で書いていた通り、若い頃は目薬中毒レベルでバシバシ打ちまくっていた僕なんですが、アメリカの目薬が何かどれも微妙すぎた結果、徐々に利用頻度が減ってきて、今はもう就寝前後のタイミングでしか定期的には使っていないこともあり、職場では一切使わないぐらいになっているんですけど、とはいえ「勤務中に目がめちゃくちゃ痒くなったりしたらコトだな…」と思い、地元大型スーパーで一番安いものを選んで、職場にはそれを置いてるんですけれども、今引き出しをチェックしてみたらまさにその激安目薬が、「Artificial Tears」そのものでした。

 

(上記検索結果一覧に並んでるものではないんですけど、どれもパッケージは似てますしね。

 なお、今値段もチェックしてみたら、15 mL入りで2.49ドルでした。流石は僕の愛するジモスー、ネット通販より安いぜ!)

ちなみに言うまでもなく、安いだけあって大した成分も入っていない(というか、涙に近い成分なのが売りの製品ですしね)ため、マジで差しても何の意味もありません(笑)。

 

水です(笑)。

(まぁ、真水は差したら浸透圧の差で目が沁みますし、水ではないですけどね(笑)。)

 

そもそもしつこいですが別に目薬はなきゃないでそこまで目が乾燥することも僕はないということに気付いたので、ずっと画面とにらめっこしすぎて「あまりにも目を使いすぎた!」となった時だけ、たまに儀式のように垂らしているぐらいです。

 

あと、今回の記事は全くしょうもない感じでしたが、↑のスクショ画像にも入れておいた通り、検索トップにはメイヨー・クリニックの記事が来ていました(この下、2番目にはクリーブランド・クリニックの記事が来ていましたが)。

「How to select(選び方)」とあったのでこっちの方が面白そうかも…と思ったものの、メイヨーの記事は何かよりあっさりしていて中身が薄いことが多く、この記事も念のため見てみたらマジで無意味の極みだったので、やっぱりクリ・クリが一番ですね(笑)。

 

では次回も、目関連の記事で短めのものを適当に見繕ってみようと思います。

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