空気が凍った!言ってはいけないヤバい言葉…

ここ最近の記事でしばらく見ていた「ピー音あり」「いわく付き物議醸し系」「インパクト大」な音楽シリーズも一区切りつけた所で、派生元となったダーティーワードについての話に戻っていこうと思います。


音楽ネタも、まだいくらでも触れたい曲がごまんとありますし、いつかネタが切れたらそちらの方にもまた改めて戻っていきたいなぁと思っとります。

(といっても、かなり自分の趣味全開で、特に音楽の良し悪しなんて好みに依る所が大きいですから、よっぽど好みがドンピシャな方でもない限り、自分が思うほどにはそんなに面白い名曲選になってるわけでもない…といいますか、合わない方には地獄のような内容な気もするんですけどね(笑)。

 とはいえ、合わないと面白くないのは音楽に限らずどんなものでも、そもそもブログそのものがそうだといえて、今さら過ぎる話にも思えますし(笑)、あんまり受けとかそういうのは気にせず、好き勝手書き散らすことで自分の好み・人となりを紹介していけたらなぁ、と思います。)

 

また例によって全く中身のない前置きでグダグダ長くなってしまっているため、とっとと本題に入りましょう。

今回は、英語のダーティーワードをよりよく知ってみるべく、「不適切ワード・侮辱度ランキング」みたいな記事を参考にすることで「こんな言葉もあるんですね。お、ヤバ語のトップはこれでしたか!」みたいなまとめをしていこうと思ったのですが、今回もまたちょっと時間がなかったことがあり、インパクトの大きい実例動画を交えて、「個人的には間違いなくこの言葉が一番タブーだと思う」ワードなんかを軽く見ていこうかなと思います。

 

まぁ既にこないだの記事でも少し触れていましたけど、一口にダーティーワード・不適切語といっても色々な種類があり、とはいえまぁ大別すれば下品系・罵倒系・差別系に区分けできることがほとんどかと思いますが、個人的には昨今のポリコレ意識の向上に伴い、どう考えても間違いなく差別系の言葉が一番タブーなんじゃなかろうかと思える、という話ですね。

 

実例を見るのも正直どうなのかという気もしましたけれども(不適切な差別用語を使ってる場面ってことですしね)、一応、実際に差別用語を放ったらどうなるか、非常に分かりやすい動画が数年前話題になっていたのを思い出したので、(幸か不幸か、日本人的には不快感を覚えることはまずないと思いますし)今回はこちらを紹介してみるといたしましょう。


このツイートがオリジナル投稿者なのかは不明ですが、辿れる限り初出であったのがこちらkiyaさんの動画付きポストですね。

 

ズバリ、個人的に思う絶対に言ってはいけないタブーNo. 1である言葉は、黒人の方に対する蔑称である「ニガー」だと思うんですけれども、舞台はハイスクールだと思いますが、この動画以前に何があったかは分からないものの白人の少年と黒人の少年が争っており、若干ひ弱な感じである白人ボーイが倒されて放った、前半の捨て台詞、

「See you in juvie, bitch!!(少年院で待ってろ、このカマ野郎!)」

…では、周りも「いやビッチて(笑)」みたいな感じで失笑どころか嘲笑してる感じのクラスメイトすら目立っていたわけですけど、教室から出る際の捨て台詞で「ファッキン・ニガー!」と言い放ったら、マジで画面越しでも空気が一変したのが手に取るように分かるぐらいに、黒人ボーイのDevくん(このツイートリプ欄のツリーに「参考:彼のインスタはこちら。負けないで、と愛を込めて応援しよう!」と紹介されていました。今は既にインスタアカは削除されているようですが)が一瞬でブチ切れ、机を乗り越えてすっ飛んで追いかけていった……という衝撃の動画ですけれども、「ビッチ」という男性に使ってもかなりの侮辱表現にあたる暴言では周りも苦笑するレベルだったのが、Nワードの方だと「おい、それだけはいけない…!」となっているあたり、やはりこの語が絶対に言ってはいけないワードNo. 1と考えて間違いないのではないか、と思える次第ですね。

 

まぁ、正直、白人ボーイくんも、失笑・嘲笑されている感じからして、結構普段からイジメられている/からかわれている対象なのではないか……と推測できるわけですけれども、それを抜きにしてもやっぱり、その言葉を言ったら全面的に君が悪くなる、それぐらいに重い言葉を放ってしまったんだ…と世論的にも総バッシングの対象になっていたようですから、今のアメリカにおいて、この言葉は物理的な暴力よりも絶対に使ってはいけないものであることが窺える感じだといえましょう。

 

ツイート投稿主のkiyaさんは、つぶやき本文で「『ニガー』と呼んだくせにその後逃げたですって?Smh…」と、ちょうど以前の略語記事(↓)で見ていた「やれやれ」という略語のsmhを用いて失望感を顕わにしていた形ですね。

 

con-cats.hatenablog.com

ちなみに「ビッチ」といえば、ちょうどこのワードを交えたやり取りがメジャーリーグ・大谷選手所属のエンゼルスで、ついこないだニュースとなっていました。


開幕戦の試合後、三塁手のレンドン選手が暴言を吐いたと思われる観客に、胸倉をつかんで詰め寄るシーンがSNSで拡散されてしまい……

 

 

…これを受けて、レンドン選手は5試合の出場停止処分(からの異議申し立てで、1試合減って4試合の出停処分に短縮されたそうですが、開幕戦の次の試合には出場していたため、その次の現地時間4月2日の試合からの停止処分で、ちょうど本日、大谷選手が先発した4月5日の試合で停止処分がようやく解除、明日以降復帰可能)を食らったという形ですね。


まぁレンドンくんもねぇ~、2019年のワールドシリーズでは鬼神のごとき活躍を見せるなど、大舞台にもクソ強く、才能・センスは尋常じゃないものがあるわけですけど、とにかくモチベーションが低い・あまりにもやる気がなさ過ぎる…という話をよく聞きますから(「野球が嫌い」「観戦すらしたくない。試合時間が長すぎて退屈」「一刻も早く引退して、のんびりと余生を過ごしたい」みたいな発言をしていたと見たことがあります。実際、勝利を追求せず、のびのびとプレイできるエンゼルスを選んだのも、そういう理由が大きいのではないか……なんて憶測もよく目にしますね。もちろん、エンゼルスオーナー・モレノさんが、同じメキシコ系移民の子であるレンドン選手をいたく気に入り、何としてでも獲得したがったため、エンゼルスが最も高待遇のオファーを出した、という理由もあるようですが…)……と余談が長くなりましたが、超長期契約もありモチベの低下から近年の成績も目を覆わんばかりのもので(今期も、2試合目はエンゼルス13得点の快勝だったというのに、レンドン選手だけスタメン唯一のノーヒット・打率.000のままですからね…)、ファンからの暴言も一線を超えたものだったのかもしれませんね。


しかし、ファンの罵声にいらついて負けん気を出したとは見直したぞレンドンくん、暴言はよくなかったけど、幸い張り手も空振りで暴力行為には発展しなかったし(笑)、復帰してからはぜひ頑張って全盛期の輝きを取り戻してくれることを願っとるよ!

 

ちなみに件の暴言ですが、当初日本語の記事では別の「Bワード」が挙げられていた記憶があるんですけど、どう聞いてもこれは「ビッチ」と言っていますね。


流れていたニュース記事(↓)でも、当然ダーティーワードは伏せ字になっていますが、文字数的にもこれは「ビッチ」で間違いないでしょう。

www.fox2detroit.com


(どちらもレンドン選手の発言です↓) 

"What'd you say? You called me a b----, huh,"
(何つった?俺のことビッチって言ったか?)

"Yeah you did. Yeah you did. Yeah motherf----."
(あぁ、言ったな。てめぇは言ったぜこのマザーファッカーが)

 

「ビッチ」やその「別のBワード」などについては、また次回触れてみようかと思います。


(なお、元ツイートの「Uncool!」は、最後の「エル」がビックリマークに見えて、まさかの日本語で「Uncoo!!」みたいに言ってるかと一瞬思えましたけど(笑)、当然そうではなく、「un・cool(アン・クール=クールではない)」ですね(笑))

 

ちなみに先ほど知ったような口でレンドン選手のセンスについて語っていましたけど、僕は基本的にたまに結果の数字を見るだけで、ほぼ実際のプレイは見ていないというニワカファンレベルなので、そもそもレンドン選手がどんな風貌なのかすら知らなかったのですが、↑のFoxニュースのサムネにもあるように、案外可愛らしい感じの選手なんですね(笑)。


今回他にアイキャッチの候補画像もなかったので、Wikipediaから、より輝いていた若きナショナルズ時代のレンドンくん雄姿画像をお借りさせていただきましょう(笑)。

 

https://ja.wikipedia.org/wiki/アンソニー・レンドンより

 

改めて、名の知れたスター選手が言うと出場停止処分に追い込まれる「ビッチ」といった暴言も、学生同士では失笑で済んでいたにもかかわらず、それを遥かに超える反応を見せていたのが「言ってはいけないNワード」だったという感じですね。

 

とはいえこれは、差別を肯定するわけでは決して、一切全くありませんけれども、なぜ「言ってはいけない」のかを考えてみますと、やっぱり結局の所、人間の本能には差別をしてしまう潜在意識が確実に存在するから…といえるのではないかな、と思います。


例えば、僕は自分のことをマジで差別しないタイプであることを自負している、公正な男だと思っているのですが(人によって決して対応を変えないことも自慢です)、こちらへ来てすぐの頃、前も一度書いたことがあった気がしますけど各地にある図書館の分館に自転車でよく行っていまして、常にGoogleマップで事前に調べた最短距離の移動を心がけているため、かなり裏通り・細道的な所を通ることも多かったのです。

で、一度ある分館に行く際、ダウンタウンに程近い民家の並ぶ小道を通るルートを自転車で走ることとなり、まぁスラム街とまでは決して言わないものの、僕のいる大学近辺よりは「治安が悪い」とされている、実際多くの民家の窓ガラスには鉄格子がはめられているような区域を通ったことがあったのですが、その裏通りにある民家並びの前で近所のちびっ子黒人キッズ達が十数人、ボールとか使ってワイワイ遊んでいたんですけど、黒髪アジア人がその区域に来るのはとても珍しかったのか、僕が近付いてきたら全員手を止めて「ギロリ」と睨みつけてきて(…と書くと言葉が悪いですが、普通にマジマジと僕のことを見つめてきて)、もちろんこっちは自転車だし、発育のいい黒人とはいえ小学生から幼稚園児ぐらいの子らの集まりなので言うまでもなくそんな危ないことなんて全くないのですが、やっぱりどうしても本能的なもので、「あ、怖い」と思って、日本人特有の謎の笑顔での会釈とかをすることもなく、顔を合わさないようにそそくさと自転車を漕いで走り去ったことがあったのでした。


もちろん、もし「何してるのー?」とか話しかけられたとしたら、間違いなく気さくに受け答えすることはできたわけですけど、単に通過するだけで話しかける意図なんかもそもそもなかったから余計にかもしれませんが、何となく自分が排除される対象である異物扱いされそうに思えて…とでもいいますか、とりあえず何も起こらないように早く逃げようという恐怖感が勝ってしまった感じですね。

そこに差別の意識や偏見の目はマジで1ミリもなかったんですけど、やっぱり自分とは大きく異なる集団と対峙すると、人間は防衛本能的なものでどうしても、まず身構えてしまうというのは事実であるように思います。


言うまでもなく、それを心で思うことと、表に出すこと・特に攻撃的な言葉や態度に出すことは大きく違うと思いますし、しつこいですがもし話しかけられたら間違いなく楽しく会話もできたと思える形ですけど、やっぱり人間も動物なので、自分とは異なるグループに対しては「何かが違う」という先入観からまず入ってしまうのは必然のことではないかな、と思えます。

ですがこれまた言うまでもなく、話してみればみんな同じ人間なのも間違いないので、それはあくまで直感的に感じてしまうことであり、社会生活を送る上では差別の感情なんかは完全になくせるのも間違いないと思いますけどね。

(なので、差別語を強く禁止するのは、とても重要なことだと思います。)


実際、スタッフには黒人の方もいらっしゃいますが、僕は事務の人とか、清掃の人とか宅配の人とか、顔馴染みの人とは例外なくかなり仲良しです。

特に配達員である小型のボブ・サップさんみたいなあんちゃんは、一緒に食事したことはなく、僕がフリーフードに目がなく見かけたら片っ端からかっぱらって食らうことは知らないはずなのに、「Konsuke, 別のフロアでサンドイッチが余ったから持ってきたYO!これ全部君のだ、エンジョイ!」みたいに、しばしばどこぞのセミナー系のイベントで余って転がっていたサンドイッチを回収して恵んでくれるぐらいに仲がいい感じですね(笑)。

 

…と、他にももうちょい書こうと思っていたネタがあった気がしますが、また時間切れになってしまった……し、そもそもその辺の人種うんぬんはやっぱりセンシティブな話題になるので、この辺にしておきましょう。


では、次回は本当にようやく、ダーティーワードのリストなんかに目を通していく予定です。

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