All set!!…できなかったシャワーの話

それではまた少しずつ以前の記事にいただいていたコメントを見ていきましょう。

今回はこちらの…

con-cats.hatenablog.com

「All set」などの英語表現を見ていた記事へのコメントです。

既にその一部はまたこないだの別の記事(つい先日のDIYの話ですね)で触れていたのですが、他の部分、まさにちょうど記事表題のAll setに関するコメントも、大変面白いご質問込みのものをアンさんよりいただいていたため、今回はそちらにフォーカスしてみようと思います。


…と、コメントに行く前にまたあんまり関係ない雑談を挟んでみると、ちょうど上の記事を書いてすぐぐらいに、実際に店員さんがこの台詞を口にしているのを耳にして「あ、やっぱりお店のカスタマーサービスとかは、That's itとかThat's allより、All setの方が一番良く聞くやつなのかも分からんね」と思えて印象に残った…というエピソードがあったのです。

どこで聞いたかといいますと、スーパーは最近無人レジばかり使って一言も会話しないことが多いし、そもそも普通のレジ処理で「All set!」とは滅多に聞かないのでスーパーではなく、聞いた舞台は上でも書いた通り、カスタマーサービスコーナーでした。


話の本筋と全く関係ないので詳しく語るほどでもないですけど、例によって記事ボリューム水増しのために触れてみますと(笑)、その舞台となったのはアメリカ最大のホームセンター・チェーン店である、Home Depot(ホーム・デポ)なのですが…

ja.wikipedia.org
Wikipedia日本語版の冒頭には、「米国での発音はディーポ」と書いてあったものの、「ディーポはちょっと違くないか…?」と思えますねぇ。

まぁ「デポ」よりは近いのかもしれませんが、「ディーポ」と書くと何かかなりの長音に思えて、まさに「ホーム」と同じ感覚で「ディーポ」と呼びたくなりますけど、これはむしろ単に「DEを『デ』ではなく『ディ』と読む」ぐらいの感覚に思うので、「ホーム・ディポ」を英語っぽく読む(なので、「ホゥム・ディポゥ」みたいな感じ?アクセントは前半の「ディ」にある感じですが、「ディーポ」とあると、あんまりそう読めませんよね)の方が、何となくそれっぽい気がします。

ただいずれにせよ、最後のTは読まず、「デポット」や「ディーポット」では決してない感じですね。

(「こういう音に出さない意味なしスペル、ホンマにやめぇや」と思えます(笑)。クナイフ (knife) とかホネスティ (honesty) とか、マジで腹立つのり(笑))

 

Googleで「XX pronunciation」(まさに「発音」という意味)をつけて検索したら、大抵のフレーズの音が確認できるので、気になる方は実際に自分の耳でご覧になっていただければと思います。

www.google.com
…あ、これ、アメリカ英語とイギリス英語の切り替えスイッチもあるんですね!

イギリス英語 (British pronunciation) にしてみたら……

上記Google検索トップの発音チェック機能より

アメリカ英語だと「ディポゥ」でしたけど、イギリス英語だとまさに↑の音の近いアルファベット表記にあるように「デェポゥ」という感じで、こちらだと日本語の表記により近いかもしれませんねぇ~。

「日本人にはイギリス英語の方が馴染みが深いし、聴きやすいと思う」とたまに聞く気がしますけど、こういうのを見ると実際本当にそうなのかもしれないですね。


まぁ、僕の耳と舌のレベルはぶっちゃけ、アメリカ英語・イギリス英語を気にするレベルにすら達していないので、どっちでも全く変わらん気もするわけですが……(笑)

(まぁ流石にアメリカ英語の方が多少の慣れはあるようにも思えますけど、仮にイギリス英語が自分にとって聞き辛くても、それはイギリスだからではなくそもそも英語が聞けてないだけなので、どっちがどうとか言うのも僕なんぞにはおこがましいレベル、って感じですね。)


全くもって話が逸れてしまいましたが、なぜホーム・デポのカスタマーセンターへと行ったのか…?

いやまぁホームセンターぐらい行くやろ、って話かもしれませんけど、僕はマジでスーパー以外に用がなければどっこも行かないタイプなので、個人的にはめちゃくちゃレアな出来事だったわけなのですが、そう、それが、記事タイトルにもした、シャワー!


映画とか旅行とかで何となく印象のある方も多いと思いますけど、アメリカのシャワーはマジでクソが降ってきてるかのような低クオリティ(…は流石に言いすぎですけど(笑))で、そもそも何がおかしいかというと、彼奴(きゃつ)らのシャワーって、大多数の主流が、頭上に固定式=シャワーヘッドだけが上の方についてるタイプなんですよね。

今のシェアハウスも入ったときは当然そうで、もうずーっと昔なのでどのぐらい固定式シャワーに甘んじていたか覚えてませんけど、シャワーホースがない固定式だと、下半身とかピンポイントで流したい場合どうすりゃいいんだ!と悲嘆にくれていたのです。


…で、あるときダメ元でLandlord(大家さんですね)に「シャワーがさぁ、頭上固定式って、頭イカれてるの…?我々日本人は、ホースという便利なシロモノを使うんだけど、調べたらHome Depotとかに売ってるみたいだから、取り替えてもいい?」と尋ねてみた所(もちろんもっと丁寧にですが(笑))、「もちろんいいよ。っていうか私が買って取り付けておくから、君が自分で買わなくてもいいよ」とあっさり承諾してもらい、固定シャワーに苦しんでいたあの時間は一体何だったんだ…となったのですが、ホース式に変えたときの感動ったらなかったですね。

シャワーって、こんなに洗いやすかったんだ!…という自明のことで(笑)。


で、それはもう多分10年ぐらい前のことになりますけど、その後、そのホースシャワーがやはりアメリカ式低クオリティだったようで、数年もしたら漏れ始め、最終的に完全に大穴が開いてあらぬ方向へ水が放たれるようになってしまったため、またLandlordに「ホースが壊れてしまったよ」と交換をお願いしたところ、当然「また新しいものの購入から取り付けまでやっておくよ」と連絡があったものの、ちょうど忙しかったようで、連絡から数日か一週間ぐらいかかったように記憶しています。

新しいのがやってくるまでのその間どうしたかというと、「これは最早ホースがない方がマシだ…」となり、ホースを引きちぎり、天井付近のホース接続口、10 cmぐらい(…はデカすぎですね(笑)、数センチでしょうか)の水道管の穴から直で水がドバァーと出てくるだけという、最悪のシャワー(ですらない、ただの水鉄砲(笑))にあえぎ苦しんでいたのでした(笑)。


…で、それが3-4年前で、その後新しくつけられたシャワーはマジでビックリすぐらい水圧が強く、本気で痛すぎて「これ、大丈夫?(笑)」と思えるレベルだったんですが、何気にそういうマッサージとかが好きな僕はこのシャワーを大層気に入り、ずっと激強シャワーをここ数年エンジョイしていたわけですけど、強すぎる水圧だからか、ついにこのお気に入りシャワーも漏れ始めてしまいまして(実はもう割と前から)、ちょうどLandlordが別件で連絡してきたタイミングで、

「またシャワーが漏れてきたんだけど、大惨事になる前に交換していい?多分、ある程度質のいいものじゃないとまたすぐ漏れそうな気がするから、今回は多少値が張ってもいいやつを買おうかなと思う。なので、今回は自分で買うよ」

…と尋ねてみたら、「いや、家のものは私が払うよ。でも、自分で選びたいなら好きに選んできてよ。次の家賃から引いといてくれればいいから」となり、「あぁ、まぁ、払うってんならお言葉に甘えようか…」となりまして、とはいえやっぱり自分で払うわけではない以上、そうやたらめったら高いものも選びにくいですし、結局普通にHome Depotで投げ売りしているようなやつから選んでみることにしたのが、先月末・今月頭ぐらいの話ですね。


しかしやっぱり安いのはすぐ壊れそうな気もしたので、最廉価のものより多少高めの、100ドルぐらいのシャワーヘッド(替えるとなったらもう即欲しかったため、オンラインで確認して、店頭在庫ありのもの)をHome Depotに自転車で買いに行ったのです。

どれにしようか悩んだんですが、以前、(どういう流れだったかもう忘れましたが(笑))この記事(一般人は、歯が命)で書いていた通り、僕はジェットウォッシャー(水流フロスみたいなやつですね)を使ってまして、これのメーカーであるWater Pik社の製品がめちゃくちゃ水流が強くてナイスであり、検索していたらWater Pikからはシャワーホース・ヘッドも結構出されており評判も良かったので、また激強シャワーがやって来てくれることを夢見て、このメーカーのを選んでみました。

(あぁ、先代のやつは、当初超圧で痛すぎるぐらいでしたけど、強すぎる流れでシャワー口も劣化してしまうのか、漏れ始めただけではなくもう途中から圧力もちょっと弱くなってきてしまっていました。
…というか、ヘッドを回転させてカチカチ放水タイプを切り替えられるやつだったんですけど、いつの頃からか最強のパターンはなぜか全然水が出なくなって、途中から微妙な形状の放水パターンしか使えなくなってしまっていた感じですね。)


マウスジェットレベルの激圧をシャワーでも!…と期待したのも束の間、接続したシャワーからは、まさかの、冗談かと思えるぐらいに激クソよわよわな、ゴミカスレベルの水しぶき…!!

マジで誇張抜きに、「人生でこれほど弱いシャワーにはお目にかかったことがねぇー!肌を湿らすことができるのがやっとレベルじゃねーかこれじゃ(笑)」と、本当にギャグか何かかと思って、使っている間一人でずっと笑ってましたからね(笑)。

↑このいらすとやイラストどころではない、マジでシャワーを上向きにしたら勢いなさすぎて水が出てこれないんじゃないか…?とすら思えるほどの(まぁそれは流石に大げさですけど(笑))、あり得ないレベルの弱さで、これは到底耐えられません…!と、即日返品を決意!!

(なお、今回は自分で買ってきてそのまま自分で接続しましたが、漏れは一切なかったので、接続に問題があったわけではないはずです…。)


以前これまたずーっと前に、コストコの記事でも書いていたんですけど(→コストコにタダで潜入する裏技)、アメリカの企業は返品にマジで寛大で、完全に取り付けて水を通しており、しかも「水圧が思ったより強くなかった」という全くの個人的な理由でも(まぁ今回のは、本当に「不良品?!」と思えるレベルの商品でしたが)、返品は100%受け付けてもらえます(というか、返品理由すら聞かれません)。


そんなわけで、ついこないだ、Home Depotに、早速返品に出かけたのです。

しかし!

実は来店時、Home Depot側のコンピューター端末がフリーズだかしているらしく、「返品処理が今ちょっと出来ないみたいだ、許してちょんまげ」と、めっちゃカジュアルに「会社都合により返品不可」を食らってしまったのです…!

まぁもちろん、ただ端末が落ちていただけで、時間を改めれば返品できるんですけど(そのままスーパーで買い物予定だったので、しばらくして戻ってきたら復旧しているか聞いてみても「いつになるかは誰にも分からない。数時間後か、もしかしたら一週間後とかかもね?」というアメリカクオリティの対応でした(笑))、その後ちょっと出かけてる余裕がなく、今の所そのチョチョロクソシャワーは、自宅にて袋の中で眠っています(笑)。

(ちなみに、既にパッケージは捨ててしまった後なんですけど、「レシートさえあればもちろん問題ないよ」とのことでした。)


そしてもちろん、返品は90日間可能なので、11月までにもう一度Home Depotに行けばいいということですね。

幸い地元スーパーに行く道からちょっと逸れたぐらいにある所なので、多少時間があるときにまた買い物がてら返品しにいこうと思っています(そのまま忘れてしまったら最悪ですが、僕はこの手のことは絶対に忘れないので、まぁその内行く感じですね)。


ちなみに買ったのは店舗に陳列されている中で一番良さそうな(=値段も良い額がする(笑))ものだったので、「一番良さそうなのがこれじゃあ、もう他にないじゃん…」と思えたため、店頭にはない、Home Depotのオンライン限定品からまともそうなの…というか、やっぱり先代のやつの水圧が本当に強くて良かったので、見た目でそれと似てるやつ(これはLandlordが買ってきたやつであり、設置後、マニュアルはないか尋ねても「マニュアルなんてないよ」の一言で片付けられてしまったためどの製品かは不明であり、見た目で似てるのを選ぶしかなかったのですが(笑))を選びました。

もちろん既に手元に届いて設置済みですが、少なくとも返品したやつよりはまともな水圧ですけど、尋常じゃない流速だった先代のやつほどでは残念ながらなく、「あれは一体何だったんだ、Landlordが設置時、何か魔改造でもしたのか…?」と思えたのですが、まぁ強すぎるのも水資源の無駄使いであれですし、今のでちょうどいいぐらいの感じかもしれませんね。


(なぜ「魔改造したのか?」と思ったかというと、とにかく水圧の強いのが良かったので、特に返品したやつを取り付けて驚くほど水圧がしょぼいことに吃驚した後、シャワーのスピードについて結構色々と調べてみたんですけど、ちょうどガッカリシャワーを作っていたWater Pikのこのサイト(↓)にもある通り…

www.waterpik.com
 どうやらアメリカのシャワーは連邦法で「最大でも2.5 GPM(ガロン/分)」(1分あたり約9.46リットルですね)と定められているらしく、もちろん返品後(まだできてませんが(笑))に買い直したヤツは、もう一番強いやつが良かったので当然最大の2.5 GPMのを選んだわけですけど、アメリカに存在する最高流速の商品のはずなのに、本当にレベチで先代のシャワーの初期の水圧より断然弱いから……というのが理由ですね。
 ちなみに、返品したやつは、1.8 GPMでした。絶対新しく買ったやつと、2.5/1.8=1.388…倍程度の差ではないのは断言できるので(笑)、あれは本当に不良品だったのかもしれません。)

 

…ということで、長々とシャワーの話をしたのに、実は「All set」の台詞はシャワーとはマジで1ミリも関係なく、その、返品したときに来店した際、隣のおばあちゃん客が別の店員とクーポン交換か何かの処理をしており、それが済んだときに横で聞いていた「Y'all set!!」という台詞だったのでした(笑)。

自分は、残念ながら返品できなかったので、All setならずというわけですね(笑)。

とっとと再来店して、返品を済ませて「All set!!」を聞いてこようと思います(笑)。

 

…おっと、話が逸れすぎた結果、今回は(今回も?)まさかの、ご質問にすら到達できませんでした!

次回こそは、「All set」に関していただいていたコメントに触れていきましょう。

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