コストコにタダで潜入する裏技

コストコの存在を知った全ての人が最初に思うこと、それは、「1回ぐらい、お試しで何とかコストコに入れねぇかな?」ということですね。

当然、僕もそう考えました。

いつも余計な御託が長すぎるので、結論から行かせていただきましょう……

コストコに、誰の力も借りず合法的に、ビタ1文払わずに入る方法は……ないでぇ~す!

人生の99%を情報収集にあてているといっても過言ではない(いやどんな人生だよ(笑)。流石に過言だろ(笑))、情報強者の中の強者、何でも知ってる通称・歩くうんちく王(微妙に嫌な通称だな(笑))の僕がいうのですから間違いありません。

綿密なるDD(「誰でも大好き」でも「男子大学生」でもなく、Due Diligence)の結果、コストコは絶対にメンバーシップの期間限定ばらまきプロモーションみたいなことをやらないことが確かめられました。
(=公式確認済み(※注)。返ってきた回答は、「我々は品質に自信があるので、無料トライアルやデイパス・ウィークパス的なものは発行しておりません。商品やサービスに不満があった場合は、いつでもキャンセルしていただけます」という感じでした。)

(※注:後から分かったことですが、これはアメリカのコストコの話であり、どうやら日本のコストコは、たま~に、1回限定お試し入場券みたいなのが配布されることもあるようです。
 具体的には、例えば、新規店舗の開店記念のタイミングなどがあるみたいですね。
 ただ、基本的にそういうクーポンに出会える確率はごく小さく、これを待つのは人生の時間の空費になるため、以下に書いていた話は、基本的に大きく外れていることはないように思います。)

なので、コストコに行ってみたくなったら、これはもう仕方ないので、ちゃんと会費を払うしかないということになります。

…ただし、最初に挙げた条件を除外するならば、一応タダ(実質タダ)で店内に潜り込む方法は存在しています

まぁ裏技という程でもない、正直誰でも知ってる方法なんですけど、代表的なのは、以下の3つですね。

1. 既に会員になっている人に同伴する。

2. 家族カードをゲットする。

3. (一時的に会費を払う必要はあるけれど)会員になってから1年以内に解約する。


ちなみにこの記事では、一応アメリカのコストコを念頭に話をさせてもらっているものの、恐らく日本も共通のはず……だと思っていたのですが、大きく違う点が1つ存在しました。

1つ目の付き添いなんですけど、コストコ会員になっている人は、同伴者として、大人2名+18歳未満の子供は無制限に何人でも、一緒に入店させることが許可されています(←アメリカの場合。日本では、許可されていました)。

そう、日本のコストコでは、これは過去形の話で、コロナ禍に伴い、同伴者の条件が変更になったことに注意が必要です。

こちらの公式のお知らせにある通り、現在日本のコストコでは、

家族1名のみ(18歳未満の子供は、家族である限り人数制限なし)」

に制限されており、非会員はたとえどんなに親しい友人であっても、家族でない限り入店お断りになっているようです。

(ただし、あくまで「ご遠慮いただいております」なので、もしかしたら、店によっては厳密に身分チェック等はしていない場合もあるのかもしれませんね。
 でも、公式のスタンスとしては、2021年3月現在、家族以外の非会員の同伴は認めていないようです。)

一方アメリカは、こちらの公式のメンバー約款・General Policiesの2項目めにある通り、今でも、無関係な他人の同伴(もちろん、2名まで(+18歳未満の子供は制限なし)という条件付ですが)であっても可能です。

しかし、↓のニュース記事にある通り、コロナ騒動が最高潮に達していた時はアメリカでも同様の制限があったようですが、しかし5月にはその制限は撤廃されたようなので、日本も近い内にまた家族限定同伴の制限は撤廃されるかもしれませんね。

www.businessinsider.com
一方、非会員の同伴とは似て非なるものとして、裏技2つ目に挙げた、「家族会員」というものも存在します。

これは、会員に同伴するのではなく、完全に独立した1枚の会員カードを発行し、それを持ってる人はいつでも自由にコストコに出入り&会計ができるようになる、という優れた代物になります。

(書き忘れていましたが、会員との同伴で店を訪れた場合、会計をできるのは会員のみになります。
 同伴者は、後で会員に別で支払うなど、個人同士でやり取りをせねばいけないということですね。
 もちろん非会員が独自に別会計することも可能ですが、その場合、非会員価格として、全商品5%の値上げになるようなので、そんなことをする人は存在しないでしょう。)

まぁ家族なら同伴すればいいじゃん、という話ではありますが、カードを2枚持てるなら、会員カード所有者が必ず来店しなければいけないという煩わしさがなくなるので、これは大いに意味のあるシステムだと思います。

ちなみに、便宜上「家族カード(家族会員)」と書きましたが、実際は、家族である必要はありません

↓の公式のQ&Aで明確に定められている通り、「住所を同一にする人」であれば、家族カードの発行が可能となります。

customerservice.costco.com

つまり、苗字が違っても、ハウスシェアをしている他人でも、住所さえ同じなら家族カードをゲットすることが可能なんですね。

もちろん無料で発行できるので(ただし、1枚まで)、これは、利用しない手はないでしょう。


以上は、他人の力を借りて、無料でコストコに入店する方法でした。

では、周り…というか今の日本であれば、家族にコストコ会員がいない人は一体どうすればいいのか?

それが、3つ目に挙げた、「合法的」という部分がややグレーになり、「ビタ一文払わずに」という条件ともそぐわないけれど、実質タダでコストコに入ることのできる裏技、秘奥義・会員になったけど、やっぱや~めた戦法ですね。

コストコに限らず、アメリカの企業・小売店は返品・返金・キャンセルに割と信じられないぐらい寛大で、実際グレーとは言いつつ、これは完全にコストコ自身も認めている、正規の方法になります。

このアメリカの返品事情なんですけど、本当にビックリするほどのもので、あいつら、マジでガンガン返品しますからね。
(いやまぁしない人ももちろんいるので、あんまり過度の一般化はできませんが、少なくとも日本よりは返品のハードルが恐ろしく低いです。)

以前聞いたことのある、最早笑い話にしか見えない話なんですけど…
・友人が1ヶ月家に泊まりに来るので、ウォルマートマットレス・シーツ・布団をワンセット購入
→1ヶ月散々利用しつくして、友人が去ったら、「やっぱり体に合わんかったわ」とかいって返品、全額払い戻しゲットで、無料で1ヶ月寝具を使い倒した
…なんて話、本当に当たり前のように行われていて、実際ウォルマートはそれを普通に認めている(購入後90日以内であれば返品可能)というのだから驚きです。

個人的には、ウォルマートが本当に返品に寛大という印象でしたが(上述の通り、開封済みだろうと利用済みだろうと、基本返品OK)、調べると、コストコはそれ以上に寛大で、「地球上で最も返品に寛大な企業」とまで評している記事も目にしましたね。

個人的には、そういう人の善意・モラルに期待したシステムって、必ず悪用されてしまうものだと思ってましたが、アメリカみたいな(言い方は悪いですが)自動販売機が道端にあったら必ず破壊されるような治安の悪い国で、そのシステムでうまく運営されているというのが本当に驚きです。
ウォルマートも、コストコも、そのシステムで世界を代表する小売店にまで成長してるわけですからね。下手にケチケチするより、寛大に人を集める方がやっぱり効果的なんでしょうか…?)

ということで、コストコのメンバーシップは12ヶ月有効なのですが…
(調べても、「365日=次の年の同じ日」なのか「月単位=次の年の同じ月の月末まで」なのかハッキリしませんでした。判明したら追って更新します……
※後日注:コストコの会員権は月単位で管理ということでした。なので、月の頭に会員になった方が、その月丸々使えるのでお得ですね。逆に、31日に会員になったら、ほぼ11ヶ月しか有効じゃないので損)
…これが失効するまでの間であれば、たとえ残り1日であっても、キャンセルすることで会費が全額手元に戻ってくるため、実質無料でコストコを使うことができるわけですね。

ただ、僕は合理的な男ですが、例えば364日使って、何度も買い物をして十分その恩恵を享受した上で、会費支払いを避けるためだけに期限直前に解約するというのは、やっぱりちょっと違うんじゃないかな、って気がしちゃいます。

「人として…」とか「矜持が…」とかいうとあんまり合理主義者らしからぬ話かもしれませんけど、少なくとも僕の中では、本当に何か不満を感じたわけではなく、ただ単に会費を手元に戻すためだけに解約するというのは、自分の中ではナシの選択に思えてしまいます。

要は、会費を手元に戻さない分、人としての尊厳を買ったと思えば、これは立派でとても合理的なお金の使い方になってると思える…という感じですかね、僕の中では。

まぁそういうお説教というか偉そうな御託はともかく、実際は、何回買い物していようが、どれだけ来店していようが、権利が切れるまで残り何日しか残っていなかろうが、適当に理由を見繕えば必ず、絶対にキャンセルに応じてくれるのが、偉大なるお店コストコだという感じです。

ちなみに、途中解約した場合、日本では「解約から12ヶ月間は同居家族を含め会員になることができない」という情報が目につきましたが…

(調べたら、ちゃんと利用約款(会員規約の4番最終項)に定められていますね)

アメリカでは、そのポリシーは存在しません

(公式確認済み。例えば1ヶ月目にやめて、その後、「結婚したから、やっぱりコストコをまた使いたくなりました」とかいえば、普通にまたいつでも会員になれるとのことです。
 ただし、これはあくまでも「再入会可能となるまでの、決まりきった期限というものは存在しない」ということであり、逆に、明らかに会費を支払うのを避けるためだけの解約&再入会とみなされる動きをしているのであれば、それは各店舗の判断で、任意の制限が加えられることがあるかもしれない、とのことです。
 結局、正しく使ってる分には、1年間絶対会員になれなくなる、なんてことはないのでご安心を、という話であり(アメリカの場合のみ、かもしれませんが)、制度の悪用はやめましょう、という至って常識的な仕組みになっている、という感じですね。)


以上、タダでコストコに潜入できる代表的な方法を挙げてみましたが、実際その条件が合わない場合もある(他人の力が必要 or キャンセルすると半永久的に会員であり続けることはできない)と思いますし、「タダじゃなくてもいいから、安く会員になれる方法はないの?」という点は誰しも気になるのではないかと思います。

次回、その辺をもう少し掘り下げてみるとしましょう。

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