似通った英単語に注意しよう(その22-2:プリンシパルから続きのネタ)

前回は無駄に長くなりすぎたため、シリーズ最終回のつもりが途中でぶった切る形になってしまっていました。

まぁ「プリンシパル」については、もう英単語としての紛らわしさやその違い・区別という本題は書き終えていたのであとは単なる脱線ネタだけなんですけど、もうちょいいくつか触れようと思っていたその雑談続きから参りましょう。

 

25. プリンシパル (Principal/Principle)の続き

プリンシパルといえば、やはり個人的には漫画のタイトルが一番に思い起されるかもしれません。

そういえば、唐突に始めていた「好きな漫画作品を挙げていくシリーズ」も、まだ途中でありながら唐突に別シリーズが挟まる形で開店休業状態になっていますし、また(現在進行形&保留中の)各シリーズを終え次第、そちらにも戻っていきたいですね…!

 

その『プリンシパル』というタイトルの漫画ですが、こちらはズバリ、みんな大好き・幅広い世代に愛され続けている、いくえみ綾さんの作品になります!

https://www.amazon.co.jp/dp/4088466578より

まぁいくえみさんに関しては、「好きな漫画」シリーズで、マジでまさにちょうど次ぐらいに触れようかなと思っていた感じでして、詳しくはまたその個別記事で語ってみたいと思っていますが、しばしば巷では「男が読んでも面白い少女漫画」という話題で色々な作者・作品が語られることがありますけど、甚大な量の漫画を読み漁ってきた僕が思う、その称号に最も相応しい作家さんは、間違いなくいくえみさんであるように思いますね。


その辺もまた個別記事で触れていきたいので詳細には踏み込まないものの、実際、大学院時代同じ研究室だった、超が付くほどの少年漫画オンリータイプ・男くさいもののみを好むタイプの同級生に、物は試しと薦めてみたら、実際「少女漫画っぽいの初めて読んだけど、めっちゃくちゃ面白くてビックリしちゃったよ」と語っていました。

女性作家という括りでも、何度か書いている通り個人的には絵と物語とで個人的に志村貴子さんと吉田基已さんが総合同率TOPぐらいにあまりにも好きすぎるんですけど、志村さんと吉田さんは少女漫画というよりもうちょい年齢層の高い読者向けの作品、いわば青年向けになる気がするので「少女漫画」とはあまりいえない気がするものの……ってまぁ、いくえみさんもターゲット年齢層がかなり高めの作品も数多く出されていて、ぶっちゃけ個人的にはそっち系の方が好きとはいえるんですが、いくえみさんは確実にいわゆる少女漫画レーベル(花とゆめとか、りぼんマスコットコミックスとか、そういう背表紙からして一目で「少女漫画」と分かるやつですね)でも多数の作品を出されていますから、「男が読んでも楽しめる少女漫画」という枠組みだと、やはりいくえみさんが断トツでNo. 1ではないかな、なんて思えます。


志村さん・吉田さん・そしていくえみさんが、個人的に三大「あまりにも全て(絵・話・キャラといったあらゆる要素)が自分好みで、良すぎる」女性作家さんで、あと例のこれまでの漫画シリーズで既に挙げていた他の方に加え、これまたいくえみさんの次以降ぐらいに挙げようと思っているんですけど、もう何名か「諸手を挙げて他人にも強くオススメしたい(というか実際にすること多し(笑))、マジで素晴らしすぎる、問答無用で全作品を手に取らせていただく」女性作家さんがいるわけですが……その辺はまた今度の機会にさせていただきましょう。


ちなみに、『プリンシパル』もマーガレットコミックスで、(先ほどAmazonから表紙画像を拝借していた通り)見た目からしてコテコテの少女漫画タイプといえるわけですけど、これはちょっと、「いくえみさんにしては、ターゲットをかなり低年齢の女子中高生に向けてきたな」と思える感じで、いくえみさんの作品にしては珍しく、(多少、若干)大人の男が心からめっちゃくちゃ楽しめるタイプではないかな…と思える感はあったものの、それでもやはり流石のいくえみ節といえる作品なのは間違いなく、(言い方は悪いですが)一般的なりぼん・なかよし系の、「ちょっと背伸びした感じの小学生女児が楽しむようなもんだな…。これは流石に、男性読者にはちと厳しい…」と思えるタイプの少女漫画よりは断トツで面白かったですけどね!

(でもやっぱり、普段少女漫画を読まない男性に向けて or 初めてのいくえみ作品としてこれをオススメすることはないかな、と思えるかもしれません。)


まぁいくえみさんはとにかくキャリアも長い方ですし、しかもほぼ絶え間なく常に作品を出し続けられているため本当に色々なタイプの作品を描かれている偉大な漫画家さんですけど、ずーっと前に見たAmazonのレビューに書かれていて未だに印象的で「うん、実にもっともだ」と思えるいくえみさん評に、「時代を切り取る作家さん」というのがあるのですが、これは本当にまさしくそうで、常にその時その時で完璧に新しく、最先端のカッコ良さ・面白さがあるのがいくえみ作品の大きな特徴といえるように思います。

(なので、逆にいうと、デビュー直後の最初期の作品とかは、流石に今読むと古すぎるというのも正直な所かもしれないですね。)


…と、「プリンシパル」から(漫画シリーズはいつ戻れるか全く定かではないですし(笑))、どうしても語っておきたくなったいくえみさんネタも大分長くなってしまいましたが、いくえみさんについてはまたいずれ、漫画シリーズに戻った暁に、改めて触れさせていただこうと思います。

 

では続いても脱線の続きで、前回の記事からはもう一つ派生した雑談ネタに触れてみようかなと思えるものがありまして、それが、ポッドキャストについて……

前回はESL Podcastを紹介していましたが…

(そういえば、大変お世話になったもので、しかも今でも現役で稼動されているのに、リンクを貼っていませんでしたね。

 こちら(↓)がESLPOD.com(各エピソードで必ず言われるため何度も聴いた、イーエスエル・ピーオーディー・ドットコムです(笑))の公式サイトで…

tv.eslpod.com
…やはり、会員登録制になってる感じがしますね、トップページをパッと見た限り…。)

…で、これとは別に、こちらはネイティブ向けに配信されている内容の、「Grammar Girl」という、ネイティブも勘違いしがちな英文法の細かい点について触れてくれているポッドキャスト配信も、ESLPODとともに、僕はよく聴いていたのです。

(ちなみに、言うまでもなく「グラマー・ガール」というのは、「魅力的な・色気のある」という意味のGlamourとかけている感じでしょうし(まぁそう思うのはもしかしたらLとRの区別が付かない日本人だけで、実際は全くそんなことないのかもしれませんけど(笑)、でもやっぱり似ている音といえましょう)、これはとても、特に男性を釣る上ではいいネーミングに思えますね(笑)。

 もちろんこれもマギ単の一種ですが、まぁ「文法」と「グラマーな」は違いとかも明らかといえますし、これはあえて取り上げるまでもないでしょう。)

 

Grammar Girlは副題が「Quick and Dirty Tips」という感じで、今公式サイト(↓)を見たらこの副題がTM(トレードマーク;商標ですね)登録すらされていて面白かったですけど(笑)…

www.quickanddirtytips.com

こちらは、初めて見た際、「ダーティー(汚い)」って、タイトルとしてマジ?!…などと思ったものでしたが、もちろんこれはイディオムであり(あぁちなみに、ESL Podcastでも「Quick and dirtyってどういう意味?」という質問が寄せられた回があり、Jeffは笑いながら「これは多分、別の人気ポッドキャストを見ての質問だと思うけどね(笑)」という但し書きを入れていたのが、両方聴いていた僕としては「確かに、多分そうだろうね(笑)」と思えて面白かったです)、イディオム的には「安くできる・(多少質は低くても素早い提供がされる) 安食堂やっつけ仕事」などといった意味合いになりますけど、恐らくこのPodcastというかサイトの方針としては、「小難しくなく、気軽な感じで思い出せる良いヒント」という感じで使われているように思われます。

(あぁちなみに、TIPSという単語もよく使われますが、これはズバリ「ヒント・コツ」というのがズバリの言葉で、その感じの意味で、日本語なら「ヒント」や「コツ」という所で、英語だと圧倒的に「tips」が使われるイメージですね。)


…って、別に「そういうのもあります」というだけで、グラマーガールから特に話が広がることはないんですけど、こちらは非ネイティブ英語学習者向けというわけではないので、かなりゆっくりめなESLPODとは違い、ナチュラルな(というかむしろ早口な)トークでしたけど、こちらもとても面白かったしそれなりに役に立ったとは思えるものの、当然、これを聴いて「英語がバリバリ話せるようになった!聴けるようになった!!」…なんてことには残念ながらなかった感じです。


一応、特に印象に残っていて今でもよく覚えているというか完全に身についている「Quick and Dirty TIPS」をいくつか挙げさせてもらうと、英語で非常によく使われるダブルクオーテーションマーク“ ” ですね)と句読点(ピリオドやコンマや「?」など)との位置関係について、これはアメリカとイギリスで違いがあるもので、アメリカはピリオドがクオーテーションマークの中、イギリスは外というルールなため、

(例:「以前はよく『グラマーガール』を聴いていました。」という文だと、

アメリカ英語:I used to listen to "Grammar Girl."

イギリス英語:I used to listen to "Grammar Girl".

…と、微妙な違いですがピリオドがどこに位置するかが変わるわけですね)

このポッドキャストアメリカ国内からの配信であり想定聴衆はアメリカ人が多いことから、

「ピリオドの位置は、『Inside the US』(アメリカ国内=内部)なんて覚えると良いわね」

…というダーティーTIPSを教わり、これは中々ナイスで、未だにクオーテーションマークを使う際は「アメリカ国内だから、インサイド」というTIPSが頭をよぎります。


他に印象的なのとしては、似たようなラテン語由来の略語「i.e.e.g.」について、これ、論文とかでも非常によく出てきてごっちゃになっていたんですけど、ダーティーTIPSで、

「i.e.はIn essence(要するに、すなわち)、そしてe.g.はFor example(例えば)という意味なので、Egg-xampleとでも覚えればいいと思うわ」

…と教わり、エッグ・ザンプルとか強引過ぎに思えましたけど(笑)、おかげで実際完全に迷うことがなくなった感じですね…!


まぁこのポッドキャストでは各エピソードごとにTIPSを紹介してくれるわけで(特にいいTIPSはないこともありましたが)、他にもたくさんいい覚え方はありましたけど、挙げ続けてもキリがないのでその辺にしておきましょう。

(ちなみにグラマーガールさんことMignon Fogartyさん(Grammar Girl (@GrammarGirl) / Twitter)は本も出しており、僕も当時出ていた何冊か全部手に取りましたが、ぶっちゃけ、これは本当にアメリカ人の文法とか全く意識したことのない方に向けて書かれたようなもので、学校の授業で割と丁寧に英文法を学んできた立場としては、ほぼ全部「え?そんなこと、説明されるまでもなくない?」ということばかりで、正直レベルが低すぎてイマイチでした…)

 

あぁせっかくなので、もう一つだけ欠かさず聴いていたポッドキャストを挙げておくと、こちらは日本発のもので、英会話大手・ECCが配信してくれている『ECC 英会話 Podcasting 知ってる単語でこんなに話せる!』も、とても良かったですね。

podcasts.apple.com
DJの谷山香さんと講師のネイティブ・ユキオさんとの軽妙な会話などで進められるやつですが、なんと、↑のApple公式ポッドキャストページにある通り、2022年の今でもまだ毎週更新され続けていたんですねぇ~!

ESLPODを卒業した頃ぐらいに僕はこちらも聴くのをやめてしまいましたが、DJだけあって香さんの声もとても良く、内容もためになってとてもいい配信だと思います。

まさにこないだデザートの覚え方のときにも触れていましたが、そういうクイック&ダーティーTIPSもよく出てきた感じですね。

(ちなみに僕は、一点、イマイチ色々見ても分からなかった英語ネタがあったので質問を送ってみたことがあったのですが、無事に見事採用されたことがあります(笑)。
 なので、実家にこのポッドキャストのCD版1シーズン分が、送られてきた感じですね(笑)。)


いやぁ~、この辺のポッドキャストは、学生時代の最終盤および日本を発ってしばらくの、環境が激動して新鮮だった頃のことを思い出しますし、とても懐かしいものです。

この頃ばかりは移動中、音楽よりもポッドキャストを聴いていた感じでした(まぁ音楽は研究室で流したりと、普通に常に聴いてはいましたけどね)。


…と、完璧に個人的な思い出に過ぎない話でやたら長くなりましたが、プリンシパルはその辺にして、最後の項目をさくっと終わらせておきましょう。

…と思ったのですが、何気に既にかなりいい分量になっており、続きのネタもまあまあ、書いてみたら一記事にできるかな、ぐらいの分量になっていたため、既にほぼ書き終えた形でしたけど、記事の数を水増しするためのドケチ根性を発揮して(笑)、続きは次回の別記事にまわさせてもらおうかと思います。


今回は英語とは全く関係ない漫画ネタ……だけかと思いきや、グラマーガールさんのおかげでいくつか英語小ネタにも触れることはできたので、まぁヨシといった感じですね(笑)。

それでは、次回は本当に、もう確実にシリーズのラスト回になります!

(まぁ、そもそもシリーズの最終回とか、それも「だから何だよ(笑)」でしかないですけどね(笑))

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