ここ最近見ていたダイエット=食事法の記事も、概ね紹介されていたものは見尽くした感じでしたが…
(→5:2ダイエット、PSMFダイエット、パレオダイエット、フレキシタリアンダイエット、地中海式ダイエット、DASHダイエット)
…各種ダイエット記事の中で、様々な食材に関する、世界最先端医療機関の一角、クリーブランド・クリニックによる健康解説記事がまた、リンク付きでいくつか貼られていたのを目にしていました。
正直僕自身はダイエットに一切興味がないものの、自分も口にしている食品が最新医学でどう捉えられているのかは大変気になります。
本当に結構色々なネタがありましたが、まずは、ずーっと前、最初期の自己紹介記事でも書いていた通り、誇張抜きに僕は1年の99%ぐらい毎日3個ずつ食べている、卵について、どうやら栄養豊富すぎて世界中で言われることがあるらしい、「毎日食べても大丈夫なのか?」という記事(↓)ですね!
卵は、僕の子供の頃は「食べ過ぎるとコレステロールがうんたらかんたら」と言われがちなものでしたけど、果たして毎日食べても安全といえるのでしょうか…?
アホみたいに毎日3つも食べ続けている僕としては、こいつぁ気になります。
…まぁ、「最新医学の科学的な見解」とはいえ、正直この分野の話は結構コロコロ言うことが変わりますから、もしも、
「1日複数個は食べ過ぎです、すぐ死ぬのでやめましょう」
…とか書かれていたとしても、
「うるせぇ!卵は美味しいから食べるの!!食べ過ぎとか言うのはバカ!! (ボカン)(←モニターを殴る音)」
…と、僕の中のホリエモンが暴れ回って、無視するだけだと思いますけどね(笑)。
(参考:僕は別に堀江さんの発言はそこまで好きとか追ってるって程でも全くないですが、ミームになったこれ(「ちゃんと野菜食べてて偉いですね」というコメントに対する配信での反応↓)は何というか、「そこまでキレることかよ(笑)、どんだけ沸点低いんだよ(笑)」と思える感じで、何度見てもクッソ面白いんですよね(笑))
そんなわけで、仮にネガティブなことが書かれていても無視するという、「何のために読むんだ(笑)」という卵記事、早速参りましょう。
卵を毎日食べるのは安全なの?(Is It Safe To Eat Eggs Every Day?)
卵を1日1個よりも多く食べている方は、控えた方がいいかもしれません
卵にはとても沢山の調理法があります。野菜のオムレツ・マフィンから、スクランブル・エッグのチャーハン添え、さらには昔ながらのシンプルな半熟両面焼きまで―卵は誰にとっても朝のおなじみになれる、万能食品です(他の食事にもぴったりですね)。しかし、卵は一日にどれだけ沢山食べてもいいのでしょうか?
登録栄養士のスーザン・キャンベルRDが、卵をヘルシーにしてくれている要素と、控えた方がよいかもしれない場合について、情報を共有してくださいます。
卵はヘルシーなの?
卵1個で6グラムのタンパク質が摂れ、さらにビタミンA、ビタミンE、ビタミンB12、ビタミンB9(葉酸)、およびルテインが含まれています。
「予算が限られている方にとっては、複数の栄養素と良質なタンパク質を安価に摂取できる良い食材です」とキャンベル栄養士が話します。
これらのビタミンはそれぞれ、各部位で重要な役割を果たしています:
- ビタミンAは、目に関する健康、視力、代謝、細胞の発達をサポートします。
- ビタミンB12は、神経細胞や血液細胞を健康に保つ役割を果たします。
- ビタミンEは、抗酸化物質として細胞を酸化ダメージから守ります。
- 葉酸(ビタミンB9)は、体内で新しい赤血球を作り、妊娠中の胎児の成長と発育を助けます。
- ルテインは、カロテノイドとして知られる有機色素の一種です。サーモン、ニンジン、サツマイモにも含まれており、ルテインを豊富に含むことで、色が濃くて濃厚な卵黄を生み出し、加齢黄斑変性症を軽減することも示されています。
卵白と卵黄は性質が異なります。卵白には卵の全タンパク質の約60%が含まれますが、卵黄には飽和脂肪酸とコレステロールがより多く含まれています。
卵黄に含まれる脂肪酸を調べた研究によると、卵黄には抗炎症作用と抗酸化作用があり、記憶力の向上に役立ち、心臓血管の保護作用があることが判明しています。他の複数の研究では、卵を丸ごと食べると筋肉量に良い影響を与えることが示唆されていますが、これに関してはまだより広範な研究が必要です。
複数の卵を毎日食べてもOKなの?
卵には多大なメリットがあるため、もしも心臓血管系の疾患がなく、血中コレステロール値が健康であれば、卵黄を含む全卵を毎日1個食べてもOKです。あるいは、卵黄1個に対し卵白2個を混ぜて、より多くのタンパク質を摂取することも可能です。
もしも心血管疾患や高コレステロール値をお抱えであるならば、卵の摂取を週に3~4個程度に抑えるべきです―これは、一度に複数の卵を食べたい方にとっても良いルールと言えます。
一日に複数個の卵黄を避けたい理由は、卵黄には飽和脂肪酸が含まれており、血中のLDLコレステロール(悪玉コレステロール)を上昇させてしまう可能性があるからです。食べるものだけが高コレステロールを引き起こす要因ではありませんが、それでも、お皿に盛るものを決める際には、それらを念頭に置いておくことが大切です。
「卵を調理するとき、バター、ベーコンの脂、ラードのような動物性脂肪を加えるのも控えたい所です」とキャンベル栄養士がアドバイスしています。「代わりにオリーブオイルや植物性オイルを使った方がいいですし、野菜やサルサやハーブと一緒にソテーすれば、動物性脂肪を多量に加えなくても、卵白を美味しく盛り立てることができますよ。」
卵黄には高いコレステロールが含まれますから、以下のような症状がある場合は控えた方がよいでしょう:
また、放牧卵やオーガニック卵の黄身はコレステロールが少なく、ルテインの含有量も多い傾向があるので、そういった卵を購入することも検討すべきです。ある研究では、1日1個の卵を摂取することで、コレステロール値を上昇させることなく、ルテイン濃度の有意な上昇が認められたそうです。
キャンベル栄養士は、65歳以上の人の中には、高コレステロールのリスクがあるため、毎日卵を食べることを懸念すべき場合があるかもしれません、と付記しています。しかし、65歳以上の人のコレステロール値は、30代以下の人よりも食事の影響を受けにくいことが複数の研究で示されているため、コレステロール値が正常であるならば、全卵を1日2個まで食べることは可能といえます。
「高齢者にとっては、むしろ卵がより良いタンパク質源になる可能性さえあるかもしれませんね」とキャンベル栄養士が話しています。
…
……
………卵は美味しいから食べるの!コレステロールがどうちゃらとか、もうバカ!あほしね!!
(ガッシ、ボカッ!クリーブランド・クリニックは死んだ。エッグス(笑))
非常に、過去一レベルで短い記事でまとめる分には助かりましたが、まさかの、タイトル下の要約文の時点で「毎日複数個食べているエッグイーターは、控えましょう」とか書かれており、いきなり出鼻をくじかれたと言いますか、読みながらずっと僕の心の中のホリエモンが暴れ回りそうになるのを抑えるのが大変でしたけど…
(っていうかよく考えたら、ホリエモンの例と違って、「美味しくて便利だけど、複数個は控えましょう」って話なんだから、心エモンが暴れるのは理屈がおかしいだろ(笑))
…まぁ、話半分に、「コレステロールが高くなりすぎてしまったら、卵の摂取を控えること、考えてやらんでもない…」ぐらいには覚えておこうかなと思います。
また、「白身ならば多めに摂っても…」という話でしたけど……
子供の頃からとにかく水分を欲し続けていた僕としては、パサパサした黄身よりしっとりしている白身の方が圧倒的に好きだったので、「白身だけなら…」というのもまぁ納得はいくものの、とはいえしかし、わざわざ白身と黄身を分けるのなんてやってられっかという話ですし、それ以上に、使わなかった黄身は食べないわけですから捨てることになると思いますけど、もったいなさすぎてフードロスをしないことに自負のある僕にとってはちょっと受け入れがたい話ですねぇ~。
しかし、卵でコレステロールうんぬんは、「昔の俗説で、卵を食べてもコレステロールは上がりません、デマです」とか「白身も一緒に食べれば大丈夫です」とかみたいな話が主流になっていたと思っていたのに、まさかの世界で最も信頼できるといえるクリーブランド・クリニックが「コレステロールが上がっちゃいますからね…」とハッキリ記述しているんですねぇ…。
この記事は2022年8月のものですし、クリーブランド・クリニックが医学論文を見落としていたり最新の学説を知らなかったりするわけはないですから、どうもやっぱり「卵(特に卵黄)は、コレステロールを上げてしまいがち」というのは、必ずしもデマと言い切れるものではないのかもしれません。
とはいえまぁ、「コーラを飲むなと言ってきたお医者の連中は、みんな先に死んでったよ」というどこか外国の長寿おばあちゃんの画像じゃないですけど、いいか悪いかは人それぞれの側面もありますし、幸い僕はコレステロール値が正常なので、自らの身で「卵をめちゃくちゃ食べても大丈夫」ってことを実証していきたい限りです。
卵ネタはもうちょい目に付いたので、次回もそちらを見てみようかなと思います。