天気で頭痛は起こるのか、最新医学の知見

天下のクリーブランド・クリニックによる健康記事をお借りしてお茶を濁しております最近のシリーズですが、やはり具体的な症例が一番身近だし興味も湧くものと言えましょう…ということでここ最近は乗り物酔い耳鳴りといった、誰しもがカジュアルに経験しそうな話を見ていたわけですけど、引き続き、ネタ元にちょうどよかったバイオフィードバックの記事で挙げられていた症例から何かないかなと探してみた所……

 

…その他の気になる症例個別記事は、医療機関の本領発揮なのか、どれもすこぶる長い、長すぎる…!

 

適当に記事水増しで見るにはあまりにも手間だったため、個人的に実際思春期の頃に自分もそこそこあった片頭痛とかを見てみたかったんですけど、ちょっと今回は時間がない……

 

…と、挙げられていたもう一つの頭痛、より一般的な緊張性頭痛はもう少し短かったので今回はこっちを見てみようかとも思いましたが、そういえばもう一つよく聞く、「気圧性頭痛」について、これは実際どうなんだろう、科学的に証明されているのだろうか?…と気になったため、調べてみたらいつも見ているHEALTH LIBRARY記事にはなかったんですけど、health essentialと銘打たれた、より一般的な健康解説ブログ記事みたいなものが、同じクリーブランド・クリニックのサイトで見つかりました。

 

health.clevelandclinic.org

 

そこまで長い記事でもなかったので、今回はこちらを見させていただくといたしましょう。

 

とはいえまぁ、乗り物酔いとかもそうだったように、世界最先端の医療機関の記事とはいえ、多分何かぼんやりとした、毒にも薬にもならないような内容でしかない予感しかしないのですが(笑)、逆に「そこまで断定的なことまでは分かっていない、それが複雑な人間の病気なのです」といえる気がしますし、「まだよく分かっていない」というのも、それはそれで意味がなくはないことに思えます。

 

前置きは程々に、とっとと本題に入りましょう。

 

気圧頭痛(Barometric Pressure Headache): 天気は頭痛や片頭痛の引き金を引くものなの?


その効果は、一部の人々にとってはまさしく現実的です

 

 

天気予報を見ると、片頭痛が起こるのではないかとしばしば心配になることはありませんか?雷雨が近づいているのか、あるいは明るい晴れの日でさえも―どちらであろうとも、強く脈打つような頭痛を残していくことがあり得るものです。

頭痛と顔面痛の専門家であるエマド・エステマリク医師が、天候が気圧性の頭痛や片頭痛をどのように引き起こすかについて語り、それらを寄せ付けないためのヒントを提供してくれます。

 

頭痛と片頭痛の違い

頭痛と片頭痛は、しばしば一括りに扱われがちです。

エステマリク医師はこう語ります。「片頭痛は本当に酷い頭痛だと思っている人が多いのですが、必ずしも全てがそうというわけではありません。頭痛と片頭痛は原因が異なることがあり得るのです。」

どんなレベルの痛みであっても、片頭痛発作の症状の一環である可能性はありますが、片頭痛は、実際には神経学的な病気や脳のアンバランスさによるものであり、頭痛以外にも多くの症状を引き起こします。

これには、光に対する過敏症、吐き気や嘔吐、胃のむかつき、腹痛、食欲不振、めまい、目のかすみ、しびれ、ピリピリ感、稀に脱力感などが含まれます。

片頭痛の症例は、脳、血管、周囲の神経と相互作用している様々なシグナルに由来し、これが上記のような症状を引き起こします。特に片頭痛の間は、血管の特定の神経が活性化され、脳に痛みのシグナルが送られています。

 

気圧性頭痛とは何?

エステマリク医師は、「気圧性頭痛」という言葉を使うのは誤解を招くものかもしれないと言います。アレルギーを持つ多くの人は、自分が気圧性頭痛か副鼻腔性頭痛だと思い込んでいるのです。

エステマリク医師はこう続けます。「産まれてからずっと副鼻腔の問題を抱えている多くの患者さんは、実は片頭痛なのです。病歴を深く掘り下げ、適切な質問をすれば、正しい解釈は片頭痛であり、副鼻腔性頭痛というのは誤診であったというものになります。」

 

気圧性頭痛の症状

他のことが引き金となって片頭痛になることもありますが、気圧が症状を悪化させることもあり得ます。

吐き気や嘔吐、光や音に過敏になるといった典型的な片頭痛の症状に加えて、気圧が引き金となって片頭痛を起こした人は、以下のような症状に見舞われることがあるかもしれません:

  • 副鼻腔周辺の顔の不快感や痛み
  • 後鼻漏
  • 涙目

エステマリク医師はこう語ります。「前兆のある片頭痛を起こす人は、視覚と感覚に変化が現れます。そういった症状は全て、副鼻腔に関連した問題やアレルギー症状だけをもつ人には、通常見られないものです。」

 

なぜ気圧の変化が頭痛を引き起こすの?

研究によると、気象パターンの変化は気圧や気温の変化と結び付いており、それに応じて、軽度から重度の頭痛の発症につながることがあり得るとのことです。

エステマリク医師は言います。「気圧の下落であるという人もいれば、気温の急上昇がそうかもしれない、という人もいます。いずれにせよ、こうした圧の変化が起こるとき、最も一般的なのは嵐の間ですが、頭痛が引き起こされることがあるのです」。

天候が片頭痛に影響を及ぼすとみなされるものについて語っているときは、ほとんどの場合、天候が片頭痛症例の頭痛部分にどのように寄与するかについて考えているといえましょう。

嵐になると、冷たい空気と暖かい空気が混ざり合い、気圧(大気圧)の変化が生じます。また、風や雨、雷雨が発生するのもこのためです。大気圧としても知られる気圧とは、ある特定の場所に対してかかる空気の圧力のことであり―この場合、その「場所」とはあなた自身のことです。

鼻腔や副鼻腔は空気の通り道なので、気圧の変化、特に気圧の低下は、その部分に影響を与えます。これによって体液が組織に押し出され、体液バランスが崩れてしまうのです。

研究者の中には、気圧の変化が脳にかかる圧力や、脳が痛みを遮断したり遮断しなかったりする方法にも影響するのではないか、と考えている人もいます。

 

気圧性頭痛を抑える方法

エステマリク医師が以下のように説明しています。「もちろん、頭痛の原因は天候だけではありません。ストレス、鎮静剤や鎮痛剤のような市販薬、ホルモン分泌の引き金となる物質や、睡眠に関する特定の障害なども原因かもしれません。そして、天候をコントロールすることは誰にもできませんが、いくつかの最良の実践方法に従うことで、頭痛や片頭痛発作のリスク、重症度、および治療を最小限に抑えるための対策を講じることが可能なのです。」

  1. 天候が悪い時は他の引き金となる物質を避ける。カフェイン、グルタミン酸ナトリウム(MSG)、硝酸塩といった、片頭痛の原因となる食品を避けましょう。そうすれば、他の引き金となる要因を取り除くことができます。
  2. 救急薬を常備する。こういった薬については、かかりつけの医師に相談してください。これまで救急薬を試したことがない場合は、どのようなものがあるかかかりつけ医に尋ねてみましょう。特定の薬が自分に効くことがわかっている場合は、処方箋が最新であることを確認し、すぐに使えるようにしておきましょう。
  3. 予防的な選択肢を尋ねる片頭痛が特に酷い時期が続くようであれば、片頭痛が起こる前に、片頭痛を遠ざけるための薬やその他の治療法を試してみることを、かかりつけの医師が勧めてくるかもしれません。例えば、睡眠不足やその他睡眠に関する問題は、頭痛の頻度を高める一因となるため、毎晩十分な睡眠をとることが大切です。寝過ぎも片頭痛の引き金になり得るので、休日に遅くまで寝ることが、頭痛を引き起こす可能性もあります。
  4. ストレスを管理する。気圧が下がると、片頭痛に悩む人はそれを察知してストレスを感じることが多くなります。ストレスホルモンも頭痛を惹起します。運動や生活習慣の改善、深呼吸やリラクゼーション法などを通してストレスを管理すれば、頭痛を避けることができるでしょう。
  5. 水分を多めに摂る。脳を取り囲む血管内の体液の移動は頭痛の原因となるため、水分補給を怠らないことが大切です。エステマリク医師が以下のようにアドバイスしています。「特に外に出る前や暖かい季節には、水をたくさん飲みましょう。華氏90度の蒸し暑い日には、1時間に1リットルもの水分を失うことがあるため、本当に体液バランスの維持が必要となってくるのです。」
  6. サングラスをかける。嵐だけでなく、晴れた日の明るい光やまぶしさ、運転中の木漏れ日も片頭痛の引き金になり得ます。

 

気圧頭痛のための自然療法

何か試せる自然療法はないか興味がおありですか?エステマリク医師によると、市販のサプリメントでお勧めのものが3つあるそうです:

  • 酸化マグネシウム。人によっては、天候の変化の前にマグネシウムを増やしておくと、片頭痛を制限したり予防もしたりできるかもしれません。マグネシウムの良質な天然供給源である、濃い葉物野菜、魚、大豆、アボカド、バナナを多く食べることをお試しください。
  • ビタミンB2。このビタミンを摂取することで、片頭痛の頻度と持続時間が減少することが示されています。ビタミンB2を含む食品には、牛乳、肉、卵、ナッツ類、栄養強化小麦粉、緑黄色野菜などがあります。
  • コエンザイムQ10。「コエンザイムQ10は心臓にとても良いので、心臓専門医がよく使うサプリメントです。しかし、片頭痛の頻度を減らす役割も持っているのです」とエステマリク医師が説明しています。

いつ雨が降るか、いつ気温が急に上がったり下がったりするかは自分でコントロールできませんが、片頭痛を管理したり、予防したりするステップを取ることは可能です。

エステマリク医師はこう語っています。「片頭痛になりやすい、あるいは片頭痛が生活に支障をきたすようであれば、必ず医師に相談してください。最良の治療法だけでなく、引き金の特定にも協力してくれるでしょう。」

 

…事前の予想通り、何と言いますか「聞きたいことはそんなことじゃないんやが…」としか思えないと言いますか、どうでもいいことや、言われずとも明白な当たり前すぎることばかりがグダグダ続いて、知りたいことは全然触れられていないという、クソみたいな記事でしたね(笑)。


大体「〇〇医師がこう語ります」みたいなフォーマットの場合、ろくでもない内容が多い気がします。

エスなんとか医師、おめぇ頭痛に苦しんだことねーだろ(笑)。


「ストレスを管理しましょう」とか、それができりゃ苦労せんわいと言いますか、あまりに漠然としすぎていて、何の役にも立たない予防策でした(サプリとかも、そんなもん飲んで改善するなら世話ねぇや、って感じな気がします……とはいえ栄養不足であれば、ビタミンミネラルサプリは極めて効果的だと思いますが)、エスなんとかの代わりに僕がお詫びさせていただきます、誠にすみませんでした(笑)。

 

とはいえ僕も、学生時代はまぁやっぱり朝も早いし睡眠が十分じゃないことも多かったので、しばしば「頭痛ぇなぁ…」なんてこともありましたけど、今ではすっかりなくなったので、まぁ普通に睡眠とかが最重要に思えますけど、しかしやっぱり成長期のホルモンバランスの乱れとかもあったと思うので、頭痛というのは自分の力では制御できないことが多い気がしますね。

 

ちなみに、気圧性頭痛については、以前大気圧について見ていた記事でちょろっと触れたことがあったはずですけど、僕はこれは全くない感じです。

 

そういえば今まで女性しかそう言ってることを見たことがないのですが、初めて「気圧が下がると、頭が痛くなるんだ」と聞かされた時、「いやあるわけねーじゃん、バカ言ってら~」とか心の中では思ってたんですけど、とはいえ「本当だよ、だって部屋の中にいて、頭が痛くなってきたら、絶対雨降ってくるもん」と、後付けではなくちゃんと未来が分かることまで主張してきたので、聞き分けのいい僕はもう「へぇ~そういうのもあるんだ、それは大変だ!(まぁ俺はねーけど(笑))」と、やや無責任にも程がありますが(笑)、実際冗談抜きにそういう人もいるんだなぁ、そしてそれは大変だなぁと理解するようになった感じでした。

 

実際いつの頃からか天気予報に気圧爆弾みたいなのが表示されるようになってた気がしますし、クリーブランド・クリニックの↑の記事でも、「実際にあるものです」とお墨付きが与えられていますから、気圧変化に敏感な人は本当に敏感なようで、しかも上手いお手軽な対処法はなさそうなため、謎の頭痛で苦しむ人が少しでも少なくなるよう、どうかできるだけ多く穏やかな天候が続いてくれることを願うばかりです。


先ほどはバカにしましたが、水分とビタミン・ミネラルは、頭痛対策のみならず、サプリメントとしてしっかり摂って悪いことはないので、手を出したことのない方は摂取してみるのもオススメかもしれませんね…!

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