エリミネーション・ダイエットとは

引き続き世界最先端のクリーブランド・クリニックがまとめてくれているダイエット記事を見ていこうシリーズですが、ケトン・ダイエットクリアリキッド・ダイエットエレメンタル・ダイエットを経て、前回は低FODMAPダイエットという、「自分に合わない食事を探す」という意図でも用いられることのある食事療法の一種を紹介していました。

 

この記事で、「除外食」というキーワードでelimination dietという語にリンクが貼られていまして、

「あれ、『diet』で検索しても、HEALTH LIBRARYにそんな記事ヒットしてこなかった気がするけど…」

と思ったら、こちらはhealth essentialsという、同じくクリーブランド・クリニックによる、健康関連のブログ記事としてまとめられているものでした(↓)。

 

health.clevelandclinic.org

 

まぁ何となく除外食については前回の記事でも説明があり、大体どんなものかのニュアンスは掴めていた気もするものの、せっかくなので(主に記事水増しの意図で(笑))今回はこの記事を参照させていただこうかなと思います。

 

(特にアイキャッチ用の画像も他になかったので、全く無意味な(上記サムネにもなっている)女性の写真も含めてお借りさせていただきましょう(笑)。)

 

除外食を始める理由とその方法(Why and How To Start an Elimination Diet)

食の問題を引き起こす一般的な犯人と、その原因の特定

 

 

自分が愛してやまない食べ物は、時に、自分を愛し返してくれないこともあります。大好きな食べ物に対して、体が膨満感や下痢のような症状で反応してしまうようになると、食べ物の選択を後悔し始めることになるかもしれません。

しかし、どの食べ物が問題の根源にあるのでしょうか?それを見極めるのは必ずしも容易なことではありません。そこで、犯人を特定するのに役立つ、除外食の登場です。

シャロン・イェーガー登録栄養士(※アメリカの管理栄養士的なものですね)が、あなたの悩みの犯人を突き止めるのに役立つ除外食を始める手順を説明してくれます。

 

なぜ除外食を選ぶの?

全人口のおおよそ20%が食物不耐症や食物過敏症を持っていると見積もられていますが、それを診断するのは簡単ではありません。頻繁にお腹の調子の悪さを経験されている場合、担当の医療専門家が症状の原因を突き止めるために、除外食を勧めてくることでしょう。

「除外食は、どの食べ物が自分に合わないかを知るためのゴールド・スタンダードなのです」とイェーガー栄養士は言います。

 

除外食のメリット

除外食療法を行っている間は、問題になりそうな食品を1つ以上、数週間にわたって食べるのをやめることになります。このプロセスの一環として、食べたものとその影響を記録するために食事日誌をつけていきます。

「ひとたび過敏に反応する食品の摂取を止めることで、腸内の炎症と免疫系が落ち着き、トリガー(引き金)となる食品が引き起こしていた炎症反応が修復されるのです」とイェーガー栄養士が説明しています。

その後、その食品を少しずつ食事に戻しながら、どのように感じるかを記録していきましょう。これで担当医によって、原因と結果を示すパターンの特定が可能となるのが理想です。

 

食物アレルギー vs 食物不耐症

食物アレルギーは、食物不耐症や食物過敏症と同じものではない、ということを知っておくことが重要です。「人間の健康問題には多くの食品的な土台が関わっていますが、その多くはこれら3つの事象が根っこにあるのです」とイェーガー栄養士が示してくれています。

  • 食物アレルギー: 生命を脅かす可能性のあるこの反応は、特定の食品に含まれるタンパク質に体が過剰に反応することで起こります。アレルギー反応には、皮膚の炎症、じんましん、発疹、かゆみ、腫れ、アナフィラキシーが含まれ得ます。
  • 食物不耐症: 特定の食物や原材料を体内で適切に分解できない場合、下痢、ガス、腹部膨満感といった消化器系の問題が生じることがあるかもしれません。不耐症の中には、風邪のような症状を引き起こすものもあり得ます。
  • 食物過敏症: 不耐症と一括りにされることもありますが、過敏症は消化管(腸)の細菌のバランスが崩れることがその原因です。症状としては、胃腸障害、疲労、関節または筋肉痛、頭痛、脳内霧などが含まれ得ます。

 

消化器系の問題を引き起こす一般的な食品

8種類の食品が、食物アレルギーの原因の約90%を占めています―そして、アレルギー体質でないけれど過敏症である方の場合、同じ食品が不耐症の原因となっていることが多いです。

その他の食品や原材料も問題を引き起こす可能性があります。その他の不耐症や過敏症を起こすものには以下のようなものが含まれます:

  • アルコール
  • トウモロコシ
  • チーズ、パイナップル、バナナ、アボカド、チョコレートのような食品に含まれる天然由来の化学物質である、ヒスタミン
  • 小麦、ライ麦、大麦に含まれるタンパク質食品である、グルテン
  • 魚介類
  • 果物や一部の野菜に含まれる糖である、果糖
  • ミルクや乳製品に含まれる糖である、乳糖
  • アルカロイドと呼ばれる化学化合物を含む食物や香辛料である、ナイトシェイド(=ナス科植物)
  • グルタミン酸ナトリウム(MSG)のような、いくつかの食品添加物
  • 赤ワインやビールに含まれる化合物で、特定の食品にも添加される亜硫酸塩

 

除外食の始め方

「除外食は、食物過敏症や不耐症に完全に的を絞り、我々が目にする最も一般的なトリガーとなる食物を取り除いていくのです」とイェーガー栄養士は言います。以下に、順を追って説明がされています。

 

1. かかりつけの医療従事者に相談する 

除外食を始める前に知っておくべき最も重要なことは、専門医の指導のもとで行うべきだということです。

  • 深刻な医学的問題を抱えることになる可能性がある: 一人だけで除外食を続けていると、セリアック病や炎症性腸疾患のような基礎疾患の治療を受けずに突き進むことにつながりかねません。「適切な治療を受けなければ、食事を変えることで治療を遅らせてしまったり、症状を覆い隠してしまったりすることになりかねません」とイェーガー栄養士は述べます。
  • 重要な栄養素が不足することになりかねない: 「適切な人の援助がないと、食事療法が不完全であるために、他の医学的な問題を引き起こしてしまう可能性があり得ます」とイェーガー栄養士は警告します。

 

2. 食事からトリガーになりそうなものを取り除く 

これが、専門家と一緒に進めていくもう一つの理由です: トリガーとなり得る食品を全て取り除く必要はありません。医師や管理栄養士は、ご自身の症状に基づいて、どの食品がトリガー食品になる可能性が高いかを判断し、困難さの度合いが一番小さくなるような、ご自身専用の除外食プランを作成することが可能です。

「ご自身の症状、健康歴、診断名に基づいて、担当者が除外すべきキーとなる食品を決定します」とイェーガー栄養士は語ります。

 

3. 処方された食事療法を1~2ヶ月続ける

除外食の効果が出るまでには時間がかかります。全ての食品を永遠に除外するわけではありませんが、体が反応するのに十分な期間、除外する必要があります。

「一般的には、例えば4週間から8週間といった期間、特定の食品を除外するという考え方になります」とイェーガー氏は説明します。

 

4. 食事日誌をつける

これは、食べたものを記録するだけではありません。ご自身が経験した症状(あるいは経験しなかった症状!)、感じた気分、食べたものの色、その他関連すると思われることを記録するためのものでもあるのです。

「食べている食べ物の色、よく眠れているか、ストレスをどうコントロールしているかなどを記録しておきましょう」とイェーガー栄養士は言います。

時折、ストレスや不安が食べ物の問題を悪化させることもあるので(そして、落ち着いてリラックスしていると良くなることがあります)、その日の行動や体調をメモしておくといいかもしれません。

 

5. 一つずつ、各食品を戻していく

「所定の期間が過ぎたら、担当者と一緒に、ゆっくりと、一度に一つずつ、その食品から何か症状が出るかどうかを確認するために、それぞれの食品を戻していくことになりましょう」とイェーガー栄養士は説明します。「そうすることで、トリガーとなる食べ物を特定し、その治癒プロセスが上手くいったかどうかを確認することができるのです。」

何週間も大好きな食べ物が食べられなくなると、どうしてもそれを食事に戻したくなるかもしれません。しかしイェーガー栄養士は、除外食はゆっくり着実に再開することが大切だと警告しています。

「再導入のスピードを十分ゆっくりにしないと、トリガーとなる食品が何なのか分からなくなってしまいます。除外食は簡単なことではありませんし、ただペースを守らなかっただけで、誰しも同じことを繰り返したくはないでしょう」と語っています。

このトピックについてシャロン・イェーガー栄養士からさらに学ぶには、Health Essentialsポッドキャストのエピソード「Why and How to Try an Elimination Diet」をお聴きください。Health Essentialsポッドキャストの新しいエピソードは毎週水曜日に公開されます。

 

…まぁ大変理に適った、逆に言えば当たり前すぎる感のある話でしたけど、分かりやすい説明でした。

 

実際必要かどうかはやはり各人の症状によると言いますか、「昔から胃腸が弱くて…」と思われている方は、もしかしたら何か特定の原因物質があるかもしれないので、一度除外食を考えてみるのもいいかもしれませんね。

 

胃腸が弱いわけではなくても、有名な所でいうとテニスの史上最強プレイヤー・ジョコビッチ選手が、まぁ除外食療法を行ったかどうかは調べても出てきませんでしたけど、食事を完全グルテンフリーにすることで、イマイチ活躍できなかった状態から歴史に残る強さになることができた…なんて話も聞いたことがありますし、生活のみならず運動や仕事のパフォーマンスに影響がある可能性もある話じゃないかな…などと思います。

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