美しい分子その1・Neurotrophin

前回の記事(↓)では、タンパク質の結晶構造モデルに登場するリボンと矢印、それぞれαヘリックスβシートというモチーフについて、ほぼ名前だけ出す程度の浅さで紹介していました。

 

con-cats.hatenablog.com

こういった構造モチーフは、単独ではそこまでハッキリした意味を持つものでもないことが多い訳ですが(もちろん単独で重要なこともありますが)、複数のモチーフが絡んでより特徴的な構造を形成することもありまして…

…例えば前回最後に見ていた、↑のサムネイルで表示されている「βバレル」なんて呼ばれるタル型のものは見た目も印象的で、もちろん構造というか機能としてもほとんどの場合特別なものを持っていることが知られている(ちょうどタルの中央部分で、疎水性(=水に溶けにくい性質)分子と結合することが多い)、とても意味のあるものも存在している感じですね。

 

まぁ詳しい仕組みや細かい構造については、触れても正味あんまり面白くない話にも思えますし、もっと分かりやすくインパクトのある話、今回は記事タイトルにもした、「見た目が美しい結晶構造タンパク質」なんかを取り上げてみようと思った次第です。

 

といっても取り立てて特にそんな知識もなかったため、検索したらヒットしてきたのを順番に紹介するだけの形になるのですが、まずは匿名質問・識者回答の優良サイト、おなじみQuoraにそのものズバリの記事が見つかったので、こちらからいくつか紹介させていただくといたしましょう(↓)。

 

www.quora.com

中でも一際目に付いたのは、神経成長因子(NGF:nerve growth factor)の1つ、ニューロトロフィン(Neurotrophin)と呼ばれる分子で、こちらはこの通り…

 

上記Quora記事、Alaka Halderさんの回答より


…回答者のAlakaさんが「まるで美しいドレス、あるいはフェアリーのようね」と書かれているように、まさにポケモンなんかにもいそうな、気品のある高貴な、大変ゴージャスで麗しいタンパク質だといえましょう。

 

とはいえ僕は、黒バックの画像ってダークで暗い感じがしてしまいイマイチ好きではないため、より見やすい形にするべく白黒反転してみたのですが……

上記画像、白黒反転

…うーん、元々黒背景で作られただけあって、ちょっと眩しすぎる色合いと言いますか、ぼんやりしちゃってる感は否めないですね。

 

そもそもこの結晶構造ですが………

 

…と、ちょっと言い訳といいますか、こないだはてなブログの大規模アップデートがあったんですけど、そのアプデ後、僕の環境だと、文字列を打ち込み中、突然ブラウザがクラッシュするという謎の現象が頻発していまして、今回はマジで今までで一番酷く、ここまでの2倍ぐらいの量(一記事完成間近)を書いていた時点でいきなり落ちて、しかもこれまでは再起動後何とか直前の1文ぐらいまでは復元できていたのに今回とうとうめっちゃ途中までしか復元されず(=↑の、最初のNGFの画像を貼った直前ぐらいまで)、完全に時間切れとなったので、今回は最初の画像のみに触れた時点でもう諦めました……。

 

自他共に認めるかなり温厚な僕ですが、この手の「せっかく書いたものが、藻屑と消える」ってのは一番ガッカリぐったり精神的ダメージが大きいもので、腹立つのりブチキレ案件だったわけですけど(笑)、「当初書いていたものを思い出して書く」のって何か不自然になるというか、苦痛を伴う作業なんですよね。

往々にして最初に書いてたものの方がマシだった…ってこともあるわけですけど(というか、思い出して再現したいせいで、不自然になってしまう)、まぁ今回は再現する時間もなく、そんな言い訳を書き連ねる時間も完全になくなったので、本当はここからNGFのバージョン違いのドレスを見ていく形だったんですけど、次回持ち越しとさせていただきましょう…。

はてな運営、4すべし(笑)

にほんブログ村 恋愛ブログ 婚活・結婚活動(本人)へ
にほんブログ村