少しずつ忍び寄る、キレの悪さ…

おもむろに始めていました「神経伝達物質・ホルモンを見ていこう」シリーズから、これまた何気なく脱線することで(まぁ抗利尿ホルモン・バソプレシンから普通に広がった話でしたが)、おねしょ、そして前回は夜間頻尿について、世界最先端の誉れ高いクリーブランド・クリニックのHEALTH LIBRARY記事を参考にさせていただいていました。

 

まぁ最先端とはいえ、情報が一瞬で広まる現在においては、別にこれといって特別な情報があるわけではなく、むしろ極めて一般的な話しかない感じではあるものの、やはり非営利の医療機関で、全米病院ランキングの2位常連(1位じゃないのかよ、って話ですが(笑)、1位はMayo(メイヨー)であることが多いものの、総合はやはりメイヨーの方が上ですが、診療科・研究科によってはクリ・クリが1位の部門も当然ある感じですね)という圧倒的な信頼度がありますから(特に、金儲けのために胡散臭い情報を流すことがない、というのはとても強いと思います)、せっかくなのでもう少し関連記事を漁らせてもらうといたしましょう。

 

クリーブランド・クリニックは心臓血管外科が最強のイメージはあるものの、何気に泌尿器科でも極めて評判が高いような記憶があるので…

泌尿器科の病院ランキング(Urology hospital rankings)を検索したら、以下のランキングサイトのスクショにあるように(↓)…

https://health.usnews.com/best-hospitals/rankings/urologyより

…1位は惜しくもニューヨークのど真ん中にあるメモリアル・スローン・ケタリング癌センターに譲ったものの、堂々の2位に位置しており、まぁ「結局2位かよ」という気もするものの(笑)、ライバルのMayoカスは4位でしたし、流石は我らのクリ・クリといえましょう。

(別にメイヨーはライバルでもないし、流れで「カス」と暴言を吐いてしまったものの言うまでもなくむしろ真のNo.1病院であり、そもそも僕自身別にクリーブランドに何の思い入れもありませんけどね(笑)。)

 

…おねしょ・夜間頻尿と来て、せっかくですし今回も泌尿器系の疾患に関しての記事を見ておこうかなという考えに至った次第です。

 

とはいえ、両記事がかなりの長さであったように、流石は泌尿器系に一家言あるクリ・クリさん、どの記事も、絶望的に長い…!

 

またまた時間がない状況が続いており、少なくとも今回は長い記事を見ていく時間がなかったこともあって、正直あんまり気にならないものの、泌尿器疾患系記事では若干短めだった、「Overflow Incontinence」、日本語にして「溢流性尿失禁」というものを見てみようかな、と思います。

 

見慣れない病名ですが、「あふれ、ながれる」と書いて「いつりゅうせい」と読むわけですけど、読んで字のごとく、「自分で尿を出したいのに出せない、でも、少しずつ漏れてしまう」という、恐怖の疾患だといえましょう。

 

「他より短め」なだけで、こちらもそこそこのボリュームがある記事ですし、時間もないので、早速参りましょう、こちらの記事(↓)ですね。

 

my.clevelandclinic.org

 

 

Overflow Incontinence(溢流性尿失禁

溢流性尿失禁は、男性の方が、より発症しやすくなっています。このタイプの尿失禁では、コンスタントな尿の漏れや垂れが引き起こされます。膀胱閉塞、前立腺肥大やその他の問題による尿閉(=正常に尿は作られるけれど、膀胱内の尿が体外に排出されない状態を指す医療用語)が原因で、膀胱が満杯になりすぎて溢れることにつながり得ます。治療には、膀胱訓練、薬物療法カテーテル治療などがあります。

 

概要

溢流性尿失禁とは何?

膀胱は泌尿器系の器官で、尿を溜める役割を持っています。溢流性尿失禁は、膀胱が満杯になりすぎて、尿が漏れたり、垂れたりすることで起こります。おしっこをするときに膀胱を全部空にできないために、溢流性尿失禁になる場合もあります。

 

溢流性尿失禁はどのぐらい一般的?

アメリカ人の3人に1人が、尿をコントロールできずに漏らしてしまう、何らかの尿失禁を抱えています。一般的に、尿失禁は女性に多く見られます。しかし、溢流性尿失禁は男性に多い傾向があります。

 

尿失禁にはどんなタイプがあるの?

溢流性尿失禁は、稀なタイプの尿失禁です。より一般的な尿失禁には、以下のようなものがあります:

  • ストレス性尿失禁
  • 切迫性尿失禁
  • 混合性尿失禁(ストレス性尿失禁と切迫性尿失禁の組み合わせ)

 

症状と原因

溢流性尿失禁の症状は何?

尿閉、つまり膀胱が満杯になりすぎると、溢流性尿失禁が引き起こされます。膀胱は泌尿器系の重要な部分です。膀胱が満杯になる原因としては、以下のものが挙げられましょう:

  • 糖尿病、利尿剤のような薬、またはその他の原因による尿量の増加
  • 膀胱が完全に空になることを妨げる、膀胱(膀胱出口閉塞など)や尿道(尿を体外に運ぶ管)の閉塞
  • 膀胱の筋力低下や神経損傷

 

溢流性尿失禁の危険因子には何がある?

前立腺に不調を抱えている男性が、前立腺の問題に関わる溢流性尿失禁を発症する可能性が最も高いです。大きくなった前立腺前立腺肥大症)や前立腺がんなどの疾患があると、尿道が閉塞してしまい、おしっこをしても少量の尿しか出なくなります。前立腺がんの手術や放射線治療、あるいは尿道に対するその他の手術の後に、狭窄と呼ばれる閉塞を起こしてしまう、瘢痕組織が形成されることがあります。膀胱を完全に空にしないと、半分だけ空になった膀胱はまたすぐにいっぱいになります。膀胱が満杯になると、尿が漏れてしまうことがあります。

糖尿病、神経損傷、脊髄損傷のある人も、溢流性尿失禁により罹りやすいです。

 

溢流性尿失禁の症状は何?

溢流性尿失禁の徴候は、以下が含まれます:

  • 常に尿が垂れている、または漏れている。
  • 少量の排尿のみを伴う頻尿。

 

診断と検査

溢流性尿失禁はどのように診断されるの?

かかりつけの医療従事者は、患者さんの性別に応じて、骨盤検査や直腸前立腺検査などが含まれ得る、身体検査を行います。医療従事者は、水分摂取、トイレの使用、および尿漏れを2~3日間記録する膀胱日誌をつけるように指示することがあります。

溢流性尿失禁の検査には、以下が含まれます:

  • 尿路感染症(UTI)や尿内の血(血尿)といった問題を調べる尿検査
  • 膀胱、腎臓、その他の臓器を調べる腹部超音波検査
  • 尿路内を観察する膀胱鏡検査
  • 排尿時膀胱造影図。これは膀胱を液体で満たし、そして空にすることで経過を観察する検査です。
  • 膀胱やその他の尿路での、尿の貯留と排出の状態を調べる、排尿後残尿検査を含む尿流動態検査。

 

管理と治療

溢流性尿失禁に自然に対処するにはどうすればいい?

以下のステップで、溢流性尿失禁が改善する可能性があります:

  • 膀胱訓練または時間設定排尿: 膀胱が満杯になりすぎるのを防ぐために、仮にトイレに行きたいと思わない場合でも、1日中、決まった間隔でトイレを利用するようにします。
  • 二重排尿: おしっこが終わった後、もう一度排尿を試みます。または、膀胱を完全に空にするために、排尿時にいきむのもいいかもしれません。
  • 骨盤底筋体操: ケーゲルと呼ばれる骨盤底筋体操は、膀胱を支える筋肉を鍛えます。かかりつけの医療従事者が、バイオフィードバックを用いて、こういった運動の正しいやり方を教えてくれることでしょう。

 

溢流性尿失禁の治療法にはどんなものがある?

溢流性尿失禁の治療法は、膀胱が空にならない理由によって異なり、以下のようなものがあります:

 

溢流性尿失禁の合併症は何?

溢流性尿失禁の人は少量の尿を漏らしますが、漏れる量は一定です。その結果、1日の終わりには大量の尿が失われています。

大人用の紙おむつや吸収性の尿取りパッドは、こういった尿漏れをキャッチすることができます。しかし、臭いや、衣服の下からの見え方なんかが気になるかもしれません。人前に出るのが億劫になり、孤立感や不安、抑うつにつながることもあります。皮膚が常に尿にさらされていると、皮膚がかぶれたりただれたりすることもあり得ます。

重要なこととして、全ての尿が洗い流されることで膀胱が完全に空にならないと、膀胱炎、前立腺炎、腎臓炎などといった尿路感染症を発症するリスクがあるということも挙げられます。膀胱に溜まった余分な尿が膀胱結石となり、これが感染や炎症を引き起こすこともあり得ます。

また、常に膀胱が満杯の状態だと、膀胱内の圧力が高くなり、腎臓まで伝わって腎臓障害を引き起こす可能性があります。

 

予防

溢流性尿失禁に罹る危険性を減らすにはどうすれば?

膀胱訓練や二重排泄などのステップを踏むことで、満杯になった膀胱から漏れるのを防ぐことが可能です。また、骨盤底筋体操を毎日行うのもよいでしょう。この体操は、膀胱と泌尿器系を支える筋肉を強化してくれます。

 

見通し/予後

溢流性尿失禁は治せる?

溢流性尿失禁の多くの患者さんは、尿閉の原因となる疾患の治療後に症状が改善します。カテーテル治療が必要になるのは稀な症例のみです。

 

受け入れる

医師にどのような質問をしたらよい?

かかりつけの医療従事者に、以下を尋ねるとよいでしょう:

  • 尿閉溢流性尿失禁の原因は何ですか?
  • 検査結果はどうでしたか?
  • 自宅で試せる治療法はありますか?
  • 他の治療法にはどのようなものがありますか?
  • カテーテル治療や神経刺激は私に適していますか?
  • カテーテル治療や神経刺激のリスクは何ですか?

 

クリーブランド・クリニックからのメモ

溢流性尿失禁は生活に支障をきたしかねない問題です。常に尿が垂れ流しになっているため、臭いが気になり、トイレから遠く離れるのが怖くなります。しかし、尿漏れは加齢に伴う自然なことではありませんし、治療が役に立ってくれる可能性が十分あるものです。かかりつけの医療機関尿閉の原因を特定し、治療することが可能でしょう。適切な治療を受ければ、溢流性尿失禁は治ったり、かなり改善されたりする可能性があるものですし、また外に出て、人生を楽しむことができるようになりますよ。

 

3人に1人!…は、流石に「溢流性」ではなく「尿失禁全般」とのことですが、これは怖いですねぇ。

 

改めて、この「チョロチョロ漏れ」的な一番腹立ちそうな失禁症は、前立腺が問題であることが圧倒的に多く、男性に多くみられるとのことです。

 

以前、バナナマンの番組のフリートークで、日村さんが、

「もう最近はおしっこのキレも最悪よ?終わったと思ってしまうじゃん?トイレ出て歩いてたら、もう完全に、一滴二滴のレベルじゃなくて、完全にジョバーって出てくるからね(笑)。

 マジで太ももとか、足の下まで伝わってくぐらいだから、も~う不快よ?(笑)」

…みたいなことを話されていて酷すぎワロタと笑った記憶が如実にありますけど(笑)、幸い僕はずっと前どこかで書いていた通り、必ずペーパータオルが設置されているアメリカのトイレの強みを活かし、一滴残らず吸い尽くすように拭いていますし(あぁ、男の小便器の場合、基本「振るだけ」というのが、日村さんの悲劇を招いているわけですね(笑))、幸いまだ前立腺イカレていないのか、僕は尿漏れの心配はまだ不要ではある感じです。

 

しかし、(クリ・クリ記事によると「加齢に伴い必ず…」というわけではないようであるものの)基本的には年を取るとみんなダダ漏れ日村さん化しがちなのが、特に我々小便器で振って終わりの野郎どもには悩ましい顕著な問題だと思われますし、油断せず、記事で奨められていた体操なんかも暇があったら取り入れてみるのもいいかもしれませんね…!

 

どなた様も、良き排尿ライフを…!!(どういう〆だ(笑))

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