ナウいスラングを知っておこう:チーギューならぬチューギー他

イマドキのオススメ略語を一通り見終えたと思ったらまた唐突に始めていた「イマドキの若者英語スラングを学んでみよう」コーナー、前回OMGONGという、少なくともOMGはナウくも何ともないフレーズであったものの、ONGは知らない表現でしたし、ちょっとナウなヤングに近付けた気がして大変幸先の良いスタートでした。

 

ちなみに、記事タイトルにもしたこの「ナウい」って言葉、これも僕は小学生の頃に初めて知りましたけど、そういえばこないだの記事で触れていた「テンション」同様、幼い僕にとっては当初全く意味の分からない謎カタカナ語であったことがふと頭に思い浮かんできましたね。

…何ていうんでしょうね、「コンサバ」とか「ニヒル」とか、全く意味が分かんないけど何かいきなり友達や周りが使い始めて、意味分かんねぇけどしゃあないからそれっぽいニュアンスで勝手に捉えたろ…みたいな、「雰囲気で適当に受け流す言葉」枠だった感じでしょうか。

(「ナウ」なんてナウマン象ぐらいでしか聞いたことなかったですし、「ナウマン象っぽい感じ??」…とは流石に思いませんでしたけど(笑)、もう子供の頃だったのでどう思ってたかはボンヤリと……というわけでもなく実は結構ハッキリ覚えているものの、そもそも謎枠だったので言葉で表しようがないわけですが、なんか「なう~ん」としてるみたいな、マジで意味不明にも程がありますけれども(笑)、「すましてる、でもカッコいい??(文脈的に褒めてそうだったので)」的なニュアンスを勝手に想像していたような気がします。)


まさかこれが英語で「今」を意味する「now」を日本語形容詞化したものだったとは、いつそれに気付いたかはハッキリと覚えていませんけど、「そんな意味だったのかよ、しょーもな(笑)」と思ったように記憶しています。

ちなみに「コンサバ」も、これは普通に「conservative」のことで、単に「保守的な」って意味だったのかよ!……と受験英語を習う傍ら気付きましたが、一方で「ニヒル」みたいな未だに「え?アヒル?」としか思えない(まぁ、んなこたぁないですけど(笑))意味不明単語もありますけど(まぁ「虚無的・冷笑系」みたいな意味ってことは一応知っているものの)、やっぱり英語が語源じゃないと単語自体に馴染みが生まれないこともあり、何かよぉ分からん単語のままであり続けがちな感じですね…!


(他にも、フランス語由来の「アンニュイ」とか、あぁあとは、ずーっと前にこの記事(↓)で触れていましたけど、今でも思い出す度に笑える『恋から』カケフさんの「キッチュ」とか、未だに何語だよ(笑)と思えてやみません(「キッチュ」はマジで意味すら不明ですけど、意味不明な謎語のままの方が面白いので調べずにいこうと思います(笑))。)

con-cats.hatenablog.com

ちなみに「なう」は、ツイッターの隆盛とともに、語尾に「~なう」をつける形でまた日の目を見ましたけど、ツイッターが出てきた頃には僕のボキャブラリーもほぼ完成していたため当然もう意味は明白に分かったものの、あまりにもクソダサすぎて自分では絶対に使いたくねぇ~、と思えてやまない微妙な表現といえそうです(笑)。

(…って、これに限らずどの流行語も、僕は自分では使わないものの、実は使われているのを見るのは好きだし楽しいとは思えるんですけどね。

 まぁ照れがあって、どうもネタとしてあえて冗談っぽく使う以外には使う気になれない、みたいな感じかもしれません。多分、楽しく使ってキャッキャしている人たちが羨ましくて、僻んでいるだけなのでしょう(笑))

 

…と、前置きで無駄に長くなってしまいました。

そんなわけで、学んでも自分で使うことはまずないものの、基本的に若者言葉はいつの時代も面白いですからね、英語だと浅さやクソさはあまり分かりませんし、アメリカのクールでポップなティーンたちがどういう新語を操っているのか、垣間見させていくといたしましょう。

早速、前回同様「very well family」なるサイトのナイス記事(↓)で挙げられていた、ナウいスラングを順番に紹介させていただこうかと思います。

www.verywellfamily.com

  • AF - 「as fuck」の意味。話を強調するために使われる。(つまり、「she's cool AF」(あの子はバチクソかっけぇね)のように)

(※注:後半の括弧内の説明、「つまり」=「i.e.」の部分は、「例えば」=「e.g.」のミスじゃないかな…とも思えましたが、意味は分かりますし、まぁ重箱の隅をつつくのは控えておきましょう。)


いきなりスラングよろしく伏せ字のダーティーワードがお見舞いされましたが、日本人的には「ファック」の汚さは正直1ミリも実感できないため、普通に表示させていただこうと思います(笑)。

まぁ、訳例として「バチクソ」としてみたものの、英語の「ファック」は日本語の「クソ」よりもっと汚い単語なのかな、と思えますけれども、そう考えると日本語って案外汚い言葉がないんですよね。

もちろんド直球の下ネタ単語は日本語にも沢山ありますけど、それが日常会話で罵倒語やダーティーフレーズとして出てくることがあんまりない気がするかな、と思えます。


ちなみに、僕ぐらい低俗な男になると、「AF」の「A」は「as」ではなく、ついこないだの記事(↓)でもチラッと触れていたエイナルさんかと思っちゃいましたが……

con-cats.hatenablog.com
…流石にそこまでゴミみたいな表現ではなくてホッとしました(笑)。


あえてそのネタに触れたのは、↑の記事で書こうと思っていたことを忘れていたからでして、「anal」という語、何気に研究をしていると、「analysis」(分析・解析)の略語として論文や解析ソフトなんかで出てくることも稀によくあるため、僕ぐらい高尚な人間になると、実はこんな略語でいちいちキャッキャするような子供なんかではもうとっくになくなっているのです、本当はね……みたいな話もしようと思っていたんですけど、まぁ、いちいち触れてキャッキャしているあたり信憑性の欠片もない話ですし、前回このネタに触れ忘れたのは至極当然のことであった…という感じかもしれません(笑)。

 

では続きの、2つ目にして、今回の記事の本題と思える新語を見て参りましょう。

 

Cheugy - 時代遅れのものや、頑張りすぎちゃっている人のこと


こちら謎の語「チューギー」、僕は見たことも聞いたこともありませんでしたけど、普通に若い子らの間でめちゃんこ使われている新語のようで、Wikipedia先生にも項目がありました(まだ日本語記事はありませんでしたが)(↓)。

en.wikipedia.org
ウィキペ先生によると、この語は2013年辺りから登場してきた造語であり、もう十年選手になるわけですが特に使われ出したのは2020年代からのようで、まさにイマドキのスラング筆頭のようです。


意味としては紹介記事にあった通り、「時代遅れのダサい人やもの・何かハリキリすぎで、見ていて恥ずかしくなるような人」のことを指す語とのことで、まぁ正直気持ちのいいというかポジティブな表現ではないものの、基本的に流行りのスラングってのはそんなもんかもしれませんね。


ウィ記事の「チューギーなもの」の一例としては、Mom jeans(80-90年代の、クソダサハイウェストジーンズ)(↓)とか…

en.wikipedia.org
「Live, Laugh, Love」みたいな…これは何ていうんでしょうね、「生きる、笑う、愛す!3つのLで豊かな人生を!!」みたいな感じで使われるらしい標語(↓)なんかが挙げられていました。

en.wikipedia.org

まぁ改めて、そういう人やものを嘲笑するのは決して褒められた行為ではないともいえるものの、特に若い頃は、斜に構えてまさに「ニヒル」になることはカッコいいことだと思いがちですし、「通過儀礼だよ。そうしてみんな大人になるんだ」と微笑ましく見てあげるのがいいんじゃないかな、って気もします。

 

ちなみに記事タイトルにもしましたが、若干ニュアンスは違うものの、この新語は日本語でもダサメンを揶揄する新語として近年めちゃくちゃ使われまくっている新語「チー牛」(ちーぎゅう;チーズ牛丼の略)と、ビックリするぐらい似た字面の単語になっていて感動すら覚えてしまいましたね。

「チューギー」とか「チーギュー」とか、この手の発音には相手をバカにしたくなる響きが、洋の東西を問わず、もしかしたら存在するのかもしれません(まぁただの偶然で、ないと思いますけど(笑))。


チー牛については、ニコニコ大百科とかを張ろうと思いましたが、まさかのWikipediaにもう記事が存在するぐらいにもう市民権を得た言葉だったんですね(↓)。

ja.wikipedia.org

まぁこれとか、下部のリンクにあった「子供部屋おじさん」とかはまだ可愛げがあるものの、より新しい言葉である「和室界隈」とか「片親パン」とか「アフガキ」とか、特にここ最近はあまりにもドストレートな侮蔑表現が過ぎる感じで(…なので説明も省略しますが、かなり広まっている言葉なので解説記事はいくらでもあると思います)、正直初めて見たときは「でもまぁうまいこと言ってるからこそ、これだけ広がってるんだろうなぁ」と感心してしまうレベルにも思えてしまったものの、まぁやっぱりちょっと残酷すぎて、楽しめる部分より悲しくなる部分の方が大きいんじゃないかな、って気もしちゃいますね。

とはいえ、改めて子供というのは残酷ですから、特に検閲とかが働き辛いネットがこれだけ普及してしまうと、こうなるのも時代の流れといえるのかもしれません。


実際まぁ、例えば「意識高い系」とか、ちょっと揶揄したくなってしまう対象は世の中を見回してみると結構多い…というのも分からんでもないともいえるんですけど、それを実際に存在する、下手したら顔見知りの人に対して投げかけてしまうのはやっぱり良くない気がしますし、無邪気に楽しんでいる若いキッズも、そのことにいつか気付ける日がきっと来ると思うけど……といいますか、一応無駄に年齢だけ食ってる大人の立場からは、「心の中で思うのは仕方ないかもしれないけど、それを言葉に出して発信してしまうことには、大きな危険性が伴っているかもしれないよ」といった感じのことは、ちょっと伝えてあげたい気もしちゃいますね。


僕はネットの自由なノリが好きですし、「いーぞ、やれやれ!」とまでは思わないものの、そこまで眉をひそめるほどでもないと思っているので、もっと肯定的に触れようかなと当初は思っていたのですが、やっぱりいざ書いてみると「あんまり無責任に笑ったり煽ったりするのは良くないな。言葉には力があるので」と気付かされた次第です。

 

何だか勝手に取り上げて勝手にセンチな気分になっている忙しい感じになってしまいましたが、正直、件のスラング記事をパッと見た限り、若者語だけあってこの手のちょっと「うーん…」と悲しい気持ちになる表現もまだいくつか散見されるようにも思えたものの、「へぇ~こんな言い方あるんだ、面白いね!」というものもそれなりにあったので、また次回以降、順に追って見させていただこうかと思います。

 

最後、全く記事の内容と無関係な脱線ネタで恐縮ですが、ちょうど昨日あたりから、ブログ編集画面に新しいアイコン(人型)が追加されていることに気付きました。


何だろうと見てみると……

はてなブログ編集画面より

「グループ貼り付け」という機能のようで、僕は全く知りませんでしたが、はてなブログは昨年あたりに「グループ」と呼ばれる機能ができていたらしく、これに参加することでもしかしたら新しい方の目に留まる可能性も高まるかもしれない…という感じのようですね!


参加者の非常に多い「はてなブログ公式グループ」は3つまで、他の、各ユーザーが作ったグループ(ただし、グループを作れるのははてなProユーザーのみで、無課金貧乏ユーザーの僕は作れないようです(笑))は無制限にいくつでも登録できるけれど公式に比べてどうしても参加者が少ない…という感じのようですけど、とりあえずそれっぽい公式グループ3つと、あとはブログ村と同じく「婚活」「アメリカ」のグループに参加させていただきました。


ランキングに入るためにはグループバナーを貼る必要があるようなので、ちょっとうるさい感じになっちゃいますが、しばらくはてなグループのバナーも記事末にペタリと貼ってみようかなと思います。

ブログ村同様、クリックしていただけるとランキングがアップしていくシステムのようですが、クリックしていただけたら大変嬉しいものの、まぁ正直毎度そんなお手間をかけていただくのもアレですし、実際僕なら多分他所様のブログを見ても律儀にクリックなんてしないかなと思えるので(笑)、ただの邪魔な飾りにはなってしまいそうですが、せっかくなので活用させていただこうと思った次第です。


ツイッターも、始めてちょうど1年ぐらい経つものの、宣伝効果はゼロを通り越して、ぶっちゃけ記事更新お知らせ用にやっつけで一言コメントを載せているだけの、書いてて自分で「何このクッソつまらんツイート(笑)」と思っているむしろない方がいいレベルなため、こういった別の機能で少しでも集客効果があればありがたい限りに存じます。

もう十分すぎる以上に人となりを伝えられそうなぐらいの量の記事は溜まっているので、もっと宣伝方向に動いた方が良さそうかなとはずっと思っているのですが、具体的にどう動けばいいのかもよぉ分かりませんし、結局生来のんびりした性格だからか、このまま適当に似たような雑記記事をアップし続ける感じになりそうです。


とりあえずはてなグループの力に期待させていただこうと思います!

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