大人になってもキャラクターを愛でるのは幼稚なのか…!?

続けてまた書こうと思いつつ保留中のままであったネタに参りましょう。

今回は、例のキャラクター総収益ランキングを見ていた辺りからのネタで、主にサンリオキャラに関する話が中心です。


まず、ランキングを見ていた次の記事で、いただいたコメントから派生してサンリオキャラ(たあ坊とか、野球少年っぽい懐かしいやつらなど)に触れていたんですけど、1つ同じく懐かしのキャラクターに触れようと思って忘れていたのを思い出しました。

それが、ちょっと大人向けの(まぁ子供向けですけど、大人っぽい?)絵柄である、男女二人組という異色のサンリオキャラ、その名も……そう、その名前がうろ覚えというか当時幼かった頃からはっきり把握できておらず、あいつら結局なんて名前だったんだ?!…というのが、記事アップ後にふと思い出した話だったのです。

うろ覚えといいつつ、響きは完全に覚えていまして、「ザボートビルディオン」みたいな感じのヤツ……グッズには名前は書かれておらず、姉が呼んでいた名前がそんな響きだったことしか覚えていないのであやふやなわけですが、基本的に子供時代はカタカナ語なんて意味が分からないことが多いのでそのまま受け止めてそれっぽくそのまま呼んでいましたけど、大人になって知識も増えたのに、この「ザボートビルディオン」、ぶっちゃけ全く何のことか意味が分からないし想像もつかない…。

…ってまぁ、「魔統ゴモランジェロ」みたいに、普通に何の意味もない響きのみの造語キャラ名なんていくらでもあるので、まぁあのゴモカスみたいなもんなのかな、とも思ったものの(笑)、とりあえず検索してみたら…

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https://www.google.com/search?q=ザボートビルディオンより

あぁーっと、流石はGoogle先生、ズバリお目当てのキャラがヒットしてきたうえ、正しい名前も判明、まさかの、「ザボードビルデュオ」、ザ・ボードビル・デュオって区切りだったのかよ!!

てっきりザボート・ビルディオンだと思ってたぜぇ~。

これは、そういう風に呼んでた姉が悪いよ悪いよ~(…って、自分の耳が悪かっただけかも(笑))。


まぁその区切り方であればどういう意味の名前か分かりますし、The Vaudeville Duoで、Vaudevilleってのは地名か何かかと思ったら、演劇・ショービジネスを指す用語的な言葉でしたか。

ja.wikipedia.org
いずれにせよ、ザ・ボードビル・デュオなら、「ボードビルの双子」ってことで、これは非常に納得のキャラ名といえましょう。


例の2021サンリオキャラランキングでも、しっかり65位に入っていたので、我々世代で、ちょっと大人びたものが好きだった人からの支持なんかが、今でも少なからずあるのかもしれませんね。

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https://www.sanrio.co.jp/special/characterranking/2021/result/より

(しかし65位近辺、ボドデュ以外、1つも知らねぇ~!)


キャラ一覧を見てみたら、ザボデュ(略称統一しろよ(笑))は1982年生まれのキャラのようですが…

ja.wikipedia.org
同じ年生まれからは、ゴロ・ピカ・ドン!

これも懐かしいっ!!

幼稚園児の頃のお弁当箱のナプキンは例の野球ボーイでしたが、そういえば箸入れはゴロ・ピカ・ドンで、かなり気に入っていたことを思い出しましたねぇ~。

もう現役ではないと思いますが、見事、43位にランクインしています!

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https://www.sanrio.co.jp/special/characterranking/2021/result/より

ちなみにWikipediaには、ザボデュもゴロピカも単独記事は存在しないのに、1年後輩の「ザシキブタ」という輩だけなぜか生意気にも単独記事が存在していましたけど、えぇ~、マジでこんなヤツ知らねぇ~!

実際先ほどのランキング画像にもちょうど右下にいたわけですが、こいつはゴロピカ以下の50位ですし(ただ、第一回サンリオキャラ投票(1986年実施)で、栄えある第1位を取ったのがこのブタだったみたいですね)、こんなのは普通にまぐれで1位を獲得したことがあるだけのザコではないかと思います(思い入れのないキャラにはとことん冷たい模様(笑))。


…と、マイナーキャラの思い出話で長くなりましたが、話を脱線して広げようと思ったのは、ズバリ、キティちゃん!

キティさんといえば仕事を選ばないことであまりにも有名ですが…

nlab.itmedia.co.jp
(↑本当に仕事を選らばなすぎて、笑えます(笑))

僕は、大学入学して一人暮らしを始めた頃、普通に男の一人暮らしで飾りっ気のない部屋でしたが唯一、実家からもってきた(多分、姉がどこかで買ってきたもの?)ご当地キティちゃんの手の平サイズの小さめのぬいぐるみをTVの上に置いており、案外気に入っていたので、旅行に行って目にする度に買っていました。

まぁそんなに旅行するタイプでもないので、集めたといっても全部で3個か4個ぐらいでしたが、一番印象的なのは、フードみたいな緑の丸い部分を被せたり外したりできる「まりもキティ」とか、結構ネタ成分もあって面白く、まぁそれでも男の部屋にあったら正直キモいだけですけど(笑)、案外癒しっぽいインテリアとして、気に入って置いていたのです。


ちょうどメルカリで出品されていたので、参考画像として貼らせていただきましょう。

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https://jp.mercari.com/item/m95126951327より

(何気に、同じく被り物つき&ラベンダーの種(?)つきの右側のも、ちょうど持っていた記憶がありますね(というか一番最初がそれかも)。
 画像からはサイズ感が伝わりませんが、本当に手の平に乗るぐらいの小さい感じで、存在感がありすぎるわけでもなく、程よい感じでした。)

まぁ集めていたのも大学の前期課程ぐらい、初めての一人暮らしで部屋の雰囲気変え・飾りつけなどを色々ノリノリで楽しんでいた頃のみでして、何年か後に、ちょうど例の一番の親友のバイオくんが「へぇ~、ご当地キティ面白いじゃん。もう集めないならくれよ」と言ってきたこともあり、最初の引越しのタイミングだかで彼にあげて、その後彼も旅行に行くたびにいくつか面白いものを買って集めてた気がしますけど(まぁ彼はサイドンみたいな巨漢なので、僕以上にキティぬいなんて似合わない感じでしたけど(笑))、今でも彼がもっているのかは不明ですが、本当に面白いネタキティもあるし旅の思い出にもなるしで、あれは案外男でも楽しめるコレクションという感じですね。


で、そんな感じで大人でも結構集めていることが多いキティちゃん他、キャラグッズいついての脱線ネタですが…… 

こないだアンさんからいただいたコメントでは「ベトナム人や中国人などの外国人は、大人でもキャラもの集めてることが多いよね。日本人はあんまりない気がするけど」ということが書かれていましたけど、これについては、まぁアジア圏はともかくとして、僕は逆に日本人こそ大人でもキャラクターグッズを集めて可愛がる人が多いんじゃないかな、なんて印象があります。

まぁ実際印象論として「一人暮らしOL・サンリオキャラ好き」みたいなイメージは非常に結びつきやすいですし、それ以上に1つ、以前何かの本で見たネタを強く思い出したので、今回はそれに触れておきたかった次第なのです。


大学院で学位を取った後、日本を発つことにして、英会話とか全く未経験だけどさあどうしようか、って頃に、結構それ関連の英語・英会話系の本を何冊か読んだんですけど、その中の1つに、「アメリカ人の考え方を知ろう」みたいな章があって、「アメリカ人から見た日本人像」的な項目で、非常に印象的な記述があったのです。

強烈な印象だったので、思い出して書いてみると…

・日本の20代ぐらいのOLは異様に幼い。キティちゃんやスヌーピーのキャラもののグッズを集めてキャッキャしたり、芸能人の恋愛のニュースを追いかけて噂話でワイワイしたりしている。これは大人の女性とは思えない信じがたい光景で、アメリカの女の子でいえば10-12歳、小学生程度の精神年齢といえる。

…という内容だったはずで、ちょっとボロクソに言い過ぎ&決め付け過ぎなキライはあれど、まぁ実際それもそうかなとは多少感じる話にも思えました。
(もちろんこの方は女性にのみ言及していましたけど、女性に限らず、男性でもほぼ同じことがいえますね。)


「そうかぁ、アメリカでは小学生ぐらいで、グッズでキャッキャは卒業か……まぁ実際、その方が健全な大人ともいえる…??」とか思っていたんですけど、こちらへ来てハウスシェアをして2年目のとき、シェアメイトにパトリシアというアメリカ生まれ・育ちで、割と大人っぽい、大学院生の女の子(まぁgraduate studentなので、20代半ばですね)がいまして、あるとき台所に牛乳とヨーグルトを取りに行ったら、その子が弁当箱にランチを詰めている所に出くわしたんですけど、そのランチボックスが、なんと、弁当箱・バンド・フォーク入れ?・バッグその他全てが、まさかのキティちゃん!


まぁ、こんな具合のヤツだった感じですね(↓)

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https://www.walmart.com/ip/Hello-Kitty-Lunch-82602/528220167より

おいあの本のアメリカ人、言ってること全然ちゃうやんけ!20代の大人っぽい子でも、普通にキティグッズ使っとるやないかい!!…と思えましたが、その出来事も今から10年近く前ですけど、その本なんてそれよりさらに10年以上前のものだったはずで、まぁ普通に「時代は変わっている」ということなのかもしれませんね。

(あまりに驚いたので、その本人に「あれぇーっ!ハローキティとか、アメリカの大人の女性は使わない、って本で見たことあるけど、そんなことないんだね」って直接聞いてみた覚えもありますけど、「別にそんなことはないよ」って返事が返ってきたような記憶もあります(って、使ってる本人が『大人は使わない』なんていうわけもないですけど(笑))。)


やっぱり本当に近年色々なこと(個人の思想・多様性)が認められるようになってきたといいますか、それはもちろん(行き過ぎなければ)いいことだと思うんですけど、正直、まさに自分自身のことも含めてですけど、何となく、(多様性うんぬんとは関係ないかもしれないけれど)中身が子供のままの人が増えているような気が……

…もちろん、人類全体が幼稚化しているとまではいいませんし、逆に良くいえば純真な心を忘れていないままの人が増えているともいえますけど(あぁ、見た目とかに関しても、今と昔で大分違う気がする…なんてこと、こないだこの辺の記事で触れたことがありましたね)、しかし、少なくともキャラクターグッズを愛でるうんぬんについていえば、別に可愛いキャラグッズがいきなり可愛くなくなるなんてこともないわけで、個人的には、キャラものが好きかどうかなんて個人の自由、むしろ、それを「いい大人がみっともない」とか決め付ける方が、よっぽど幼稚なんとちゃうかな…?と思えるような気もする…といえるかもしれませんね。


…ということで、アメリカ人は大人になったら全員キャラクターグッズを使わなくなる・いい大人でそういうのをもってる人は幼稚な恥知らず…なんてことは恐らくない(まぁ、それも僕自身が遭遇したたった1回の経験だけで、全体を見回すと、やっぱりアメリカ人の方がキャラものを愛でるタイプの大人は少ないのかな、って気はしますけどね)ので、グッズ好きの方はどうかご安心ください、というお話でした。


…あぁちなみに、何の本だったかなぁ……としばらく考えたら、思い出しました!

その「日本女性は幼稚・アメリカ人の女性は大人」記述はまぁやや偏見な気もしますけど、それ以外にも中々面白いものがあったので、次回はまたその辺にちょっと触れてみようかな、なんて思います。

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