今時そんなの使ってるのお前だけだぞ!(笑)

話題が完全に行ったり来たりですが、そもそもどのネタも連続性や一貫性があるわけじゃないので、適宜いただいたコメントに順を追って触れさせていただくとしましょう。

今回は主にこの記事の、各国の数字についての話ですね。

コメントは改めて毎度おなじみアンさんからです。

いつも本当に、誠にありがとうございます。

あぁ、中国語の7がqiなんじゃね。私は第二外国語は中国語やったばってん、10までは一応言えるとしても、qiと書くことは知らんかったがや。スペルまでは習ってない気がすっけどね、まぁ覚えてないだけかもしれへんね笑。


フランス語も、幼少期にバレエをやっちょったけぇ(まぁ関係ねっが笑)、アン・ドゥ・トロワは知っとぅけど…

バンサンカンは、「25ans」(ヴァンサンカン?)っていう雑誌があって、25歳以上対象の女性誌なんじゃけど、まだ10代の頃に「自分にはまだまだ関係ない大人向けな雑誌なんだ」って思ってスルーしちょったんが、いつの間にか通り越していて笑、それでも結局買ったことはないので、自分の中ではバンサンカンは大人なイメージで残っとるばい。


4×20は流石に無理があらぁね笑

あ、でも60は3×20ってこともなく?、90は80+10で、100はまぁわからんけどなんか別にあるとしたら(80+20ならぶっ飛びじゃが笑)、20単位で数えるのは4をかけた80だけってことなら、それだけ覚えればOKって感じなんかいね?


そもそも、英語の2022年が20と22ってのも納得いかないんやきぃ、1850円を1000円と850円って言うのか、1800円と50円って言うのか、その辺もハッキリして欲しいでんがなまんがな笑

 

中国語、あぁ、いわれてみれば、学習としては漢字と日本語で完結するわけで、アルファベットのスペルなんて習うこたぁなかったかもしれませんね。

大学入学時に選択する第二外国語、フランス語と中国語で迷ったんですが、結局ちょっとオシャレっぽいフランス語を選んじゃいましたねぇ。

まぁ、中国語は漢字は一応読めるし、フランス語で全く知らないことにも沢山触れられて楽しかったですしね(クラスも本当に良かったし)、いい選択だったと思っていますが、どっち選んでも別に使えるレベルにもってけるわきゃあないんで、どっちでも大差ない、って話かもしれません(笑)。

(ちなみに興味や意欲がある人は第三外国語とかも普通に履修していましたが、僕は全く言語センスがなかったので、わざわざそんな地獄を見るようなことは、ムリムリカタツムリでした(笑))

 

そう、バンサンカン、そっち(雑誌)も書こうと思ったんですが、まぁ自分にとってはエバラだしな、ってことで、僕も、ファッション雑誌系は家によく転がってましたけど(VOGUEとかより、non-noとかプチセブンとか、より低年齢向けの方が魅力的に見えましたし、こっそり読むならそっちでした(笑))、姉が25の頃にはとっくのとうに一人暮らしをしていたましたし、25ansは全く馴染みない雑誌ですねぇ。

しかし、この雑誌不況にあって、まだ現役バリバリの雑誌みたいですから、頑張ってほしいです。

(これも全く関係ないですが、日本にいた頃も自転車で各地の東京区立図書館に行って漫画とかCDとかDVDとか、図書館同士で相互貸出していない資料を借りに奔走していたので結構都内の街にも詳しくなったんですけど、エバラって品川区荏原で、元々は地名が由来だったのには驚きでしたねぇ。

 めっちゃ全国レベルでタレのイメージがついて、荏原在住の方は有名になって嬉しいんだか「焼肉焼いても家焼くな」すぎる感じだかで、ちょっと複雑なのかもしれませんね(笑)。
 実際の荏原は、閑静な住宅街、五反田を下って戸越銀座とかその辺の、とても住みやすそうで良い街でした。

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https://www.google.com/search?q=品川区荏原より

 特に一番図書館巡りをしていた頃は、居住地の都合で目黒区・港区・品川区図書館をヘビーユーズしていたこともあり、この辺は本当によく徘徊していたので、懐かしいです。)


一方フランス語の数に話を戻すと、80はカトル・バン(4・20)だったわけですが、60のフランス語はトロワ・バンではないのもまたクソで(笑)、30~60は、3~6と似た形(微妙に3-6とは違うのもクソ!)に-nteをつけた感じ(30=trente、40=quaranteなど)、そして70から実は既にクソ化の兆候が見られて、70は60+10(soixante-dix)となり、以降60+11…60+19まで普通に今まで出てきた数字をつなげるだけですが(覚えるという点からいえば楽)、そして80でいきなりカトルバンになるという、これはまぁ、ハッキリいってクズです。

この世で最も終わってる数え方をもった言語の一つといえましょう(笑)。


大まかには覚えてましたが、1~100(ちなみに100は唯一の癒し、cent)まで今テストされたら、スペルあやふやで、50点も取れなかったように思います。


さらに大きい数も、例えば899なら「はち・ひゃく・4x20・10・9」(huit cent quatre-vingt-dix-neuf)なのに、89900だと「4x20・きゅう・せん・きゅう・ひゃく」(quatre-vingt-neuf mille neuf cents)と、同じ89という並びなのに「はち」という単語 (huit) が出てきたりこなくなったりするというクソ仕様です。本当に終わってますね(笑)。


それに比べて、日本の数字は神といえましょう。

1980はイチキュッパーでいいし、794は泣くよウグイスで通じますから、世界で一番温かみのある、優しい言語だと断言して構いません(なんじゃそりゃ(笑))。


あぁ、英語の数え方も、神の国日本に比べたらゲボカスみたいな存在ですね(笑)。

「ひゃく」が「ハンドレッド」、「せん」が「サウザンド」って、「でかい数いうたびそんな長い音出さなアカンの?終わってるぅ~」と思ってましたが、アンさんが例示された通り、奴らもやっぱりハンドレッドとか一々いうのはキチィのか、巧みに別の言い方をしやがるんですよね。

1998だったら、年号でおなじみですがナインティーン・ナインティ・エイトといいますし(絶対にワンサウザンド・ナインハンドレッド・ナインティ・エイトとはいわない)、アメリカ人は基本的に二個の塊で頑張る節がある気がします。


例えば優秀な機械油でおなじみ「クレ556」なら、大多数のアメリカ人が「KURE five fifty-six」と呼ぶのではないかと思われます。

ほぼ間違いなく、律儀にファイブハンドレッド・フィフティ・シックスと呼ぶ人はおらず、「5」と「56」とで分けて(ちなみにファイブ・ファイブ・シックスでもなく、56はほぼ確でひとかたまり=フィフティシックスになります)呼ぶんですね。


日常生活では結局、ほとんどの場面で2桁の数字がメインで出てくるともいえますから(長くても4桁で、2+2桁でいけるってことですね)、まぁ一応、理に適ってはいるのかもしれません。

…とはいってもそれも厳密ではなく個人差もありますし、例えば2000年になってすぐの頃は、「どう呼ぶ?」とネイティブの中でも話題になっていたなんて話を見た記憶もあります。

2003なら「トゥエンティ・オー・スリー」が一番聞くかなぁ、って気がしますが、こればっかりは、「ツーサウザンド・スリー」と呼ぶ人もいるでしょうし、ま、ぶっちゃけ人それぞれバラバラって感じでしょうね(笑)。

でも、下2桁が10を超えてからは、やっぱり奴らの十八番・2桁区切りがより明確になりますし、ツーサウザンドよりトゥエンティの方が確実に呼びやすいので、多くの人は「トゥエニー・フィフティーン」などと呼ぶでしょうねぇ。


一方お金の呼び方なんかは、これはやっぱり1ドル約100円ということもあり、基本的に日本より2桁小さい数になるわけで、4桁の数なんて日常生活ではほぼ出てこない、ってことがまずありそうです。

コメントに挙げられていた1850円だったら、アメリカだとまぁざっくりと18.50ドルなので、これは「エイティーン・フィフティ」で、これならまぁ納得いきやすいかもですね。

(なお、小数点の「ポイント」は、(少なくとも会計の場面「18.50ドル」の時とかは)ほぼ絶対に発音されません。
 当たり前すぎて省略ということでしょうが、仮に1850ドルでも同じ「エイティーン・フィフティ」というでしょうから、まぁその辺は常識的に判断ということなのでしょう。)


小数点については、個人的に気になる点を挙げさせてもらうと、0.12とかの場合(まぁお金ならトゥエルブ・セントと呼ぶことになるので、お金以外の場面ですけど)、あいつらなぜか頑なに頭の「0」を無視して、「ポイント・ワン・ツー」とかいうんですよね(「ゼロ・ポイント・ワン・ツー」ではなく)。

いや最初のゼロぐらい言えよ、その方が正確だろうがよ(笑)、と思えるんですけど、そういえば、書くときですら、「0.12」ではなく「.12」と書く学生をめっちゃくちゃ見ます(というか、それが多数派?)。

「点とか小さすぎて見逃すかもしれんのに、あえて0を書かない意味が分からん(笑)」とマジで理解不能な文化ですけど、こればっかりはそこを省略することで浮く労力と潜在的な問題点とを比較して、不合理にも程があるので、即刻変えた方がいいように思いますね。


…あぁでも、アメリカ社会の数字にまつわる変えた方がいい点なんて、ぶっちゃけそれ以上に、あまりにも沢山ありすぎるんですけどね(笑)。

その筆頭としては、物の単位!

以前書いていたコストコの記事とかでも触れたことがありましたが、アメ公さん、マジで「世界でオレだけ違う単位使うとか、異端?」みたいに、他所と違うことをカッコいいと思っている中二病国家な節があって、長さ・重さ・体積・温度などなど、ほぼ全ての単位が違いますからね。


唯一、時間だけは同じ60進法の「時・分・秒」を使ってるのだけは良心というか異端になりきれない半端者な気もしますけど(笑)、時間以外の全てが他国=全世界とは異なるとか、ワガママ兄ちゃんを通り越して、頭おかしいんとちゃいます?…って気がせずにはおれません。

マジで、マ~ジで、これだけは満場一致でアメリカが世界で最もクソな点、「そんな旧時代の単位を使ってるの、世界で本当にお前だけだぞ!」とブチ切れたくなる点といえましょう(イギリスでもまだ一部併用されているみたいですが、少なくとも長さとかはメートル法に公式移行しているようですしね)。


何が一番終わってるって、国内で使ってる同じ度量の単位系への変換すらややこしいというのが、本当に心の底から「バカなのかな?」と思えてやみません。

賢くて偉い世界の基準・我らがSI単位系なら、10ミリメートルが1センチメートル、100センチメートルが1メートル、1000メートルが1キロメートル…と完全に分かりやすい単位移行が可能(桁を変えるだけ)なのに、アメリカのヤード・ポンド法とかいう頭悪くてダサくてキモいのはこれですよ(↓)。

・12インチで1フィート

・3フィートで1ヤード(=36インチ)

・1760ヤード(笑)で1マイル(=5280フィート・63360インチ)

…と、長さをズームインアウトするたびに複雑な計算を要するという、マジで誰も得しないゴミシステムです。

アメリカがこの表記を頑なに変えないせいで、一体どれだけの産業が迷惑を被っていることか……こんな国は、とっとと滅んだ方がいいですね(笑)。


まぁ長さに限らず全ての米国単位のまとめは以下のWikipediaに詳しいですが…

ja.wikipedia.org
同じ体積でも、液量ガロンと乾量ガロンとで微妙に違うとか、「ポンド」の略号が「lb」で意味不明すぎる(ラテン語libra(天秤)に由来)とか、実験試薬でよく見る「ガロン」とかいう体積の単位も、まさかの同じ「ガロン」なのに、アメリカのガロン(3.785411784リットル)とイギリスのガロン(4.54609リットル)で結構違うとか、とにかく、あらゆる面で、アメリカの単位は終わってる、って話ですね。


ちなみに、日本も昔は尺貫法を使ってたわけですけど、計量法を制定して、1959年以降、尺貫法を使った取引は違法で罰金を科すようにしたという当時の政府による結構な強攻策のおかげで我々は完全にSI単位系に移行できた形なわけですが、これはマジで英断といえましょう。

実際、測量の現場などでは尺貫法の方が実用的で便利であり、当時の職人の方々からは不平不満が爆発したようですが、こればっかりは本当に、申し訳ないけど過渡期の人には将来のために我慢してもらうしかなく、実際我慢してくれてありがとうと伝えるしかない感じですね。


あ、ちなみに、科学の現場では、アメリカでも普通にSI単位系を使っています(培養は37℃だし、2 mLの培地を使うし、10 gの塩を加える、などなど)。

本当に、アメリカの学生はその辺の単位が直感で分かりにくいわけですし(「37℃がほぼ体温っていうのだけは覚えたよ」とかいってて泣けましたね)、「我々USAも、SI単位系に移行します」といってくれる大統領とかが出てきてほしい限りです。

そんな人がきたら、僕は喜んで絶対に投票するのですが…(まぁ、米国市民じゃないので、選挙権ないですけど(笑))。

 

あぁあと数字に関していえば、これはアメリカが悪いってことではなく、むしろアジア圏の方が例外組かと思いますが、単位が変わるのが、欧米圏は3桁ずつ(サウザンド・ミリオン・ビリオン・トリリオン…)で、中華圏は4桁ずつ(万・億・兆・京…)っていうのが、我々はやっぱりちょっと不利ですよね。

デカい数字は3桁ごとにコンマを打ちますけど、これは欧米圏の数え方がそれだと便利だからで、(1,000(サウザンド)、1,000,000(ミリオン)、1,000,000,000(ビリオン))我々にはせっかく区切られているのに、百万・十億・一兆(これは区切りがちょうど一致しますが)という中途半端な数になるため、クッソ不便な形になっています。


それもあって、僕は未だにお金を数えるのがかなり苦手……まぁ別に苦手ではないですけど、十年以上いるのに、アメリカのキモイ単位は頑なに使いたくないので、何事も円換算している身にとっては、ひたすら面倒くさいという感じですね。

つまり、例えば125万円という額を考えたとき、まず円→ドルで100割る必要があって、さらにサウザンド・千万の区切りの違いを意識して数字を読んで、英語では大体「何ドル」になるのか考える必要がある…という2ステップが必要なので、もちろんそのぐらいは頭の中で数秒かからずにできますけど、その数秒の思考が必要になるということが、実世界では結構面倒だしややこっちい、って感じなわけですね(125万円→約1万2500ドル→英語なら、サウザンドで区切って、12.5サウザンドか…みたいな)。

これはアジア人共通の悩みで、中国人の、もう人生の半分以上は米国市民でいらっしゃるクッソ有能な教授とかも、極めて大きい数を英語でいうとき、「あ、一瞬のラグがあるな」と感じることも多いですね(どれだけネイティブに近付いても、数を数えるのだけは多くの人が母国語に強く依存する、といわれていますし、実際それは正しい気がします)。

 

他に日常生活・自分の視点からいえば、毎日の気温とかも、華氏(ファーレンハイト)で表示されるのはマジで腹立つのりですね。

こっちへ来てすぐの頃、先輩の日本人研究者とその辺の話になって、「大体、30引いて半分にすればOKだよ」「まぁ僕はエアコンの設定で77Fとかよく見るし、その辺が一番快適、って覚えてるかな」などとおっしゃられていましたが、まぁ変換公式としてはF表示から32引いて5/9倍するだけなので、これも変換しようと思えば別にすぐ変換できますけど、30引いて半分だろうと、やっぱりその1手が面倒くさいんですよね(直感的ではない)。

とはいえF表記なんぞに慣れたくなんてないですから、まぁ「今日は23F…おっ、引き算して9の倍数になった、計算楽ぅ!…って、マイナス5度かよ、寒ぅい!」とか、「今日は102F…100超えとか、沸騰するんちゃうか?…と思ったら、70*5/9だから、普通に40℃は超えてないのか、まま、100超えてもそんなもんなんだね」とか、頭の体操を兼ねて、パパっと計算しちゃうのが一番なのかもしれませんね。


あともう1つ浮かんだ関連ネタとして、日付表記の国別違い・文化差もありましたが…

2022/02/10(年/月/日)

10/02/2022(日/月/年)

02/10/2022(月/日/年)

日本は一番上で、アメリカは一番下ですけど、ヨーロッパ圏に多い真ん中のやつ、個人的にはこれが一番変に感じちゃいますかねぇ。

確かに、「大から小」「小から大」の方が順番としては自然というか分かりやすいとはいえ、日付で大事なのなんて月・日ですから、年はオマケと考えて、まず月/日で、最後に年を表記するのも、まあまあこれだけは、アメリカのシステムでもいいかな、って気がします。
(逆に、ヨーロッパ圏のやつは、仮に自分がその環境に身を置くことになったとしても、頑なにその表記は使わず、Feb. 10 (2022)とか書くかな、と思います(っていうか今も実際、その人の出身国によって違うパターンがありますし、僕はなるべくスペルアウトして書きますね)。)


なお、90年代ならまだしも、この表記で年を2桁表記する人は狂ってますね。

流石に12を超えたので、月と間違えようはなくなったとはいえ、「22」でも日とごっちゃになる可能性はありますから、2022と書かない人は気が利かないなぁ…とちょっと感じちゃうかもしれません(もちろん、フォーマットが2桁入力しか許容してない場合もあると思いますけどね)。

 

…ってなわけで、今回はアメリカの単位への文句回でした。

これだけは、僕は日本人…というかSI単位系を採用する正しい国家の国民として、絶対に悪しき鬼畜米英スタイルには染まりませんよ。

身長体重はcm/kgだし、温度はドシーだし、お店まで約○km、自転車で時速10 km/hでいけば大体20分かな、とか、牛乳は約3.7リットルを1週間で消費するし、納豆は1パック2ドルではなく約200円……そんな風に考えて生きていきたい限りです。

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