トイレネタを続けましょう。
表題の通りなんですが、何を隠そう、僕は生まれてこの方、ウォシュレットを1度も使ったことがありません。
「おめぇー、それでも日本人か?TOTO様とINAX様が世界に誇る、日本の最高技術の結晶だぞ?」という声が聞こえてきそうなのも分かるんですが(ちなみに、LIXILよりINAX派の古い人間です)、これはもうなぜか、今までウォシュレットさんとふれあうタイミングに恵まれなかった、ご縁がなかったとしか言いようがない感じですね。
理由としてはいくつかあるんですが、Wikipediaによると「日本における温水洗浄便座の世帯普及率は1992年には約14%だった」とある通り、幼少期はそもそもどこにも見当たらなかったので触れる機会もなかったんですけど、それは同じ世代の人全員がそうだといえるので、あんまり理由になってないかもしれません。
まぁ一言でいうと、「何か怖い」という、チャレンジ精神の塊のような僕(自分でいうかよ)らしからぬ日和見な意見が一番なんですが、あとは、何気に食べているものが優良なので、基本的に何といいますかフン切れが良く、実務面でウォシュレットに頼らなければいけないほど、そこまで困っていない、という点もあるかもしれないですね。
特に公共のトイレの場合、
「いやノズル洗浄とかがちゃんとなされていて、衛生面に問題ないのは理解できる。できるんだが、どうしても、不特定多数の方のお尻菊門直撃&飛沫バシャバシャの噴水を体に直接ぶっかけるのは、抵抗感を全く覚えないといえば嘘になる」
という、まぁあまり合理的とはいえない、単なる自分勝手な、感情面のみによる理不尽な嫌悪感もあるといえばあるので、これも、ウォシュレットと疎遠であり続けている一つの要因といえましょう。
あと僕は、トイレは必ず大学で済ませるという、何とも地球に優しい男なんですけど、
(いや地球には別に優しくもなんともないですね。「家計に優しい」の間違いでした。ちなみにどのぐらい家計に優しいかといいますと、家のトイレットペーパーは、こちらへ引っ越してきてから初めて購入した12ロール(だったかな?)が、約10年の時を経て、まだ残っています。1年1ロール以下(笑)。実際、使うのは、1日1ミシン目ぐらいです(笑)。他は全部大学(笑)。クソ野郎にも程がある(笑))
「公共のトイレで、洋式と和式があれば、必ず和式を選ぶ」タイプであり、日本にいる頃は常に和式ユーザーだったので、やっぱりウォシュレットが普及して以降も出会うきっかけがほとんどなかった、ってのもありますね。
(和式のウォシュレットは、未だに存在しないですよね?)
ちなみに和式を好むのは、潔癖ではないけどキレイ好きではあるので、便座との接地を完全にゼロに抑えられる和式の方が衛生満足度が高い、という理由によるものです。
これ、ほとんどの人に同意してもらえたことがないばかりか、言ったら鼻で笑われることも多いんですけど、少なからず同意見の方はこの世にひっそりといらっしゃるのではないかな、と睨んでいます。
(あと、足腰の鍛錬にもいいですしね。和式は年々姿を減らしてると思いますが、和式愛好派としては、忸怩たる思いでいっぱいです。)
ちなみに、日本時代は大学の和式トイレを好んでいたものの、アメリカには和式スタイルは当然一切存在しません。
もちろん、ないならないで普通に洋式を使いますが、アメリカ人はウォシュレットというものに恐怖感&嫌悪感を覚えるらしく(ちょうど上で述べた僕の意見と全く同じく、主に、どうしても不衛生に感じるという理由で。こればっかりは、僕はアメ公さん達と完全同意見ですね)、少なくとも公共のトイレでウォシュレットが設置されていることは、まずもってないのが現状です(もちろん高級ホテルとかならあると思いますが、大学とかスーパーのトイレには皆無です)。
ところが、今いる大学は病院併設みたいな感じの大型施設で、車椅子の方用に作られた感じの、割と大型の個室タイプ、いわゆる多目的トイレみたいなのが(そんなにいっぱいはないですが、幸い同じフロアに2つ)あるんですね。
当然、このタイプのトイレには、水道が個室内に併設されてますから、ウォシュレットは使っていないけれど(もちろん、上述の通りそもそもウォシュレットは付いてません)、僕は必ず、トイレットペーパーを水道水でチョチョイっと濡らして、水分とともに拭かせていただいております。
これは満足度&洗浄効果がとても高いですよ。
このおかげで、ウォシュレットを使っていないにもかかわらず、僕のお尻はピカピカに保たれているのでした。
めでたしめでたし。
(といっても、日本にいた頃は紙オンリーだったので、実際はもう取り返しが付かないレベルで汚いかもしれませんが…。まぁ、そんな世界一どうでもいい僕のお尻の話はやめておきましょう(笑))
あ、ちなみに、「現代人の90%は、ウォシュレットがないともう生きていけない体質である」という予感がするので(そういうデータがあるんじゃなくて、「予感」だけかよ)、「ウォシュレットがないなら、無理ですごめんなさい、アメリカでは暮らせません」となる方もひょっとしたらいらっしゃるかもしれませんが、そこはご安心あれ、普通に、シャワートイレは自宅に後付けでいくらでも設置可能です。
一番安いのですと、お値段まさかの4万円(399ドル)から!
激安!(…って相場を知らないのでどうなのか分かりませんが、普通に考えて安いですよね。高いのはもちろん、2500ドル超えとかもありますけど)
あ、調べたら、TOTOもちゃんとアメリカに販売代理店を持ってるようです。
https://jajp-washlet.totousa.com/
上のやつより値段は張りますが、「体に直接触れるものには、お金をかけること」という金言もありますし、まぁケチる所ではないかもしれませんね。
とにかく、言いたかったこととしては、アメリカでもウォシュレットは普通に買えますよ、ってことになります。
今住んでいる家には当然のごとくついていませんが、結婚するならどうせ引っ越しますし、必要なら、買いましょう。
それを機に、僕も、ついにウォシュレッター(何だよその呼び方)の仲間入りをさせてもらうかもしれませんね。
でもなぁ~、もう、「ウォシュレットを使ったことがない」のが、思わずブログの記事にしちゃうほど、何ていうか自分の中で誇りになっちゃってるしなぁ~。
いややっぱり、新品だろうと、僕は遠慮させてもらうかもしれません。ぜひ、自分専用のウォシュレットとして、バッチリ細かい設定をして、快適にお使いください。
僕は決して設定をいじりませんので…。(どうでもよすぎワロタ)
という所で、もう2700文字超えてるんですが、最後にどうしても触れておきたかった(のに過去2回、触れるスペースがなかった)話、ちょっとさせてもらっていいですか?
この話を書き始めた時に、いの一番に思い出したほど今でもよく覚えてる話があるんですけど、中谷美紀さんが結婚相手に求める唯一の条件、こちらが、「トイレの便座を使用後に下げてくださる方」であるというのは、あまりにも有名な話ですよね。
初めて見たのはもうずーっと前でしたが、確か友達とテレビ見てた時にこの中谷さんのニュースを見た記憶があるんですけど(とにかく、「便座を下げてくださる方であれば、本当にどなたでも構いません」と言い切っていました)、「どんだけトラウマなのよ(笑)」って2人で爆笑した記憶があります。
今「中谷美紀 便座」で検索してみたら、2019年9月、2016年3月、2006年1月…と、恐らくその他それ以外にも何度も定期的に同じことおっしゃってて、改めて筋金入りのこだわりっぷりに、気持ちよくワロさせていただきました。
それだけトイレは大事だってことですね(雑な結論)。
一方、僕はそもそも便座を上げるという行為すらしませんから…?
中谷さん、ここやで、トントン(自分の胸を親指で叩きながら)
…って別に僕は中谷さんファンでもなければ、そもそも全く自分の希望条件にも合っていない方に求婚じみたことをするというのもふざけてる話な上、それ以前に、調べてみたら中谷さんは数年前にもう結婚されていました。
ネタにもなっていないしょうもないネタでしたが、長々と書いてきたしょうもない話を締めくくる小話として、最後、笑って水に流していただければ幸いです(トイレだけに)。