ハンカチを使わない少年

一連の衛生関連ネタで、触れようと思って触れずじまいのままだったものを片付けちゃいましょう。


まずペーパータオルうんぬんの話で一瞬触れた気もしますが、記事タイトルにもしたハンカチ!

今(というか別の学校)がどうなのかは分かりませんが、僕の通ってた小学校はハンカチ鼻紙を携行するのが決まりで、ちょいちょい忘れ物チェックなんかもあったぐらいでしたが(こういうの、大人になった今考えると「検査に引っかかったからといって殺されるわけでもなし、別に気にするこたぁあるめぇ」とか思えますが、やっぱり子供にとってはこういうのは恐怖というか、絶対に守らなくてはいけないもの、って感じでしたもんね。まぁ実際、心象悪くして成績評価とかでペナルティを食らうのも面白くないですし、僕はその辺に食って掛かるわけでもない、むしろルールは必ず守る優等生ボーイでしたから、律儀にパーフェクトに守ってはいましたが…)、ずっとペーパータオルは神と豪語していることからも明らかな通り、幼心に「ハンカチ、意味ねぇ~!というより、トイレ後にハンカチで手を拭くとか、1ミリも清潔に思えねぇ~!!衛生警察は何をやっているんだ、このままでは色々と終わるぞ…!!」と強烈な違和感を覚えていましたから、ハンカチなんてものはマジでただポケットに入れて持ち物検査をパスするためだけに存在する、無意味なオブジェと化してましたね(笑)。


しかし改めて、大学の病院棟のトイレとかのドアにはほぼ必ずハイジーン・ガイド的なビラ紙ポスターみたいなのが貼られてますけど、「1. Use soap」→「2. Rub hands」→「3. Rinse with running water」→「4. Dry with paper towels」的な、小学生向けかな?と思えるガイドラインではありますが、(恐らくNIH(厚労省的な連邦機関)のガイドラインか何かで定められているのでしょう)必ず、ペーパータオルで乾かすことが推奨されているとともに、何度も書いててくどいですがアメリカのトイレには実際ほぼ必ずといっていいぐらいにペータオが設置されていますから、やはり公衆衛生学的に、幼い頃僕が感じていたハンカチへの違和感は正しかったのだと、自分を正当化できて嬉しい限りです。

マジで、微生物学とかを学んだ上でなおハッキリ断言できますけど、程よい湿度(水分)と有機物(手洗い後とはいえ、皮脂など体表のタンパク質他生体分子は大量に存在)とが存在し、しかもポケットに入れたら温度も培養の最適温度付近であり続ける利用後のハンカチなんて(カバンに入れても、高温多湿の日本だと、かなりバイ菌には嬉しい環境といえますね)、まさに菌を培養しているも同然で、持ち歩くこと自体も終わってるし、次のトイレ後に再利用とか、最早雑菌を塗りたくってるも同然だー!…と思えてやみません。
(もちろん、手洗い後に拭った布に含まれる程度の残存有機物でどんだけの微生物が生育できるのよ、って話ではありますが、健康被害が生まれるほどの汚染にはそりゃなりませんけど、絶対に「清潔・衛生的」からは程遠い物質になってることは間違いないと思える感じですね。)


…まぁ、以前の記事で書いた通り、そもそも学校で小用を足したぐらいなら僕は手なんぞ洗いませんでしたけど(笑)、人の目や流れで「洗ったアピール」をしないとまずいときなんかは、仕方なしにあんまりキレイとは思えない便所の水で洗ってましたけれども、基本的にそれでもハンカチで拭くことはしなかったですね。
(ピッピッと水を切って、あとは風乾で十分よ、って感じか、あるいはハンカチ使うぐらいなら髪の毛にちょちょいっと触れて、乾かしがてら軽くセットできて一挙両得としゃれこませてもらうわ、って感じでしたね(笑)。
 まぁ、冷静に考えたら、水分と残存有機物があると自分でいってるのにそれを髪に塗りたくるとか、それこそ衛生警察逮捕案件かもしれませんけど(笑)。
…でもやっぱり、頭は開放系に存在するためすぐ乾きますが、ハンカチはポッケ行き(しかも折りたたんで)のため湿りが持続しますから、比べるとやはり何とも不快で、あの布切れに水分を与えることはどうしてもしたくなかったのです。)


というか、そもそもハンカチって、世界的には手洗い後に手を拭くためのものじゃなかったりするんですかね…?

実際に見た記憶はほぼないので勝手なイメージかもしれませんけど、欧米人とか、むしろハンカチって鼻をかむものと考えてる節、ありますよね。

ハクション→(必ずbless you)→チーンと手持ちのハンカチで鼻をかみ、そのまままたポケットなりカバンなりへGo…という、手を拭くどころじゃない、あまりにも不潔すぎてワロタ(笑)としかいえない、衛生警察も裸足で逃げ出すレベルになってる気もしますが、あぁ、そういう文化があるからこそ、欧米では使い捨ての紙で手を拭くことがより強く推奨されてるのかもしれませんね。


…ま、欧米の文化なんて知ったこっちゃありませんが、やっぱりペータ文化は素晴らしく、「日本のトイレは世界一」とよくいわれますけど、もちろんトイレ自体は日本が断トツNo.1とは思えるものの、ペータが設置されているというただ一点で、僕はむしろアメリカのトイレの方が好きだったりします。

環境保護の観点から…というかそれ以上にコストもかかりますし、日本のトイレではあんまり新しくペーパータオルが導入されていくことはないのかなぁ、って気もしますが、改めてペータは衛生度&利便性的にはNo.1だと思うので、普及していってくれると個人的には嬉しいですね。

 

一方、手洗いネタに関して、石鹸についてもちょっと触れておこうかなと思っていました。

といっても別にそんなにネタはないんですけど、これも個人的なこだわりとしては、昔ながらの固形石鹸より、ハンドソープの方が断然いいですね。

特に小学校の石鹸とか、きったないミカンの網みたいなのにぶら下がってたり、逆に容器に置いてあるだけだとその容器が何というか白い(黄色い?)カスまみれで最悪石鹸と容器が同化して持ち上げるのすら困難だったり、小さくなるとヒビが入ってその部分とかがまたちょっと変色してたり…と、「いやこの石鹸を触ること自体に、何となく多少抵抗を感じるんだが…」と思えるものすらありましたから、やはりハンドソープの方が、衛生意識高い系としては嬉しい物質です。

(ポンプを押すのは、あれも汚い手で触られまくってるものではありますけど、まぁすぐソープで洗うからセーフ理論で(笑)。
 そんなこといったら石鹸も、多少見た目悪かろうと別にいいじゃん、って話になりますけどね。…まぁ実際固形石鹸も、多少最初触れるときに抵抗があっても、ちゃんと泡立ってキレイキレイしてくれれば満足ではありました。)


ところでその小学校のみかんネット石鹸って、あれ全国共通ですよね…?

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https://www.monotaro.com/g/04217738/より

なぜこんなに安っぽく見えるのか(笑)。

どんなにオシャレなシンクでも、これがあるだけで一気に生活感&ダサ度アップ可能な、魔法のアイテムとすらいえるかもしれません(笑)。

まぁ何となく昭和のアイテム臭い気もしますけど(令和の今は、小学校といえど流石に絶滅危惧種?)、意外と肌触りはくすぐった気持ちいいといいますか悪くはなかった覚えもあるものの、やっぱり総合すると、ハンドソープのポンプの方が色々(利便性・デザイン・多分衛生面も (石鹸が直触れしている部分はまだしも、中途半端な有機成分濃度に落ち着いてそうな部分は、水分もたっぷりだし普通にカビも生えてくるといえましょう。実際結び目が黒ずんでるネットとかありましたしね))優れてるかな、って思えてしまいますね。

(…ってまぁそんなこと声高に主張せんでも、そもそも「ハンドソープより石鹸が好き」なんて奇特な方はほとんど存在しませんかね…?)


…と、まだもうちょい一連の流れで触れておこうと思ってた点(続き)があったんですが、毎度長すぎるキライもあるので、この辺で区切ってまた次回にまわそうかと思います。

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