実は、立ってしていました

前回のトイレ記事、まさにクソネタからの続きです。


前回、「僕は合理主義者なので、用は座って足しますよ?男のプライド?母親の腹の中に忘れてきましたね(笑)」などと書いてましたが、実は、こんな僕も、母親のお腹の中から出てきてしばらく、幼少の頃~割と大人になるまでは、立って用を足していました


といっても別に男のプライドを感じていたわけではなく、何なんでしょうね、「そうしなければいけない」という固定観念があったといいますか、もしかしたら父親その他何者かの手によって、「男は立ってするものだぞ」と物心つく前に教育されていたのかもしれません。

とにかく、子供の頃は、小用をいたすときには洋式であっても、なぜか立ってするのが当たり前、むしろ、守らなければいけない義務というか責任みたいな何かを感じているような状態でした。(それが、ある意味『男のプライド』…??)

ひょっとしたら、これは、人間の本能に根ざした行為なのかもしれませんね。


そうすると、もしかしたら、「立って用足し」派は、本能の赴くままに育ち、人間社会の道理を知ることなく成長してしまった、悲しい獣 (けだもの) なのかもしれません。


哀れ人間になりそこねた愚かな怪物 (モンスター) よ……

トイレという神聖な場は、誰かが必ず掃除をしなければ穢れてしまうものだという人間社会の苛酷なる現実……および、あなたはその神聖な場に土足で唾を吐きつける以上の、およそ知恵ある人間とは思えない、犬畜生にも劣る卑劣な行為に耽溺する、イスカリオテのユダをも萎靡させる下賤で桀悪な重罪人、もとい重罪豚も同然なのだという残酷なる事実に、いつの日にかどうか気が付いておくれ……。

 

…と、あんまり女性の代弁者気取りで男性を責めるのも、何か同じ男としていたたまれなくなってきたのでやめましょう。

でも実際、ひょっとしたら立ってしている男性の中には、昔の僕のように、先入観で理由なく、意識せずにそうしているだけ、という可能性もあるのかもしれません。


これを読んでいる女性の方で、パートナーや家族が「トイレを汚しまくって困る」というお悩みを抱えている(かつ、ずっと「そういうものだ」と半ば諦めて、その手の話を本人にしたことがない)方がいらっしゃったら、それとなく「座ってしてみたら?」と聞いてみてもいいかもしれないですね。

ある日僕が、「あれ、立ってユリナシオンするのって、もしかして、意味ナシオン?」と気付いたように、ご家族の方も、ハッとこの世の真理に目覚めることで、己の過ちに気付いてくれるかもしれませんよ。

ご家庭から立って用を足す大馬鹿野郎がいなくなるだけで、生活の質が格段と良くなり、無病息災・家庭円満・子孫繁栄などにつながること請け合いです。

(いやまぁ、「そう言い聞かせても、なぜか頑として立ってし続ける男が異常に多い」、っていうのがこの問題の肝でもあるわけですが…。)

 

ちなみに、女性の方はご存じないかもしれないんですけど、立って用を足す場合、油断すると、ついつい便器の外枠とかにはみ出しちゃうことがあるんですよね。

そんなミスショットを思わずやらかしちゃった場合、世の男性はどうなるかご存知あります?

 

「うわあああぁぁぁぁ、やってもうたあああぁぁぁああ、この世の終わりだあああぁぁぁぁあああああ!」


…と、世界崩壊レベルの絶望感に襲われます(冗談抜きに、割とマジで。いや僕だけかもしれませんが…)。


これがまた、水を吸わせる目的で使うトイレットペーパーの脆さと頼りなさったらないんですよね。

本当に、泣きたい気持ちをグッとこらえながら、おいおいブルボンのルマンドかよ!…ってぐらいすぐボロボロにぶっ壊れ千切れるトイレットペーパーで、泣く泣く後処理をしていたものです(いや泣きたいのは、汚いものをあらぬ場所にかけられた便器の方だよ)。

 

子供の頃なんて特に、まだまだ論理的思考力も覚束ない(しつこいな、それ)未熟さゆえ、コントロールもままなりませんから、もう本当に洋式トイレで小用を足す行為なんて、それこそ関が原の合戦に臨む西軍みたいな心意気を要してたもんですよ、毎回(いやそれは大げさ……っていうかその軍負けてんじゃん(笑))。

特に友人の家で用を足す時は厳重注意です。


今でも忘れられずに強く記憶に残ってるんですけど、小学校高学年の頃、友達の荻野君の家に遊びに行ったんですね。

下線注:本人を思い浮かべた時に、一番似ていると思った漫画のキャラの名前を拝借した形の、仮名です。)

みんなでゲームとかしながら、飲めや食えやのどんちゃん騒ぎ……で、長いこと遊んでいたら催してくるわけで、当然のようにトイレを借りるわけです。

んで、人ん家のトイレ借りといて言うのも失礼千万なんですが、荻ちゃん家のトイレは、あんまりキレイじゃなかったんですよ。

「うっ…」と思うも、割と限界を迎えていたこともあり、背に腹は変えられないので、今ここで用を足さないわけには参りません。

(あ、豆知識ですが、限界を迎えて発射する場合、普段とは初速が違う上、焦りまでありますから、着弾失敗率は有意に大きく上昇します。まぁ、体感、6~7割は失敗するでしょうね。ちなみに、座ってすれば、初期配置が便器の完全内部(の上空)&距離も激近ということで、記憶にある限り、ただの一度も失敗したことがありません。……その豆知識いらね~)

お世辞にも清潔とはいえない雪隠に一瞬ひるむも、既に限界突破していたこともあり、決死の覚悟を決めた僕は、何を血迷ったのか、便座を上げずに、つまり座れる状態のまま、普段より的が狭くなってる便器に向かってカム着火ファイヤーするという、神をも恐れぬ所業に打って出たんですね。

結果はもうみなさまご推察の通り、スナイパー見習い未満だった僕の腕では、便座は火だるまならぬ、水だるまですよ。

(僕は程よくバカなので、昔からこういう、「ちょっと危ないか?でもまぁいけっだろ」で大惨事を招くこと、ままあります。…って、それ「程よく」じゃなくて「完全に」じゃない?本当に合理主義者なのかよ(笑))


被害はトイレットペーパーで吸い出せるレベルを優に超えていたため、可能な限り事態の沈静化ならびに隠蔽を図るも、明らかに便座カバーは吸湿しており、何らかの液体によって潤いが与えられていることは自明……

が、冬で乾燥していたこともあって、トイペで擦りまくって吸水摩擦熱による積極乾燥の達人二刀流攻撃を執拗に繰り返した結果、まま、あと数十分もすれば、多分もう完全カラカラで大丈夫っしょ、という所まではこぎつけました。

もちろん明らかに新鮮な水染みの跡みたいなのはうっすら残ってしまった気もしますが、でもま、元々黄ばんでんだか茶ばんでんだか分かんないドス黒いカバーでしたし、ワンチャン元からこんな感じだったでいけんだろ、と、荻野君およびご両親には報・連・相を遂行することなく、そのままこの年まで生きてきてしまいました…。

生まれて、すみません。

(その後特に荻野家からのお咎めはありませんでしたが、 中学でクラスが別れてからは、とんと遊ばなくなってしまいましたね。荻野家のみなさまには、あの日多大なる迷惑をかけてしまったことを、この場を借りて心よりお詫び申し上げます。)


(あ、あと最後ちなみに、これは男女問わず世界共通だと思う(と願いたい)んですけど、眠っている間に、すごくトイレに行きたい状況に陥ってしまった時って…

「トイレに辿り着いたはいいが、めちゃくちゃ汚いor壊れている(水が溢れてるとか)

→何か汚すぎて嫌だけど、もう限界だから仕方ない、しよう

→フゥー、何とか間に合った

→あ、あれ、出してるのに、減ってく感じが全くしないぞ?いやでもトイレを限界まで我慢した時は、この錯覚、ありがちだよな…

→おかしい!すればするほど尿意が増す!!どうなっているんだこれは一体?!!」

…からの、「夢でした~」って、なると思うんですよ。(まさか僕だけ?!)

まぁならなくても、今だけちょっとなることにしといて欲しいんですけど、その夢のトイレのモデルが、ほとんどの場合(まぁほとんどは言い過ぎですけど、稀によく)、未だに、荻ちゃん家のなんですよね。

どんだけ印象に残ってんだよ(笑)

…という、最後の脱線でした。この話必要だったか…??)

 

…というところで、まさかの3000字オーバー……。

いや、字数以前に、大丈夫なの、コレ…??

まぁこういうしょうもないネタでワハハと笑ってくれる方…好き……というか、そういう方を大歓迎、結婚相手として募集してます!……ってことにしておけば問題ないでしょう。

しかし、まさかのまさか、トイレネタは、もうちっとだけ続くんじゃ……。

(多分、いい加減、次で終わると思います。)

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