今回は、何度か「次回また…」と書いたまま止まっていたネタに立ち戻ってみる回といたしましょう。
ズバリ、未来ガジェットが集まる世界市・CES 2022ネタですね。
といっても僕は現地どころかオンラインにすら参加したわけでも家電に詳しいというわけでも全くなく、ただ「レポート動画を見て気になったものをピックアップしてみよう」という乞食ネタの極みでしかないんですが、毎年年始に開かれる世界的な夢の祭典、月が変わって鮮度が失われる前に、雰囲気だけでもおこぼれに与かると洒落込もうじゃあありませんか。
意外と1つのまとめレポ動画だけでも面白そうなネタが多かったので、パッと検索して目についた人気レポ動画を2本ほどチェケラッチョさせていただこうかと思います。
まずは1つ目、「CES 2022・ベガスで見たものベスト22」という、かなり色々な展示を網羅的に取り上げてくれていた、Smart Home SolverなるYoutuber兄ちゃんの動画です。
22個も挙がっていましたが、全部取り上げてもキリがないので特に気になったものだけをピックアップさせていただきましょう。
まずはトップで挙げられていた、Noveto社による「Smart Beaming」と名付けられた、ビームスピーカー!
動画の46秒あたりから実演の様子が見られますが、上記公式サイトのコンセプト画像にある通り、このスピーカー、正面に立てば聞こえるのに、少しずれるだけで出力されてる音が全く聞こえなくなるという、魔法のようなアイテム!
面白いですねぇ~。
ヘッドフォンなしで、ヘッドフォンをつけたときのような臨場感が得られるという全く新しい体験もできるということで、これは興味がそそられますね!
まだ市販はされていないようですが、今年の第1四半期中には、お値段800ドル程度で発売予定とのことです。
まぁ僕は買いませんけど(笑)、とても面白い技術だと思います(本当に音が全く広がらないなら、近隣に迷惑をかけずに爆音ミュージックを楽しむとかもできそうで良さ気ですね。あぁでも、壁に当たったら、結局かなりの振動として横の部屋には伝わっちゃうかもしれませんか…)。
関連して、これはCESネタではないですけど、スピーカーといえば、骨伝導イヤホンとかも「革新的」「本当に買ってよかった」という声をよく聞きますし、これも個人的には気になるアイテム(でありながら、未だ経験なし)といえそうです。
以前も一度だけ触れたことのあった偉大なるブロガー・骨しゃぶりさんも絶賛されてましたからね(↓記事など参照)、これは買いかもしれない!!(とかいってこれまた僕が手にすることは多分ないですけど…(笑))
CESネタを続けましょう。
続いては、これは大して「おっ」とは思いませんでしたが、家庭用自動ドア!
公式サイトはまだ準備中とのことで、動画のキャプチャを貼らせてもらいましょうか。
まぁ静止画を見ても何のこっちゃ分かりませんけど、かなりのスピードで開閉可能なドア(ただし、極めて高感度なセンサーがついているので、挟まれる事故は大丈夫そう)で、ストレスなく移動が可能とのことですが、面白い特徴としては、スタートレックのように(映画やドラマはモグリなので、僕は観たことないですけど)、「開けドア」みたいな感じに手をさっと振りかざすモーションを取ることでも開閉が可能だそうで(その他リモコン操作や画像にもある備え付けのセンサー部に手をかざすなど、複数の開け方があり、どれも、誤爆で無駄な開閉は起きにくいようですね)、家でスタートレック気分が味わえる逸品になっているようです(別に味わいたくねぇ~)。
お値段なんと2500ドル(現在の為替で28万5000円超)もしますが、これは多分、もし家にあったら or 一度経験してしまったら、便利すぎて抜け出せなくなるタイプの設備ではないかと思いますね。
…ま、僕は2500円でも買わないかな、と思いますけど(笑)。
続いては、超薄型TVやサングラス型スクリーン、それからヒモ状で色んな形状を取れるLED電気という面白い製品も取り上げられていましたが……
まあまあそういうのもあるわね程度で飛ばして、面白かったのが、地球環境を考える人のためのエコ商品・レインスティック!
こちら、普通のシャワー器具ですが、ただのシャワーと侮るなかれ、何と、シャワーを浴びて流れていった排水をそのまま吸い上げて濾過して使うことで、水とガスの使用量をそれぞれ80%ずつも節約できるという優れもの!
もちろんフィルターの交換などはマメにする必要があるようですが(数週間ごと)、水は21世紀~22世紀にかけての最重要資源ともいわれていますし、エコという側面では、これは大変賞賛に値する製品ですね。
動画では、「何?シャワーでおしっこをするだって?心配ご無用さ、リサイクル停止ボタンを押せば一時的に吸い上げモードをやめられるからね、シャワーおしっこ民にも問題なしだよHAHAHA」みたくジョークもかまされていましたが、「そういう問題か…?風呂場でのこっそり小水は、色素沈着&ニオイの両方で、マジで明らかに分かっちゃうんだぞ…」とも思えたものの、まぁシャンプーした後で排水の汚染度が高い場合なんかは、停止モードにするのが良さそうだといえましょう。
…ま、僕もエコを愛する気持ちが一応なくはないですが、これは正直、「タダでも要らねぇ~」と思えてしまうのが正直な所かもしれませんね(笑)。
コンセプトは面白いし、使う人は本当に地球を愛した立派な篤志家だとは思えますが…。
続いてはinvoxia社によるペット(犬)用の健康モニター・スマート首輪なんかもありましたが…
「写真、もうちょい何とかならんかったの?ワンちゃんの首絞まってるみたいじゃん(笑)」と思えたものの、これ一つで普段の健康管理・モニター・記録が可能で(もちろんGPS機能付きで、迷子の際も安心!)、特に犬というのは老齢とともに心臓に問題を抱えることが多いらしく、この首輪で常に心拍数のモニターをすることで少しの異常でも手遅れになる前に対処が可能となるとのことで、ワンちゃん愛好家の方には本当に優れもの・夢のようなアイテムであると、最先端の獣医専門家(コーネル大)お墨付きの商品のようです。
CESのイノベーション賞を複数受賞とありましたし、僕はペットを飼っていないため今は不要ですが、これが普及して心臓病に苦しむワンちゃんが減ってくれたらまさに素晴らしすぎるの一言で、これは本当に良い商品ですね!
続いては、ルンバ的なお掃除ロボが紹介されていました。
まぁこんなのは、もう今更というか、あまりにも便利&高機能で「買って良かった家電」では必ず聞くぐらいのアイテムですけど、取り上げられていたRoborock社の最新S7 Max Vは…
お掃除ロボ未経験者的には別に驚くような新機能もない気はするものの(そのぐらいあって当たり前じゃないの?…的な)、新型の特徴としては、ロボットが自分で自動的に溜め込んだゴミクズを空にしてくれる機能・絨毯にも乗り上げて、自動でモード切替(超音波モップ…モップ部も、利用後自分で洗浄してくれる)でしっかり掃除・カメラ搭載で、自動で障害物を避けるのはもちろん、遠隔から家の様子を見るとか、さらには通話機能まで搭載なため職場から家族との会話なんかも可能……と、まあ大変有能ですね。
お値段1400ドル(約16万円)とかなり張るものの、それだけの価値はある優秀なやつなのです、ということでした。
続いてはコンセプトカーが取り上げられて、当然のごとく、こないだ見ていた色の変わるBMWなんかも紹介されていましたね。
かなり話題をさらっていたようですし、これがなければ嘘でしょう、ってなもんですが、他にもSONYのコンセプトカーなんかが登場していました!
我らがSONYはちゃんと日本語記事も用意してくれてますからね、興味ある方はぜひご覧ください。
何度か書いている通り僕は車にはマジで1ミリも興味も知識もないので特にこれを見ても感慨も何もないですが、あぁでもSONYが自動車、それも電気自動車に参入!ってのは、結構なビッグニュースなんですかね?
まだまだ開発段階のようですが、やはり世界的に電気自動車へシフトする流れはもう確定路線でしょうから、国産SONYのEV車が普及してくれると嬉しい限りといえましょう。
しかし、車関連のネタに関しては2つ目で見る予定の動画の方がより詳しく見てくれていたので、例のBMWやその他電気自動車の覇者テスラについては、そちらでまた取り上げるといたしましょう。
…と、そんな感じで、結局ほとんどのアイテムをピックアップする形になっていましたが、もう割と長くなっているし、新年の抱負(=読みやすく簡潔な記事を心がけたい)もどこへやら、無駄にクッソ長い記事がずっと続いていますし、中途半端ですけどこの辺で一旦区切りをつけて、次回へ続くとさせていただこうかと思います。
次回はこの紹介動画の後半、および2つ目の動画もサクッと見ていきたいですね。