最先端医療機関による、ベストなニキビ跡の対処法

前回の記事は「ニキビ潰し虎の巻」ということで、まぁ虎の巻とか言うほどのもんでもなく、「本当は潰さない方がいいけど、どうしても潰すなら、清潔にね」という程度の話だったわけですけど、この記事にもまたいくつか興味深い関連ネタがリンクとして張られており、一番興味深かったのがズバリ、タイトルにもしました、ニキビ跡の上手な消し方

 

health.clevelandclinic.org

 

まぁ幸いにして、僕は中高生の頃たまにニキビはできていましたが跡が残ることもなく、いわゆるクレーター化することもなかったので僕自身は必要とはしていないんですけど、かなり目立つ感じで残ってしまう人も中にはいらっしゃいますし、どうするのが一番いいのか、知っておきたい話ではあります。

 

個人的には、こればっかりは小手先の対策や、市販の薬ですらどうにかなるものではなく、プロの手を借りないと無理なのでは…?と思えるものの、世界最先端の誉れ高いクリーブランド・クリニックがどういった情報をまとめてくれているのか、今回も早速上記health essentials記事を参考にさせていただきましょう。

 

ニキビ跡を消すベストな治療法(The Best Treatments To Get Rid of Acne Scars)

ケミカルピーリング、ダーマブレーション、フィラー、レーザーリサーフェシングで透明感のある肌を手に入れましょう

 

 

ニキビは全ティーンエイジャーの悪夢であり、時には大人になってから拡大することさえあります。しかし、吹き出物が治り、赤みや炎症がなくなっても、望まぬ思い出を持ち続ける方もいらっしゃいます: 瘢痕(ニキビ跡)です。見苦しいニキビの跡が残されてしまうことは、耐えがたいものかもしれません。

しかし、ニキビ跡が盛り上がっていても陥没していても、それを隠したり、最小限に抑える良い方法がいくつかあります―レーザーリサーフェシング、ケミカルピーリング、マイクロニードルなんかを思い浮かべてみてください。

皮膚科医のエイミー・カッスーフMD(医師)が、「ひとたび炎症を抑えれば、皮膚がどれだけ治癒可能なものかということに、私はいつも驚かされているんですよ」とおっしゃいます。

カッスーフ医師が、現在利用可能な最高のニキビ跡治療と、それらがニキビ跡を最小限に抑えるのにどう役立つかについて説明してくださいます。

 

ベストなニキビ跡治療

ニキビは、11歳から30歳までの約80%の人々に何らかの影響を与える、一般的な皮膚疾患です。顔、胸、背中、肩などにできる可能性があります。その炎症は一生治らないように思えるものかもしれませんが、治るものです。ニキビ自体がなくなっても、ニキビ跡が残ることがあり得ます。

ニキビ跡をすぐに消すことはできませんが、治療するのに遅すぎるということはありません。ティーンエイジャーの患者さんは、将来ニキビが再燃するリスクが小さいことを確かなものとするため、治療を受ける前に20代前半まで待たなければならないこともあり得ます。

ニキビ跡の質感、色、見た目を改善すると謳う市販品は沢山ありますが、自然に、自宅でニキビ跡を消す真の方法はありません。市販品には以下の成分が含まれていることがあり得ます:

しかし、最善の策は、皮膚科医に相談することです。皮膚科医はまず、ニキビをコントロールすることに専念することでしょう。吹き出物が少なければ、跡も少なくなります。そして良いニュースとしては、全てのニキビ跡が永久に残るわけではない、ということが挙げられます。

担当医は、ニキビが残した傷跡に注意を向けるようになると、通常、以下のような治療法を検討することになります。

 

レーザーリサーフェシング(レーザー再舗装法)

血管特異的なレーザーは血管をターゲットにし、ピンクや紫色の平らな瘢痕を薄くしたり、盛り上がった瘢痕を平らにしたりするのに役立ち得ます。ニキビ跡の治療には、フラクショナル(点状)レーザーや炭酸ガス・アブレイティブ(蒸散型)レーザーを使用する医師が多いです。

「その後、皮膚は腫れて赤くなり、5日間ほどにわたり、出血することもあり得ます」とカッスーフ医師が話しています。「また、3回から5回の治療が必要かもしれません。」

レーザー治療はニキビのためだけではありません。医師は、ヤケド、皮膚ガン、タトゥー除去など、他のタイプの瘢痕の治療にもレーザーを使います。

 

ケミカルピーリング(化学的角質剥がし)

担当の皮膚科医が、薬液を肌に塗ってくるかもしれません。これにより皮膚が水ぶくれになり、やがて剥がれ落ち、古い皮膚よりも滑らかな新しい皮膚が再生されるのです。

通常、剥離すると赤みが生じ、時には腫れや冷え症が7日間ほど続きます。この治療法は、通常1回の治療で済むので、費用も抑えられます。

「レーザーの方がより正確なので、ケミカルピーリングが上手くいかなかった場合、レーザーを試してみる方がよくいらっしゃいます」とカッスーフ医師が注釈を加えています。

 

マイクロニードル(極小針)

コラーゲン導入療法としても知られるマイクロニードル法は、細い針状のローラーまたはペン型の器具を使用して、お肌の表層に非常に小さな穴を開けるものです。この施術はコラーゲンの生成を促し、小じわや肌の質感を整える役に立つものとなっています。

施術後は赤みが生じ、通常2日程度続きます。ほとんどの方は、最良の結果を得るために、4~6回のマイクロニードル治療を必要とします。

担当医が、患者さんのニーズに応じて、複数の種類の治療を行うこともあります。例えば、ある傷跡はレーザーで、他の傷跡はマイクロニードルで治療することもあるかもしれません。

「傷ついた肌は、どんな治療でも完璧には戻りません」とカッスーフ医師が述べています。「しかし、重症度にもよりますが、ニキビ跡は治療後、3分の2程まで薄くなり得るものです。」

 

パンチ切除(くり抜き法)

標準的な治療では治りにくい凹んだ瘢痕の場合、担当医がパンチ切除を選択することがあるかもしれません。

「これは、リサーフェシングの前に、瘢痕全体と毛包を除去する方法です」とカッスーフ医師が説明しています。

丸いツールで皮膚の表層に穴を開け、瘢痕を完全に取り除きます。その後、皮膚縫合糸で瘢痕を閉じることになりますが、これによって瘢痕は小さく平らになり、時間の経過とともに薄くなっていくはずです。

 

サブシジョン(皮下切開)

レーザーやピーリングの前に役立つかもしれないもうひとつの治療は、サブシジョンと呼ばれるもので、これは筋肉や深部組織に結合している瘢痕を解放し、再び自由に動けるようにする処置です。

手術用のプローブや針を使用するこのテクニックは、レーザー、ケミカルピーリング、あるいはマイクロニードルに対する反応を高めるために、より深い瘢痕を表面に出すために使用されます。

治療後1~2週間は、軽いあざができることがあるかもしれません。

 

フィラー(充填剤)

そう、フィラーは通常、シワの治療に使用されるものです。しかし、陥没したニキビ跡の治療にも使用することが可能なものでもあるのです。

レスチレン®やジュビダーム®といったヒアルロン酸フィラーは、肌をふっくらさせ、陥没した部分を滑らかにするのに役立ち、一方、ベラフィル®のようなコラーゲンフィラーは、ニキビ跡を持ち上げ、ボリュームを加えることが可能となっています。

ポリL乳酸フィラーであるスカルプトラ®は、コラーゲンの産生を刺激することで時間をかけて作用し、へこんだニキビ跡を盛り上げます。

また、担当医が、自己脂肪移植を提案してくることがあるかもしれません。これは、自分自身の体の別の部位から脂肪を採取し、ニキビ跡部分に注入する方法です。

どの種類のフィラーでも、腫れ、赤み、および変色を経験することになる可能性があります。また、使用するフィラーの種類によっては、複数回の治療が必要になることもあるかもしれません。

 

ダーマブレージョン(皮膚剥離法)

レーザーリサーフェシングと同様に、ダーマブレージョンでは、肌の表層を取り除くために摩擦を起こす特殊なツールを使用します。肌をなめらかにする「サンダー(やすり)」のようなものとお考えいただければ良いでしょう。

皮膚の最上層が取り除かれると、回復のために保湿ドレッシングが適用されることになりますが、これには数週間かかることがあります。

マイクロダーマブレーションはダーマブレーションに類似したものですが、通常、より短い回復時間の処置を複数回行うものとなっています。マイクロダーマブレーションは、レーザー治療ほど深く行ったり、永久的な変化を残したりすることはありませんが、より安価で、より少ない準備時間しか必要としません。

 

ステロイド注入

一般的な治療法であるステロイド注入は、盛り上がったニキビ跡を平らにするために使用され得るものです。顕著な変化が見られるまでには、複数回の治療が必要となるでしょう。

副作用としては、軽い痛み、あざ、場合によっては出血があり得ます。レーザー治療と交互に注入を行うことで、より高い効果が期待できます。

 

ニキビ跡を防ぐことはできるの?

ニキビは薬や他のサプリメントと関係している可能性があるので、避妊薬や運動用のサプリメントのような薬剤を取り入れる際は、必ず医師と相談するようにしてください。

ニキビ跡が残るリスクを減らすためにできることがいくつかあります:

  • 禁煙する、または喫煙を始めない。
  • 顔に手を触れない。ニキビを摘んだり絞ったりしたくなる衝動を抑えましょう。
  • 傷跡が残る可能性を減らすために、できるだけ早くニキビを治療する。

瘢痕は、ティーンエイジャーでホルモンが変化していようと、大人であろうと、年齢に関係なくでき得るものです。時には大人でも、加齢によって体重が減ったり肌の弾力がなくなったりすると、数年前の瘢痕が目立つようになることがあります。

「それ以外の大人たちにとっては、自分自身をケアする時期がついにやって来たという感じですね」とカッスーフ医師がおっしゃっています。「ずっとこの瘢痕と付き合い続けてきて、何とかしたいとおっしゃる60歳の方がいらっしゃいました。大人でも美しい結果が得られていますよ。」

 

美容医療でよく聞く単語がちらほらありましたが、ここで挙げられていたのはどれもクリーブランド・クリニックが認める信頼できる施術のようで、試してみる価値は大いにありそうですね。

遅すぎることは決してないとのことで、悩んでいる方は検討してみるのもいいかもしれません。


場合によっては何となく忌避されがちな美容医療ですが、自己肯定感が本当にエグイぐらい上がる、この世で費用対効果が最も優れているもののひとつという意見も聞きますし、実際それは正しいと思うので、悩んでいるのなら人類の叡智に頼る、それはとても賢い選択だといえましょう。

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