ペーパータオルは神

それではまた一旦一連のネタの方に戻りましょう。

…と、どこまでいっていたかもよく分からない状況ですが、DNA→RNA→細胞小器官などときて、唐突に「組織はティッシュっていうんだぜ!」という話から、こないだはキムワイプの話に脱線していました。

この記事を受けて、毎度本当に丁寧で心のこもったコメントをいただけるアンさんから、関連・質問・感想コメをいただいていました。

改めて適宜改変引用をさせていただきましょう。

キムワイプは初耳だったが、理系の実験で使われる専用のペーパーみたいな感じなんかな。

毛羽立たないっていうことは、ちょっと硬め?ツルッとしてる?あぶらとり紙みたいな感じ?って、それだと水分は吸収せーへんわな笑


個人的には、キッチンペーパーが大好きで、ティッシュとはきっちり使い分けとるよ。ペーパータオルより、キッチンペーパーの方が柔らかくて水分を吸収してくれるのに丈夫ってイメージだねぇ。

オススメはこちら↓

https://www.nepia.co.jp/product/homeuse/kitchen/

これがあったら絶対これを買うぜぇ~!

あ、これ、キッチンペーパーと思ってたけど、キッチンタオルってなってるな。何か違うのかな?

とりあえず、使い心地もお値段的にも、オススメはこのロールになったやつよ。


これが売ってなければ、こちらで↓

https://www.google.co.jp/amp/s/www.topvalu.net/amp/items/detail/4549741044059/

スーパーのオリジナルブランドなんだけど、ネピアと同じくらい優秀。

まぁ、これはアメリカで見かけることはないかもだけど…


布巾を洗って使うより、断然キッチンペーパー派!

ウェットティッシュも同じく常備してるけど、、衛生的にもストレス的にも、使い捨てがいいと思うわね。


キムワイプは、ツルツル感皆無な、むしろゴワゴワ硬い感じの、ガシガシタワシにも近い無骨さのある感じで(もちろんあくまで薄い紙ですけど)、実際向こうが透けて見えるぐらいの薄さだし大きさもティッシュの半分より小さいかな?ぐらいのサイズなので、その意味でも何とも頼りない気がしてしまう紙ですね。

繰り返しですが、毛羽立たないといわれてるくせに、案外あいつは毛羽立ちますよ(…まぁ「毛羽立つ」とはちょっと違うのかもしれませんが、アルコールをシュッシュとしてガラス板を拭くような場合、上手く拭わないと小さな繊維がガラス表面に余裕で残る感じです)。


キッチンペーパーはいいですねぇ~。

しかし、逆に質が良すぎて、個人的にはもったいなくて使えない気もするので、自分なんぞにはまぁ安っぽいしょっぼい紙で十分かなとも思えますが(笑)、やっぱり料理なり家事なり掃除なりを丁寧にやる方には、吸水力のいいやつは重要でしょうね。

僕は料理をほぼしないため台所にはとんと縁がなく、キッチンペーパーとはほぼ無縁なわけですが、あの分厚い下手したら布(というか何というか、モフモフ素材?)にも思えるキチペの頼れる度は異常、これもう紙界の超サイヤ人だろ……ってぐらいのレベルなのは良く分かります。


紙やら吸水力に関していえば、アンさんがオススメのキチタを挙げてくださっていましたが、個人的なこだわりは……とその前に、そもそもキッチンペーパー・ペーパータオル・キッチンタオルの違いは、何なんでしょうね…?

似た用語のクッキングペーパーが完全に異なるものだというのは明白ですが(あの、クッキーを焼くときに下に敷くみたいなのがクッペですね。「クッキー」と「クッキング」が似ているので、そう覚えましょう(…って、そんな語呂合わせが必要になるほどの話かよ(笑)))、キッペ・ペータ・キッタの間に明白な違い(法令で定められている用法)は、軽く調べてみた限り、特にないようですね。

なので、好きなように呼ぶと良いのではないかと思われます。


僕なんかは、キッチンに無縁なもので、もっぱらペータ呼びをしてますから、研究室で使う度=キンバリークラーク製のローラーフィーダー(ディスペンサー)からペータをちぎる度に、毎度脳内で「ペーター!」「パズー!!」と天空の城ごっこが開催されますもんね。
(…って、それ何もかもが違う(笑)。ペーターはあの謎の「のっぽさん帽子」を被ったアレだから(笑)。
 いや、地味に、この両者は変な帽子を被ってる所とか、どことなく顔も似てるっちゃ似てるんだけどさ(笑)。変な帽子の少年同士がお互いを叫び合ってどうする(笑)。

 ちなみに、いうまでもないけれど、アレ(↓))

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http://www.heidi.ne.jp/pg144.htmlより。まさかハイジに公式ページがあったとは…!


ちなみに、キム・ローラーはこういうやつ(↓)ですね。

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https://www.webstaurantstore.com/kimberly-clark-09996-professional-sanitouch-manual-hard-roll-towel-dispenser/712PTD09996.htmlより

なお、これは割と新しいタイプのローラーフィーダーで、ペータを下に引っ張れば新しく程良いサイズのものがペロッと出てきて次の人もすぐ使える感じになっている(=自動的にミシン目(写真にあるように、ギザギザ山形の切れ口)が入って、簡単に切り離して使える形になっている)優れもので、これは非常にナイスです。

(といっても、勢い良く引っ張りすぎると、上手くローラーとカッターが回らず、次の紙がちょうどいいサイズで出てきてくれずピョコッと引っ込んでしまうこともあるので、その場合は右側についてるハンドルを手動で回すことになりますが、まぁ普通は自動的に適度にペータが出てきてくれる感じですね。
 そのため、画像では小さくて見辛いかもしれませんが、前面に「片手ではなく、両手で丁寧に引っ張って!」という絵(片手にバッテンマーク)が描かれていますけど、多分、無骨なアメリカ人でこんなのを律儀に守ってる人はマジで皆無で、むしろ丁寧な日本人である僕ですら片手でヒョイッと引っ張りますからね(笑)。上手く中心に力が加わるようにゆっくり引っ張れば、ちゃんと次の紙も出てきてくれるのです(笑)。)


一方、ちょっと古いタイプだとこんな感じで……

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https://www.amazon.com/Kimberly-Clark-Professional-09765-Lev-R-Matic-Dispenser/dp/B0040ZOEJYより

前面に上下レバーがついており、自動ローラー&カッターなどは皆無で、ペータは必要な分だけ自分でレバーを使って出す&出てきたやつを自分で勢い良く引きちぎる必要があるという、「縄文時代の遺物かな?」とすら思える不便さというかユーザビリティのない不親切設計のものになっていました。

このタイプの何が微妙かって、レバーを上下に押さないと紙が出てこないため、手を洗ってから紙が出てないことに気付いたら、キレイな手でレバーに触れて出さなきゃいけないということで、実に不衛生なんですね。

なので、僕はこのタイプに出くわしたら、手を洗う前にレバーで十分な紙を出して、洗った後に既にたっぷり出しておいた紙だけいただいてサヨナラという手順を踏んでいます。

潔癖症とまではいってないつもりですけど、衛生観念の高さに(自分の中で)定評のあるのが僕ですからね、キレイな手で汚いレバーを触らないように非常に合理的な行動をしているわけですが(ちなみに、無骨なアメリカ人は、手を洗った後、何も気にせずレバーをべったり触って紙を出していきます。奴らの衛生観念はどうなってるんでしょうか…?…と思いきや、冷静に考えたら、全員が手を洗ってからレバーを押せば一応それで問題ないわけで、むしろ僕のようなタイプが、他人を信用していないというかなんというか、若干女々しい行動をしているといえるのかもしれません(笑))、いずれにせよ、どう考えてもユーザーに手間をかけさせている時点で、装置自体が不便・不親切なわけです。


なお、こちらに来たもう10年近くも前は、この手動レバー型がむしろ大多数でしたが、今ではほとんどが自動ローラーカッター式に変わっており、中には手をかざせばセンサーで自動的に適当な量の紙がフィードされてくるタイプのものまであるので、世界は良い方向に変わっているといえましょう。
(といいつつ、割とふんだんに紙を使いたいタイプの僕は、センサータイプだと出てくる量が少なく、何度も何度も手をかざすのが面倒なので、自動ローラーカッター式が一番好きなんですけどね。)


ちなみにあんまり関係ないですけど、初めてこのペーター・フィーダーに出くわしたのは、日本を発ってアメリカ国内で入った空港のトイレでしたが、もちろんレバー式のフィーダーだったんですけど、初めて使う僕はこいつの使い方がいまいち分からず、レバーを恐る恐るゆっくりと一回だけ下におろして出てくるほんのちょっとの紙を使って、「紙、少ねぇ~。こんなチョビ紙で手を拭けというのか!」と憤っていたんですが、涙目になりながら数センチほどの紙で手を拭いていたら僕のすぐ後に用を済ませたおっちゃんが、手を洗った後、レバーをスゲェ勢いで10回ぐらい上下にガンガンガンとおろしまくって紙を出しているのを見て、「あぁっ!!レバーは何回も押していいのか!!しかもあんな速さで!!これは全く気付かなかったぜぇ~、早速異国生活に失望しかけていた僕に希望の光を照らしてくれたおっちゃん、ありがとう!!」と、大いなる感動とともに、(心の中で)おっちゃんにエールを送った次第でした(いやそんぐらい普通に自分で気付けよ(笑))。


…おっと、もっと別の話題にいこうと思ってたのに、フィーダーのせいで話が異様に長くなってしまった…!

本当は、「僕はペータ呼びしてます」って所から、「まぁでもペーパータオルは、キッペ・キッタとは違って、もっとクオリティの低い、ただのしょぼい紙感が強い別物だという気もするものの、僕みたいなもんにはそのぐらいがちょうどいい感じといえましょう」……って話で一区切りの予定だったんですが、後からフィーダーの話を足したら、もう十分長すぎるぐらいの分量になっちゃいました。

あぁちなみに、何かの名前を無意味に略しまくるのもただのネタで、実際はペータ呼びなんてしてないんですけどね(笑)
(あくまで、キッチンペーパーではなくペーパータオル呼びをしているし、キッペ・キッタとペータは間違いなくモノも違うことが多いでしょうね、というそういう話でした。)

古いフィーダーに文句をいったりもしちゃいましたが、フィーダーが古かろうとなんだろうと、やっぱりペータがトイレに確実に備え付けられているだけで本当に便利で素晴らしいので(もちろんトイレに限らず、日常用途でも)、ペータは神!(紙だけに)といえるように思います。


その他の紙について・衛生的うんぬんについてなども、もうちょい書いてみようかなと思うことがあったので、一連のティッシュ系ネタ、もう少し続けてみるといたしやしょう。

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