個人的に思う、英語の上達が早い人の条件、1つ目は、「幼い子供」でした。
では、大人の場合はどうなのか?
栄えある(別に何のハエもないけど)2つ目の条件は……
デロデロデロデロ……デン!
「アメリカ(やイギリス他、英語圏の国・西洋文化)が大好き!」とか、「欧米人が憧れ!お近づきになりたい!!」とか、何かそういう人
…です!
結局、「好きこそものの上手なれ」なわけですね。
とにかく金髪碧眼の白人がカッコいい・理想だ・崇拝しちゃう、話せるようになりたいしあわよくば付き合いたい、英語も話せる国際人なアテクシ最高……みたいな、そういう一次的欲求から湧いてくる欲望が、英語学習と密接に結びついているような人は、圧倒的な速度で英語が上達していく印象があります。
(「一次的欲求」が何なのか、実は言っててあんまり知らないんですけど。)
…いやまぁ、別にそんな嫌味っぽい意地悪な言い方しなくても、「モチベーションが高い」の一言で済むじゃん、と言われたらまぁそうなんですが、何だかんだ、そういう「憧れ」「好き」「崇拝」といった類の感情って、内なるモチベーションを圧倒的に、最高効率でブチ上げてくれる、一番の起爆剤なんじゃないかな、なんて気がします(英語に限らず、ですね)。
ちなみに、「自分は英語の上達が遅いです」と何度も言ってることから明らかな通り、僕自身は、欧米人への憧れとかは皆無で、(別に嫌いではないけど)取り立ててアメリカや海外が好きってことも全然ありません。
「生まれた所や 皮膚や目の色で…」ではないですが、以前も書いたように、住所とか年齢とか、学歴とか家柄とか、そういう表面的な「ただのステータス」は、本当に全然気にしないタイプです。
その人の、もっと内面的な、中身を知りたい派です。
(とはいえ、そりゃもちろん、表面的なステータスだって、間接的にその人の人格形成に少しは寄与していると思うので、「全く1ミリも気にならない」といったら嘘になるかもしれませんが、直接的に「ステータス自体が高いものを望む」というのは、本当に一切ありません。)
(あ、でも、前も書いたのでくどいかもしれませんけど、「中身重視」とか偉そうに抜かしてはいるものの、「だから外見は一切気にしません」とは決して言っていないことにご注意いただければ…という感じではありますが…(←外見は単なるうわべのステータスではなく、その人そのものを表している大事な要素なので)。…まぁ優先順位の問題ですね。)
あとついでに、何か大分イヤな感じ…というか明らかに悪意がこもってる感じで描写しちゃいましたが、そういういわゆる「欧米かぶれ」みたいに分類されがちな方々にも、そんなにネガティブな印象を持っているわけではありません。
…って、ちょっとまたエェカッコしいマン的な悪い癖が顔を出しちゃっているというか、「全くネガティブに思ってないのなら、そんなちょっと小馬鹿にしてる感じで書くわけないじゃん」って話かもしれないですね。
まぁもっと素直に、より正直な気持ちも多少吐露しておくと、その手の、いわゆる「ポカホンタス女子」と呼ばれる女性(レッテル張りが嫌いな方には恐縮ですが、これ、本当に上手いレッテルですよね。ご存じない方は、「ポカホンタス女子」で検索ぅ!)は、積極的に嫌いとかいうことは本当に全然ないんですが、まぁ好きになることも多分ないかな、って気はしちゃいますね。
別に見た目とか、「日本よりアメリカが好き!憧れる!!」的な性格とかが好きになれない、と言ってるわけでは全くないんです。
そんな、好みや憧れは誰にでだってありますし、他人の好みにケチつけるほどしょうもない話も他にないですしね。
何よりそもそも、僕自身にだって、他から見て大いにケチがつきそうな好みや趣味の1つや2つ、ありますもん(「漫画が好き」とかも、まさにそうですよね)。
そういうのはホント別に全然良くって、気になるのはそこではなく、「これだから日本は…」「アメリカでは普通、~~」みたいな、意識してか無意識的にか、いわゆるマウンティングをかましてしまう性格の方(ポカホンタス女子の特徴の1つとされていると思います)は、自分はちょっと苦手かも、という感じですね。
ちょっともう大分長くなっちゃってるんですけど、この「英語の上達が遅い早い」シリーズも無駄に回を重ねてしまったので、今回で終わらせたいと思っています。
なので、最後、もうちょい書いておきたかった話に移行して、チャッチャと終わらせるとしましょう。
(「マウントを取るタイプの方は、あんまり好きになれない気がする」うんぬんの話は、またいずれ別の機会があれば改めて触れようかな、と思います。)
話は本題の「英語の上達スピード」に戻りまして、本当は、「必要に迫られること」が「憧れやモチベーションが高い」より上かな、とずっと思ってたんですけど、これは実際、そうでもなかったです。
必要に迫られても、大したモチベーションを持たない人は全然成長しないということは、何を隠そう自分自身が、自らの身を以って証明してしまいました。
やっぱり、成人してから言語が大きく上達するためには、一にも二にも「強いモチベーションを持ち続けること」、これに尽きるでしょう。
…とまぁ数記事にわたり、とにかく好き勝手言いたい放題色んなことを書かせてもらったんですが、一連の英語関連話、まとめると、こんな感じですかね。
・アメリカ暮らしに、流暢な英語は、全く必要ないと思います。
・自分自身、上達が早いタイプに一切該当しないため、もうハチャメチャ下手っぴな英語しか話せていません(が、普通に楽しく生活できています)。
・英語そのものや異国文化、異文化交流が好きな積極的な方でしたら、アメリカで暮らせば、飛躍的に英語が伸びると思います。
英会話のコツを掴んだら、ぜひ、僕にも教えてください(既に「英会話に自信アリ!」という方なら、いっそう大歓迎ですね)。
・もしも子供ができて、就学ぐらいまでアメリカにいた場合、一瞬で子供が自分たちを追い抜き、一番身近な先生になることでしょう。
自分の子供に直接物を教わる……滅多にできない、最高の経験ですね!(←子供にとっても。)そんな経験も、とても面白そうだと思います。