美しい肌はスマホのクリーニングから

最強のニキビ対策成分として、前々回過酸化ベンゾイル前回サリチル酸について見ていましたが、何気にもう一つ、アダパレンというビタミンAに似た成分も挙げられていたわけですが(↓)…

 

my.clevelandclinic.org


…「どんな薬?」から始まって「適切な保管法」で終わるという、まさに前2回と完全に同じパターンのほぼ同一記事だったため、こちらは流石にもうスキップしようかなと思います。

 

リンクも一切ない記事だったので、久々に保留してあったその他の気になる記事に戻ってみますと、確かこないだ見ていたニキビ対処法の記事でリンクが張られていたものだったと思いますけど、ニキビの原因は不潔さ=細菌が顔で繁殖してしまうことが多いため、顔に触れるもの、例えばスマホなんかを清潔にするのは重要です、という感じで紹介されていた、こちらの記事が面白そうなので今回見てみるといたしましょう(↓)。

 

health.clevelandclinic.org

 

まぁ「全然掃除してないスマホの表面は、掃除した便器よりも汚い」なんてよく言われますが、世界最先端の医療機関的にはどうするのがオススメなのか、今回もhealth essentials記事をチェケラッチョさせていただく感じですね。

 

以下のお役立ち情報を参考に、携帯電話を綺麗にしよう(Sanitize Your Mobile Phone With These Helpful Tips)

自分自身や大切な人が、細菌にさらされてしまうリスクを減らしましょう

 

 

平均的なアメリカ人は、携帯電話(※原語ではmobile phone=携帯電話ですが、時代的に、以下「スマホ」とします)を1日に5時間以上も使用していると見積もられています。このデバイスが現代人のライフラインになっていること―家族や友人、そして私たちを取り巻く世界とつなげてくれていること―を鑑みれば、それも驚くには値しないことでしょう。しかし、電話、猫の動画、いいねボタン、シェア、そして時には神話上の生物の捕獲をした後、一日を通してスマホがどれほど汚れているかについて考えたことはありますか?その答は、驚くべきものかもしれません。

最近の研究では、たまたま居合わせた高校生のグループが持っていた27台のスマホから、1万7000個以上の細菌遺伝子が発見されました。ひえっ!誰しもが1日に何箇所も移動し、何度もスマホを置くことを考えれば、スマホが覆われてしまっている可能性が高いことは間違いないでしょう―オエーっとするものに。実際、スマホには便座よりも多くの細菌が付着していると報告されています。正確には7倍もです。

スマホに付着している細菌には、以下が含まれます:

  • MRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌
  • 大腸菌
  • 連鎖球菌
  • カビ
  • C. diff.(クロストリディオイデス・ディフィシル、腸や糞便に棲息する細菌)

スマホを定期的に掃除していないのでしたら、今すぐ掃除を始めた方がいいと断言できます。家庭医であるダン・アランMD(医師)によると、細菌は数時間、数日、あるいは数週間さえも表面で生き残る可能性があるとのことです。また、アラン医師によれば、大腸菌は数時間から丸一日さえも、一方サルモネラ菌カンピロバクターは約4時間生存できるそうです。A型肝炎菌とC.diff菌は数ヶ月、MRSAまたはブドウ球菌は数週間生き延びることが可能となっています。コロナウイルスに関しては、アラン博士によれば、物の表面上で数日間生き続けることができるとのことです。

大腸菌サルモネラ菌カンピロバクター、C.diffは下痢を引き起こす可能性があり、トイレできちんと手を洗わなかった後にスマホを触ると発症する可能性があります。あるいは、10代の若者の多くは、トイレの中でもスマホを使用しているようですね」とアラン博士が説明します。

スマホを定期的に掃除することは、細菌の蔓延を防ぐために実行できる最も賢い行為のひとつです。考えてみてください。手はよく洗いますよね。しかし、細菌だらけのスマホを使っていたら、それが何の役に立つでしょうか?日常的にスマホをクリーニングすることで、友人や家族、あるいは同僚に細菌をうつしてしまう可能性を減らすことができるわけです。

さて、why(なぜそうするのか)について説明したところで、次はhow(どのようにするのか)について見ていきましょう。以下、スマホを掃除するために役立つポイントをいくつかご紹介します。

 

スマホの正しいクリーニング方法

まずはじめに、スマホに消毒液を吹きかけてはいけません。それはノーノーです。画面や内部部品を保護するために設計されたスマホの保護シェル、ポート、コーティングを損傷する恐れがあり得ます。念のため、クリーニングを始める前に必ず取扱説明書やメーカーのウェブサイトを参照し、掃除の失敗を防ぎましょう。

(※以下の段落はなぜか画像になっていましたが、文字だけだったのでテキストに書き下しておきます。)

以下、スマホの掃除の際に避けるべき事柄です:

  • スプレー式のクリーナー
  • アンモニア
  • 圧縮ガス
  • アセトン、ベンゼントルエンのような、強力すぎる溶剤
  • 過酸化水素
  • 金属用クリーナー
  • 研磨剤
  • ブリーチ(漂白剤)の原液
  • 窓クリーナーまたは多目的クリーニングスプレー

 

スマホの電源を切り、ケースを外す

クリーニングを始める準備ができたら、スマホのクリーニングに使える研磨剤不使用のクリーニングクロスかワイプを手に取りましょう(こういったワイプには、70%のイソプロピルアルコールが入っていることが多いです)。スマホ用のクリーニングワイプがない場合は、1/2カップの蒸留水と1/2カップの70%イソプロピルアルコールとを混ぜたクリーニング溶液をお作りください。この溶液をスプレーボトルに入れ、使用前にボトルを振ります。

 

霧吹きでゴー

洗浄液を混ぜても、スマホにスプレーしてはいけません。その代わり、タオルに軽く霧吹きをします。ただし、タオル(またはクリーニングワイプ)をびしょ濡れにしてはいけないことを覚えておきましょう、さもないとスマホを破壊してしまいます。タオルを手に取り、スマホの前面と背面を優しく拭いましょう。15分ほど乾かしてから、スマホをケースに戻します。

 

ケースを掃除する

綺麗なスマホには、綺麗な家がふさわしいです。そこで、スマホを乾かしている間に、ケースをディープクリーニング(徹底洗浄)するのが良いでしょう。その方法は素材によって異なります。

 

硬質プラスチック製スマホケース

硬質プラスチック製スマホケースは、ワイプ、または前述のアルコール水溶液でクリーニング可能です。カメラやボタンの開口部には、溶液をつけた綿棒を使いましょう(この場合も、綿棒がびしょびしょに濡れていない状態であることにお気をつけください)。終わったら、ケースを完全に乾燥させ、スマホを入れ直します。

 

シリコン製スマホケース

シリコンケースは耐久性があり、水没にも耐えることができます。シリコン製スマホケースをクリーニングするには、食器用洗剤を少量ぬるま湯に混ぜ、柔らかいタオルで内側、外側、およびテクスチャのあるエッジ部分をくまなく掃除します。ケースをよくすすぎ、完全に乾かしてからスマホをケースに戻してください。掃除の合間には、クリーニングワイプや上述のアルコール水溶液でケースを拭き取ることが可能です。

 

ラグジュアリー(高級)スマホケース

レザーやその他の高級素材を使用したケースをお持ちの場合は、メーカーの指示に従ったクリーニングをお勧めします。こういった素材には、専用のクリーナーが必要な場合があるかもしれません。

 

スマホアクセサリーの掃除も忘れずに

イヤホン、充電器、そしてスマホスタンドは毎日使うものですから、これらもスマホクリーニングのルーティンから外さないようにしましょう。ワイプや、アルコール水溶液を軽く含ませたタオルで拭いてください。再度使用する前には、完全に乾いていることを必ず確認するようにしましょう。
 

どのくらいの頻度でスマホを掃除すべき?

アラン医師は、毎日、またはスマホが汚れにさらされていると思われる場合は、それ以上の頻度で拭き取ることを勧めていらっしゃいます。これに加えて、一日を通して接触する全ての表面や物―カウンター、ドアノブ、冷蔵庫の取っ手、リモコン、パソコンのキーボード、さらには鍵など―も、日常的に掃除することをアラン医師が推奨しています。

そして繰り返しになりますが、雑菌の蔓延を防ぐことは、適切な手の衛生維持から始まります。ちょうど今、ハンド・サニタイザー(手指消毒剤)の需要が高まっていますが、石鹸と水は依然としてより効果的なものです。「手洗いは、常にハンド・サニタイザーよりも優れています―特定の感染症ノロウイルスなど)はハンド・サニタイザーでは死滅させられないので、洗い流さなければなりません」とアラン医師がおっしゃっています。

 

まぁ何と言いますか、消毒用アルコールが有効なのは常識ですし、「直接スプレーしない」も、まぁ普通は精密機器にそんなことしないでしょ…とも思えますし、若干小学生レベルの当たり前すぎる指示に終始していたようにも思えますけど、とはいえまぁ、子供の頃はゲームのコントローラーとかそういう直接触るものの衛生状態なんて1ミリも気にしていませんでしたし、実際多くの人がスマホの掃除なんて滅多にしないのも事実だと思うので、こういう当たり前のことを子供でも分かるようにしっかり強調してもらえることは重要なのかもしれませんね。

 

特に肌についての話には言及されていませんでしたが、スマホに限らず、例えば枕カバーとか、肌に触れるものが不潔すぎると尋常じゃない数の目に見えない微生物にアタックされるのは否定しがたい事実ですから、本当に肌は汚くなってしまいますよ。


…って、まぁでもこういう「見えない」ものであんまり恐怖を煽って過激化しちゃうと、潔癖症になってストレスになったり過剰に手や顔を洗いすぎて逆にそれがダメージになってしまったりと、気にしすぎるのもそれはそれで難しい部分もある気がしますけどね……それでもやっぱり、「ある程度、たまにで十分なので、衛生状態を気にかける」ぐらいが一般的にはベストではないかな、と思います。

 

今時スマホで電話する人もあまりおらず、もっぱら指でスイスイ操作するばかりだとは思いますが、まぁスマホを触った指で顔に触れることもありますし、清潔を心がけるのは本当に大切だと言えましょう。

専用のクリーナーは実際不要で、消毒用アルコールで十分だと思うので(まぁ消毒用アルコールも正味そんなの普通は持ってませんけど(笑)、薬局なりで確実に買えますし、凝った専用クリーナーよりは確実に安価だといえましょう)、たまに気にかけるようにすると、そもそも使ってるデバイスがピカピカ綺麗だと気分も上がりますし、いいことづくめなのではないでしょうか。

 

これまで全く無頓着だった方の場合は、その辺の意識改革をするとより健康的な生活を得られてオススメかもしれません。

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