ポップコーンをより健康的に食べてみよう

引き続き、こないだの全粒穀物記事で挙げられていた個別穀物の特集記事を見ていきましょう、前回古代米の次は、ポップコーン

 

health.clevelandclinic.org

 

「え?ポップコーンが穀物ぅ?おやつじゃないの?!」と一瞬思えたものの、ポップコーンは弾けたコーンであり、トウモロコシってのは明らかにと言いますか、むしろ世界を代表する穀物ですから、穀物記事に登場するのも当然と言える感じなんですねぇ~。

 

やはりお菓子の印象が強く、正直全然健康的なイメージはないですが、より健康的に楽しむためのコツがまとめられているようです、早速参りましょう。

 

ポップコーンをよりヘルシーにする、9つの最高な秘訣(9 Best Tips For Healthier Popcorn

このサクサクしたおいしいお菓子は、必ずしも不健康ではないんです

 

 

定番の人気商品であるポップコーンに健康効果があるという話を聞けば、驚かれるかもしれません。ポップコーンには多くの野菜や果物よりも抗酸化物質が多く含まれており、食物繊維が豊富で、そして全粒穀物なのです。アメリカ人が大好きなこのスナックに、これ以上何を望めるというのでしょうか?

反面、ポップコーンはバター、塩分、砂糖、および隠れた化学物質でコーティングされていることが多いです。明らかなダイエット上の落とし穴や無駄なカロリーを避けたとしても、ポップコーンを最もヘルシーに調理する方法については疑問符が生じてしまいます。

そこで、登録栄養士のローラ・ジェファーズMEd/RD/LD(教育学修士/登録栄養士/管理栄養士)に、このサクサクおやつを最大限に活用するために役立つ、9つのポイントをお尋ねしました:

 

1. キッチンコンロでポップコーンを作る

エアポップのポップコーンは油を使わないので、最もカロリーが低いです。

「しかし、油を使ってポップさせることは、空腹感を抑えるために脂肪分をヘルシーに摂取するための素晴らしい方法でもあるんです」とジェファーズ栄養士が語ります。

分量を管理できるだけでなく、ほとんどの場合10分以内に作ることも可能です。鍋とふたと油さえあれば、ヘルシーなポップコーンが作れちゃうんですね。

 

2. クルミ、アボカド、エクストラバージンオリーブオイルを使う

コンロでポップコーンを作るときは、クルミ、アボカド、エクストラバージンオリーブオイルが最適です。キャノーラ油は次善の選択肢となります。亜麻仁オイルと小麦胚芽オイルは加熱してはいけないため、ポップコーンには実際使えません。パーム油とココナッツ油は飽和脂肪酸が多いので控えめにし、コーン油、ひまわり油、および大豆オイルは完全に避けるようにしましょう。

 

3. 分量を管理する

食べるポップコーンの種類によって1食分のサイズは異なりますが、参考までに、プレーンのポップコーン1カップは約30キロカロリーです。トッピングを加え始めると、カロリーはあっという間に上がってしまうのでご注意ください。

 

4. 電子レンジ用ポップコーンは避ける

一般的に、電子レンジで作るポップコーンは最もヘルシーではない選択肢となります。多くの場合、塩分が大量に含まれ、味付けは人工的なもので、ほとんどの商品は1袋の分量が大きいので、つい食べ過ぎてしまうからです。
 

5. バターを避ける―あるいは控えめにする

バター入りポップコーンはファンの間で人気がありますが、残念ながら隠れた化学物質とカロリーがついてきてしまいます。

どうしても食べたくなったら、ティースプーン(小さじ)2~3杯までにして、徐々に完全にカットしていくようにしましょう。映画館でバター入りやエクストラバターのポップコーンを買った場合、そこには化学物質が添加されています。エクストラバターを追加した場合、通常のバターの少なくとも1.5倍の量を摂取することになってしまいます。しかし、映画館でポップコーンを食べ、バターを追加している時点で、その害は既にほぼ終わっていることでしょう。

「ごく稀にしか食べないおやつで、かつ小さいサイズを注文するのであれば、それほど大きな違いはないと思います」とジェファーズ栄養士がおっしゃっています。

 

6. ケトルコーンを制限する

ケトルコーン(※ケトル(大型の湯沸かし鍋)を使って大規模にポップコーンを作るのに使われるものだそうで、特に品種の名前というわけではないようですね)は通常、白砂糖、塩、油が混ぜられており、カロリーと塩分の摂取量が増えるため、栄養価はやや低くなります。ほとんどの人は、1日に2300 mgのナトリウムを摂取する必要があり、これはおおよそ小さじ1杯分です。ケトルコーンが包装されている場合、ナトリウムとカロリーをコントロールするのはさらに難しくなります。可能な限り減塩タイプを選ぶのがベストでしょう、とジェファーズ栄養士が話していらっしゃいます。

 

7. 甘味料や化学物質の添加に注意する

ベーシックなポップ顆粒以上のものを購入するのは避けましょう。というのも、何かを加えるたびに、食べ物はより健康的でなくなっていくからです。甘いものがどうしても欲しくなることはありますが、甘いポップコーンは人工甘味料が使われているため要注意です。

「キャラメルやダークチョコレートのような包装されたポップコーンは、ヘルシーなスナックではなく、おやつだと考えましょう」とジェファーズ栄養士がおっしゃっています。

トリュフオイルやチーズパウダーなどは、大抵の場合トリュフやチーズから作られているのではなく、化学調味料や人工香料から作られていることが多いので注意が必要です。スーパーでは常にラベルを読むことを心がけ、箱の中にどんな原材料が入っているのかをよく理解するようにしましょう。

 

8. よりヘルシーで軽いトッピングを加える

ホットソース(ピリ辛ソース)を加えたり、チーズを数オンス溶かしたりして、ポップコーンを独自にヘルシーに仕上げてみましょう。バルサミコ酢をかけたり、ピクルスやハラペーニョと一緒に食べるのもいいですね。スパイスや調味料を加えるようにし、粉末、香料、それから大量の塩を加えないようにご注意ください。

 

9. タンパク質を加える

ポップコーンの量を抑え、満腹感を長持ちさせる1つの方法は、タンパク質と組み合わせることです。ピーナッツバター大さじ1杯、チーズ2オンス(約56.7グラム)(ポップコーンにチーズをトッピングしていない場合に限りますが)、あるいは別の好きなタンパク源と一緒に食べてみましょう。あっという間に栄養価の高いおやつの完成です!

 

…うーん、何だかこれまた「別にポップコーンじゃなくても、どんな食品でも言える一般論すぎない?」と思えたと言いますか、最初から最後まで結局何が言いたいのかよく分からない部分も多い、いまいちピンと来ない内容だったかもしれません。

 

そもそも「コンロでポップコーンて何やねん」と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、ポップコーンというともちろんあの白くてフワッとしたものが思い浮かぶわけですけど、実はあれ、「爆裂種」と呼ばれる特別なトウモロコシの品種が、加熱されることで本当に「ポンッ」と弾けて生まれるものなんですね。


…って、まぁそんなの常識かもしれないものの、僕個人の経験としては、ずーっと前に研究室にヨーロッパから訪問研究生として来ていた学生の子が、↑の記事では「避けましょう」と書かれていたレンジで作るポップコーンを大量に買ってきていて、全部使わずに3ヶ月後に置いて帰国していったんですけれども(まぁそんな経緯はマジでどうでもいいんですが、僕はマジでお菓子は買わないので、「自分で買ったわけではない」という謎アピールですね(笑))、結構時間が経ってから出てきたので、どうするのかメールで聞いたら「あぁまだあったっけ、良ければぜひ使って、期限切れてたら捨てておいて」と言われたので、確か期限は若干切れていたものの、僕は食べ物を捨てることは絶対にしないタイプなので試してみたのですが…

 

かなりコンパクトな小袋で、ただの丸い粒がちょろっと入っているだけっぽかったですし、

「乾燥してしおれた粒々しか入ってないじゃん、まさか期限切れだから、しなびちゃったのか?!」

とか思ったんですけど、レンジにかけてしばらく待っていたらあら不思議!

 

本当に、「ポンッ!」「ポポンッ!!」と、次々にコーンが爆ぜて、あの白いフワフワの状態になるんですねぇ~。

(ちなみに1袋目は、恐る恐るやったこともあって、みるみる巨大化していく袋を見て「爆発しないか?!」と不安になりかなり早めに開けたため、半分以上の粒がまだ情けない粒コーンのまんまでした(笑))

 

「へぇ~おっもしろいなぁ、あのしょぼい粒がこんな立派なポプコになるのかぁ~」と感動し、「まさかコーンって何でもこうなるの?」と思って検索したら、こうなるのは「爆裂種」と呼ばれる品種だけだというのもその時に知ったんですが、やったこと/見たことがない方は結構面白いので、クリーブランド・クリニックも「自分でコンロでポップさせるものは健康的」とのお墨付きを与えていますし、ポップコーンを自分でポップさせるのはオススメかもしれませんね。

(まぁ面白いと言っても、コーン粒がポンッと弾けてあのフワ白になるだけという、子供騙しにも程がありますが(笑))

 

ちょうど、まさにこんな商品でしたね(↓)。

www.youtube.com

 

…まぁ、「こんなもん動画に撮る程の内容かよ(笑)」って思えますけど、レンジの中で破裂する様子が窺えてナイスです。

 

ちなみにそのレンジで作った、弾けたばかりの熱々ポップコーンは、「不健康」と言われてるだけあって、「ウッマ!」って感じでしたねぇ~。

自分で買おうとは決して思いませんが(笑)、愛される定番おやつなだけあるといえましょう。

 

ちなみに全然関係ないですけど、定番おやつといえば、僕は子供の頃から「ポップコーンはおいしいなぁ」と思ってましたが、たまに親が「ポリコーン」なる類似品を買ってくることがありまして(ちょうどこんなのですね↓)…

https://www.amazon.co.jp/dp/B0BR3QCV3Y/より

初めて食べたときは、「おっ、ポップコーンじゃん、やりぃ~」と思って食べたら、フワッとしょっぱいポップコーンとは違い、何かフワッと感が消えてグニョッとしただけの、しかも味も何とも言えないつまんねぇ甘さみたいな感じ(しかも芯がポップコーンよりも苦くてまずい)で、

「騙された!ポップコーンのパチモンじゃねぇか!!」

と、思えばこれが、騙されたことと期待を裏切られたことに対して、生まれて初めて強い苛立ちと憤りを覚えた事件だったかもしれません…。

(そんなので腹立てるヤツがポリコーン食べるまで怒ったことないとか、あり得るかよ(笑))

 

まぁメーカーには申し訳ないですが、未だにポリコーンは「何のために存在してるんだ?子供に騙されて憤ることを教育するため…?」と思える、しょうもねぇお菓子の印象しかないかもしれないですね(笑)。

僕はしょっぱいものより甘いものの方が断然好きですけど、こればっかりはやっぱり王道ポップコーンの方が上ということで、今度見かけることがあったら、「意外とヘルシーでいいヤツらしいじゃん」と思いながらパクついてみようと思います。

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