第4のプロテイン、ヘンププロテインとは一体…?

前回もちらっと書いていた通り、こないだヘンプシード=麻の実記事は話題の宝庫であったため、色々順番に気になった栄養・健康記事を見ていこうと思います。

 

麻の実には栄養が豊富だからか、特にプロテインやファイバー(食物繊維)に関するネタが目に付き、それ関連の話を順に参考にしていきたいわけですが、これは正直あんまり気にならないものの、麻の実記事の中でヘンププロテインというものが取り上げられていました。

 

health.clevelandclinic.org

 

まぁ今回のブログ記事タイトルでは「一体…?」としたものの、ヘンプ=麻というのは既に見ていたので、これは「麻由来のプロテイン」という、それ以上でも以下でもないんですけど(笑)、個人的には初耳でした。

 

僕は筋トレ界隈にいるわけでもないのでプロテインにもあまり詳しくないんですけど、あのシェイクとかにして溶かして飲む粉のプロテイン、一口にプロテイン=タンパク質と言っても、タンパク質なんて生物の本体と言えるぐらいですからいくらでも異なるものが存在するのは当然でして、その中でも「人間にとって使える栄養価に優れる」「製造しやすい」といった面から、3つぐらいのプロテインが有名な気がしますね。

 

それが、牛乳由来の「ホエイ」「カゼイン」と、大豆由来の「ソイ」ですが、上述の通りプロテイン記事もいくつか別個存在しているため、そちらはまた追ってその時に触れてみようと思いますが、それらに比べてマイナーとはいえ、麻の実から採られたヘンププロテインという製品も存在するようです。

 

一体どういう特徴があるものなのか、短めの記事でしたが、今回はこちらさんを参考にさせていただくといたしましょう。

 

ヘンププロテイン: 知っておくべきこと(Hemp Protein: What To Know)

この見過ごされてきた栄養源は、強力な健康効果を秘めています

 

 

ヘルシーなプロテインパウダーをお探しでしたら、最高の選択肢のひとつを見落とされているかもしれません: ヘンプ(麻)です。そう、麻は植物由来のパワフルなタンパク質と食物繊維の源であり、ある誤解のせいでそれほど注目はされていない、ダイエットに最適な素晴らしい潜在能力を秘めたサプリメントなのです。

ヘンプマリファナ大麻植物から採れますが、ヘンプにはマリファナサイケデリックな効果を引き起こす化学物質である、テトラヒドロカンナビノール(THC)はほとんど含まれていません」と、登録栄養士のアマンダ・クスケRDがおっしゃっています。そのため、ヘンプは副作用を心配する必要がなく、摂取しても全く問題ないのです。

実際、麻をプロテインパウダーとして使用すると、いくつかの利点があるんですよ、とクスケ栄養士が説明しています。

 

ヘンププロテインとはどんなもので、他のプロテインとどう違うの?

ヘンププロテインは、麻の植物から作られたビーガンの植物性プロテインパウダーです」とクスケ栄養士がお話しくださっています。「そしてヘンププロテインは、他のプロテインほど加工する必要がないのが大きな利点ですね。」

ソイ(大豆)のような他のプロテインは、利用可能なプロテインパウダーにするために、いくつかの工程と抽出プロセスを必要とするんです、とクスケ栄養士が指摘しています。しかしヘンププロテインは、麻の実を細かい粉末にまで粉砕するだけでいいのです。

ヘンプは持続可能性が高く、環境負荷の少ない植物でもあるので、ヘンププロテインパウダーとして使用することは地球に優しくもあります。

 

ヘンププロテインの健康効果は何?

クスケ栄養士によれば、ヘンプは数少ない完全タンパク質源であるとのことです。「つまり、人間の食生活に必要な9種類の必須アミノ酸を全て含んでいるわけですね」とクスケ栄養士が続けています。

さらに食物繊維も豊富で、1食分―大さじ約4杯分―には11グラムの食物繊維が含まれており、これは成人の1日の推奨量の約3分の1に相当します。これほど食物繊維が豊富に秘められているプロテインパウダーは、ヘンプだけですよ、とクスケ栄養士が注釈を加えています。

ヘンプファイバーには、心臓の健康、それから免疫系や消化にも良いオメガ3およびオメガ6の不飽和脂肪酸も含まれています。これらの脂肪は体内では生合成されないため、食事で摂ることが重要になるわけです。また、鉄分、マグネシウムマンガンのような栄養素も豊富に含まれていますが、これらは他のプロテインパウダーには必ずしも含まれていないものなのです、とクスケ栄養士が語っています。

また、ビーガンまたはベジタリアンの方には、完全な植物性タンパク源としてぴったりです。ビーガンやベジタリアンの方の多くは、食事に動物性タンパク質が不足しているため、必要量のタンパク質を必ずしも摂取できていないことが多いですから、特に重要なものとなっています。

しかし、食生活にどのような形でヘンププロテインを取り入れることにするのであれ、プロテインパウダーを唯一のタンパク質摂取源にすべきではありません、とクスケ栄養士が念を押しています。「食事にはできるだけバラエティに富んだものを摂ることが大切ですが…」クスケ栄養士が続けます、「タンパク質の摂取量を少し増やすためには、食事に加えるのは良いことと言えましょう。」

 

ヘンププロテインにリスクはある?

麻にアレルギーをお持ちでない限り、リスクはありません、とクスケ栄養士はおっしゃいます。ただし、ヘンププロテインはあくまで補助的なものであって、食事の代替品ではないことを忘れず心がけるようにしてください。

 

ヘンププロテインパウダーの副作用は何?

ヘンププロテインに実際のリスクはありませんが、それは副作用がないことを意味しているわけではありません。ひとつには、食物繊維が大量に含まれているため、特に普段から食物繊維を摂り慣れていない方には影響があるかもしれない、ということが挙げられます。

「そういった場合、ガスの発生、膨満感、それから若干の消化不良を引き起こす可能性がありますね」と、クスケ栄養士が説明を続けます、「ですから、少量から始めて、徐々に増やしていくのがベストです。」

そして、例によって、まずはかかりつけの医療従事者に相談するのがベストです。かかりつけ医は、ご自身の特定の状況に基づいて、計画的に食事を変更する手助けをするのに最も適しているからですね。

 

というわけで、特徴としては、「食物繊維が全プロテインパウダーの中で最も豊富」というのが最大のアドバンテージと見受けられますが、これは素晴らしいものに思えますね!

 

「製法が簡単」なのも良いですが、「簡単」であることと「大量生産に向いてる」とは違うので、必ずしもお買い得とは限らない気もするわけですが…

…せっかくなので、同じ植物性のソイプロテインと価格を比較してみましょう。

 

といっても、同じメーカーでピュア・ヘンプとピュア・ソイの両方を販売している所が見当たらなかったので、適当に目に付いた、3ポンド製品同士の比較になりますが…

 

ヘンプから採られたプロテインは、こんな感じで…

https://www.amazon.com/dp/B001OHX1ZY/より

 

一方、大豆から採られたプロテインは、こんな感じのようで…

https://www.amazon.com/dp/B081D78BC7より


…まぁ味とかでどちらも全然値段に幅があったため、正直適当すぎる比較ですけど(笑)、まぁやっぱり、メジャーさを鑑みても、全体的にソイの方が少し安く買えるのかな、って気がしました。

 

しかし、個人的には(現在プロテインは飲んでいませんし、今までもこれからも特にプロテインパウダーを自分で買ってみることはない気もするものの)どうせこういうのを摂るなら栄養的に優れているものがいいですし、僕は繊維質の重要性も強く認識しているため、ヘンプロは良さ気な気がしますね!


前回の記事によると、麻の実は案外甘くておいしいとのことですし、もちろんこればっかりは好みもありますし商品による気もするものの、味も悪くはなさそうに思えますから(まぁ、見た目はアイキャッチ画像にあった通り、緑の粉末で何か野菜くさそうな気もしますけど(笑))、いつか機会があったらぜひ試してみたいです。

 

では、次回もプロテイン記事を見ていこうかなと思います。

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