賞味期限が切れたらどうする?最新医学の見解

タネの話は一通り見終えていたため、ついでなので似たような「豆」の話に逸れていこうかと思っていたのですが、前回ヘンプシード=麻の実記事に出て来ていた、リンクが貼られたリンク先の各記事が程よく面白そうな題材で程よく短めのものが多く、豆の前にそっちに触れてみようかなと思い立ちました。


しかし、実はこないだのフラックスシード=亜麻仁記事にも1つ、アマニの賞味期限どうたらという話の所で貼られていたリンク先の記事が、「おっ、気になるね」と思えるものだったので、今回まずは唐突にそちらの賞味期限記事を見ていこうかなと思います。

 

health.clevelandclinic.org

 

上記リンクカードの記事タイトルにもあります通り、賞味期限というのは「Expiration Dates」で表されて、この「エクスピレーション」とその動詞型である「エクスパイア」という語は「起源切れ」「失効する」という意味で日常生活でもめちゃんこよく使う言葉なのですが、実は食品パッケージを見てもそうは書かれていないことの方が圧倒的に多い感じです。

 

記事本文にも登場すると思う…というか記事のアイキャッチ画像の卵にもプリントされていますけど、どの食品ラベルでも賞味期限的なものとして見かけるのは、

「USE BY:」

「Best if Used by:」

「BEST BEFORE::」

…のように、「〇日までに使って」「〇日の前ならベストな状態」みたいな表記になっていることがほぼ100%だと思います。

 

とはいえ、そもそもこの表記は本当に賞味期限を意味しているのかなど、個人的にずっと気になっていたので、実際は一体どういうものなのか、今回も天下のクリーブランド・クリニックのまとめを参考にさせていただきましょう。

 

ゴミに捨てるか、食べようか?賞味期限についての真実(Trash It or Eat It? The Truth About Expiration Dates)

本当に安全に食品を保存できるのは、どのくらいなのでしょうか?

 

 

冷蔵庫の卵のラベルに、昨日の日付の賞味期限(「best by」)が書いてあります。最後のオムレツを作っても大丈夫なのでしょうか?卵を無駄にするのは嫌ですが、病気になるのも嫌ですよね。

登録栄養士のアンナ・キッペンMS/RDN/LD(修士/登録栄養士/管理栄養士)が、あらゆる食品グループに関する食品安全ガイダンスを提供してくださいます。

 

食品の賞味期限に関するナビ

肉、鶏肉、卵、乳製品など、多くの生鮮食料品には日付が記載されているのを目にすることでしょう。しかし、これは通常、食品の安全性に関するものではないと知ったら多くの方は驚くかもしれません。

USDA(アメリカ農務省)食品安全検査局によると、メーカーが「best by」や「best if used by」と製品に表示するのは、小売店や消費者に製品がいつまで最高の味と食感を維持できるかを知らせるためである、とのことです。

こういった日付は連邦法で義務付けられているものではなく(州によっては義務付けられていることもありますが)、必ずしも製品の安全性を示すものでもありません(粉ミルクを除く)。実際、生鮮食料品は適切に扱われて保存されていれば、「best by」の日を過ぎても安全に消費できることがほとんどです。

しかし、ここには堅苦しい絶対厳守のルールは存在しません―そのまま突き進んで本日のオムレツを作るのが良いのか、それとも卵を捨てて代わりにオートミールを選んでみるのが良いのかは、最終的にはあなた次第なのです。

以下のような腐敗のハッキリした兆候がないか、食品をチェックするようにしましょう:

  • 異臭がする
  • カビが生えている
  • 食感が思っていたのと違う
  • 不快な味がする

 

鮮度に関する一般的ガイドライン

以下の品目は、冷蔵庫やパントリー(食品庫)で、以下の期間安全に保存できるはずです:

  • 牛乳:7日(ポイント: 牛乳は、通常最も温度が低い、冷蔵庫の奥に保管するようにしましょう。)
  • :3~5週間(ポイント: 卵も冷蔵庫の一番温度が低い奥側に保管しましょう。)
  • ひき肉・鶏肉: 1~2日
  • 調理済みの肉・鶏肉: 3~4日
  • ランチ用肉: 未開封で2週間、開封後は3~5日
  • 乾燥パスタ: 1~2年
  • ステーキ: 3~5日
  • 新鮮な鶏肉: 1~2日
  • 果物の缶詰:12~18ヶ月、または開封後、冷蔵庫で5~7日
  • 米と乾燥パスタ: 2年、または調理後冷蔵庫で3~4日

 

冷凍保存のポイント

冷蔵庫の中のものが腐る前に食べられそうにない場合は、冷凍庫にしまうことを検討してみてください。缶詰や殻付き卵を除けば、ほとんどの食品は華氏0度(※摂氏マイナス17.77…度)以下で安全に冷凍することができ、その食品に含まれる栄養素の量が大幅に減ってしまうことはありません。

「冷凍保存は、保存可能期間を延ばし、手早く簡単で健康的な選択肢を常備しておくための素晴らしい方法ですね」とキッペン栄養士がおっしゃっています。

 

食品の品質をできるだけ保つために、頑丈なアルミホイルか、密閉できるフリーザーバッグに包むようにしましょう。食材が冷凍焼け(※冷凍保存している食材が乾燥し、変質してしまう現象)してしまっても、食べると危険になってしまったというわけではありません。調理する前に、冷凍焼けした部分を切り捨てれば良いだけです。

最高の品質を保つ、冷凍庫での保存期間の目安は以下の通りです:

  • ハンバーグやその他のひき肉: 3~4ヶ月
  • 鶏肉またはターキー(丸ごと): 1年
  • スープやシチュー: 2~3ヶ月
  • ランチ・ミート(※スライスし、冷やして出す、ソーセージや成型肉の塊の総称): 1~2ヶ月

 

まぁ、「〇日まではBEST」という表記なのである意味当たり前と言いますか、結論としては「その日付を越えてもすぐにはダメにはならない」というだけの、正直言われなくても何となくそうなんだろうな…と思っていただけの、大したことない記事だったかもしれません(笑)。

 

ただ、日本の製品(表記)に関していえば、「消費期限」は生鮮食品など数日未満ですぐに傷んでしまうものに表記されるもので、これは「切れたらアウト」とよく言われていますけど、「賞味期限」に関していえば、↑のクリーブランド・クリニック記事同様、切れたからといって即ダメになるわけではない・ちょっと風味は落ちるかもしれないけれど、ある程度までなら一応安全である…と言われていますし、「賞味期限はあくまで目安」と考えればいいのかな、って感じでしょうか。

 

そういえば僕も、ちょうど確か今日Best byの日付を過ぎてしまうストリングチーズがあと20本ぐらい残ってた気がしますが(ここ3ヶ月ぐらい毎日見ているので完璧に覚えています、マジで本日、「OCT 5」ですね(笑)(ちなみに今チェックしてみたら、このコストコのチーズの表記は「BEST WHEN USED BY: 」でした))、こっからはベストじゃなくなってしまいますし、とっとと食べきってしまおうと思います(笑)。

(なお、違いは全く分からない模様(笑))

 

では次回以降は、ヘンプシード記事にあった栄養食品系の話をまた順に見ていく予定です。

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