お通じの頻度とトイレにこもる長さはどのくらいが理想?

「アルコールにまつわるhealth essentials記事が沢山みつかったので、しばらくアルコールネタを見ていきましょう」とか抜かしていたのに早速逸れ続けていますが(笑)、前々回の「二日酔いに対するコーヒーの効果」に端を発し、前回は「コーヒーと便意の関係」という話を見ており、その記事内でまた一つ、ブログ記事タイトルにも挙げました「トイレの頻度と時間」という面白そうなネタがあったので、今回はそちらに脱線してみようと思います(↓)。

 

health.clevelandclinic.org

 

まぁ面白そうと言いつつ、「トイレへ行く回数とその時間は、どのくらいかけるべき?」とか、

「知らねぇよ(笑)、行きたい時に行って出したい分出せや(笑)。言うほどコントロールなんてできんし、『何分間イキむべき』なんて聞きたかねぇわ(笑)」

と思えてもしまいますけど、とはいえ医学的にはどの程度が理想とされているのか、気にならないと言えばウソになります。

(…いやまぁ普通にウソで、記事がめちゃくちゃ短かったから採用した…ってのが、例によって一番の理由ですけどね(笑)。)

 

と、そんな前置きはともかく、実際この世で活動している全ての人間に必要な話ですし、見ておいて損はないことでしょう、今回も早速クリーブランド・クリニックのまとめ記事を参考にさせていただこうと思います。

 

うんちの回数と時間はどのくらいかけるべき?(How Often and How Long Should It Take You to Poop?)

誰もがうんちをしますが、トイレに行く頻度に影響を及ぼし得るのは以下のようなことです

 

 

人は皆うんちをします。しかし、どのくらいの頻度でトイレに向かうべきと言えるものなのでしょうか?

それは人によって異なり、食生活、年齢、活動レベル、および過敏性腸症候群IBS)や炎症性腸疾患といった疾患の有無など、様々な要因に基づくものとなっています。

そして、便意を催したときには、トイレに座り、数分以内に(あるいは、多少かかっても、最小限の負担で)事を済ませるべきなのです。

結腸直腸外科医のマイケル・ヴァレンテDO(オステオパシー医師)が、食べ物がどのように消化され、どれくらいの頻度で便意を催すのが理想かについて解説してくださいます。

 

食べ物がうんちになるまでにどのくらいの時間がかかるの?

食べ物が消化器官を通過するのにかかる時間も、人によって異なります。男性と女性とでも、食事を消化するのにかかる時間が異なります。

食べ物が完全に消化され、体外に排出されるまでには、2~5日ほどかかり得ます。食事をすると、食べ物は胃と小腸を通り―このプロセスには6~8時間かかります―その後、大腸に入っていきます。

大腸に入ると、食べ物が完全に消化され、排便の準備が整うまでに約36時間かかります。排便とは、便、すなわち消化器官が栄養分と水分を吸収した後に残る物質が、直腸と肛門を通って体外に出ることです。

「たっぷりの食物繊維と十分な水分のある食事をきちんと摂っていれば、排便はごく短時間で済むはずです」とヴァレンテ医師がおっしゃっています。

 

一日にどれくらいうんちをするべき?

毎日排便がなくても心配しないでください。

平均すると、うんちは週に3回程度するのが望ましいです。しかし、これも完全に個人次第の話となっています。1日に複数回うんちが出て、かつ、便が柔らかくて出やすいのであれば、それはとても健康な証拠です。

全粒穀物、果物、野菜から食物繊維を多く含む食事を心がけましょう―これが、ばっちり定期的な排便をする上での手助けとなるものです。食物繊維が不足すると、うんちの回数が減ることになるでしょう。ほとんどの成人は、1日に25~35グラムの食物繊維を必要としています。

水分補給も健康的な排便のキーです。水分は食物の消化器官内における移動を維持し、食物を柔らかく保ちます。脱水状態になると便秘になることがあります。1日に約64オンス(または2リットル)の水を摂ることが推奨されています。

便秘になるもう1つの理由は…?年齢です。年を取るにつれて、運動能力の低下や特定の薬の摂取といった要因が、うんちの回数に影響する可能性があります。

運動は、ウォーキング程度でさえも、規則正しい健康的な排便を保つのに役立ち得ます。活動的であり続けることで、消化器系を働かせ続けることができるのです。

IBSのような慢性の病気を患っている場合、排便のパターンが頻繁だったものから便秘気味に変わることに気付かれることがあるかもしれません。

「排便困難の最も一般的な原因は、個人の食生活における、食物繊維と水分の不足です」とヴァレンテ医師が付記しています。「ありがたいことに、排便困難は、良い飲食習慣を始め、それを維持し、活動的なライフスタイルを送ることで容易に改善されるものとなっていますよ。」

 

どのくらいの頻度でうんちをするべき?

改めて、これも個々人次第です。ほとんどの方は、毎朝1回でも1日3回でも、ご自身にとって規則的な排便パターンを持っています。

しかし、トイレに行く準備ができたら、まず最初にすべきことは、電子機器をトイレの外に置いておくことです、とヴァレンテ医師がおっしゃいます。新聞、本、スマホ、またはその他の機器をトイレに持ち込まないようにしましょう。

「トイレはひとつの目的で作られたもので、行く理由もただひとつです―それは、膀胱を空にして、排便することなのです」とヴァレンテ医師が強調しています。「トイレで過ごす時間は、冗談抜きに、5分間が限度と考えるべきですよ。」

 

話としてはどれも「個人次第」という何の情報量もないものばかりで、しまいには「便所にスマホ持ってくんじゃねぇ!」とか、「やかましいわ!」と思える記事でしたが(笑)、とはいえまぁ僕は何気にヴァレンテ医師派と言いますか、トイレは排便排尿のためにしか使ってませんけどね。

 

まぁ「スマホ表面は便器より汚い」と言われますし、トイレで触るのは不衛生…とまでは言わないまでも、別にトイレに籠ってやらんでもえぇやん、もっとちゃんとした場所で楽しんだ方が良くない?…と思えるのがその理由のひとつですけど、まぁそれはともかく、僕はちゃんと毎日出している感じです。

 

何気に、先日書いていた旧正月のお祝いディナーに誘われて、凄まじい量の本場の中華料理を食べ、かつ、中華料理あるあるの「食べきれない量を注文し、残りはあのパックに入れて持って帰る」という形だったので、連日舌が痺れるレベルのクソ辛中華を食べ続けた結果、腸が驚いたのか絶賛下痢してますけど(笑)、それでもちゃんと排便はできているから健康的な腸でありがたい限りです。

 

僕も、「腸の健康が全身の、心身ともにあらゆる健康を決定する」と考えてやまないほど腸内環境重視派なのですが、とはいえ、さくらももこさんがエッセイで「私は快便女王である」などと書き、いかに便秘知らずで毎日モリモリ出るかを滔々と語られていたのに、かなり若くして亡くなられてしまったという事実もありますから、必ずしも腸が健康なら不老長寿って訳でもないのは当たり前ではありますけどね。

(とはいえ、さくらももこさんの場合、漫画家という過酷な仕事をされていたということもありますし、研究者としては、「いやコントロールがないから何も言えないだろ。多分、もしさくらさんが便秘気味で弱い腸を持っていたとしたら、普通にもっと圧倒的に早く亡くなってただけ、っていう可能性もあるんじゃないかな」とも思えはしますが…)

 

いずれにせよ、経験的にも腸の健康が大事なのは間違いのない事実だと思いますし、どなた様もぜひ快適な排便健腸生活をお心がけください。

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