ヘンプ(麻の実)もやっぱり凄かった!

スーパーフードと名高いフラックスシード(亜麻仁)チアシードの紹介記事を見終えていましたが、「seed」でhealth essentials記事のタグ検索をしたら、タネ類からはもう一つだけ、これまたあまり馴染みはないけれど健康的そうな響きのある、ヘンプシード(麻の実)の独立記事があるのが目につきました。

 

health.clevelandclinic.org


せっかくなのでこちらも見てみようかなと思います。

 

例によって「5つの健康効果」ということですけど、「正味もうどの種も似たようなことしか言ってへんやん」としか思えないので、今回も漠然と「心臓に優しい」とかそんなことが書かれてるだけの予感しかしませんが(笑)、まぁせっかくなのでチェケラッチョと参りましょう。


しかし、ヘンプシードという名はあまり耳慣れないものの、「麻の実」であれば、七味唐辛子にも入っているのでおなじみな気もしますね。

成熟状況によってまた見た目も変わってくるのでしょうが、リンクカードのサムネにもあります通り、意外とこんな白い見た目をしていたというのは驚きでした(七味だと黒っぽい印象ですしね)。

実際、七味を思い出せば、あの一番存在感のある大型の粒がそれのはずですけど、僕は食べたこともありますし、かなり癖のある味だった記憶もありますが、まぁ御託はともかく今回もクリーブランド・クリニックのまとめ記事を丸っと参考にさせていただこうと思います。

 

ヘンプシード(麻の実)の5つの健康効果(5 Health Benefits of Hemp Seeds)

空腹と戦うタンパク質および病気と闘う脂肪酸を摂取するために、このほんのり甘い種子をお試しください

 

 

ヘンプシード(以下、麻の実)という名前から大麻マリファナ)を連想して、スーパーでヘンプシードを買うのを避けてきた方―あるいは単に種好きではない方―は、この小さくておいしいパワーの源に、もう一度注目してみるタイミングがやって来たと言えましょう。

 

麻の実とは何?

麻の実は、食用可能な6大種子のひとつです。「麻の実の原料であるカンナビス・サティバという名の植物は、マリファナを生産するものとは異なる品種です」と、登録栄養士のジュリア・ズンパノRD/LD(登録栄養士/管理栄養士)がおっしゃっています。麻の実(※注:ヘンプシードに使われるもの限定なので、ここは「ヘンプシード」と記述した方がいいかもしれませんが)にはテトラヒドロカンナビノール(THC)―マリファナに含まれる、あのハイな状態を生み出す化合物―が少量しか含まれていないため、ヘンプシードでハイになることはないのです。

「麻の実は歯ごたえのある種子で、ほんのり甘く、マイルドなナッツのような風味があるものです」とズンパノ栄養士が付け加えています。麻の実という名前とは裏腹に(※ここも、「種」を意味するseedを出した「ヘンプシード」という名前じゃないと意味が通りませんが)、実際はナッツに分類されるものとなっています。(しかしツリーナッツ(木の実)ではないので、ピーナッツアレルギーやその他の食物アレルギーを持つ方にも安全です。)

買い物をしていると、麻のハート型パッケージを目にすることもあるかもしれませんね。この「ハート」は、種の内側の部分なのです。「中には、殻付きの麻の実の味や、より柔らかい食感を好む方もいらっしゃいます」とズンパノ栄養士が付記しています。殻があってもなくても、麻の実には栄養がぎっしり詰まっています。

 

麻の実の栄養成分

麻の実1粒全体の、1食分(大さじ3杯あるいは30グラム)には、おおよそ以下の栄養が含まれます:

  • 166キロカロリー
  • 炭水化物2.5グラム
  • コレステロール0ミリグラム
  • 脂肪14.5グラム
  • 食物繊維1グラム
  • タンパク質9.5グラム
  • ナトリウム5ミリグラム
  • 砂糖0.45グラム

栄養的な観点からいえば、麻の実1食分は以下の良い供給源です:

 

麻の実の効能

アメリカでは2018年まで麻(または大麻植物)の栽培は違法だったため、麻の実の健康効果に関する研究はあまりありません。それでも、麻の実にはタンパク質、食物繊維、および体に良い栄養素がぎっしり詰まっていることは分かっています。「多くの意味で、麻の実はスーパーフードと言えますね」とズンパノ栄養士がおっしゃっています。

麻の実の健康効果には以下が含まれます:

 

1. 空腹感を抑えるタンパク質

麻の実1食分には10グラム近くのタンパク質が含まれています―これは卵1個よりも多いのです!加えて、麻の実は9種類の必須アミノ酸をすべて含む完全タンパク質です。「健康な代謝、免疫システム、そして脳機能のために、体は必須アミノ酸を必要としています」と語るのはズンパノ栄養士。「必須アミノ酸は食品からしか摂取できないのです。」

タンパク質を体内で分解するのには時間がかかるため(そしてこの余分な労力にはより多くのカロリーを消費します)、タンパク質は体重を減らすのに役立ち得ます。タンパク質は、筋肉を作るのにも重要です。「麻の実は、ベジタリアンの方や動物性タンパク質を控えている方々にとって、ヘルシーで高タンパクなスナックですね」とズンパノ栄養士が付け加えています。

 

2. 病気と闘う抗酸化物質とオメガ3系

麻の実に多く含まれる抗酸化物質とオメガ3脂肪酸からは、以下のような効果が期待できるかもしれません:

 

3. 皮膚と髪を保護する脂肪酸

麻の実オイルと麻の実オイルサプリメントには、オメガ3とオメガ6脂肪酸の両方が含まれています。ある研究では、これらの脂肪酸が湿疹による皮膚のかゆみを和らげる可能性があると示唆されています。

また、別の研究では(麻の実オイルに特化した研究ではありませんが)、オメガ3とオメガ6のサプリメントは、女性の抜け毛を防ぐと同時に、髪の毛を太く強くする可能性があるということが見出されました。

 

4. コレステロール値を下げる、健康的な脂肪と食物繊維

殻をむいていない麻の実1食分には、1グラムの水溶性および不溶性の食物繊維が含まれています。そう聞いても大した量には思えないかもしれません。しかし、ズンパノ栄養士によれば、ほとんどのアメリカ人は食物繊維を十分に摂っていないとのことです。食物繊維の多い食事は、満腹感を与えて体重減少を促すこと、便をかさ増しして便秘を防ぐこと、そしてコレステロール値を低下させることが可能です。麻の実に含まれるリノレン酸も、コレステロールを下げる働きがあることが示されています。

食物繊維のほとんどは、麻の実のカリカリとした外皮に含まれています。しかし、麻の実の内側の柔らかいハート部分が好きな方でも、ヘンプ・フラワー(※花のflowerではなく小麦粉のflourのことなので、「麻粉」とでも表せばいいかもしれませんね)やヘンププロテイン・パウダーといった、麻の実を丸ごとすりつぶした製品を使うことで、食物繊維を摂取することができましょう。

 

5. PMS症状を軽減するリノレン酸

麻の実にはガンマリノレン酸GLA)が豊富に含まれています。このオメガ6脂肪酸は、乳房の張りやその他の月経前症候群PMS)の症状を引き起こすホルモンである、プロラクチンの働きを抑える可能性があるものです。専門家は、麻の実に含まれるGLAには、更年期障害の症状を緩和する可能性もあると考えています。また、麻の実には抗炎症作用があることも研究で明らかになっています。

 

麻の実のリスクと副作用

一度にたくさんの麻の実(特に、繊維質の殻がついたままの場合)を食事に取り入れると、胃もたれ、ガスの発生、および下痢を引き起こす可能性があります。1食分は大さじ3杯ですが、まずは1日大さじ1杯から始めて、徐々に増やしていくことをお考えください。

また、薬を服用している方は、麻の実を食事に取り入れる前に、かかりつけの医療従事者に相談しましょう。麻の実は、以下のような特定の薬と相互作用する可能性があります:

  • 心房細動の治療薬
  • 血液をサラサラにする薬
  • 水分保持のための利尿剤

 

麻の実の用途

麻はとてつもなく有用な植物です。製造業者は、生分解性プラスチック、化粧品、紙、および布地を作るために、麻の茎に含まれる繊維を利用しています。

麻の実を食生活に取り入れるには、以下をお試しあれ:

  • 麻の実をマフィン、パンケーキ、クッキー、パンと一緒に焼き上げる。
  • グルテンフリーのおいしいメニューにするため、パン粉の代わりに砕いた麻の実を肉にまぶす。
  • ハンバーガーやミートボール、キャセロール(※蒸し焼き鍋)に麻の実を混ぜる。
  • 乳製品不使用の代替ミルクである、ヘンプミルクで喉の渇きを癒す。
  • グラノーラ、シリアル、ヨーグルト、新鮮なフルーツ、スープ、サラダに麻の実を振りかける。
  • ヘンププロテイン・パウダーを使ってプロテインシェイクを作ったり、スムージーに麻の実を入れたりしてみる。

麻の実は大麻と関係があるにもかかわらず、空腹感(マンチーズ)を抑える効果があるのです―大麻にある一般的な印象とは違い、空腹感を増やすのではなく逆に、なんですね。さらに加えて、健康的なタンパク質、食物繊維、そして複数の栄養素も摂取できますよ!

 

相変わらず若干「言った者勝ち」な気がするといいますか、証明はされていなさそうというかそうなるメカニズムまでは分かっていなさそうなものばかりだったものの、逆に完全なデタラメが根付くことも考え辛いですし、天下のクリーブランド・クリニックが認めているぐらいに経験的に言われていることであればまぁ信用はできる気もしますね。

 

挙げられていた効能は、特に女性に嬉しい機能が多そうな感じに見受けられました。

PMSにいいとか、症状が辛い方はマジで大変だと思いますし、試してみる価値はあるかもしれませんね…!

 

しかし、しばしば大麻とのつながりを言われる麻の実ですが、ズンパノ栄養士によると、「麻薬成分をほとんど含まない種なので大丈夫なんです」とかいう話でしたけれども、

「あれ、七味が違法じゃないのって、加熱処理だかで発芽しないようにできてるからじゃなかったっけ…?」

…と一瞬思えたものの、まぁ両者は共存しますし(念のため加熱処理して発芽しないようにしてあるけど、実際発芽させても麻薬成分のある草は生えない…的な)、そもそも国によってというか製品によって違いはあるのかもしれませんね。

いずれにせよ、やはり大麻とは縁のない立場からすると「麻薬と同じものって、何か怖い気もするなぁ」とも思えてしまいますけど、それは全く大丈夫なようにできてるからご安心あれ、という話なのには間違いないといえましょう。

(逆に麻薬作用があるなら即問題になって平然と売られてるわけがないですし、杞憂でしかあり得ない、ってやつですね。)

 

七味以外で食べた記憶もないですが、殻がなければあの歯が欠けるかもしれないレベルのカチカチではなく柔らかい上、ほんのり甘くて栄養満点ってのもナイスですし、機会があれば食べてみたいな、と思える感じでした。

…まぁ、思うだけで、実行に移すことはない気もしますけど(笑)、でも、実は日本にいた頃はそういえば「ゴマは健康」ってんで、一時的に(結構長い間)玄米にゴマをふりかけて食べていたこともありましたし(本当にただのゴマなので、味気ない玄米に味気ないゴマで、虚しさは一層増すだけでしたが(笑))、ゴマより気軽に買える感じだったら恐らく試してみてた気もしますねぇ~。

 

日本ではやはりあまり馴染みがないようですが(でも、扱ってる会社もあるみたいです)、アメリカではやはりかなりメジャーなのか、Amazonでも大人気(レビュー5000件以上、ほぼ☆満点!)のようです。

https://www.amazon.com/dp/B00H4H0JXA/より

…まぁスーパーにもあると思いますけど、何かめんどいんでやっぱり買うことはない気もするものの(笑)、いつかスーパーの売り場通路で偶然見かけることがあったら一度ぐらいは手に取ってみたいな、と思います(あえて探したりはせず、たまたま目に付いたら…ですね、買う気なしかもですが(笑))。

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