やっぱりこれが一番スゴイ!うねうね~

前回の記事では有名な錯視画像・動画をお借りして、実際はどうなってるのかを検証してみるという、実質ただ面白錯視ネタをお借りしてペタリと貼っただけの省エネ記事でしたが、味をしめてもう一回だけ、「有名な錯視ネタ、これは凄い!」というだけの小学生レベルの記事を拵えてみようと思います。

 

前回、Quoraと、あともう一つの錯視まとめ記事(錯視(錯視画像まとめ) | ITカウンセリングLab)をお借りしていたのですが、そこにあったもので「これも面白い、不思議!」と思えた中に検証が簡単なものがあったので(前回一緒に取り上げるつもりが、忘れていました)、まずそちらからお借りしましょう。

 

…と、それは「ポゲンドルフ錯視」というものなのですが、それ以外のほとんど全ても、我らがウィッキー大先生の「錯視」記事に画像も込みであったため、素直にウィ記事からお借りしてみようと思います。

 

ja.wikipedia.org

 

しかしそのポゲンドルフ錯視は、↑の「錯視」ページにあった画像よりも、専用記事の画像の方がよっぽど出来のいい感じだったので(前回紹介していたサイトで貼られていたのも、こちら)、まぁ両方貼りつつ、検証はより不思議に見える方を使ってみましょうか。

 

ja.wikipedia.org

 

https://ja.wikipedia.org/wiki/錯視より

この錯視は、上の説明にある通り、斜めに引かれた二本の平行線を用意し、その真ん中を隠すと、なぜか本来の直線とは違う方とつながっているように見える…というものですね。

↑の画像も、パッと見「ABがつながっていそうかな」とは思えるものの、「言われてみればACな気もしてきた」と思える気もするように思えるんですけれども、ポゲンドルフ錯視専用記事に用意されていた↑のリンクカードのサムネ画像は、サムネイルレベルでも明らかだといえましょう…

…ズバリ、左の線は、右にある2本の内、絶っっ対に上の線とつながっているようにしか見えないと思うんですけれども、実は下とつながっているということで、これはどう頑張ってもそう見えない!

 

まぁ、線を延ばした右側の画像で種明かしはされているものの、「いやこれ違う画像でしょ(笑)」と思えるレベルで、本当に左側は赤い方とつながっているようには見えないので、線を足してやりましょう、ツイーっとな…!

 

https://ja.wikipedia.org/wiki/ポゲンドルフ錯視より、左側の画像に線を追加

 

っちうことでですね、まぁやってることは右側と同じで、「あんたも画像をいじってんじゃないの?」と疑われたら返す言葉もないわけですけど(笑)、実際何もいじらずに元の画像からそのまま同じ角度で線を延ばしただけなのですが……

…黒い線は、そのまままっすぐ延びると、下の赤い線につながっている感じなんですねぇ~。

 

つながれば流石につながって見えますけど(まぁそれで見えなかったらイカレてますが(笑))、やはり、サムネに表示されているオリジナル画像のように、切り離して表示されると絶対に上の青い方とつながっているように見えるのは、何とも不思議です。

 

…と、他にもよく見る有名な、目ぼしい錯視が名前込みで紹介されていたので軽く触れて見ると…

 

カニッツァの三角形」という、何か屈辱を感じてそうな名前(笑)のこれ、こちらも全人類共通でそういう錯覚を覚えるというのがとても面白いですね!

 

https://ja.wikipedia.org/wiki/カニッツァの三角形より

 

実際は六つの記号が描かれているだけなのに、なぜかハッキリと白い三角形が存在している(黒線の三角形の上に乗っている)ように見えるという、不思議な錯覚…というより、「ないものを補うことができる、人間の知覚の面白さ」って感じでしょうか。

 

あとは、「フレイザー錯視」という名前の、「渦巻きのように見えて、実は円が並んでいるだけ」というもの……これは前回も4つの円が並んでいるものを貼っていましたが、こちらの方がめちゃくちゃよく見るし、より、どう考えても渦に見えて凄いですね!

https://ja.wikipedia.org/wiki/錯視より

検証は、説明文にある通り、ご自身で指でなぞっていただくのが一番でしょうか。

渦・ラセンなら中心に向かって進んでいくはずなのに、実際は円なので、ずーっと同じ場所をなぞり続ける形になってしまうんですねぇ~。

 

と、日本語版ウィ記事では、あと他の目ぼしいネタはほぼ前回見ていたものが中心でしたが、英語版の同ページ、ズバリ「オプティカル・イリュージョン」記事(↓)を見てみたら、「これこれ~!」という個人的にとても好きな面白いやつが見つかったので、最後にこちらも紹介させていただきましょう。

 

en.wikipedia.org

 

まずは、これは別に「これこれぇ~」ではなく初見だったんですけど(笑)、「おぉこれも凄い!」と思えた、こないだの色が消えてしまうやつの兄弟版錯視といえましょうか、Motion-induced blindness(運動誘発盲)という名の面白い錯覚…

https://en.wikipedia.org/wiki/Motion-induced_blindnessより

ズバリ、真ん中の点滅する緑の点に注目していますと、周りに存在する動かない点が消えていく……というものなんですけど、僕は小汚ぇモニターで見ていたため、大きな埃がついていて合計6個ぐらいの動かない点があるように見えていたんですが(笑)、まさに、全部順番に消えていきましたねぇ~。

 

これまた大変面白い錯覚です。

 

そして、「あぁ~、これ!」と思った面白いものが、ズバリこちら…

 

en.wikipedia.org

 

Motion aftereffect(MAE)というもので、これは、ウネウネと動くやや気持ち悪いモーションをしばらく見た後に周りの世界を見ると、止まっている壁や机などが「うねぇ~ん」と動いて見えるというもので、僕は小学校低学年ぐらいの頃、「世界まる見え」でこれが放送されているのを見て、「すごーい!世界が動いて見える!!」といたく感動したことを昨日のことのように覚えています。

 

当時はネットもないし、まる見えなんてわざわざビデオに録画するもんでもないですから一度しか経験できず残念だったのですが、ネットの力は偉大です、幼い頃またやってみたかったものと再会できて感無量の限りです。

 

とはいえ、↑のウネウネ動画は、GIF動画ではなく埋め込みのちゃんとした動画だったので、はてなブログでは貼れませんね…。

 

ということでYouTubeにないか探してみたら、ズバリありました、「ストーム・イリュージョン」というタイトルで、↑のとは少し違うウネウネ模様なのですが(とはいえこれも同じように酔いそうな禍々しさがありますが、瞬きとかしても問題ないので、しばらく中心を見続ける感じですね)、まさに同じ効果のもので…

 

www.youtube.com

 

…百聞は一見に如かずで、ぜひ再生して40秒ほど中心を見ていただきたいのですが、その後に出てくる嵐を起こしていそうな雲の画像、実は完全静止画なのが信じられないぐらい、めちゃくちゃにウネウネしまくっててクッソワロタ、絶対動いてる…ってか動いてないわけないじゃん!!

(もちろん、ウネウネを見ずに直接雲のシーンを見たら、ちゃんと完全に止まった静止画であることは確認可能ですけどね。)

 

…と、思い出のウネウネ画像も取り上げることができて感無量でしたが、実は「これが一番スゴイ!」という錯視の王者はこのウネウネ動画(↑)のことではなく、立命館大北岡明佳さんが作成された、これまたあまりにも凄まじいウネウネ画像のことだったのです(↓)。

 

www.ritsumei.ac.jp

 

…と、画像を貼ろうと思ったのですが、どうも「教育目的以外での転載はやめてください」とのことなので、リンクを貼るだけにしますが、あまりに凄すぎて有名なので、どこかでご覧になったことがあると思います(ご存知ない方はぜひご覧いただきたい限りですね)、蛇柄の画像が並んでいるんですが、これこそまさに「動画だろ!」と思えるレベルで、人間にはウネって見える感じで不思議ですねぇ~。

 

ちなみに、前回お借りしていたQuora記事の最後はこの画像だったのですが(転載禁止の原則も無視して貼られていたわけですけど(笑))、その下に、「ネコも騙されます」って感じで面白いGIFが貼られていたため、「(もちろん)紙でも動いて見える」「(『人間には』どころか)ネコですら動いて見える!」という驚きがあるので、これを貼って今回はおしまいとさせていただきましょう。

 

https://jp.quora.com/脳が錯覚を起こす事例にはどんなものがありますか/answers/347849650より

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