前回、「凍結湖でのワカサギ釣り、いいですよね。まぁ僕はゲームの中でしかやったことないですけど」と、思い出のゲームボーイソフト、ウルトラクイズ2なんかをネタに話を膨らませていました。
…と、せっかくなので攻略サイトで公開されていたクイズをもう少し見ていたのですが、ちょうどまたまたここ最近のシリーズと関連する話の問題が1つあったので、今回はこちらに脱線させていただきましょう。
それがこちら、グァムを選択したら行われる、ウルトラクイズの代名詞ともいえる、泥んこ○×クイズ（不正解の方に飛び込んでしまうと泥だらけになるというアレ…ちなみにゲームボーイの操作性は著しく悪く、答のドアに突っ込んだつもりが壁に激突して問答無用で「はいブーさようなら、答も教えませ～ん」みたいなことも多く、ブチ切れ必至のゲームでした。よくこんなゲームを猿のように繰り返し何度もやっていたものです(笑)（いやまぁ実際小学生でもギリ何とかなる、絶妙なレベルで本当に面白かったですけどね(笑)））……
…と無駄に長くなってしまいましたが、クイズの前に、せっかくなのでもうちょいゲーム全般について触れておくと、前回見ていた鬼畜難易度の機内クイズをパスしたらアメリカ大陸に降り立ち、各都市を選んで好きなゲームにチャレンジできるわけですが、前回挙げていたシアトル・ダラス・コロラド・ソルトレイクシティー以外にも…
・ハリウッド（これは小学校低学年でも流石に映画の街と知っていました）
・アトランタ（謎のトマト投げをかいくぐって回答席に辿り着くミニゲームで、これのせいで、アトランタ＝トマト投げのイメージが未だにあります(笑)。まぁこのゲームの発売から4-5年後にはアトランタオリンピックもあり、「トマトシティ」から上書きされたとはいえますが、調べても別にアトランタで有名なトマト祭りがあるわけでもなさそうですし、謎ですね(笑)）
・メンフィス（これは未だに名前は知っていても州が咄嗟には浮かばないレベルの街ですけど（実際はテネシー州）、ボタン連打の大声クイズで、これもゲームボーイが壊れるぐらい連打してやっと回答権が得られるというクソゲーでした(笑)）
・ニューオーリンズ（ブロック崩しクイズでしたが、こちらは子供にも楽しくプレイできるミニゲームで、このおかげでニューオーリンズという街は未だに印象がいいかもしれません(笑)）
・マサチューセッツ（15パズルでしたが、紹介の仕方も学術都市という感じでしたし、紹介文の「MIT」が当時何を意味するのかは分からなかった気がするものの、まさしく「知的な街」の印象は子供心にしっかりと刷り込みされました）
・ワシントンD.C.（首都がワシントンなのも当然既に知っていましたが、ナショナルバンクの暗証番号入力クイズは、普通にメモを取れば楽勝なんですけど「記憶でいってみせる！」と10桁ぐらいの数字を覚えて毎度チャレンジしていたのですが、10桁というのは大人でも覚えるのが難しく、意外と苦戦した記憶しかありません(笑)）
…の各地のゲームを全部クリアし、最後ニューヨークでの決勝早押しクイズが待っているわけですが、紹介文の「アップルシティー」とか「ハドソン川」という名前も未だに（このゲームで知ったことを）覚えていますし、やはりゲームというのはいいものです。
…と、こんだけしょうもない駄文をつらつら書いておいて、「本当にお前時間ないのかよ(笑)」と思われるレベルかもしれませんが、実際なかなか時間がないので、とっととグァムのその、気になった○×クイズの方に戻らせていただきましょう。
それがこちら…
「かきごおり」と「アイスクリーム」では「アイスクリーム」のほうが冷たい ：「○」
…というクイズが目についたんですけれども、これはもうここ最近の話でバッチリだといえましょう！
カキ氷はシロップを抜きにすれば単なる氷ですが、アイスクリームは様々なものが溶け込んだ濃いぃ～溶液が凍結したものといえますから、凝固点降下による融点の違いを考えても、実は温度そのものはアイスクリームの方が冷たいんですね！
とはいえしかし、よく考えると、「でもカキ氷の方が冷たい印象ねぇか？実際、頭痛くなるのはカキ氷であることが圧倒的に多い気がするぞ、これはどういうことだ！」と思えるかもしれないものの、これは恐らく、カキ氷の方が食べるスピードが速いこと（シャクシャクした氷は、一気にガンガン流し込める）、そしてそれ以上に、体感温度の違いってのもある気がしますね。
実際の温度自体はアイスの方が低いものの、アイスの方は皮膚と触れたらマイルドな感覚を産み出す乳脂肪分が豊富（まさに、保温保湿効果のあるグリセリン同様(↓)、脂質系の有機化合物は、人肌に触れると温かみを感じる効果があると思います）ですし、あとは空気も含んでふわっとしているのがアイスですから、例のサウナ記事(↓↓)なんかで見ていた「実際に肌に触れる分子数の違い」で、水分子＝氷がダイレクトに触れることになるカキ氷よりも、体感、および実際の体温低下は、カキ氷の方が強力だ、といえるように思います。
ちょうど、ミントやハッカなんかが肌に触れるとヒンヤリと、実際の温度以上の冷感効果があることはどなたも経験がある話でしょうし、食べ物なんかは物性によって体感に違いが出てくるのも当然の話で、「常識的に考えると意外に思えるけど、温度を比べてみると、実はアイスよりカキ氷の方が温かい」といえるのでした。
もちろん、氷は凝固点が0℃なだけで、例えば－80℃の冷凍庫に入れておいたら、その氷は普通に－80℃まで下がりますし、正直「保存方法による」ともいえる気はするのですが、まぁカキ氷なんて提供する際はもうほぼ融けている状態＝融点の0℃付近になっていることが多いため、凝固点降下により融け始めの温度もアイスは低くなりますから、同じ「食べごろ融け始め」で比べるならば、改めてあくまで「実際の温度は」で体感温度はまた別ですけれども、アイスの方が冷たいことが多いとはいえそうですね。
ちなみにこの誰もが知っている「カキ氷で頭キーン」は、「アイスクリーム頭痛」として知られる正式な医学用語で……
…用語としては認められているものの、実は発症理由はまだ定かになっていないとのことなんですね！
とはいえ有力な説としては2つほどあり、上記ウィ記事にもある通り、
- 冷たいものを食べた際に口腔内の温度が急激に低下し、反射で体温を上昇させるため頭に通じる血管を膨張させて血流を一時的に増大させ、それにより頭の血管に一時的に炎症が発生して頭痛を引き起こす。
- 冷たい物が口腔、喉の背側を通過することにより、口蓋の三叉神経が刺激され、この時に発生する伝達信号を脳が勘違いし、関連痛として頭痛が発生する。
…という、「冷えて血液が一気に送り込まれることで発生する痛み」と「神経が急激な冷えのシグナルを痛みと勘違い」の、恐らく両方が絡み合って発生するものであろう、ということまでは分かっているようです。
ちなみにこれは日本特有のものではなく、世界中誰しもが感じるものであり、天下のハーバード・メディカル・スクールも、健康記事の一環として解説をアップしてくれていました。
原因についての記述はウィキP同様でしたが、こちらには、「極めて短期間で治癒するため、特に治療のための統一見解はないものの…」という前置きをした上で、痛みを和らげる方法が1つ紹介されていたので翻訳引用させていただきましょう。
（治療法に関する統一見解はないが、より早く治すために）多くの人は独自のやり方を持っています；最も一般的なのは、舌を丸めて裏側を口内上部に押し当てる方法でしょう。頭痛を防ぐ最善の方法としては、大変冷たいものは、ゆっくり食べることだといえます。
…まぁ「頭痛を防ぎたければゆっくり食べろ」は、そんなことしてたらカキ氷が氷じゃなくなるじゃろがい、と思えるので却下するとしまして(笑)、治療法は、やや胡散臭さもあるものの、舌を丸めて、舌の裏側を上あごに押し当てる、なんてやり方が紹介されていました。
そもそもの原因のひとつと考えられる三叉神経はまさにその口内上部に位置するもので、氷を食べて冷えた舌上部ではなく、まだ温かい舌の裏側をそこに押し当てるようにする…というのは、神経を温かいもので再刺激してやるということですから、これは大変道理の通った、意味のありそうな方法ですね！
僕はやったことなかったですけど、次カキ氷をかっ食らって頭が痛くなったらぜひ試してみたいです。
（この年でカキ氷をかっ食らうことも、もう中々ないですけど(笑)）
まぁ、それを踏まえると、温かいお湯を飲むなり口に含む（最悪、温かくなくても、夏の水道水なんてぬるいですし、冷えた口内を温めるのに十分ですから、普通の水道水とかでもいいと思います）のが一番に思えますね。
…しかし、特に子供時代は、「せっかく美味しいものを食べたのに、お湯とか水なんて口に入れたくない！」と思いがちですし、ジュースの類は冷蔵庫で冷やされていてあんまり効果的でもないでしょうから、まぁ舌の裏を押し当てる、ってのは誰でもできる応急処置として結構いい感じではないでしょうか。
…ま、こんなもんマジで気付いたら引いてる痛みですし、ほっときゃえぇねん、って話かもしれませんけどね(笑)。
もう1つ、カキ氷の頭痛といえば、実はこの記事を書くにあたってこのネタが一番触れたかったまであるんですけど、2001年か02年かの、今はなきダウンタウンの音楽番組「Hey! Hey! Hey!」の夏の特番で、ゲストのモーニング娘。が松本チーム・浜田チームに分かれてカキ氷の早食い対決をするという企画があったんですけど、マジで今でも覚えてるぐらい…っていうか多分、TV見てて史上一番お腹を抱えて笑ったレベルで本気で面白かったコーナーがあったのです。
僕は意外と「クソワロタ(笑)」とか書いてても実は真顔なことが多いんですけど(笑)、本当に「お腹を抱えて爆笑、腹筋崩壊」レベルで笑ったこのコーナー……まぁ仮にアップされててもTV番組なのでグレーを通り越して違法アップになるため、紹介もし辛いのですが、一応、一部のみカットした名場面的なものなら、個人で楽しむ範囲としてお目こぼしいただけることを期待して、検索したら出てきた動画を紹介させていただきましょう…
まぁ完全に違法動画であるには違いないので多分しばらくしたら削除されてしまうとは思えるものの、これだけの傑作はぜひともご覧いただきたいと思いまして……
…って、あんまりハードル上げると肩透かしになりそうで怖いですが(笑)、今見ても普通にめっちゃ笑えた……とはいえ、マジでこの動画は大分カットしてあり、もっと松ちゃんの、
「頭痛いたいいたーい！！」
がマジでしつこいぐらいに、娘メンバーが食べてて後ろで見守ってるときにも、思い出したように唐突に叫ぶシーンとか何度もあって本気でクッソ笑えたんですけど（…と、予防線を張っておけば、あんまり面白くなかった方にも「本当はもっと面白かったんだけどね～、これはカットされてるから…」と言い訳出来そうです(笑)）、後はラストの、緑のやつがフタはずれてブシャってなる場面とか、いやぁ～初見時は本当に人生で一番笑ったぐらい笑えましたねぇ～～
（いやこんなのが一番の笑いとか、しょうもない人生すぎるだろ(笑)
…ちなみに、これは確か夏休みでしたし、久々登場の親友・バイオくんと一緒に見ていたのですが、彼は結構冷めた目で「何がおもろいんだよ」って言ってた記憶がありますし、僕のツボにハマッただけで、今さらですがそこまでの面白さでもないかもしれません(笑)）
正直、僕は今でも何か痛いことがあると、（人前ではやりませんが(笑)）この松ちゃんを真似て、「…たいたい痛ーーい！！」って一人で言って爆笑してますもんね(笑)。
…と、マジで唐突に何の話だよ…って感じでしたが、カキ氷ネタから、この大好きすぎるダウンタウンの動画をどうしても紹介してみたくなった、という感じでした。
次回こそは（まぁ今回も一応関連ネタでしたが）、また温度シリーズに戻っていこうと思います(笑)。
（アイキャッチ画像を考える時間も全くなかったので、そのまんまカキ氷のいらすとをお借りしました）
