元々、「ほとんどが水なのに野菜や果物は固体だし、それより水分の少ない牛乳は液体」みたいな話から、「固体→液体→気体」の話になり、例としてダイヤモンド(というか炭素……「ダイヤモンドは○○の結晶」ってのも、クイズ頻出のネタ(そして、「欲の結晶」という面白回答がつくのも鉄板)ですね)の三態変化について見ていたネタ(↓)から派生した圧力の話も、一通り思いついたネタは書き終えた感じでした。
そんなわけで、その前に見ていた、アンさんよりいただいていた一連のご質問の方にまた戻っていこうと思います。
割としっちゃかめっちゃかな順番で取り上げていたのでもう入り組んでいますが、今回はこちらから再開させていただきましょう。
毎度ナイスコメント、誠にありがとうございます!!
ゆで卵製造器のお話しも、めちゃくちゃリアルに妄想しながら読めていたわけですが笑、読んでいて何故か違和感が…。
って、まぁ、本題とは関係のないどうでもいい部分で、ほんとにしょうもない話なんですけど、、
ーーーーーー◉卵が茹で上がると「ピーッ」と鳴って、自動で加熱が止まるとともに調理完了をお知らせしてくれる
◉切り忘れをせずに済む
◉茹で終わりにちゃんとアラームが鳴る
◉それに伴い回路が外れて加熱が終了する(それと同時に、アラームがなるスイッチも入るようにできているのでしょう)
◉茹で上がって、スイッチを切るのは手動なんですけど(アラームがバリうるさすぎるので、すぐにでも切りたいです(笑))
ーーーーーー
…ということは…?温度が上昇すれば勝手に切れる?…と思わせて、スイッチを切るのは手動?切り忘れという状態になる恐れがある?ということは、やっぱり勝手には切れない??いや、アラームの切り忘れ?いやいや、バリうるさいのに忘れるわけないやろ笑…で、勝手に切れるんか、切れんのか、どっちやねーん!…とまぁ、ほんと、どうでもいいですね笑
⇒まだ段落の途中ですが、内容ごとに区切って順番に参りましょう。
こちらはこの(↓)、ゆで卵器について触れていた記事からですね。
…そう、そのゆで卵器の説明も、ごちゃごちゃ書いた割にあんまりまとまっていない、何だか取り留めのない記述になってしまってるなぁ、と思い、ちょうど補足をしておきたかったのでした(なら最初からちゃんと書けよ(笑))。
僕が使ってるゆで卵器のスイッチは、そういえば今時は本当になくなってきましたが…
(←ノートPCのような、押しても位置が変わらないスイッチが多いのを通り越して、スマホみたいにそもそも物理的なボタンがないものが多数派ですよね、最近は)…
…押してONした時にカチッとへこんだ状態になるボタンで、OFFするためにはもう一度押して普通の位置に戻さなくてはいけないという……具体的に何か、今でもよく見る例ってありますかね……テレビの主電源…というのも、今時は何となく(そもそももう長いことテレビを触っていないし触れていないので分かりませんが)テレビすら上で書いた「ノートPCタイプの電源ボタン」になってそうですけど、まぁ何となく言わんとしていることは伝わっているのではないかと思います……
そういうタイプの、押してへこむボタンのスイッチを思い描いていただければ、話はより掴みやすかったかもしれません。
つまり、電源プラグをコンセントに挿し込み、タマゴを置いて水も張り、スイッチを押すことで加熱が始まりますが……
(なお、スイッチのすぐ上にはLEDランプもついており、加熱中は光ることでも運転を知らせてくれます)
…その後、時間が経って水が完全になくなったら、例によって熱がバイメタルに伝わることで加熱用の回路が切断されて、爆音アラームが鳴る(&LEDも自動消灯)ことで、完成を知らせてくれるわけですけど、加熱自体は自動で終了してはくれるものの、スイッチは押されて凹んだまま…つまり、ON状態に入ったまんまだということなわけですね。
ちなみに、一度切れたバイメタルが復帰して加熱回路が戻るまで数分はかかるので、音もクッソうるさいですしスイッチONのまま放置したことはないんですけど、恐らく(というか仕組みを考えても絶対に)、完成後自動で加熱は止まるものの、そのままずーっとスイッチをONにしたまま放置しておくと、バイメタルが戻った瞬間にまた加熱回路が走って、勝手に加熱再スタートになってしまう感じだと思われます。
(アラームがどうなるかは分かりませんが、恐らくバイメタルが「カチッ」と戻った瞬間にアラーム回路は逆に切れることになると思うので、鳴り止みそうな気がしますね。)
ただしその場合、もう水は飛んでいますから、熱は即バイメタルに伝わってまた一瞬で加熱は止まることになるため、火事になるとか危険なことはまずないと思われるものの、延々と加熱が始まり続けることになるため、自分でちゃんとスイッチを戻してOFFにする必要があるのです……という話でした。
っていうか言葉で説明するより、こんなものは動画で見たら早いわけで、検索したら普通に見つかりましたね、Dash社による、ゆで卵デモ!
…と、同じ会社のやつなのでまさに同じタイプかと思ったら、ちょっと改良されているようで、まずスイッチは押しボタンではなく上下に動かしてON/OFFするタイプになってるみたいで、片手でもやりやすいのでこちらの方がいいといえますね…!
そして、完成後の音も、クソデカ「ピー!!」音ではなく、何か軽快な音楽になってました(笑)。
とはいえいずれにせよ、完成後、軽快な音楽(笑)が流れ、加熱自体は自動的に止まるものの、スイッチ自体は自分でOFFにしないといけない、ってことですね!
なお、おっちゃんが途中で「タマゴは、広い側が上に向くように置かれて売られているわけだね」みたいな話をしていましたが、僕もずっとそう思ってたんですけど、何気に今スーパーで買ってるやつ、大体10-20%ぐらいの割合で、普っ通~に細い方が上を向いた状態で置かれてるんですよねぇ~。
「良い卵の保管方法」は、一般的には「上」っぽい気がする、細い方=とがった方を下に向けた方が良い……というのは常識なので、逆になって入っているのを見る度に、「常識のないスーパーだなぁ」と怒りにハラワタが煮えくり返っています(って流石にそれは冗談で、そんなしょうもないことで腹なんて立ちませんが(笑))。
たまに穴を開ける上下を間違えて卵が吹きこぼれてしまうのも、普通に上下が揃っていないことが原因のひとつとしてあるかもしれません。
…と、実際かなりどうでもいいゆで卵器のこぼれ話でしたが(笑)、お世話になっているゆで卵器の説明がおざなりになっているのは我慢ならなかったので、再度触れることができて何よりでした(笑)。
では続きに参りましょう。
このバイメタルっていうやつですが、貼ってあったアニメを眺めていて仕組みはわかりました。(これを見ると、やっぱり勝手に切れるように思えますが…?笑)
スイッチってオンオフがあるのが一般的というか、オンでついてオフで切れるみたいな感覚が普通でしたけど、これってオンで即反応しないタイプのスイッチ?というか、オフになるのもオンになるのも使用後っていう、なんかちょっとよく考えないとわからないような仕組みで、面白かったです。まぁ、使用に際しては、恐らく考える必要はないんでしょうけど笑
しかしこのバイメタルっていう仕組み、思いの外原始的ですよね?
カチッと音がする、熱を発する器具、、今時ありますか?全く思いつきません笑
(うちの炊飯器はカチッと音はしませんので…)
⇒そう、バイメタルを使ったこの器具はかなり原始的で、したがって、普通に安価で投げ売りされてる感じですね!
(まぁ、プレゼントでもらったものをそう言うのも酷い限りですが(笑))
検索したら、我らが大手スーパー・Targetが現在セール中で、現在わずか14.99ドルで買えるようです!
なお、こちらは僕の使ってるやつと完全に同じタイプ、LED付きで、ボタンは押し込むタイプのものです……って、現役だったんかワレ!
さっきの動画は何だったんだ(笑)。
(ちなみに別に本当に隠すほどのもんでもないですけど、画像では最寄りの受け取り店の郵便番号が表示されていたため、ホノルル店での受け取りに変更させていただきました(笑)。
…まぁ逆に「ハワイ在住ではない」って情報にもなりますが、まぁ別に本当に居住地なんて徹底して隠す情報でもないですしね。)
ご質問にあった、バイメタルを使った他の電化製品ですが、確かに今時あんまりないかも……と思いましたが、コタツやアイロンなんかがあるようですね!
まぁこれも、最新のものはもっと高度な制御がされていそうですし、そもそもコタツは布団とかで隠れている内部過ぎて、またアイロンは他の蒸気の音とかもあって、あんまり聞こえないようにも思えますが、何となく自動で温度調整する機能が働く際、うっすら「カチッ」って鳴って加温が止まる印象も、あるっちゃある気がします。
いずれにせよ原始的なのによく出来た、上手い仕組みだと思えますねぇ。
ちなみに、小さな穴を開ければ漏れないという情報は私も知っていましたが、試してみたことは一度もなくて、なんならその穴から漏れるんじゃないの?と、ずっと思ってました。今でも、それ、絶対空洞に刺せるとは限らんやん!と思ってます笑
あと、個人的には、焼くより茹でる方が、卵のニオイというか、独特のあまりよろしくないニオイが残るので、焼いた方が美味しく感じるような気がしてます。(自分が中学生の頃、お弁当にゆで卵が入っていると蓋を開けた瞬間ニオイが広がるので、ゆで卵は入れないでって母親にお願いした記憶があります。)
これもタンパク質の変性具合の問題でしょうか?
そんな理由と、白身だけだと味がないし(あるわい!って言われそうですが笑)、黄身だけだとモサモサするし、ゆで卵は実はあまり好きではなかったのですが、わりと大人になってから「案外イケる?」と思うようになり、なんとなく食べるようになりました。
でも、出来ればやっぱりゆで卵や目玉焼きより、卵焼きやスクランブルエッグのような黄身と白身が独立してないタイプの卵を食べたいと思ってます笑
⇒先ほどもちょっと触れたタマゴの穴あけですが、実はタマゴのお尻にある空洞は結構広く、太い側の一番先端あたりを刺せば、外れることは決してない感じですね。
ただ、こないだも書いてましたけど、必ずしも下向きで並んでいないのがこちらで売られているタマゴで、しかも意外とどちらが太い方なのか分からないやつもあり、稀に失敗もしてしまう感じ(多分、間違えてとがった方を穴あけしてしまったんだと思いますが…)となっています。
これに関して、そのことをプレゼントしてくれたアサカさん夫妻に伝えたんですけど、メールでちょっと大げさにクッソ真ん丸なダチョウの卵みたいな画像を添付して「ここまでじゃないけど、卵は上下の区別がつかんこと、あるよ」と書いたら、「いやそんな丸い卵はないでしょ(笑)」って爆笑をさらったのですが、「光に透かしたら分かるんじゃない?」というアドバイスももらったものの、そういえばそのアドバイスをもらってから実際に試したことはありませんでした。
次迷ったら試してみようと思います。
一方卵の調理については、あぁ、ゆで卵の方が、いわゆる硫黄臭が強くなる印象、確かにありますねぇ。
基本的には白身を加熱しすぎると、硫黄を含むアミノ酸(具体的にはシステインとメチオニン…白身にはこれが多いってことですね)が分解し、硫化水素になるのが原因のようですけど、焼く場合は焦げる方が早いでしょうし、恐らく黄身と混ざってよりアミノ酸が分解されにくい状況になるなどで、ゆでの方が発生しやすいんだと思います。
(…と最初は思ってましたが、実際黄身も硫黄くさいっちゃ臭いですし、白身・黄身関係なく、やっぱり焼いた場合は焦げる方が早くてニオイが発生しにくい、って理由が大きそうですね。)
中学生女子は、卵のニオイとかめっちゃ気にしそうですねぇ~。
ちなみに僕は卵好きだからか、あのニオイは割と全然気にならないタイプです。
納豆も別に臭いと思わないですし、好きなものは悪く思わないという、恋は盲目的な、人間の防衛本能のなせるわざなのかもしれません(笑)。
なお、ちょうどついこないだ、最近のことなのですが、意図せぬ形で、ゆで卵器のフタが半開きのまま茹でてしまい…
(本来、動画にあったようにちゃんと回転させて固定するのですが、別に回さなくてもフタがズレルことはないので、横着な僕は基本的に適当に被せただけで使っています。
こないだ初めて、被せたつもりがほとんど半開きになってしまってた、って感じですね)
…結果、水の飛びが圧倒的に早くて、黄身がかなり半熟状態の出来上がりになってしまったことが一度あったんですけど、そもそも食品は常に水分の多いミズミズしいものを好む僕は、「あ、半熟のゆで卵、意外と全然いいじゃん!」と気付き、それ以来水の量を半分にし、意図的に半熟で終えることにしています。
時間も12分から8分ぐらいになったので、時短の意味でもナイスなんですよね(笑)。
やはり失敗から得られるものというのは、人生案外あるものだといえましょう。
黄身モサモサは実際僕も微妙に感じることが多いですが、気になる人は案外半熟をお試しいただくのもオススメかもしれません。
まぁ手に付いたらベトベトして厄介ですけど、地味に余熱で食べてる間に固まりがちですし、モッサモサすぎるよりちょっとベトっとしてる方が食べやすいですしね、「半熟って、何か気持ち悪い…」と敬遠している方にも、思いの外、半熟は割と悪くないですよ…という、謎にソフトボイルドなエッグをオススメして今回はおしまいとさせていただきましょう(笑)。