一連の日焼け止めシリーズ、日焼け防止ウェア、塗り忘れがちなスポット、そして前回は期限切れについて見ていましたが、続いてはパウダータイプに効果はあるのか?という記事をチェケラッチョさせていただきましょう(↓)。
そもそも粉タイプとは…?と思えたんですが、まさにこのヴォーチェの記事(↓)にあるような…
…何か化粧品のファンデーションのような、コンパクトケースに入ったこういうのだったんですねぇ~。
この手の化粧品ランキング、まぁ僕はメイク用品は全く無縁なのでこういうコテコテのを見ることはないですけど、シャンプーとか洗顔とか自分でも使うもの、あるいは例の元同僚の中国人・アサカさんに「日本のいいクレンジングとかって何?」と聞かれた時にアットコスメのランキングとか見る機会もありましたが、自分で使う訳ではないそういうクレンジングとかですら、何がどう良かったかとか満足度とかが凄い熱量で書かれているこの手のレビュー記事、何気に見てるだけでワクワクするものです。
今回の↑の記事も、軽く眺めただけですが「へぇ~凄い良さ気じゃん」と思えるものばかりで結構楽しかったですけど、まぁワクワクするだけで決して買わないゴミすぎる客なので、招かれざるカスカスタマーと言えますし、やはり野郎はあんまり立ち入るエリアではないのかもしれません(笑)。
粉末に話を戻すと、以前、サウナの記事(↓)とかでも触れていた通り…
…固体と液体の「触れた際に接する分子数の差」は凄まじいですから(まぁサウナの場合は液体と気体の差でしたが、液体と固体でも、塗りたくった場合により隙間なく完全に広がるのはどちらか、想像に容易いですしね)、まぁ流石にパウダーのものは完璧な防御効果は難しそうでは…?という気もします。
そもそもこのヴォーチェ記事でも「効く・効かない」は軽く議論されていましたが、まぁヴォーチェが信用ならないとは決して言わないですけど、パウダーを売る立場ではない、世界最先端の非営利医療組織がどういった見解なのかはやはり気になるので、今回もhealth essentials記事の方を参考にさせていただきましょう。
日焼け止めパウダーは効果があるの?(Does Powder Sunscreen Work?)
便利なオプションで、ちょっとした修正には良いですが、従来の日焼け止めから置き換えるべきではありません
日差しが強く降り注いでいても、曇り空の日でも、日焼け止めを塗ることは常に大切です。
そして、日焼け止めにはローション、スプレー、スティック、ジェルなどがありますが、パウダータイプの日焼け止めは、有害なUV(紫外線)から肌を守るのにそれらと同じくらい強力なのだろうか、と疑問に思われることもあるかもしれません。
皮膚科医のアロク・ヴィジMD(医師)が、日焼け止めパウダーとは何か、そして従来の日焼け止めの代わりに使えるのかどうかについて説明してくださいます。
日焼け止めパウダーとは何?
「日焼け止めパウダーとは、まさに読んで字の如しです」とヴィジ医師がおっしゃいます。「クリーム、ローション、あるいはスプレー状に分散させるのではなく、粉末状に分散させた日焼け止めの粒子ですね。」
パウダータイプの日焼け止めは、メイクを整える際に使うフェイスパウダーに似ています。ほとんどの日焼け止めパウダーは、二酸化チタンや酸化亜鉛のような成分を含むミネラルベースのものであり、これは紫外線を肌から物理的にブロックするものです。ルースパウダーは通常、ブラシが内蔵された筒型の容器に入っています。一般的に、パウダータイプの日焼け止めはSPF値30で、あまり大きくありません。
そしてほとんどの日焼け止めパウダーは顔に使うようにデザインされていますが、体のどこにでも使うことが可能です。また、様々な日焼け止めパウダーが店頭やオンラインで購入可能となっています。
日焼け止めパウダーは従来の日焼け止めの代わりになるの?
日焼け止めパウダーは、ローションを塗る感触が苦手な方々に人気のオプションとなっています。
しかし、日焼け止めパウダーは、毎日塗る従来の日焼け止めの代わりにすべきではありません。
「十分な日焼け止め効果を得るには、パウダーをかなり厚く塗る必要があるんです」と述べるのはヴィジ医師。「そして、パウダー状の日焼け止めは、簡単に肌から剥がれ落ちてしまい得ます。」
覚えておこう: 従来の日焼け止めは、少なくとも1オンス(約30 mL)―つまりショットグラス1杯ほど―を体に、そして5セント硬貨大を顔に塗ることが推奨されています。
では、日焼け止めパウダーは使えるのでしょうか?はい、ただし従来の日焼け止めを最初に塗った後、一日中タッチアップ(手直し・修正)として使う場合のみに限られます。
「毎日使っているモイスチャライザー(保湿剤)に日焼け止めが入っていて、それが完全にマットな仕上がり(※テカりのない仕上がり)でない場合、日焼け止めパウダーを重ね塗りすると効果的です」とヴィジ博士が語っています。「また、顔がオイリーな場合は、マットな仕上がりにする手助けのため、日焼け止めパウダーを使うことが可能です。でも、パウダーそれだけでは一般的に十分な日焼け止めにはなりません。」
どのくらいの頻度で日焼け止めパウダーをタッチアップするあるいは塗り直す必要があるかは、どのくらい活動する方なのかに依ります。外で太陽の下にいる場合は、2時間ごとに日焼け止めを塗り直すことが推奨されています。
日焼け止めパウダーのメリット
パウダータイプの日焼け止めは、従来の日焼け止めのような保護効果は得られませんが、以下のようなメリットが喧伝されています:
- メイクの上からでも使える
- 肌をマットにしてくれる
- 敏感肌の人に良い
- 外出先でも使える
ただし、「敏感肌、接触性皮膚炎、酒さ様皮膚炎、または湿疹のいずれかである方は、日焼け止めパウダーに含まれる香料や防腐剤のような成分が肌に合わない可能性があります。成分表をよく読み、それに従って製品を選ぶことが肝心です」とヴィジ医師が注釈を加えています。
日焼け止めパウダーを塗るコツ
まず、UVAとUVBの両方を防ぐことを意味する、広域スペクトルの日焼け止めパウダーを探すようにしてください。また、SPF値30以上のものを選ぶようにしましょう。
パウダータイプの日焼け止めを使う場合、ヴィジ医師は最後に重ね塗りすることをお勧めしています。つまり、美容液や保湿剤のような製品を最初に塗るべきということです。
「最初は軽い製品から始めましょう」とヴィジ医師が続けます。「日焼け止めパウダーは、最後のステップということですね。」
しかし総合すると、SPFの最大限の保護を得るためには、ローションやクリーム状の従来型の日焼け止めにこだわりたい所です。パウダータイプの日焼け止めは、外出先でも日焼け止めをプラスする一助となり得るものなのです。
「日焼け止めパウダーについて知っておくべき最も重要なことは、肌が本当に必要とするレベルの日焼け止め効果を得る程の十分な量を使用することがまずできない、というですね」とヴィジ医師が語っています。「タッチアップや付け足しとして使うことは可能です。しかし、これだけに頼ってはいけません。」
やはり、物理的に跳ね返す製品で、粉末を塗り付けてもミクロのレベルでは隙間がかなり目立つはずですから、「あくまで補助」というもののようですけど、とはいえ冷静に考えたら僕はその従来の日焼け止めとやらすら塗っていませんし、日本人にはあまり日焼け止め自体馴染みがないですから、「何もしないよりは確実にいい」というのは間違いなく断言できましょう。
基本はルースタイプ(粉末状)とのことですし、ヴォーチェの解説でも「ルースの方がオススメ」となっていましたが(よく読んだら「自然に仕上げるには」という但し書きが付いてましたけど)、ランキングの方はなぜかほぼ全部コンパクトケースに塊としてプレスされたいわゆる「プレストタイプ」なのが謎でしたけど、まぁコンパクトでパフパフやったことない男の意見ではありますが、コンパクトの方が化粧してるっぽくて何かいい気はしますね(笑)。
メイク知識は皆無なのでどうなのかは分からないものの、これ自体にも肌を綺麗に見せるメイクとしての効果があるような謳い文句ですし、夏場は日焼け止め効果も得られるのなら一石二鳥と言えそうで、良さそうですね…!
(やはり女性向けとは言えますし、しつこいですが僕は多分従来型の日焼け止めも使うことはないと思いますが…(笑))