新しい時代(後編)

新しい時代といえば、自分の世代でいえば、やっぱりインターネットですね。

僕が子供の頃は普及率ほぼゼロ、しかし今は事実上100%に近い感じでしょうから、本当に世の中が変わりました。
(調べたら、児童・高齢者を除くと、2019年時点で大体98-99%ぐらいみたいですね。逆に、意外と、生産年齢でネットに触れてない人が、まだ1%程度もいる…?それマジ…?参考データ↓)

www.soumu.go.jp

ネットや携帯電話が「明らかに利用者の方が多くなった」のは大体僕が大学に入ったぐらいの頃なんですけど(21世紀になって、一気にですね)、自分が高校生までの頃にネットがほぼない環境で良かったなとは思う一方、今ぐらい学ぼうと思えば何でも教材が揃っている(その分娯楽も多いとはいえ)状況ですと、まぁ伸びる子は確実に旧時代よりも伸びる環境にある気がしますね。
(例えば過去のデータが蓄積され続ける将棋とかも、恐らく藤井二冠を超える逸材が、そう遠くない未来にまたきっと現れるように思います。)

そんな感じで僕は「人間は確実に進歩し続ける」「新しい世代の方が、絶対に何もかも上」と常々思ってるタイプなので、スポーツの記録は永久に新しいものが更新されていくだろうし、思いもよらなかった新技術が必ず出てきてどんな困難な状況でも人類は適応していくだろうし…などと思っている、今の閉塞感あふれる時代にしては珍しい、未来に希望を持ってる人間なのかもしれません。
(いや別に世の中全員が未来に絶望しているなんてこともないとは思いますが…。でも、子供もいない独身のくせして、勝手に一人で未来の世界に希望を持ってるのは、我ながら珍しいというかやや滑稽な気もしますけどね(笑))

これは別に若者に媚を売ってるわけでも、老害になりたくないとかそういうことを思ってるわけでも決してなく、単純に、普通に考えてそうとしか思えないし、むしろそうあるべき(新世代は旧世代を超えて欲しい)とさえ思っている、という感じですね。

今の子どもたちにとっての現在進行形での時代の変革・新しい時代は、人類の叡智というより不可抗力的なものにはなりますけど、やはりパンデミックが一番大きいのかなとは思いますが、流石に「全てがコロナ禍前より良くなった」なんてことは難しくても、少しずつ不便さがなくなり、何か1つでもポジティブな変革が生まれて残ってくれたらいいなぁ、と思えてやみません。
(まぁ他人事じゃなく、自分も当事者なんですけどね。個人的には、リモートワークの推進は、人類の進歩であるような気がしています。)


また前振りで無駄にスペースを使ってしまいました。

前回の続きに戻りますと、大麻が北米(アメリカ・カナダ・メキシコ)を中心に、ヨーロッパやオーストラリアなんかでも解禁の動きが極めて大きくあり、世の中は新しくなりつつある、という話ですね。

色々御託を並べる前に結論からいいますと、僕個人は、

「自分は使わない。でも、解禁はいいと思う」

という感じです。

そう思える理由といいますか御託を並べてみますと、最大の論拠は、大麻推進派の方がよくいわれる、健康被害の小ささですね。

Wikipediaにもある、よく使われるこの図がまさにで……

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https://ja.wikipedia.org/wiki/大麻より

大麻は、身体的な有害性・依存性ともに、まさかのタバコどころかアルコールよりも明白に低いとのこと!

(それにつけても、この画像見るたびに、街角のメサドンという名前が、「誰だよメサドン(笑)」と思えて、なんか笑えてしょうがないんですよね。実際の原典では、「Street methadone」であり、これは「闇市のメサドン」の方がまだ適切な訳の気がしますがWikipediaによると、「ストリート・メス」とも呼ばれてるみたいですね)、この方が普通にインパクトがあって面白いのでよし、って感じでしょうか。…まぁ面白がってはいけない話題かもしれませんが。)

ということで、大麻マリファナというとメチャクチャ怪しく危ないドラッグに思えるわけですけど、何事も合理的に考える僕としては、「タバコより害が小さいなら(まぁ無害ではなくとも使うのは個人の自由なんだし)、タバコが合法である以上、大麻も合法で良くない?」と思えるわけですね。

またこれもよくいわれている話で、これは本当かどうかは分かりませんが、なぜタバコは合法で大麻は違法かというと、大麻は栽培が簡単すぎて、国が管理できないから、なんて説も耳にしますね。

つまり、「タバコは個人の生産が難しく、販売も監視下に置けてたっぷり税金を取ることができる…ヨシ!でも大麻は勝手に栽培されると税金を毟り取れないんで、それでは困る…ダメ!」という、「結局金かよ!」という側面も、それが全てではないにしろ、それもままあるのが現実といえそうです。

(例えば賭博罪とかも、「いや友達同士でお金賭けて遊ぶことの何があかんねん、お上が首突っ込んでくるなや!」って気もするものの、基本的に国は国民のお金の流れというものを完全に把握・管理したがる生き物なんですよね。
 まぁ一個人が力を持ちすぎると、国にとって脅威となり得る…みたいな、戦国時代以前の理屈も十分よく分かるので、それは必要であり重要なことというのも理解はできる気もしますが…。
 今でさえ、何らかの罪を犯して拘束されても、保釈金を払えば自由が与えられる(下手したら、罪に問われないことも…??)という、よく考えたら「何それ?そんなのでいいの?」って仕組みもありますし、結局資本主義社会では、お金が力を持っている、ってことなのでしょう。)

…いやまぁ普段以上に専門性に欠ける話題なので、あまり偉そうに突っ込んで語るのはやめておきますが、個人的には、そういうお金の流れとかを無視していい(無視できる)なら、より安全な娯楽・嗜好品がある方が国民にとっては絶対にいいですし、大麻の合法化は悪くないんではないかな、などと思える次第です。
(まぁ、「積極的に合法化推進運動に関わろう!」的な強い意思を抱くほどでも全くないんですけどね。)


ただ、「新しい時代」といえば、タバコに関しても、もう完全に新しい時代になりましたよね。

インターネットと真逆で、ずっと昔はむしろ吸っていない人の方が珍しかったのに、今や吸っている人の方が珍しくなっているといえましょう。

これはひとえに世界的な啓蒙運動、厚労省その他による恐怖教育の賜物だと思いますが、かくいう僕も当然、世代的にもうタバコの害を洗脳教育されてきた人間であり、今まで1本も吸ったことがないし、これからも吸うことは間違いなくないでしょう。

…といっても僕は別にそこまで嫌煙でもなく、正直吸ってる方は肩身が狭くなる一方で本当に大変だろうな……と同情を禁じ得ないぐらいです。
(学生時代、周りにごく少数いた喫煙者はみんな本当に面白くていい人ばかりだった、ってのも、喫煙者に肯定的な理由としてあるかもしれませんね。)

喫煙が許可されている場所で吸うことに関しては、流石にそれは個人の自由だと思いますし、なるべく非喫煙者の迷惑にならないよう気をつけて吸っている方ですら迫害されるかのような感じの最近の流れは、ちょっとやりすぎではないかなぁ、なんて気もします。

ただ、喫煙者を目の敵とかにはしないものの、少なくとも、自分が吸ってみたいとか、どんなものなのか気になるとかいう気持ちになったことは、マジで一度もない、って感じですね。

直感的にも、やっぱりメリットよりデメリットの方が大きそうだからなぁ…と思えますし、好奇心の極めて強い僕にしては珍しく、タバコも、そして大麻も、経験してみたいという気持ちすら一切生まれてこない(仮に勧められても、「うーん、怖いから自分はやめとくよ」と断る)のは、やはり長年の啓蒙教育の賜物といえるのかもしれません。

しかし、こんなこと婚活ブログで語ることでもないかもしれませんが、唯一、薬物の女王と呼ばれる、先ほどの有害性依存性チャートの断トツ右上に位置しているこれだけは(何となく名前を出すのも気が引けるので、Wikipediaのリンクだけ)、正直、どんなものなのか気になるといえば気になります。

上記リンクから引用しますと、

常態の人間が一生のうちに体感し得る全ての「快感」の合計を上回る快感を瞬時に得ることに等しい

とか、これは…(ゴクリ)……もし依存性有害性が一切ないのなら、正直絶対に経験してみたくはありますね……。

ただ、これに関しては、ファインマンさんという、理系の学生であれば恐らく必ず名前を聞いたことのある、ノーベル物理学賞を受賞した、エッセイがとても面白いことでも有名な面白いおじさんが、まさに自分と同じ考えの話を書かれていたのが強く印象に残っているので(いや「ノーベル賞受賞者の考えが自分と同じ」とか、おこがましいにも程がありますが)、エッセイの該当部分を引用紹介させていただきましょう。

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ご冗談でしょう、ファインマンさん(下巻)より

そう、僕は考えることが好きだし一応それを仕事にしているということもありますから、それが壊れてしまうのは、やっぱりどれだけの得がたい経験ができるとしても、メリットよりデメリットの方が高くなってしまうのです。

ということで、色々総合すると、僕が違法薬物に手を出すことは絶対にないので、どうかご安心ください、という、ある意味婚活の場での自己アピール的な話でした(当たり前すぎてアピールにもなりませんが)。


薬物に関しては、個人的にはやっぱり体験記とかを見るのでも十分な気がしちゃいますね。

例によって漫画好きな僕なので漫画ネタで恐縮ですが、絵がべらぼうに可愛く、内容も物凄くユニークなキメねこさんの作品が、メチャクチャ好きです。

www.pixiv.net
…メチャクチャ好きといいつつ、無料で公開されてる上記リンクにある数話分しか読んだことがなく、同人誌にまでは手を出していませんが、こういう普通の人がしていない体験(一応フィクションらしいですけど(笑))を読めるのは、本当に面白いですね。

大麻解禁の世界的ムーブメントともに、キメねこさんのような面白い方の話をもっと気軽にたくさん聞けるようになると嬉しいですねぇ~。


久々に自己紹介的な話も入れたので(特に、婚活では重要な点にもなる、タバコを吸うかどうかという点)、カテゴリーに自己紹介も入れてみましたが、正直「サプリ」でもなく、いうほど「自己紹介」でもない、ややデンジャーなネタでしかなかった気はするものの、この辺で大麻の話はおしまいとしましょう。

正直大麻の新しい時代は、マジで自分には1ミリも関係ない話ではありますが、タバコより害が小さい代替物としての利用が期待できるのならば、喫煙者の方の健康にも良さそうですし、やっぱり僕個人的には新しい時代を歓迎したい限りですね。

日本での解禁は何となくなさそう(あるとしても遥か遠い未来)な気はしますが、外野として、どうなるか楽しみに行方を見守らせていただきたく存じます。

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