やっぱりクレカは、王道をいく、航空系ですか

こないだクレカについて見ていたとき、
「自分の買い物の傾向的に、Blue Cash Everyday(スーパーでの買い物3%バック)・Chase Freedom(時々特定の買い物が5%バック)・Costco Anywhereコストコでの買い物2%バック)の併用が最強」
…と豪語していたのですが、他に大きな買い物をする可能性がしばしばあるものとして、旅行系のキャッシュバックだけはちょっと弱いんだよな、とふと気がついていました。

もしFreedomが後継のFreedom Flexだったら、旅行系の買い物に5%バックがついていたので良かったのですが、僕の持ってるのはふっるいふっるいオリジナルの無印Freedomなので、そんな洒落た特典はついていないのです。

しかし、常に自分にとって都合良く物事を解釈する僕は、
「ふん。5%バックなんかで満足しているようでは、旅人の風上にも置けないね。本当にお得に旅をしたいなら、航空会社系のクレカを使わなくっちゃ」
…と、旅人でも何でもないのに知った風な口をきいていたのでした。

まぁそんな前置きはともかく、一般的にも、お得なクレジットカードの王道といえば、真っ先に挙げられるのが航空系カードといえましょう。

コストコ提携クレカを作ったばっかりですし、そもそもそんなに旅行をする人間でもないうえ、さらに追い討ちをかけるかのように今はこのご時勢で飛行機なんて滅多に使うものじゃなくなっているため、急を要して作ることはないと思いますが、後学のために、航空系カードがどんな感じなのかを見ていくとしましょう。

クレカ情報の花形ですから、当然、大量の解説サイトがヒットしましたが、今回は常にアップデートされ続けている、賢いお買い物・ポイ活系の最大手サイト・NerdWallet(訳:財布オタク)の記事を参考にさせていただくとしましょう。

www.nerdwallet.com

「2021年4月のベスト航空系クレジットカード」というタイトルですが、来月になったら「5月」に更新されていることでしょう。

序文で、いきなり本質を突いた重要な話をしてくれています。

例によって、翻訳引用させていただきましょう。

__________

航空系クレジットカードを選ぶ上で最も大切なことの1つ最重要ではないにせよ―は、カードそのものではありません。それより大切なのは、どこに住んでいるか、ということにあるのです。もし地元の空港が単一航空会社のみによって運航されている場合―例えば、アトランタならデルタ航空デンバーならユナイテッド航空、みたいな―であれば、その航空会社のカードが、事実上唯一の選択肢となることでしょう。そういった空港以外の場合、より競争がありますから、カードの選択肢は増えていきますけどね。

__________

そう、まぁどこに住んでいるかに関わらず、結局、自分がよく使う航空会社のカードを選んで、そこを使い続けるのがベストなんですよね、航空系のクレカを入手した場合って。

僕が航空系のカードを作らない最たる理由はそこにあって、そういう縛りというか、将来的な選択の自由を狭めるような行為は、できる限り取りたくないと思えてしまう難儀な性格なのが、この僕なのです。

一度特定のクレカを作っちゃうと、航空券を買いたいとき、特にいつもと違う目的地へ行くときなんかに、仮に普段使いの航空会社よりいいチケット(値段や時間を総合して)があったとしても、どうしてもそっちを選びにくくなる気がしてしまうのです。

そういう無駄な葛藤というか、どっちを選んでも何か心につっかかる物が残りそうな状況を生み出したくないといいますか、つまるところ、僕は自由であり続けたいのです。

クレカなんかで1つの航空会社に縛られるのはまっぴらごめんだね、僕はいつでも一番いい条件を出してくれる所の味方だよ……と、そういったわけで、航空系のクレカはひたすらお得といわれていますが、どうも食指が動かないって感じなんですね。

…まぁ、別にクレカを作ってなくても、マイルを貯めるという観点から、1つの航空会社縛りをした方が賢いともいえますし、そもそもそんな葛藤を感じる状況に今まで出会ったことはただの一度もないうえ、それ以上に、飛行機の利用頻度がかなり低い人間ですから、あんまりそことクレカに手を出していなかったこととに関係性はない気もしますけどね。

逆にいえば当然、顧客囲い込みにダイレクトにつながるポイントですから、航空各社はしのぎを削って極めてお得な特典付きのクレジットカードを提供しているともいえるわけですし、そういうのをみすみす見逃すのももったいない気もするため、もっと合理的に物事を考えて、やはり航空カードの1枚ぐらいは現代人の嗜みとして持っておくのも悪くはないのかもしれません。

ということで、記事をつらつら~っと見てみましたが、航空系のクレジットカードで分かったことが1つありました。

それは、かなりお得な特典がついているだけあって、基本的に航空系クレカには年会費がかかります!

はい却下~

やっぱりこれは、コストコと年会費の関係じゃないですけど、頻繁に空をビュンビュン飛ぶ、スーパービジネスマンやさすらいの旅人みたいな方向けのカードってことなのかもしれませんね。

僕のように、地べたを這いずり回って生きてるダンゴ虫のような輩には、こんなハイカラなものは似合わんのです。
(似合わないというか、単純に年会費を払う元が取れない。)

「縛り」うんぬんとも関連しますが、年会費を払うとなると、「せっかく払ってるんだから、使わなきゃ…!」となり、無駄に「お得にマイルを貯めたいからね、今日は飛行機に乗って、隣の州のコストコへ行くとしよう」みたいに、アホなことをしてしまいがちになるともいえるわけですよ(いやそんなことするやつはいないだろ)。

実際そんなアホなことはしなくても、そういう「使わなきゃ損だぞ~」みたいな、強迫観念的な負担がいつも心の片隅に存在しているということ自体が、なんかあんまり好きじゃないんですよね…。

っていうかその辺の話は、「サブスク型のサービスが好きになれない」的な話で、以前もうしていましたか…。

しかし、1つだけ、年会費のかからないクレカが存在していました!

当然、NerdWalletによるそのカードのセールスポイントは「年会費無料」ですが、それだけ見ておくとしましょう。

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https://www.nerdwallet.com/best/credit-cards/airlineより

デルタ・ スカイマイル・ブルー・アメックスカード

年会費0ドル

・最初の3ヶ月で500ドルを使うと、1万マイルプレゼント

・推奨クレジットスコア:690以上

お気に入りポイント

ほとんどの航空系クレジットカードのナイスな特典をゲットするためには、年会費を払う必要があります。しかし、旅行は観光程度で、普段使いの買い物からマイルを稼ぎたいと思っているような方にとっては、このカード以上のものは見つからないことでしょう。

メリット&デメリット

【メリット】

キャッシュバックは、他の航空系クレカと同様です:デルタ航空関連商品を直接購入した場合、1ドルで2ポイント、その他の買い物は1ドルあたり1ポイント。ただ、レストランでも1ドル2ポイントが付きます。まあまあの額の入会時ボーナスもあり、条件付で、機内のお買い物も20%引きで購入できます。

【デメリット】

他のカードのように、預け入れ荷物無料特典や優先搭乗サービスはありません―でも、改めて、そのためにお金を払っているわけではありませんもんね。

カード詳細
  • 最初の3ヶ月で500ドルを使うと、1万マイルプレゼント
  • 年会費無料
  • レストラン(世界中になりました!)で、マイル2倍
  • デルタでの購入で、マイル2倍
  • その他の対象となる買い物で、マイル1倍
  • 外国為替手数料、無料
  • 対象となるデルタ航空機内での食事、飲み物、オーディオ・ヘッドセットの購入にカードを使うと、請求時20%割引

__________

見た限り、かなりの上級カード(年会費5万5000円とか。マイル3倍!) 以外は、どれも本当に同じマイル2倍でしたから、年会費無料で、一番肝心の航空券にマイル2倍がつくこのカード、いっすね!

デメリットも、「追加の無料荷物なし&優先搭乗権なし」のみ……めっちゃどうでもいい~!

これいっつも思うんですけど、あの優先搭乗って、何が嬉しいんですかね?

別に座席は早い者順じゃなくて決まってるんだし、手荷物収納の棚も基本的にちゃんと人数分余裕があるんだし、どうせ最後の人が乗り込むまで待たなきゃいけないんだから、乗り込むまで搭乗口付近の椅子に座ってるのと機内で座ってるのとに何の違いもないし…。

乗った人から順次出発で(座席だけビューンと飛んでく姿を想像したら笑えましたが)、到着時刻に差が出るならまだしも、みんな同じ出発なわけで、マジで乗り込む順番なんてどうでもよくない?としか思えないのですが…。

むしろ、前の方に座った場合、来る人来る人みんなにじろじろ見られてしまう可能性もあるし、その方がよっぽど嫌な気も…。

まぁそれは個人の好みの話かもしれませんが、僕は心の底から優先搭乗はいらない派ですね。むしろ機内なんて密閉された空間は空気も悪いですし、一番最後に乗り込みたいぐらいです。

ってことで、デメリット皆無でマイルが2倍、これは結構いけてますね。

ちなみに、都合良くというか偶然というか、僕は今までずっとデルタを使っています。

別にこだわりがあるわけでも何でもなくって、航空券比較サイトで比べても、いつもデルタが値段と時間を総合してベストだったから、という理由に過ぎません。

他に時間も変わらず値段も安いチケットがあったら、迷うことなくそっちを選ぶことでしょう。


また、今さらですが、飛行機とかに全く興味がないので、自分でいうのも何ですが僕にしては珍しく、マイルというものの仕組みを実はよく理解していないままになっていたりします。

基本的に、1マイル=1ポイント=1円(1セント)程度の価値があるものというのは間違いないと思うんですけど、貯まったマイルはキャッシュバックできるのか、それとも座席のアップグレードとか航空券の購入とか、航空券関連でしか使えないのかとか、まるで何も分かりません。

一応日米の往復はこれまで何度かしていて、その都度きちんとマイルの申請はしているんですけど、その活用法については全くノータッチです。

幸い、デルタのマイルは永久不滅とのことですから(下の公式参照…ラッキーなことに、僕の使い始めた2011年から有効期限がなくなったみたいですね)、使う時になったら調べてみるとしましょう。

news.delta.com
何かマイルを気にしだすと、マイルを貯めるのが目的になったりしがちでそれも嫌なんだよな…と思えて目を背けてきましたが、やはりここは努めて合理的に、幸い唯一年会費無料のクレカが存在するデルタユーザーなわけですし、今度飛行機を使うときは、事前にこのクレカを作ってもいいかな、と思えてきました。

ただ、結構お得な特典もある、その他の航空系クレカは、やっぱり年会費がかかるのが最大のネックで、マジでそんなに飛行機を使うことのない僕には無縁かな、って気がします。

でも、頻繁に空を飛ばれる方には、間違いなく最強カードの一環ですね。


次回はクレカネタの続きを……と思いましたが、せっかくだからマイルの使い方を見ておこうかな、って気もしてきました。面白そうな内容だったら、そちらから見てみようと思います。
(クレジットカードネタは、1つ書こうと思ってたネタを忘れていたので、前回「あと2回クレカネタ」とかほざいてましたが、多分あともう2回ぐらいありそうです。)

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