デルタのマイル、貯まり方・使い方などなど…

デルタ航空のマイルあれこれについて、自分用に、ちょっと調べたことをまとめておこうかと思います。

まずマイルの貯め方ですが、前回紹介していた航空系クレジットカードを持っていない場合は、基本的に、実際に飛行機に乗って稼ぐことになる感じですね。

逆にいえば、航空会社のクレジットカードを持っていなくても、マイルを貯めることは可能だということです(まぁ当たり前ですけど)。

もちろん、デルタ航空はデルタのマイル、ユナイテッド航空はユナイテッドのマイル…という感じで、航空会社によってもらえるマイルポイントは別物ですから(これもいうまでもなく当たり前すぎる話ですけど)、上手くマイルを貯めるには、1つの航空会社を使い続ける方が良いというのは前回も述べていた話でした。

また、マイルを貯める(&使う)には、各航空会社のサイトで会員登録をする必要があります。

実は僕はそれに気付いたのは日本を発ってから確か1回目か2回目の帰省を終えた後だったんですが…
(ちょうど帰省から戻ってしばらくして、こちらへ遊びに来た友人とマイルの話になって気付きました。
 まぁ気付いたというか、前回も書いた通り、飛行機は本当に滅多に乗らないので、ずっと「どうせ多分失効するだけだし、マイルなんかを気にすることで生じる心労コストの方がでかいから、自分には無縁なものだと割り切って無視しよう」と、合理性を重んじる僕にしては珍しく、そもそも意図的に気にしないようにしていたという感じですね。)
…マイルの話を聞いて、マイルを意識し始めたのは、幸い帰省を終えてからそこまで時間が経っていないときだったのです。

その友人いわく、「航空券番号さえ残ってれば、過去のフライトも遡ってマイルがもらえるから、やっといて損じゃないし面倒くさくもないし、やっときなよ」ということで、アドバイスに従いその後会員登録して、チケットに記載されている番号を入力したら、無事に既に数ヶ月経っていた昔のフライトのマイルが加算されまして、それ以降は忘れずに申請&チェックをしているという感じになります。

なお、それ以前の航空券(日本を発ったときなど)は、もう航空券を捨ててしまっていたので遡れなかったのですが、調べてみたら、デルタは過去のフライトのマイルは9ヶ月間遡って申請することが可能とのことなので(参考記事。デルタ以外の多くの航空会社は、12ヶ月間遡れるみたいです)、それ以前の航空券は既に1年以上前のものでしたし、もし航空券をきちんと保管していたとしても、遡っての申請はできなかった形ですね。

ということで、日米片道だけでも結構なマイルになるため、ちょっともったいなかったな、って気もしますが、面倒くさがってちゃんと調べようとしない人の末路はこんなもんだろうという、いい反省材料になった感じですね。

で、マイルの貯まり方なんですけど、これは「マイル」という名前の通り、飛行距離に応じて積算されていくもの……だと僕は思っていたんですが、2015年以降、デルタのマイルシステムは変更されていたようです。

news.delta.com

どんな仕組みになったのか、そのものズバリの表を抜粋させていただきましょう。

マイル獲得表

スカイマイル会員資格種別

購入航空券1米ドルあたりの獲得マイル数

一般会員

5

シルバー メダリオン会員

7

ゴールド メダリオン会員

8

プラチナ メダリオン会員

9

ダイヤモンド メダリオン会員

11

現在のデルタのマイルは、距離ではなく、買ったチケットの値段に応じてつく形になっているようです。

一般会員であれば、1ドル=約100円ごとに、5マイルが獲得できるということですね。

10万円のチケットを買ったら、約5000マイルが貯まるという形です。
(そして、前回紹介していたデルタのクレジットカードを使って買っていたら、1万マイルもゲットですか。
 1マイル=1円の価値と考えたら、10%ボーナスをゲットしたも同然なので、やはり、航空系クレカ(というか、マイルというポイント制度)のお得感は、パネェですね!)

正直、距離に応じて一律同じマイルの場合、格安航空券で安く買った人と、ファーストクラスでめちゃ高なチケットを買った人と、同じポイントが付くのはどうなんだ?…と思えなくもないので、こちらの方が理に適っている気もしますね。

しかし、これを見てまず感じることは、「シルバーメダリオンとか、何だよそれ」って点でしょう。

まぁこれはそのものズバリ、単なる上級会員なんですが、果たしてどうやったらなれるのか?

同じチケットでも、100円で5マイルがつくのと7マイルがつくのとでは大分違うぞ、ダイヤモンドとまではいかずとも、シルバーメダルぐらい、僕にもくれよと思って調べてみたら…!

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https://www.delta.com/us/en/skymiles/medallion-program/how-to-qualifyより

…って、デルタの公式サイト、クソすぎぃ!

一応日本語サイトも用意されてるんですけど、なぜか3秒ぐらいしたら強制的に言語選択画面が現れて、日本語ページを読むことができません!
(出てきた選択画面で日本語を選んでも、また即言語選択画面が出続けて、スクロールすらできずに閲覧不可。使ってるブラウザがよくない or アメリカのIPからの接続だからですかね…?
 先ほどリンクを貼った、news.delta.com内の日本語記事は普通に見られるんですけど、delta.comの方は、本当に何かデザインも崩れている所があるし、ダメダメですね…。
 ちなみに英語ページでも、クリックして別のページへ行くたびに、毎回いちいち言語選択画面が出てくるというクソ仕様……一応英語ページなら、選択後、閲覧自体はできますが…)。

とまぁウェブサイトのクソさはともかく、そんなわけで英語ページからの抜粋ですが、シルバー会員になるには、

2万5000 MQMまたは30 MQS かつ 3000ドルMQDまたはMQD免除

…が条件とのこと!

……意味分かんねぇ~!!

とにかくこういうのは分かりづらいことこの上ないですが、順番に見ていくと…

MQM (Medallion Qualification Miles):飛行距離と乗ったクラスに応じてつくポイント

MQS (Medallion Qualification Segments):フライトの回数

MQD (Medallion Qualification Dollars):購入した航空券代

…ということで、2万5000マイル相当ポイントを稼ぐか30回飛行機に乗るかした上で(これは、どちらか1つでOK)、かつ、合計約30万円分のチケットを買っていれば、シルバー会員になれるということですね。

ちなみに、MQD免除は、昨日紹介していたデルタ・スカイマイル・アメックスクレジットカード(最低ランクの、ブルーカードでも可)で、2万5000ドル以上の買い物をしていれば得られるとのこと…。

要は、フライト以外の、日常の買い物でも、デルタクレカを使って250万円ぐらい買い物していたら、MQDの条件は免除します、ってことですね。

う~ん、お得感皆無の、クソみたいな免除資格ですが……スーパーやコストコの買い物は、デルタクレカを使うメリットが皆無ですし…(っていうか、そもそも食費なんて高が知れてますし、もっと色々大きな買い物をする人向けのサービスなのかもしれませんね)。

ちなみに僕の場合、「回数はしょぼいけど、日米は距離だけは結構あるからね(軽く調べたら、東京羽田⇔フロリダオーランドの往復で、21,127MQMが稼げるとのこと…距離のある東海岸側でも、一発で2万5000を稼げないあたり、絶妙な設定ですが…)、チケット30万円も、1回では届かないけど2, 3回で届く感じだろうし、シルバーメダルゲット、これ、いけるんとちゃいます?」…と思ったら、なんと!

メダリオン会員は、一度なったら永久に会員権が維持されるのではなく、毎年の利用状況に応じて、1年ごとに更新されるものだった!!

やる気しねぇ~、毎年ガンガン使いまくらないと即剥奪される会員なんて、こっちから願い下げだっっ!!

…ってまぁ、デルタからしたら、「毎年ガンガン使ってくれない客なんて、こっちから願い下げだっっ!!」と思われてる感じでしょうし、実際そんなライトユーザーを優遇する意味もありませんから、単純にそんなに飛行機を使わないパンピーはお呼びでない、って話なだけかもしれませんね。

いずれにせよ、僕はメダリオンには縁がなさそうです。

デルタマイルは幸い永久不滅なのをいいことに、一般会員のまま、セコセコと少しずつマイルを貯めさせていただくとしましょう。


…と、もう少し色々マイルの使い道や飛行機について、その他細々くっちゃべりたかったんですが、もういい長さになってしまいました。

果たして一体今の僕は何マイルを持っているのか?!…という点含め、また次回へ続くとさせていただきます。

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