「コストコは本当に安いのか?」ようやく本編です。
前回書いた通り、コストコ非会員は実際の値段を知ることができないので、検索して出てきた価格を参考に、近所の一般スーパーで実際に買ってるものと比べさせてもらうとしましょう。
…まぁ、「いやいや、そんな参考情報じゃなくて、会員になって、実際の正しい値段を報告してよ」って話かもしれないんですけど、何事も、事前調査は大切なのであります。
今回調べて、コストコが本当に「うまい、安い、間違いない!」と思えるようだったら、まま、会員になってやらんでもないかな、という感じですね。
相変わらず御託を並べてたら一瞬で3000字ぐらいいっちゃうので、では早速、レッツ比較!!
価格情報は、検索して出てきた、kitchnなるサイトの、このページを使わせていただくとしましょう。
はてなブログのリンクカード機能ではこのサイトのリンクカードが作成できなかったので(あれ、作れるのと作れないのの条件の違いって、何なんでしょうね?ここみたいに、たまに作れないサイトがあります)、ページトップ画像をそのまま拝借しますが、こちらの記事…
コストコとウォルマートの価格比較をしてくれている、大変素晴らしい記事になっています。
だから、前回、ウォルマートの話をちょろっと出しておく必要があったんですね。
ちなみにこの記事は2018年のもので、そこから2-3年が経っている……のみならず、まさに前回触れていた通り、地域によってモノの値段は変わるんです(別にアメリカに限らず、日本のスーパーだってそうですしね)。
なので、今回は、
1. この記事で取り上げられているコストコの値段
2. この記事で取り上げられているウォルマートの値段
3. 自分の住んでいる最寄りのウォルマートの、実際の値段
4. 自分が実際に使っている、地元ローカルスーパー(とはいえ結構大型です)の、実際の値段
…の4つを比較してみることにします。
同じウォルマートが挟まることで、記事内のコストコの値段と、実際自分が買ってる値段とで地域差みたいなのが仮にあったとしても、一応比較可能な形になるに違いない、という感じですね。
ちなみに、「地元ローカルスーパー」ですが、一応住んでる所の特定を避けるために、お店の名前は伏せさせていただこうと思います。
別に住んでる所が特定されても何てことはないですし、見る人が見たら特定できる話にすらなってるようにも思いますが、一応、自分からあえて明かすことはしない、という形ですね。
記事内では33商品もコストコ vs ウォルマートの価格比較がされており、一番上から行こうかと思ったんですが、今回は自分が実際に買っているものから優先していかせていただくとしましょう。
ということで一発目は、比較記事内3番目に挙げられている、2%ミルクから!!
(以下、画像は、最寄りのウォルマートの値段のスクショです)
1. 低脂肪乳 (2%)
・コストコ:2ガロンで4.59ドル=1ガロンで2.295ドル
・ウォルマート:1ガロンで2.58ドル
・最寄のウォルマート:1ガロンで2.39ドル
・行きつけのスーパー:1ガロンで2.69ドル
⇒勝者、コストコ!!
…ほ、ほわああぁぁぁぁーーーー!(泡吹いて絶命)
マジで?!
いや、これまで「常に、最も合理的な最善手を打ち続ける男です(キリッ」とか言ってたぐらいですから、実は、今自分が使ってるスーパーが、何だかんだ質も値段も一番いいと思ってたんですよ。
コストコがなんぼのもんじゃい、地元スーパーは、安くて質がいいことで有名なんだぞ!…と、余裕の勝利宣言をかまそうと思っていたのに、まさかのまさか、最高(さいたか)!!
余裕の敗北宣言、玉音放送を流す破目になってしまうとは…トホホのホ……。
しかもよく見ると、比較記事内のウォルマートは2.58ドルで、一方、最寄のウォルマートの現在の実価格は2.39ドルですから、どうやらこの参照比較記事は、僕の住んでる所より、物価が高いハイソな地域が想定された値段設定になってるように思われるんですよね…。
そんな大都会価格なのに、まさかの、僕の今いるクソ田舎ウォルマートの値段より更に安いだなんて…。
♪チャラララッ, チャッチャッチャー (ファンファーレ音)
結論、コストコは安い!
以上っ、終わりっ、みんな解散!!
…というか、個人的な話で恐縮ですけど、コストコ以上に、最寄のウォルマートが、実は行きつけのスーパーより遥かに安いことに衝撃を受けましたね。
そのスーパーとウォルマートは、割とまぁ近くにあるので、寄ろうと思えば一瞬で寄れるんですよ。
でも、僕は、価格の比較を面倒くさがって、常にずっと地元スーパーのみで買い物をしていました…。
(いや、でも、昔比べたとき、ほぼ同価格で、「これなら質の良いとされる地元スーパーの方がいいな」と結論付けたような気がしたんだけどな…)
こないだ、スーパーをはしごする主婦を勇気付けたばかりだというのに、まさか、30円以上安いミルクを何年も無視し続けていただなんて…。
僕は、堅実で賢い買い物を怠る、「買い物上手な主婦と僕連合」の風上にも置けない、ただのクソ野郎でした…。本日をもって、「合理的な男」を名乗るのをやめます…。
…い、いや、でも、僕が買ってるのは無脂肪乳だし!
もしかしたら無脂肪乳の勝負なら、ウォルマートに勝ってるかもしれない!
改めてチェックしてみたところ、いつも買ってるスーパーの無脂肪乳・ガロンボトルは2.49ドルでした。
頼む、ウォルマート、それより高くあってくれぇーーっ!
(…って、2%ミルクの時点でそれより安いんだから、あるわけないじゃん…)
…って、あぁーっっ!
最寄ウォルマートの無脂肪乳、まさかの2.44ドル!辛うじて買ってるスーパーの値段よりはまだ安いけど、わずか約5円差 (0.05ドル)!
何か色々ツッコミ所がありすぎて、もうよく分からなくなってきたぞ!
まず言えるのは、何で2%ミルクの方が0%無脂肪乳より安いんだ、頭イカレてるのかウォルマート最寄店!…ってこと!
せめて同じ値段なら、「脂肪分で差は付けないお店なのかな」と、納得はできないまでも辛うじて理解できなくもないのに、乳脂肪分を減らして値段も上がるとか、これはイケナイ!
宇宙の法則が乱れる……!
う~ん、たまたまこのウォルマートが、2%ミルクだけ特売中なんですかね?
(ちなみに、赤ラベル成分無調整牛乳と1%ミルクも、0%無脂肪乳と同じ2.44ドルでした。なぜか2%ミルクだけ5円安いという、本当に謎の価格設定!)
でも、とりあえずウォルマートとはたったの約5円差だったということで、僕の心は少し落ち着きました。
5円なら……安かろう悪かろうの代名詞ウォルマートより、行きつけのスーパーの方が、あらゆる商品の質はいいと言われているし…こっちを買うのでもそこまで問題ないはず…(なお、自分の舌では、これといって何の違いも分からない模様)。
あぁでも、底値ハンターとしては、何とも申し訳ない気持ちに…。
ごめんよハンター仲間のみんな、僕は、5円の差なら妥協して1つのスーパーで買い物を済ませてしまう、薄汚れたつまんない大人になっちまったみてぇだ…。
面目ねぇ…。
2%ミルクのように、30円の差があったら、多分考え直したんだけどよ…。
へへっ、こんなぶざまに落ちぶれた僕を笑ってくれよ…。でもみんなは、1円であっても安ければ1 kmをはしごするのも厭わないあの底ハンスピリッツを、どうか忘れないでくれよな……。
俺たちこそが…健全な価格競争を守って、社会に……ぐふっ……(絶命………って、あんたさっきも泡吹いて絶命してたじゃん(笑))。
とかその辺のもうこないだやったネタはともかく、値段比較に話を戻しまして、さらに前回触れてた話にまでちょっと戻りますと、物価が安いと思う例として、田舎の代名詞として挙げたウォルマート・カンザスシティ店の2%ミルクは、2.83ドルだったんですよね。
一方、改めて、自分の最寄ウォルマートの2%ミルクは、2.39ドル……。
あーたの住んでる所が、一番断トツの田舎じゃないっすか(笑)。
(仮に2%ミルクがたまたま特売だったとしても、カンザス店の無脂肪乳は2.58ドル(最寄店は2.44ドル)でしたので、やっぱりバカにしてたカンザスシティより、僕の住処の方が物価の安い辺境の僻地という感じですね。
…で、でもこれも、僕は別に都会が好きってわけじゃないし、物価が安いのは、暮らす上ではいいことだし!)
というか、すっかり置いてけぼりになってるコストコ比較参照記事内のウォルマート価格は、2%ミルクが2.58ドルとなっていましたから、これはカンザス店より安いので、別にそこまで物価の高い都市が想定されてるわけでもなかったですね。
むしろ、本当にカンザスシティが何気に、物価も高いアーバンシティである可能性が…??
参考までに、西の最大都市・ロサンゼルス (LA) のダウンタウン中心部から最も近い、ウォルマート・サウスゲート店をチェックしてみたら、赤ラベル牛乳は3.07ドルでした。
3.01ドルだったカンザス店と、ほとんど大差ないですね(一方、2.44ドルという、最寄店の安さ(笑))。
…カンザスは、LAに匹敵するメガシティだった?!(ナ、ナンダッテーッ!!
(…って、そもそもウォルマートのミルクの値段ごときでそんなこと判断できるわけもないんですけどね。需給バランスというのもあるでしょうし)
ただし、LA店も、乳脂肪分に関わらず、全牛乳が一律3.07ドルという価格設定でした。
(なので、0%無脂肪乳で考えると、LAはやっぱり相当高いですね。「セレブ専門店」こと、マンハッタン横店(3.03ドル)より高いですから。)
本当、何でこんな価格設定なんでしょうか?
「都会の人は健康志向で、逆に低脂肪商品ほど売れるから、強気の価格設定で、乳脂肪分が減っても安くならない」とか一瞬思いましたが、よく考えたらクソド田舎の僕の最寄もほぼ乳脂肪分に関わらず一律設定なので、そういうわけでもなさそうですし、牛乳の謎は深まるばかり…。
日本にいた頃は、乳脂肪分の低い商品が安くなってないことなど、ただの一度もなかったように記憶してますけどね…。
…と、話は逸れに逸れてますが、近所のスーパーとコストコの比較に戻ると、2%ミルクの時点で惨敗なので、参考にできる価格情報はないですが、恐らく無脂肪乳も、同じくコストコに白旗惨敗でしょう。
ちなみに僕はこの1ガロンボトルのミルクを、ちょうど1週間で消費しますから……
…というか、まずはこないだからずっとナチュラルに使ってるその「ガロン」って何なのよ、って話なんですけど、1ガロン=3.78541リットルのようですね。
つまり、僕は3.78541リットルを1週間で飲み干し(正確には食べ干し)ているということなので、1日あたり540 mLの無脂肪乳を、毎朝シリアルにかけて消費してるんですね。
…結構飲んでるな、おい!
ちなみに値段をより分かりやすい表記にすると、僕の使ってるスーパーですと、無脂肪乳が1ガロンで2.49ドルですから、1リットルの牛乳パックに換算しまして、約0.6578ドル…ざっくり約66円(まぁ1ドル100円ではないですけど、100円より安い時代もありましたし、100円で考えて問題ないでしょう)…
やっっっす!!
つるかめでも、無脂肪乳1本66円とか、特売ですらないレベルだった気がしますね(木曜牛乳の日が、低脂肪乳88円とかそんな感じでしたし)。
そう、納豆が高いだのなんだのひたすらブーたれてましたが、やっぱり、納豆以外の日用食料品は、物価が上がり続けているアメリカとはいえ、断然日本より安いんですよね。
納豆が日本の3倍の値段してても、僕が発狂せず心穏やかに暮らせているのは、他のものが安いからといえるのかもしれません。
そして、コストコであれば、牛乳(無脂肪乳)は、これよりもっと安いのか……ゴクリ…。
この先の商品も見比べて、コストコデビューを果たすか否か、じっくり考えさせていただくとしましょう。
今回、せめて2つ目の卵の比較までいきたかったのですが、ちょっともう大分長いので、卵は次回にさせていただきます。
次回予告……地元スーパーの逆襲!!
お楽しみに~。