タイトルは、実際の値段比較を見る前に、適当に勝手に想像で書いたものなんですけど、まぁ基本的にコストコが勝ち続けるでしょう。
とはいえこの先買いたい商品がほぼないので、どれだけ安くても僕にとってはもう魅力アップにはならないのですが……
既にコストコは現時点で気になる存在になってしまったので、恐らく近い内に足を運ぶことになるように思っています。
それなら実際に店に入って本当の値段を比べる方が、古い比較記事なんかを参照にするより確実なんですけど、まぁもうこの企画始めちゃったので、最後まで見ていくとしましょう。
前回は10品目までいっていましたが、今回は続きの、kitchnによる比較記事・夕食編へと参ります。
11. パスタソース(マリナーラソース)
・コストコ:32オンス3本セットで9.99ドル=1オンス0.104ドル
・ウォルマート:23.5オンスで1.98ドル=1オンス0.084ドル
・最寄のウォルマート:24オンスで1.98ドル=1オンス0.083ドル
・行きつけのスーパー:23.5オンスで2.49ドル=1オンス0.106ドル
⇒勝者、ウォルマート!!
ウォルマートの参考商品として記事内で取り上げられていたGreat Value Organic Marinaraは、そのまま検索しても、そのものズバリの商品が最寄店ではヒットしませんでした。
(一方、行きつけのスーパーでは、そのものズバリの、Organic Marinara Sauceがヒットしましたが)
この2年で商品名が変わったんですかね?
そもそもマリナーラって何だよ、と思われた方、僕も知りませんでしたが、普通の極めて一般的なトマトソースみたいです。
(正確には、「トマトソースがベースで、オレガノとバジルが加えられたもの」ですね、Wikipediaによると。)
肝心の値段は、非常に珍しいことに、コストコが、超ビッグなセット売り(96オンス=2.7 kg超て!)をしてるくせして、それより小さい「瓶1本売り」のウォルマートの単価に、割と大差で負けています。
意外っ!
しかし、アメリカのパスタソースというのはこんな感じのガラスボトルタイプがメジャーみたいですね。
行きつけのスーパーでも、大量に陳列されているのをよく見かけます。
日本にこういうのってあるんでしたっけ?
僕は、使うとしてもレトルトのあのアルミパウチのやつですから、パスタソース界隈に詳しくはないんですけど、やっぱりボトルは使用量を好きに加減ができるとはいえ、逆にどれだけ使えばいいか悩む&開封後の衛生状態や管理が気になるという点もあるため、個人的には1回使いきりのレトルトパックの方が便利な気がしちゃいますね。
調べたら、カゴメとかからは缶入りパスタソースも売られていましたが、日本はやっぱりレトルトパック(紙箱入り)がメジャーなんですかね…?
(でもそれは一人暮らしの学生とかがメインで、家族もちとかですと、そもそも出来合いのものではなく、色々混ぜて自分で作ったりするんでしょうか?)
そんなに食べたことはないですけど、レトルトのパスタソースも、尋常じゃなく美味しいですよね。
まぁそれよりも更に便利で簡単な、冷凍食品の時点で、あり得ないぐらいクオリティが高すぎるというのがパスタの印象ですが……。
(ちょうど、僕が大学に入った21世紀になってぐらいから、冷凍食品全体のレベルが劇的に上がり続けた印象があります。
長らく食べてませんが、今の冷凍食品は、もうとんでもない、銀河レベルのクオリティになってそうな気がしますね。)
っていうか普通に、パスタはどう作っても美味い、というそれだけの話なのかもしれませんね。
12. 牛ひき肉
・コストコ:4ポンドで19.99ドル=1ポンド5ドル
・ウォルマート:1ポンド5.98ドル
・最寄のウォルマート:1ポンド5.78ドル
・行きつけのスーパー:1ポンド4.49ドル
⇒勝者、近所のスーパー!!
これも、ベーコン同様、アメリカの本領発揮で、恐らく安すぎて笑うしかないぐらいでしょうから、笑う準備OKといきたいところですね!
さぁ、価格を日本式のグラムと円に直しますと、勝者の行き着けスーパーは……
…といこうと思ったんですが、意外とそこには問題が山積みでした。
まず、僕はひき肉の相場を知らない!
「グラム100円でした~」とかいわれても、「すげー!」とも「ふつー!」とも「たけー!」とも、マジで何とも思わない、虚無の極致です。
100グラム単価を聞かされたところで、恐らく能面みたいな顔をしていることでしょう。
っていうか、1ポンドは大体454グラムですから、行きつけのスーパーはまさにグラムほぼ100円を地で行く感じなんですが、そもそも、この対決では、無駄に高い有機飼料飼育(オーガニック)製品を比べているのでした!
記事内の解説でも、「オーガニック製品が必要ではないなら、どこの店でも数ドル安い普通のやつが売られている」とありましたね。
(比べるならそっちでいいのに…。)
そして、まさに上で貼った画像にもある通り、ウォルマートだけはオーガニックかつ牧草飼育 (grass-fed) であり、さらに高級なものになっています。
そしてそして、さらに、アメリカでは、ひき肉は「赤身:脂肪」の割合別に売られているようなのです。(日本がどうなのかは知りませんが…)
画像の通り、ウォルマートのやつは赤身85脂肪15の割合なんですが、近所のスーパーは、赤身80脂肪20の割合の値段になります。
ちなみに、近所のスーパーは、赤身90脂肪10になると、1ポンド5.29ドルになり、これだとコストコの方が安くなりますね。
(ただし、コストコはオーガニック製品ではないうえ、赤身の割合も書かれていないので不明です。ただ、記事内のウォルマートは赤身80脂肪20とあったので、多分80:20なのかな?そうすると、同じ80:20であれば、やっぱり近所のスーパーの勝ちですね)
まぁ、いまいち同一条件ではない比較なので、なんとも煮え切らない戦いになりました。
ちなみに、グラム100円って別に肉としては安くもなんともないみたいなんですが、調べていて目についたのは、そもそもひき肉ってそれなりに高い肉っぽいんですよね。
ひき肉なんて、他に使い道のないクズ肉をミンチにして誤魔化して…みたいな最底辺の肉かと思ってましたが、必ずしもそんなこともない感じだったんでしょうか。
…と、無駄に長引いていてペースがやばいので、とっとと駆け足で進めましょう。
13. マカロニパスタ
・コストコ:17.6オンス6パックで10ドル=1オンス0.095ドル
・ウォルマート:16オンス6パックセットで5.88ドル=1オンス0.061ドル
・最寄のウォルマート:16オンスで0.82ドル=1オンス0.051ドル
・行きつけのスーパー:16オンスで0.79ドル=1オンス0.049ドル
⇒勝者、近所のスーパー!!
ん?6パックまとめ売りではないのに、最寄のウォルマート&近所のスーパーの方が、圧倒的に安いですね……この2年で、パスタの物価が劇的に変わったんでしょうか?
流石にあまりにも違いすぎるので、ちょうど当時は小麦高騰でもあったのかな?…と疑いたくなりますが、でも安いことには違いないので、また珍しく近所のスーパーの勝利です!
っていうか、コストコ、今回全敗…。むしろ魅力がなくなっていく…。
ちなみに、近所のスーパーの値段を日本式に直すと、1 kgで174円…まあまあ、パスタの底値ってそんぐらいですかね?(大分安いのかな?)
また、パスタには色んな形がありますが、マカロニだろうとスパゲッティだろうと、同じ重さならどれも同じ値段みたいですね。
14. チキン
・コストコ:1ポンド1.99ドル(2羽セットの値段。有機飼料飼い)
・ウォルマート:1ポンド1.76ドル(1羽での値段。非ケージ飼い)
・最寄のウォルマート:1ポンド1.58ドル(1羽での値段。放し飼い)
・行きつけのスーパー:1ポンド2.99ドル(1羽での値段。有機飼料&放し飼い)
⇒勝者、ウォルマート!!
あるぇ~、コストコがマジでいきなり弱くなっていく…。
本当に、後付けじゃなくて最初にタイトル決め打ちして記事をまとめてるんですが、まさに裏目…。
なお、チキン1羽は、上記画像にもある通り、大体4-6.25ポンドあるそうなので、このウォルマートの値段設定で、丸1羽は大体800-900円ぐらいになるという感じです。
こんなの受け取っても調理に困る気もしますが、2 kg程度で1000円しないってことですから、安いっちゃ安いですね、やっぱり(まぁ骨とかの非可食部込みでの重さですけど)。
15. 野菜(有機栽培のホウレンソウ・ケールなど)
・コストコ:ホウレンソウ&ケール・1.5ポンドで4.99ドル=1オンス0.207ドル
・ウォルマート:ホウレンソウ・16オンスで4.76ドル=1オンス0.298ドル
・最寄のウォルマート:ホウレンソウ・16オンスで4.76ドル=1オンス0.298ドル
・行きつけのスーパー:ホウレンソウ&ケール&フダンソウ・11オンスで3.99ドル=1オンス0.363ドル
⇒勝者、コストコ!!
久々にコストコが結構な差で安いですね。
葉物野菜は鮮度・質も重要かと思われますが、多分、コストコの質は、評判的に、そんなに悪くはないように思います(少なくともウォルマートよりは)。
フダンソウとは耳慣れない野菜ですが、Chard(チャード)といえば、聞いたことあるようなないような気も…。
行きつけのスーパーが高いのは、フダンソウが他より割高な野菜、って可能性も一応ありますね。
16. オリーブオイル
・コストコ:2リットルで15.99ドル=1オンス0.236ドル
・ウォルマート:51オンスで10.98ドル=1オンス0.215ドル
・最寄のウォルマート:51オンスで8.12ドル=1オンス0.159ドル
・行きつけのスーパー:33.8オンスで6.49ドル=1オンス0.192ドル
⇒勝者、ウォルマート!!
トランス脂肪酸を減らすためにとても良いとされるオリーブオイル、勝者はウォルマートですが、これも、もしかしたら2年前と油の平均物価自体が違ったりするんでしょうかね…?
2年前の値段より、明らかに安くなっています。
ちなみに液体のオンスは重量のオンスとはまた少し違って、1液量オンスは29.5735 mLなので、ウォルマートのオリーブオイルは、大体1.5リットルで159円、って感じですね。
高いのか安いのか、ま~ったく僕には分かりません(笑)。
17. サーモン
・コストコ:3ポンドで32.99ドル=1オンス0.687ドル
・ウォルマート:12オンスで11.97ドル=1オンス0.998ドル
・最寄のウォルマート:12オンスで11.94ドル=1オンス0.995ドル
・行きつけのスーパー:(画像のような重さ一律のパッケージスタイルではなく、スーパーに良くある、切り身がラップでパックされた量り売りスタイル)平均2.78ポンド入りの大型パックで22.21ドル=1オンス0.499ドル
⇒勝者、近所のスーパー!!
…って、もしかしたら、行きつけのスーパーのやつは、違うものなんでしょうか…?
でも、特にウォルマートのやつも調理されてるわけでもなさそうですし、同等品といえるように思います。
これだけ圧倒的に安いのは、鮮魚売り場のある、大型スーパーの強みですかね?
18. キヌア
・コストコ:4.5ポンドで9.99ドル=1オンス0.139ドル
・ウォルマート:32オンスで6.97ドル=1オンス0.218ドル
・最寄のウォルマート:16オンスで2.97ドル=1オンス0.186ドル
・行きつけのスーパー:8.8オンスで2.49ドル=1オンス0.283ドル
⇒勝者、コストコ!!
…って、キヌアって何だよ(笑)。マトリックスか何かにでも出てるのかよ(笑)。
謎の物体すぎたのでWikipedia先生の力を借りた結果、一言でいって、スーパーフードだそうです。
流石はキヌア・リーブス(=キヌアの葉っぱ)!
米に近いのかと思ったら、むしろサイドディッシュ・穀物サラダ的なもので、プチプチ食感で栄養たっぷりの憎めない奴みたいですよ。
一度食べてみたいですね!(もうスペースが押してるので、適当。)
…という所で、また長くなりました、次回はランチ編です!