コストコは本当に安いの?

結局の所そこなんですよ。

僕みたいに、少々の味の違いなど微塵も分からない/気にしないバカ舌の持ち主ですと…

(…って、散々あれだけ納豆に細かい不平不満ぶちまけといて、本当にぃ?

 いや実際、色々ぶつくさ言ってましたが、あれは「同じ店で同じ値段で買うなら、美味しい方がいいに決まってる」というのが話の肝だったわけです。

 つまり、同じ値段で買わされたあげく、量も少なく、さらに味まで劣っているものですから、ついつい「とろっ豆」なんかにはボロクソ当たっちゃいましたけど、もしそれしか選択肢がなかったら、普通に一切何も文句をいわずに食べるという、武士の鑑のような男が、この僕なのです(いや武士ではないですけど)。
 「それが最善の選択肢になっている」のであれば、それに不平不満をいっても詮無きことですし、切り替えてその状況を最大限楽しむことができる男……そんな庶民のあるべき姿を取った、生き神ならぬ生き庶民(なんじゃそりゃ(笑))のような立派な存在が、この僕だということです。

 実際、更にいうと、例えばタレなし納豆が他より10円とか安く売ってたら、それを買ってタレをかけないまま食べますしね。醤油とか、そういう気の利いた調味料は持っておりませんので…。
…いや醤油ぐらい買いなよ(笑)って話かもしれないんですけど、「タレは無料でついてくるもの」という刷り込みのある僕は、別に料理とかで使うわけでもない、ただ納豆にかけるためだけに、醤油なんぞを買う気にはならないのです。
 醤油をかけると明らかに健康になるとかならまだしも、正直、ただ塩分を過剰にしているだけといえますからね。

…この合理性、ご理解いただけますかね…?

 別に塩分を徹底して避けている意識高い系とかそういうわけではなく、買ったものにタレが付いてくるのであれば、そりゃ僕だって喜んで使いますよ。その方がもちろん美味しいですし、そもそも食べられるものを捨てることは絶対にしたくない性格ですしね。
 でも、もしタレがついてなかったら、味を良くするためだけに、わざわざ対価を払って、さらに健康を害してまで醤油を買ってかける、という選択は、僕の中ではあり得ないのです。

 そう、いうなれば、「味」「栄養」「コスト」の3要素をピピッと即座に分析し、結果、「納豆に垂らすためだけに、醤油を別口で買う」という行為は、総合すると僕の中では合理的たり得ない(=味だけのために、栄養とコストを犠牲にしているので)…と、そういうジャッジになるというお話ですね。

 細けぇ~(笑)とお思いになられるかもしれませんが、別に本当に無理してやってるわけじゃあなく、また、わざわざ時間をかけてそんなこと毎回じっくり考えているというわけでも全くなく、無意識的にやってるレベルで、そういう行動を取ることが僕の中では実に自然である、という感じなのです。

「…クセになってんだ、合理的に考えて生きるの」(笑))


…相変わらず、前置き長ぇ~(笑)…と、またもや脱線してしまいましたが、本筋に戻ると、安ければいいんですよ(それを言うためだけに、既に1000文字以上使用(笑))。

実際バカ舌は謙遜して言ってるだけで、まぁちゃんと物が美味しい不味いぐらいは分かるんですけど、「味」は僕の中ではものすごく重要性の低いファクターであって(ゼロではないけど、この3要素の中では、明らかに低い)、一方「栄養」も、同じものであれば基本同じ栄養ですから、やはり買い物で考えるべきポイントは、一にも二にも「価格」なのです。

ちなみに一応婚活ブログなので、僕の名誉のためにこれだけはちゃんと書いておこうかなと思うんですけど、別に100円200円の違いで何が変わるような困窮生活を送っているわけでは全くないんです。

何ていうんでしょうね、ゲームを最善手でクリアしたときに感じる喜び・達成感といいますか、最も合理的で賢い買い物ができたら、やっぱりそれって誰でも嬉しいと思うんですよね。

よく、買い物上手な主婦とかが「10円安いもののために、スーパーをはしご(笑)。そんな時間あるなら、バイトすればいいのに(笑)」とか揶揄されることがあると思うんですけど、僕は分かりますよ、そうする気持ち。

その行動、めっちゃ理解できますし、実際僕だってそうしてましたから、安心してください…そんな心ない声に、負けないで奥さん!

…いや、別に人気取りのためにそう言ってるわけじゃなくって、実際そういう行動を取ることが苦痛ではなく、むしろ喜びを感じる人にとっては、それって本当にただ楽しんでやってることでしかないと思うんです。

もちろん、そういう端金の違いを細々考えることが性に合わない人がいらっしゃるのも分かりますし、そういう方から見て、バカげている/理解できないと感じられてしまうのも十分わかります。

でも、我々「買い物上手な主婦と僕」連合は、そうすることが好きなんです。

これはいわば、趣味みたいなもんなわけですよ。

例えばゲームを趣味でやってる人に「ゲームなんて何も産み出さないものを延々とやって、時間無駄にしてバッカでぇ~」とか言っても、楽しんでやってる方からしたら、
「いやいや、人が楽しんでやってることなのに、何でそんなこと言われなアカンの?むしろ、こんな楽しいゲームを理解できないなんて、その方がバッカでぇ~。人生損してら~」
…としか返しようがないのと、まさに同じことだと思うのです。

賢いお買い物だってそうなんです。

事の本質は10円20円のお金を浮かすことではなく、いかに「いい買い物ができた!やったね私ちゃん!」という満足感を得られるかに尽きるように思うんです。

また、我々底値ハンターはある意味、「最も営業努力をしている店に報いる」ことを使命としていますから、「がんばった人(店)が報われる」素晴らしい世の中になる手助けをしている、まさに篤志家と称されて然るべきな、勧善懲悪を良しとする聖人君子とさえみなされても、決して大げさじゃないと言えるのではないでしょうか…?

逆に、社会から我々のような存在がいなくなった場合のことを考えてみてください。

恐らくどの企業も、「高くても全然売れるじゃん」と調子に乗り始め、明日にはもう納豆300円、卵1パック1000円、牛丼1杯3000円ぐらいになってますよ?そんなの嫌すぎますよね?

つまり、健全な価格が維持されているのは我々「買い物上手な主婦と僕」連合の日々の努力の賜物といえるわけですから、バカにするなんてとんでもない、むしろ感謝の1つでも寄越してくださいよ、といえてしまうわけなんですね。

まぁでも、他人のことをバカにしちゃう人なんてのは想像力に欠けている場合がほとんどですから、恐らくそんな高尚な話は通じないかもしれません。

しかし、自分のことであればどんな人でも理解できるでしょうから、ご自身のことに当てはめた話を、最後もう1つ、我々買い物上手組へのいわれなき誹謗中傷への反論材料として、語らせていただくとしましょう(いつの間に、そんな大仰な話になってたの?)。

スーパーをはしごする人を嘲笑うあなた……あなたにも趣味の1つや2つあるでしょう?

その趣味に興じるあなたに向けて、「時間の無駄。常に最高効率で仕事の結果を出すことだけを考えて動き続けない奴はバカだと思うし、理解できない」とか言われたらどう思います?

多分、「人が楽しんでやってることなんだから、余計なお世話。そんなこと口出しするなら、お前が働け」と言いたくなると思うんです。

そう思うのであるならば、我々「買い物上手な主婦と僕」連合も、同じ気持ちを感じている可能性もあること、どうか気付いてやってください。

あなたのかけた心ない言葉も、場合によっては、「自分なりに楽しんでやってんだから、余計なお世話。そんなこと口出しするなら、お前が買って来い」となりかねないわけなんですよね。

そうなるのが嫌なら……他人がやっていること/楽しんでいることが仮に自分には理解できなくても、それを貶めるような発言はやめる、これを守りましょう。

せめて言うなら、
「おい!計算したら、つるかめまで行くガソリン代が20.7円だったから、20円安い納豆をつるかめで買うなら、隣のセブンで買う方がお得みたいだぞ!大発見だな、もうつるかめに一々はしごしなくても良さそうだぞ!!」
…みたく、合理的に、優し~く、押し付けがましくない提案みたいな感じで伝えてくだされば幸いに存じます。
(まぁこの例は、納豆を2つ以上買えば、移動時間含めてもつるかめの方がお得になるので、あんまり合理的な提案にはなってないんですけどね(笑)。あくまで、雰囲気の例です)


…いや、何か、「買い物をするのが主婦」「働いているのが夫」と決め打ちしているかのような物言いが、ちょっとクレームの種になりそうな気もしてきたので、その辺にしておきましょうか。
(特にそういう意図は一切なく、ただ単純に、「主婦と僕連合」って言いたかっただけとかいう頭悪い理由なので、どうかご容赦いただければ(笑))


という所で、ハイ来ました、得意の、「本題に入る前に無駄話しすぎて、もう余白が足りない」奴~!

汗顔の至り、恥じ入らずにはおれない状況で誠に慚愧に堪えないのですが、またも「タイトルは次回予告」これでいかせていただきとう存じ申し上げます。

本当は、いい加減タイトルと中身が全く合っていないことへの罪悪感が強すぎたので、タイトルを「コストコは本当に安いの?(前置き編…また本題にたどり着かず(笑))」に変えようと思ったんですが、本文1文目とのつながりが悪かったので、泣く泣く却下しました。

記事のカテゴリーも、コストコだから「アメリカ」にしようと思いましたが、アメリカのアの字も出てこない内容ですし、「…クセになってんだ、合理的に考えて生きるの」と、またもや無事に自己アピール(なってるのか?!)に成功したので、「自己紹介」にしておきました。
(まぁこの「記事カテゴリー」も、存在意義が分からないレベルなので、非常にどうでもいいにも程があるものでしかないんですけどね(笑))

あ、最後にもう1点だけ本文中の内容に補足ですが、「醤油を買うなんてありえない」とかその類の話についてなんですけど、以前も書いた通り、これはあくまで「自分が自分自身のためだけに」「自分ひとりのための食事をするならば」の話であって、結婚相手や家族に強要する類の話では一切ない、ということに、改めて今一度触れておきたかった次第です。

そこ、めっちゃ大切なポイントですもんね。

その考え方が合理的になるのは自分ひとりの場合であって、家族や大切な人が少しでも不便や不都合を感じるのであれば、それは僕の中では決して合理的な選択とはならないのです。

自分の気持ちより、相手の感情の方が大事……ちょっとカッコつけた物言いかもしれませんが、それが僕のセールスポイントだと思っております。

それでは、次回、「コストコは本当に安いの?」本編、お楽しみに~。

にほんブログ村 恋愛ブログ 婚活・結婚活動(本人)へ
にほんブログ村