相変わらず記事タイトルにした本題に入る前に、余談といいますか、前回の続きから始めさせていただくとしましょう。
前回、謎メーカーによる「ザ・普通」な四段納豆が、買い始めた当初は2.99ドルであった、と書きました。
実際、ぼんやりした記憶では、それよりも前に、確か2.75ドルだった瞬間がごく短期間あったような気もするんですが、それはすぐ値上がりして、間違いなく一番長い期間買っていたのは、1個2.99ドルでした。
買う度に「1パック75円か……何だこの人生?」って思ってたことを、昨日のことのように覚えてますもんね(いやその感想は相変わらず嘘というか冗談ですけどね。逆に、納豆が75円だから絶望する人生って何だよ(笑))。
ちなみに、このお店にはもちろん他にも納豆がありまして、マイナー企業や韓国企業の納豆もありましたし、有名所ではノーマルバージョンのおかめ納豆なんかもちゃんと取り扱われていました。
しかし、それらは、3パックで3.25ドルみたいな、「四段納豆より、数は少ないのに、高い」という恐るべき、とんでもないボッタクリバーみたいな価格設定だったので当然一切手は出さず、一番単価の安い四段納豆を買い続けていたわけです。
ところが数年が経ったある日、四段納豆が3.25ドルに値上がりしていたんですね。
「あれ?3.25ドルっておかめの値段じゃなかった?」と思って見てみたら、おかめはおかめで3.50ドルとかに値上がり……。
まぁ、輸入品だし仕方ない。航空運賃とかもきっと上がっているのでしょう。他に選択肢がない以上、僕は我慢して買い続けますよ、と、納豆の奴隷であった僕は、文句を言うこともなく買い続けました。
しかし、それからまたしばらくして、四段納豆が3.50ドルに値上がりしていたんですよ。
「あれ?3.50ドルっておかめの値段じゃなかった?」と思って見てみたら、おかめはおかめで3.75ドルとかに値上がり……。
まぁ、輸入品だし仕方ない。航空運賃とかもきっと…(以下略)と、文句を言うこともなく買い続けました。
だがしかし!それからまたしばらくして、四段納豆が3.75ドルに値上がりしていたのです!
「あれ?3.75ドルっておかめの値段じゃなかった?」と思って見てみたら、おかめはおかめで3.99ドルとかに値上がり……。
まぁ、輸入品だし仕方ない。航空運賃とか………って、いくら何でもこれはおかしい!オーナーの兄ちゃん、値段間違えてない?有り体に言えば、ボッてない?と聞いてみるも、「う~ん、これは3.75ドル!あいすいませ~ん」みたくサラッと流されてしまうだけ…。
ちなみに、書き忘れてましたが、四段納豆を買い始めてからは、日本時代、毎日3パック食べていた納豆キングのこの僕も、4パック売りの商品なので何となくその方が切りがいいからか、毎日2パック食べるように変わっていました。
「ま、冷静に考えたら、3パックとか食べすぎだわ。もしかしたら当時は若かっただけで、加齢とともに痛風になるかもしんないしね。うん、納豆は2パックがちょうどいいんだ」
と自分を納得させていたんですけど、大体3.75ドルに上がったぐらいで、
「いや別に数十円の違いで何がどう変わるわけじゃないんだけど、何かいきなりもったいない気がしてきた……。よく考えたら、1日2パックとか食べすぎだわ。もしかしたら加齢とともに痛風になるかもしんないしね。うん、納豆は1パックがちょうどいいんだ(泣)」
と涙とともに自分を無理やり納得させ、それ以来、今ではついに1日1パックという、納豆貧民にまで落ちぶれている状況です(いや別にむしろそれが普通どころか、常に毎日食べてんなら、まだ納豆貴族ぐらいではあるっしょ、って感じかもですが(笑))。
話が逸れましたが、それからしばらくして、このアジアンショップが日曜完全休業になったぐらいのタイミングで、そもそも値上がりのみならず納豆が入荷される量・タイミングも妙に少なく・遅くなってきており……
(あぁ、食べる量を1日1パックに減らしたのは、「高くなってきてもったいない」うんぬんよりむしろ、そういう事情の方が大きかったかもしれません。
買い置き分が減ってきたので買いに行ったら、納豆が1個も置いてなく、店主に聞いてみると…
「ごめん!来週には」→翌週、まだない→「次の水曜には必ず」→翌週、かろうじて入荷しているも、もう数パックしかない(日本人や納豆を買う人は僕だけではないので、他に納豆を買う方も当然いらっしゃいます)
……みたいな流れが何度も続き、ストックを切らさないように、1日2パックも食べてはいられなくなった、という方がより正確でした。もちろん、値段の問題もありますけどね)
…一抹の「この先の納豆情勢への不安」を抱えていると、危惧していた通り、あっさり四段納豆1パックが3.99ドルに……
気が付けば、数年前より、まさかの1個100円アップですよ。
100円というのは、つるかめの48円納豆なら2個、39円納豆であれば、あともう少しで3個も買えるぐらいの金額なのです(当たり前すぎ(笑)だから何だよ(笑))。
「マジかぁ、これ以上値上がりしたら、遠くなって不便だけど、別のアジアンショップに頼るしかないかなぁ…。そもそも本当に納豆が入荷されなくなってきてるし…。入荷すれば、必ず僕が大量に買うと分かってるはずなのになぁ…。納豆後進国として、アメリカは見捨てられてしまうのだろうか…?」などと思っていたんですね。
そんな感じで、「もうこの店も限界か…?!」と思っていた矢先、前回書いた通り、突然オーナーが変わってしまったわけですよ。
オーナーが変わり、ひょっとしたらこの店の納豆事情もまたいい感じに戻ってくれるか?と期待するも束の間、オーナーチェンジ後初めて買った四段納豆は、まさかの4.25ドル…!(これも衝撃だったのではっきり覚えています。)
うぐぅマジか、でもまだ不慣れなだけで、仕入れや販路とかが小慣れてきたら、また値段も落ち着くに違いない……という希望を持つもむなしく…!
次の来店時には、四段納豆が消滅!
代わりに、めちゃくちゃマイナー企業(多分中国企業)の、3段・タレ無し・35グラムみたいな、業スーの39円納豆の方がまだまともなのでは?…というレベルのゴミカスみたいな納豆(言い過ぎ(笑))だけがそこには存在し…
(ちなみに、改めて検索したら、業スー納豆、地味に、タレ付き&45グラムのものもあるみたいですね…。別の記事ではタレなし納豆が紹介されていたので、39円納豆にタレなど付くわけもないと思っていましたが、業務スーパーも一枚岩ではないってことでしょうか。
っていうか↑のリンクで紹介されてる納豆、オーナーチェンジ前のこの店でよく見かけた気がします。当然、四段納豆より1パック単価は高かったので、買ったことはありませんが)
…このヘボ納豆3パック、気になるお値段は、まさかのまさか衝撃の、全日本人が激怒する、1個4.50ドル!!
…くぅぉれはいくらなんでも、ぬわぁんぼなんでも、物売るってぇレベルじゃねえ、こいつぁもう辛抱たまらん、この店はダメだ!…と思うも、真冬で買い物に行くのも億劫だったことから、何度かこの3パック貧弱激ショボ納豆約450円を泣く泣く買い続け………
…と、この続きは、この記事の本題の話がからんでくるので、ここで唐突に本題に入らせていただきましょう。
…と思ったものの、相変わらずもう既に長すぎるので、恒例の「本題に触れるのは、次回予告のみ」形式でいかせてもらうとします(そんなんでいいのか?!)。
こちら↓、今行ってる割と離れたアジアンショップで買っている納豆のカバーになります。
糊付け部を剥がして開いて、写真に撮りました。
そう、実は、何気に、今は、全国民おなじみのミツカン金のつぶを食べているのです。
まぁそれはともかく(というかまた次回触れます)、このパッケージ、パッと見て、何か大きな違和感を覚えるポイントはございませんでしょうか??
そうです、それは………次回へ続く!!
(唐突なクイズ形式もまたオツなものといえましょう。…って、記事タイトルに普通に答え書いてあるじゃん(笑))