納豆が高すぎて生きるのが辛い…

嘘です(笑)。

…まぁそれは普通に冗談で、別に納豆がちょっと高いごときで人生に絶望するほど僕の脳内お花畑は萎れてはおらず、常にチューリップ満開ぐらいのおめでたさを備えているのが、この僕ですから。


と、相変わらずの詐欺タイトルはともかく、もうみなさまご存知、アメリカでは納豆が高い」なんていうことは、今どき赤ちゃんでも知っている話ですね。

一体、かの地ではいくらぐらいするというのか?


…とその前に、まずは昔のことから振り返らせてもらいたいんですけど、日本にいた頃買っていた納豆は……特に全く何のこだわりもなく、とにかく一番安いのを買っていました

無名ブランドの、検索しても出てこないようなやつが多かった気がしますね。

(特に激安スーパーつるかめを使っていた、大学入ってすぐ~しばらくの頃はそうでした。
 つるかめでは水曜が納豆の日だったので、48円の謎納豆(メーカーは謎でしたが(もちろん、「謎」という名前の会社ではなく(当たり前(笑))、マイナーすぎて覚えていない、ということです)、普通に、地味にめちゃくちゃ美味しかったです)を毎週水曜日大量に(というか1週間分、7個まとめて)買っていたものです)。


引っ越してからは、激安スーパーが近場になくなったので、普通にミツカンやおかめといったメジャー所を買うようにはなりましたが……

正直、納豆の味って普通にタレの違いでしかないので(ちょうど、毎度欠かさずコメントをいただけるアンさんも、同じ旨のことをおっしゃられていました)、あれだけの数を食べていたのに本当にこだわりやオススメとかはなく、一番安いのをひたすら優先して食べ続けてた感じですね。

シリアルと違って、一応タレによる多少の味の違いはあれど、そこまでこだわるほどのバリエーションは決してありませんので。


とはいえ同じ値段であれば……そうですねぇ、正直、そもそも当時は今ほど色んな種類の納豆があるわけではなかった気がしますが、この↓、おかめ納豆の「旨味(うまあじ) 昆布だし」とかは、初めて食べた時、「こいつ…できる…!!」と思いましたね。

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http://www.takanofoods.co.jp/products/detail.php?id=105より)

でもまぁ、同じ値段で底値だったらこれを買うけど、1円でも高かったら、あえてこれを選ぶほどでもないかな…という、その程度の話でしかなく、やっぱり納豆であればどれも好きだし概ねそこまで変わんない気がするバカ舌ホルダーの僕としては、特にこだわりはない、って感じでした。


と、こだわりがないとは言ったものの…

僕が日本にいた頃は、ちょうどゼリー状のタレ製品とかが出始めて、その目新しさ・物珍しさから結構市場を席巻しだした…ぐらいの時代だったように覚えていますが……

…アイディアはいい!面白いし、便利っちゃあ便利だと思う。…思うんだが!

…正直、「あのゼリータレを考えた人、死になさい(笑)」と思わざるを得ないぐらいに、納豆ヘビーユーザーからすると、まぁ微妙な商品ではありましたね。


味的なクオリティがやや低いのもさることながら、僕の記憶が確かならば、あのタレ部が三角形の変形容器になった割を食って、確か肝心の豆が5-10グラムぐらい減りましたもんね。

(あやつのせいで、今や納豆は1パック40 gがスタンダードになってしまった気がします。まぁ世の中のあらゆる食品が小さくなってると叫ばれて久しいこの頃ですし、「ゼリーのせい」でもないのかもしれませんが…)。


結局、消費者の目というものは正直で鋭かったのか、一見便利に思えて実は微妙なゼリータレが納豆界のデファクトスタンダードになることは幸いなかったわけですが…(あのゼリータレが好きな人がいらっしゃったら、ケチョンケチョンに言っちゃって申し訳ないですけど…)

でもまぁ大体あの挑戦的な商品が一時的にでも話題になってたぐらいの頃を機に、色々な面白い個性的なタレの納豆がガンガン出てきた気もしますし、そのチャレンジスピリッツは称賛こそすれ非難すべきものではないかもしれなく、納豆ファンとしては選択肢が一気に広がってくれてありがたやありがたや…とむしろ感謝する所なのかもしれませんね。

(まぁでも、仮に底値同じ値段でゼリータレと普通タレの2品が売られていたら、僕なら0秒即決で、絶対に普通タレを買うわけですが(笑))


ちなみに、「48円はヤ~バイでしょ、毎週必ずこんな値段で納豆を買っていた賢い人間なんて、この世に僕ぐらいしかいないのでは(笑)?」などとひとり悦に入っていましたが、今調べたら、納豆の真の底値は、業務スーパーによくある、39円のものらしいですね……。

まさかの敗北…(どんな底辺の争いだよ(笑))。


「で、でも、48円の謎納豆はタレ付きだったし!39円業スー納豆には、タレがついてねーし!!」と強がってみるも、まぁもし僕が当時これを見つけていたら、タレすらなしで納豆を楽しめる、食に欲の一切ない剛の者が僕ですから、恐らく常にそれを買っていたでしょうね。

(それでも、謎納豆添付のタレは本当になぜか異様に美味しかったですし、別に苦学生ってわけではなく、単に合理的な買い物をするのが好きなだけだったので、わずか9円の差なら、「あの謎タレにはそのぐらいの価値があった」と辛うじて言えなくもなく、謎納豆を買っていた過去については、一片の後悔はないともいえましょう。
 ただでも、80円とかで有名メーカーのを買うぐらいなら、流石に同じ値段で業スー納豆を2倍量食べてた方が満足感も摂取栄養価も高かったかな、なんて気はしますが……
……とまぁ、書いてて何か情けなくなってくるぐらい、あまりにもどうでもいい話でしかないですね(笑))

ちなみにつるかめは、以前大量閉店のニュースも見た気がするので、ひょっとしたらもうこの世から絶滅しているのかもしれないんですけど、大学に入って一人暮らしを始めた僕の胃袋を支えてくれた恩人(恩店?)といえますから、いつまでも感佩深謝の念に堪えません。

これからも、永遠に、僕の心ならびにこれを読んでくれた人の心の中から、つるかめの存在が消えてなくなることはないでしょう…。
(いや勝手に人の記憶決めんなし(笑))

  

…え?まさか…!?

タイトルもしっかり「納豆高い問題」的なのにしたというのに、またまた前フリが長すぎたせいで、本題に辿り着けずに終わってしまう(しかも2回連続で)とか、そんなことある?!

しかしどうやらそんなことは普通にあり得たようで、もう十分いい長さになってしまいましたし、何だかんだ長すぎる記事より2つに分けた方が読みやすいでしょうから、また次回持ち越しとさせていただきましょう…。

(明らかに書くネタもなくなってきて、記事を水増ししてるのが見て取れますね。)

というわけで、次回、「まさか、納豆がこんなに高いだなんて…」(ハードル上げすぎ(笑)。実際そこまででもないです)& (おまけで)「色々見てたら気になった納豆」の2本、お楽しみに~。

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