長く、苦しい、旅路であった…

(N) 納豆を (K) 語り続ける (T) テキストを紡ぐだけの日々が……。

…とかいう、このブログの想定読者の方には恐らく一切なじみがなく、また興味も面白いと感じてもらえる点も全くこれっぱかしも存在しないであろうと思われるネタ(参考:NKTとは)から始まりましたが、延々2週間(!! 振り返ったら、最初の納豆記事は、なんともう14日も前で笑いました)と語り続けた納豆ネタ、ようやく結末を迎えることができそうです。

(ちなみに、簡単に元ネタについて解説させていただくと、古のファミコンソフトのエンディングで流れる言葉がこのNKTこと「長く苦しい戦いだった……」なのですが…

 近年、凄腕天才プレイヤー達の手により、どんなゲームもあっさり楽勝でクリアまで至る様子をお届けする神業プレイ動画みたいなのが流行っているんですけど、神プレイヤー達の手によって何のトラブルもなく一瞬でクリアされ、エンディングを迎えた瞬間、一斉に「NKT…」というコメント投げかけられる、最早お決まりのネタ・様式美となっているのです。

 実際は、視聴者にとっては「短く、チョロすぎる戦いだった(笑)」なのに、みな神妙な面持ちで「NKT…」とコメントを投げかけるそのギャップ・現実との齟齬ならびに、物事を大仰に誇張して表現することで生まれるカタルシスが大変趣深く、思わず見る者の笑いを誘う……のみならず、それと同時に、プレイヤーの培ってきた極めて高い技術ならびにそれまでに払われたであろう血の滲む努力および多大なる労力への、尊敬ならびに感嘆や称賛の気持ちをも並行して伝達可能になっているという、高尚にして、ウィットに富みエスプリの効いた、まさに知的な大人による洒脱な嗜みといえるのが、このNKTなのです。
 簡潔にして丁寧な解説、終わり)

…って、本っっっ当にどうでもいいにも程がありますね、これはどうも大変ネチ礼いたしました(=ネチっこいネタを続けてきた上に、挙句、ネチっこいネタをネチっこく解説してしまい、失礼いたしました…の略)。

…あぁーっと、NKTの解説でスペースを使いすぎて、肝心の納豆ネタを語る余白がもう残されていなーい!!

(N) 納豆を (K) 語る (T) ところが もうないよ

(紺助心の俳句……納豆は冬の季語とされておりますので、冬の終わりとブログネタの終わりとが見事に融合、美しい調和を見せながら、さらにNKTをおさえることで読者への感謝と畏怖の気持ちをも同時に伝えるという、ある種、神韻縹渺たる無常観および終末を乗り越えることで生まれる新しい希望をも内包した、2021年弥生3の日(うおっ、今日はひな祭りでしたか!)に相応しい、風光明媚な名句といえましょう)


…というおふざけからの引き伸ばし展開は、流石にもうやめておくとします。
(かなり時間をおいて、今、過去記事の再編集しているんですが、クソおもんなさすぎて逆に笑っちゃいましたね(笑)。)


ただ、それぐらい何か別の話で紛らわさないとどうしようもないぐらい、クッソしょうもないネタしか最早残されていないのです、というお話なのです(今までしょうもなくないネタがあったとでも…??)


最後のネタというのは、以前、ミツカンタレの小袋の開けにくさに文句を言うだけで終わったというとんでもない記事の最後に次回予告的な感じで触れていましたが、
「聞く所によると、本国日本では、そもそも実はもう小袋タレの時代ではなくなってきている?!」
的な話ですね。

また、その後「カラシが食べられる大人になりましたけど?」という誰も聞いてない自慢話もしていたのですが、このネタに関連して、カラシの方も、近年急速にその姿を消しつつあることが報告されています。


そう、その噂のアイツとは、以前ちょっと触れたゼリーたれなんかに端を発する、ミツカンお得意の「ちょっと珍しい商品作って衆目を集めたろ」的な意図も若干見てとれる気もしてしまう、特殊たれ商品の一環、「パキッ!とたれ」です!

www.mizkan.co.jp

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というか、パキッとたれが採用されているのは、まさかのまさか、ちょうど僕も買っている、黒ラベル・におわなっとうと、黄ラベル・とろっ豆の2種類のみだったんですね!

ちなみに当然、アメリカに輸入されてくるものは、(少なくとも自分が目にした限り)以前写真も貼り付けました通り、従来型の小袋タレ商品となっています。

そもそも、金のつぶってこの2つのことを指すブランドだったのかな?…と思ったら、別にそうではなく、パキッと化しやすいノーマルたれを採用しているのがこの2種類だっただけ、という感じでしょうか(他の金のつぶは、基本的に、特殊な味のたれが添付されているようです)。

いずれにせよ、納豆ネタの最後を飾るのは、(N) 納豆 (K) 金のつぶ (T) タレ問題 だった、という話になります(いや、N、さっきからずっと「納豆」でしかないじゃん(笑))。

この便利なタレに、何か問題でも…?とおっしゃる方は、バッカモーン!納豆道の修行が足りーん!!(またその切れ芸かよ(笑)。その道歩んでるの、この世でお宅しかいねーから(笑))

そう、アメリカにパキッとたれは売られていないのですが、実は、以前帰省したときにこの商品、手にとって実際自分の舌で賞翫させていただいたことがあるのです。

想像で語っているのではなく、実際に身をもって経験済みですから、この問題を取り上げて意見をいう資格は、僕には十分あるといえるのです。

幾多の死線を乗り越えてきた納豆ロードの僕が、ずばり、客観的で、忌憚のない、公明正大にして単刀直入な生の意見、鶴の一声の判定をくださせていただくとしましょう。

 

ズバリ…


パキッとたれ……


アウトー!!


いや、便利で面白いのはまぁまぁ分かるんです。手につかないのも、衛生的で素晴らしいといえましょう。

ただ、何かの制約があるのか、このパキッとたれに同梱されているタレは、何か微妙にとろみの加わった、ミツカンご自慢の追いがつおたれとは全く違う物質になっているのです。
(=ゼリーたれよりは液体ですが、完全な液体ではなく、粘性があります。恐らく、完全な液体だと、投下時にしぶきがはねる事故が多発したのでしょうか…?)


そして、有り体にいえば、追いがつおたれが100点としますと、このパキッとたれに入っている粘っこいたれは、大体7点ぐらいの、しょうもない味になっているのです…!

ちなみにこれは、僕が勝手に独断でくだしている判定ではなく、「パキッとたれ」と入力すると、検索サジェストに、「パキッとたれ まずい」がほぼ一番上に出てくることからも明らかといえましょう…。


また、その構造上、1滴も余すことなく使うことが極めて困難になっているのも、僕のように食べ物を無駄にしたくない人にとっては、若干のマイナス要素といえるかもしれないですね(この構造だと、中々チューチューもできませんし(笑))。

「何か便利さを追求すると、また別の何かを犠牲にしないといけない…」という、いい例なのかもしれませんね。

ということでミツカン社員の方、これを見てましたら、パキッとたれを全社あげて猛プッシュすることは、即刻、直ちにやめていただきたく存じます。

いいですか?いずれにせよ僕はパキッとたれも買えないし日本の納豆市場とは関係ない立場にある状況にいるのですから、これは、明らかに、私利私欲のためにいっていることではないんです!

これはまさしく、ミツカンのためを思って、心を鬼にして、あえて悪役を買って出て申し上げていることなんです!!

このままでは、「タレのミツカン」の沽券に関わる事態にもなり得るということ、僕はハッキリと名言しましたからね…。

事態を甘く見てテコ入れしなかった場合、数年後、泣いて謝ってきたって、僕はもう知りませんよ……。
(いや誰だよテメーは(笑)。一体何様だよ(笑))


…まぁその辺は冗談も込めてネタでいっている部分も多分にある話ですが、納豆メシアの僕としては、やっぱり、初めて納豆を手にするような方には、できれば美味しい方を手に取って納豆を好きになっていただきたいので、このパキッとたれが推しに推されて市場を席巻している現状にはノーを突きつけたくなってしまうのが、正直な意見といえてしまうのです。


あ、ちなみに、特殊形状たれの割を食って、同梱する場所がないためかカラシさんが姿を消しつつあるというのは、まぁどうでもいいです(笑)。

あんなのはあってもなくても同じですから、経費削減で撤去された方が、ミツカンの業績にとってもプラスになることでしょう。

『あってもなくてもいいものは、 ないほうがいいんだなー』 (みつを)
…と、どことなくミツカンと縁の深そうな名前の彼も…と思いきや、この言葉は相田みつをさんではなく、彼の師にあたる、武井哲應禅師のお言葉だったんですね。

まぁ武井さんもそう言ってることですから、カラシが消え行く運命にあるのは、甘んじて受け入れましょう。


といった具合で、最後の最後、ラストの記事で、ミツカン社の主力製品をディスって終わるとか、まさにとんでもないクソ野郎っぷりを発揮してしまいましたが……あぁーっと、先ほど金のつぶブランドについて調べていたら、非常に興味深いページを発見っ!

www.mizkan.co.jp
なんと、以前「タレ小袋が開けにくい。ミツカンにおかれましては、ぜひご一考を」とか偉そうなことも書いていたのですが、既にミツカンは対処済みだったぁーっ!!

これはお見事…!


ただ、『簡単に「たれ」「からし」をかけられる「押すだけプシュッ!と」を採用しています』とあったので、

「えっ?『押すだけで、たれとからしをかけられる』…って、もうたれとからしが混ざってるってこと?幼少期の僕のような、からしを食べられない純真な子供たちは一体どーなる?!」と一瞬憤ったのですが……

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(共同開発者、凸版印刷のページより)

ちゃんと、タレとカラシは別袋でした。

これは正直非の打ち所のない、完璧な商品開発といえましょう。

納豆ゼウスを自称する僕は、今まさに、納豆という商品が完成する瞬間を、この目に見届けることに成功したのかもしれません…。

よく頑張ったねミツカン、もう君に教えることは何もないよ。

ただ、パキッとたれではなく、こっちの「押すだけプシュッ!と」をもっと猛然とプッシュして(プシュッとだけに)、輸出商品も含めすべてがこの形態になるように、今後もなお一層のたゆまぬ努力を続けられること、草葉の陰から見守っているよ。


…と、最後まで「誰だよお前は(笑)。草葉の陰って、おめーはもう死んでいるのかよ(笑)」というネタを貫かせていただきましたが、これにて納豆ネタは無事完結したように思われます。

いやぁ~、くっそしょうもないネタのみでしたが、何気に、書いてて楽しかったですね。それだけ僕は納豆を好きだということでしょう。


総括というか結論は……

ミツカンは神

この一言に尽きますね。

(いや、「すごい納豆」も気になりますし、おかめも神、その他納豆を作ってる企業はみんな神ですから、納豆は神が最も相応しい言葉であり、一連の記事で一番伝えたかった本当のことかもしれません。…あれだけふざけてて、本当にぃ??

 

という所で、これにて無事にネタが完全になくなってしまいましたが、別に納豆ネタも最初から考えていたわけではなく、その場のノリで書き殴っていた適当ネタにすぎないので、同じ感じでマイペースに、適当に更新していきたく存じます。

のんびりと、気の向くままに、続けましょう
NKTの五七五……納豆ネタの最後を飾るに相応しい、妙句ですね。ひな祭りを彩るにぴったりな一句(どこが?)がいくつも生まれて、納豆内裏もきっとご満悦のことでしょう。)

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