最先端の医療機関が勧める、ベストなニキビ用洗顔料

こないだのニキビ跡治療の記事で登場していた各施術の単独記事もまた順次見ていきたい所ですが、前回ティーン向けニキビ治療記事にも当然いくつか興味深いリンクが張られていまして、永久に脱線していく勢いですけど(笑)、せっかくなので今回もひとつ、そこそこ役に立ちそうな記事を見ていこうかなと思います。

 

今回は、ニキビ用洗顔

 

health.clevelandclinic.org

 

まぁパッと見た限り、ここ最近のニキビ記事でも盛んに言われていたものが挙がっていたような感じでしたが、毎度似たようなこと言ってますけどやはり世界最先端の誉れ高い非営利医療機関であるクリーブランド・クリニックが良いと認めるものは現代医学で最も優れていて信頼できるもののひとつと言えますから、改めて参考にさせていただきたい限りです。

 

…とはいえ正直、美容製品に関しては、「理論よりも経験」的な側面が強いですし、偉い病院やお医者さんより、別に仕組みとか成分の知識は全くなくても実際に凄く効くことを身をもって実証してくれている…みたいな、美容に全てを捧げてる素人のレポの方がむしろ信頼できるってのはありますけど(笑)、まま、そういうのはやっぱり個人差もありますしね、確立された医学の知見を垣間見させていただくといたしましょう。

 

タイトルの「Best Face Forward」は、イディオムである「best foot forward」(主にput~で、「全力を尽くす」「可能な限り良い一歩を踏み出す」の意味)というフレーズのもじりですね。

 

出来る限り良い顔を: ニキビ用洗顔料の選び方(Best Face Forward: How To Choose an Acne Face Wash)

過酸化ベンゾイルまたはサリチル酸配合のものをお求めください

 

 

歯を磨くのと全く同じように、きっとどなたも毎日顔も洗っていることでしょう。肌の表皮にこびりついた汚れや垢やメイクを落とすことは、顔を清潔でクリアに保つ一助となります。

そしてニキビがある方の場合、今使っている洗顔料が自分に合っているのか気になっていらっしゃるかもしれません。本当に汚染物質や細菌を除去しているのだろうか?角質除去効果のある洗顔料を使うべき?それとも薬用?

白ニキビから黒ニキビまで、顔の吹き出物やブツブツはなかなか大人しくさせられないものです。

そこで、皮膚科医のヴィッキー・ベイカーMD(医師)が、最適なニキビ用洗顔料の選び方に関して、選ぶべき成分ならびにご自身のニキビタイプや肌質を知っておくと良い理由についてご説明くださいます。

 

ニキビのタイプを知ることがなぜ重要なのか

ニキビには異なる種類があり、自分のニキビがどのタイプなのかを知ることで、どのような治療法―ベストな洗顔を含め―が最も効果的なのかを判断する役に立ち得ます。

ニキビの種類には以下が含まれます:

  • 真菌性ニキビ(Fungal)。これは、イースト(酵母菌)が毛包に蓄積することで起こるものです―そして真菌性ニキビは、一般的にかゆみと炎症を伴います。
  • 嚢胞性ニキビ(Cystic)。嚢胞性ニキビの場合、深い、膿で満たされたニキビや小結節(こぶ)ができ、これは傷跡を残す可能性があるものとなっています。
  • ホルモン性ニキビ(Hormonal)。ホルモン性のニキビは、毛穴を詰まらせる皮脂の過剰分泌によって起こります。
  • 結節性ニキビ(Nodular)。結節性ニキビは、皮膚の表面に吹き出物を生じさせ、のみならず皮膚の下に圧痛のある結節状のしこりも生み出す、重症のニキビです。

「自分自身のニキビがどのタイプか分かれば、そのニキビの治療法についてアドバイスを受けることが可能となりますよ」とベイカー医師がおっしゃいます。「例えば、嚢胞性ニキビは通常、病変を縮小させるために医学的治療が必要です。」

また、自分の肌のタイプを知ること―乾燥肌、脂性肌、敏感肌、混合肌、あるいはニキビができやすい肌なのか―は、どのタイプの洗顔製品を使うかにも関わってきます。

「敏感肌の方は、クリーミー洗顔料を使いたいものです」とベイカー医師が語っています。「ジェルタイプの洗顔料はアルコールベースなので、敏感肌を乾燥させる傾向があるため気を付けたいですね。」

全体的に、泡立つ洗顔料やジェルタイプの製品は肌を乾燥させる可能性があります。クリーム状のものは、より潤いを与える傾向があります。

 

ニキビと闘うベストな成分

ニキビと格闘することに関して言えば、スキンケアで探すべき鍵となる重要な成分がいくつかあるのです、とベイカー医師がおっしゃっています。

「肌の上にある油分と細菌を減らす必要がありますから、こういった成分は、ニキビについて語る際には重要となってくるのです」とベイカー医師が付け加えています。

  • 過酸化ベンゾイル。ニキビ用洗顔料によく見られるこの成分は、異なる強さのものが存在します。「過酸化ベンゾイルは、ニキビと闘うことに関してはNo.1の成分です。細菌と闘い、毛穴の詰まりと戦い、抗炎症作用があるので、赤み、腫れ、痛みを抑えてくれるのです」とベイカー医師が説明しています。「入手できる最も高い濃度は10%ですが、2.5%まで下げた製品も見つけられるでしょう。」
  • サリチル酸。ニキビ用の洗顔料には、通常2%のサリチル酸が含まれています。「サリチル酸は乾燥しやすい敏感肌用です」とベイカー医師が補足しています。この成分は炎症に役立ち、ニキビを乾燥させてくれるものとなっています。

ほとんどの製品は、1成分配合―過酸化ベンゾイルかサリチル酸のどちらか―でできており、両方は含みません。また、緑茶やティートリーオイルのような他の成分が洗顔料に配合されているのを見かけることもあるかもしれませんが、これらは肌を落ち着かせたり赤みを鎮めたりするような効果の追加を目的としているものです。

「他の成分の中には、炎症を抑える効果があるものもあります」と語るのはベイカー医師。「しかし、添加された成分が肌を刺激するものではないことには注意するようにしましょう。」

プロのアドバイスは?ベーカー医師によると、過酸化ベンゾイルの洗顔で洗面タオルを使う場合は、白いものを使うべきだということです。「色付きの洗面タオルは、漂白されてしまいますよ。」

 

洗顔料選びで避けたい成分

刺激の強い角質除去成分を含む洗顔料の使用は避けたい所です。

「角質を落としすぎると、肌が乾燥して炎症を起こし、ニキビを悪化させることになりかねません」とベイカー医師が警告します。

イカー医師はまた、ニキビに悩んでいる場合は、アンチエイジング成分配合の製品を使用しないよう注を加えてもいます。

「ほとんどのアンチエイジング製品は肌を刺激します」とベイカー医師が続けます。「レチノールのような成分は肌を過度に刺激し得るものです。」

また、健康な脂質や皮脂を洗い流して肌を乾燥させてしまうことで知られる、硫酸塩(サルフェート)を使用したニキビ用洗顔料もお避け下さい。毛穴を詰まらせない、ノンコメドジェニック製品を選ぶようにしましょう。

 

ニキビがある場合の洗顔方法

ニキビがある場合は、1日2回洗顔すべきと言えます―朝と夜にです。

「毎日2回以上洗顔する必要はありません」とベイカー医師がハッキリ述べられています。「あまり頻繁に洗いすぎると、肌の油分を奪い続けることになっちゃいますよ。」

そして、ニキビと闘う洗顔料で顔を洗うのは簡単なことですから、スキンケアの礎とすべきだと言えます。単純に、濡れた肌に指を使って洗顔料を塗りましょう。肌を過剰に強くは擦らないようにしながら、優しくマッサージしてあげてください。その後、ぬるま湯で洗い流し、柔らかく清潔なタオルで顔の水分を拭き取ります。

「ニキビを治すのに役立つ成分は肌に残り続けるので、洗顔料を長時間つけたままにする必要はありません」とベイカー医師が話しています。

 

ニキビに効く洗顔料に加えて使うべきもの

ニキビと闘う成分が配合された洗顔料を使うことは、ニキビや肌荒れに対する最初の防衛ラインとして最適です。

しかし、ベイカー医師によると、さらにサポートが必要な場合、ニキビに立ち向かうための市販の成分は他にも沢山あるとのことです。

「こういった製品にも、一般的に過酸化ベンゾイルとサリチル酸が含まれています」とベイカー医師が話しています。「これらは、つけて、そのまま一日中または一晩中残すことができるジェル[洗顔ジェルとは異なります]またはローションの形で売られています。」

また、毛穴を開くのに役立つまた別のニキビと闘う成分のひとつである、アダパレンを試してみるのも良いでしょう。

そして、もし市販品が合わない場合は、医療機関や皮膚科医に相談すれば、肌質やニキビのタイプに合った治療法を提案するお手伝いをしてくれます。

「我々皮膚科医は、ニキビのタイプと肌質が分かれば、医学的な治療計画を立てることが可能です」とベイカー医師が奨励しています。「治療計画は人それぞれ異なるものなんですよ。」 

 

そんなに沢山のものが挙げられるわけではなく、非常に分かりやすい記事でした。

 

クリ・クリ的には2成分が主役のようで、よく聞くサリチル酸の方は、これは高校化学でも習う基本分子ですけど、今でも最も効果的なものとして挙げられるぐらい、基本にして王道の成分なんですねぇ~。

 

サリチル酸 ニキビ洗顔」なんかで検索したら、バッチリ出てきましたね、我らがクレアラシル

 

https://www.amazon.co.jp/dp/B00U8M4VT6より

このスクショだと小さくて見えないかもしれませんが、「しっかりタイプ」の少し上にズバリ書かれていますね、「殺菌成分サリチル酸配合」と!

 

一方、サリチル酸よりもマイナーではありますが、むしろ「No. 1」とまで挙げられていた過酸化ベンゾイル、軽く調べたら、こちらは日本では長いこと認可されていなかった成分のようですけど、近年ついに承認されたようで、↓のマルホ社なんかが、過酸化ベンゾイル、英語で「Benzoyl PerOxide」なので「ベピオ」の愛称で呼ばれてるようですが、ベピオ入りのジェル・ローションを製造・販売してくれているみたいですね…!

 

www.maruho.co.jp

 

まだまだ知名度はそこまでない気がしますが、アメリカでは長年圧倒的No. 1のニキビ薬とのことですし、これは有効に思えます。

…とはいえ、これは洗顔ではないみたいですけど、クレアラシルで顔を洗い、ベピオローションをつけるようにすれば、鬼に金棒っぽいですね。

 

ニキビに悩んでいる方には、ぜひ試してみることをオススメしたいものだと言えましょう。

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